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新しい仕事の依頼
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日本人形のような少女は俺達に『強欲』を祓ってくれとそう言った。
「ミコちゃん、酷い! いくらおじいちゃんの事嫌いだからって、お掃除屋さんに追い払えはないんじゃない!? お掃除屋さんだって、そんなの迷惑だよね!?」
『真凛はちと騒々しい……』
「あ、今、うるさいって言った! うるさいって言ったでしょ!」
真凛と呼ばれる少女の耳には座敷童の言葉が現代風に自動翻訳でもされているのだろうか? だとしたらめちゃくちゃ便利だな!
『我は何も無闇に追い払えとは言っておらん。奴に憑いてるモノを祓って欲しいだけじゃ』
「おじいちゃんに付いてる……? え? なに、虫?」
相変らず真凛はとんちんかんだけど、意外とこれでいて会話が成立してるの面白い。
『あ奴等がこの屋敷にちょっかいをかけてこなければ、我が悪戯をする必要はなくなる、結果的にお主らの受けた依頼達成の近道になるはずだがの』
「あはは、これは参りましたね」
御堂は苦笑して「そういうのは今回に関しては業務外なんですけど」と少し困り顔だ。
「俺は『強欲』がなんなのかは分からないけど『祓い』って意味じゃ同じなんじゃないのか?」
「僕達が今回受けている依頼は建物なんかに憑いてるモノの祓い。出来ない訳じゃないけど、人に憑いてるモノを祓うのはそれ相応の準備がいるんだ。やってくれ、はい分かりましたって簡単に出来るものじゃないんだよ」
「お、そうなんだ? 同じようなもんだと思うのに、何が違うんだ?」
「そもそも何か憑いているから祓って欲しいって赴いて来た人を祓うのと、何か憑いてますから祓いますねってこっちから声をかけるのでは根本的な所が全然違う。今回は後者だけど、その場合対象者は大きなお世話、気味が悪いと思う人がほとんどで祓いに協力なんてしてくれない。だから僕達はよっぽどそういう依頼は受けないんだよ」
あ~なるほど。確かに神社に厄払いに来た人を祓うのは本人が望んでいるんだからどうという事もないけれど、突然目の前に現れた見知らぬ人物に「あなた憑かれてますから祓いますね」なんて言われたら怪しい新興宗教を疑うし、俺だったら逃げるわ。
「それに御堂君はどちらかというと問答無用で祓う方が得意で、そういう繊細な祓いはまだ不得意だものね。御堂君がやったら守護霊まで纏めて祓っちゃいそう」
凜々花さんが苦笑するように言った言葉に御堂は苦虫を噛み潰したような表情だ。図星なのか御堂、お前大雑把すぎんだろ。いや、何もできない俺にだけは言われたくないかもだけど。
「いいわ、今回は私がやる」
そう言って凜々花さんはにこりと笑みを見せたのだが、それに何故か少しだけ雄二さんが嫌そうな表情を見せた。
「雄二さん、どうかしました?」
「いや、これも仕事の内だからな……」
明らかに雄二さんは不機嫌そうな表情ではあるのだが、諦めたように溜息を吐く。そんな雄二さんに凜々花さんは「浮気じゃないんだから許してよ」と苦笑して彼に抱きついた。
「分かっていても嫌なものは嫌なんだ」
あ、なんかいちゃつきだした。相変らずラブラブだなこの夫婦。それにしてもなんでここで『浮気』なんて単語が出てきたのだろうか? これはあくまで仕事の話だよな?
「さぁ、そうと決まったら行きましょうか」
にこやかな笑みの凜々花さんと対照的にやはり雄二さんの顔色は優れない。あ、これもしかして今、凜々花さんにがっつり持ってかれたな……?
俺みたいに動けなくなる事はないみたいだけど、その仕事は雄二さんの中に蓄えた力を欲する程度には大変な仕事だという事なのだろう。
凜々花さんが先頭に立って蔵を出て行こうとすると「お掃除屋さん、ホントにおじいちゃん追い出す気なの!?」と真凛が慌てたように付いて来た。
「君はここでミコちゃん? と一緒に待っててもらえると有難いんだけど」
御堂の言葉に真凛は「なんでよ!」と食ってかかる。
「おじいちゃんはひいばあちゃんを心配してるだけなのに、追い出すとかどうかしてる!」
「どうやらミコちゃんはそう思ってないみたいなんだから仕方ないな。これは大人の事情ってやつで子供が口を出せる話じゃない」
俺の言った言葉に「あんただってミコちゃんだって私とそんなに歳変わんないでしょ!」と今度はこちらに食いついてきた。
まぁ、確かに真凛と俺は歳が近そうだけど『ミコちゃん』はひいばあちゃんより年上だぞ……と、言った所でたぶん真凛は信じないんだろうけど。
「ちなみに君の年齢を聞いても?」
「14歳、中学二年生!」
「え……化粧濃すぎねぇ? 逆に老けて見えるんだけど」
「は!? 言うに事欠いて老けてるってなによ! そこは大人っぽいって言うんだよ!」
いや、でもあんまりにも化粧も髪も盛り過ぎてて中学生に見えねぇよ! 同じくらいの歳かと思いきや全然ガキじゃないか。座敷童が子供だと言っていたが間違いなく真凛は子供だ。
「そういう事は自分で金稼げるようになってから言えよ。親からこづかい貰ってる身分で大人っぽいとか言われてもなぁ」
俺の返答に真凛はキッとこちらを睨み付けたが別段何も怖くはない。大人ぶりたい年頃ではあるのだろうけど、そもそも方向性間違ってる気もするし。
「あんたさっきから失礼ね! あんただってどうせそんなに変わんないんでしょ! 頭に変なぬいぐるみ乗っけて、子供なのはどっちよ!」
お、この娘、コン太の事も見えるのか。意外とそこそこ視えるタチの子なんだな。それでいてこの家に違和感もってないのはある意味強者だと俺は思う。
『ぬいぐるみとは、ずいぶん失礼な小娘だのう』
「あ、こら」
コン太が俺の頭から飛び降りて真凛の前に降り立つと、その身体がぶわりと膨れ上がった。
『我は霊験あらたかな妖狐の末裔、愚弄するな』
「え、え、ナニコレっ、手品!? カッコいい!!」
「お前……」
俺が呆れたようにコン太を見やるとコン太もこちらに流し目をくれるようにして、ふふんと鼻で笑った。
ずいぶん物々しく現れてくれたものだが、中身がアレなのが分かってるこちらとしては、こうやってこいつは人を欺くのか……と苦笑が漏れる。
真凛は真凛で急に目の前に現れた妖に警戒心ゼロで感嘆の声をあげているし、コン太はそれに満足気な表情で、なんだこの茶番……と俺は脱力した。
「まぁ、もう何でもいいや、行こう。お前はここでその子と留守番な」
『!? な、待っ……』
「あとは任せた」
問答無用で俺が言い切ると、真凛がコン太のもふりとした尻尾に抱きつき満足気な表情だ。まぁ、これは彼女の前でその姿になったお前の自業自得だし、せいぜい子守り頑張れよ!
「ミコちゃん、酷い! いくらおじいちゃんの事嫌いだからって、お掃除屋さんに追い払えはないんじゃない!? お掃除屋さんだって、そんなの迷惑だよね!?」
『真凛はちと騒々しい……』
「あ、今、うるさいって言った! うるさいって言ったでしょ!」
真凛と呼ばれる少女の耳には座敷童の言葉が現代風に自動翻訳でもされているのだろうか? だとしたらめちゃくちゃ便利だな!
『我は何も無闇に追い払えとは言っておらん。奴に憑いてるモノを祓って欲しいだけじゃ』
「おじいちゃんに付いてる……? え? なに、虫?」
相変らず真凛はとんちんかんだけど、意外とこれでいて会話が成立してるの面白い。
『あ奴等がこの屋敷にちょっかいをかけてこなければ、我が悪戯をする必要はなくなる、結果的にお主らの受けた依頼達成の近道になるはずだがの』
「あはは、これは参りましたね」
御堂は苦笑して「そういうのは今回に関しては業務外なんですけど」と少し困り顔だ。
「俺は『強欲』がなんなのかは分からないけど『祓い』って意味じゃ同じなんじゃないのか?」
「僕達が今回受けている依頼は建物なんかに憑いてるモノの祓い。出来ない訳じゃないけど、人に憑いてるモノを祓うのはそれ相応の準備がいるんだ。やってくれ、はい分かりましたって簡単に出来るものじゃないんだよ」
「お、そうなんだ? 同じようなもんだと思うのに、何が違うんだ?」
「そもそも何か憑いているから祓って欲しいって赴いて来た人を祓うのと、何か憑いてますから祓いますねってこっちから声をかけるのでは根本的な所が全然違う。今回は後者だけど、その場合対象者は大きなお世話、気味が悪いと思う人がほとんどで祓いに協力なんてしてくれない。だから僕達はよっぽどそういう依頼は受けないんだよ」
あ~なるほど。確かに神社に厄払いに来た人を祓うのは本人が望んでいるんだからどうという事もないけれど、突然目の前に現れた見知らぬ人物に「あなた憑かれてますから祓いますね」なんて言われたら怪しい新興宗教を疑うし、俺だったら逃げるわ。
「それに御堂君はどちらかというと問答無用で祓う方が得意で、そういう繊細な祓いはまだ不得意だものね。御堂君がやったら守護霊まで纏めて祓っちゃいそう」
凜々花さんが苦笑するように言った言葉に御堂は苦虫を噛み潰したような表情だ。図星なのか御堂、お前大雑把すぎんだろ。いや、何もできない俺にだけは言われたくないかもだけど。
「いいわ、今回は私がやる」
そう言って凜々花さんはにこりと笑みを見せたのだが、それに何故か少しだけ雄二さんが嫌そうな表情を見せた。
「雄二さん、どうかしました?」
「いや、これも仕事の内だからな……」
明らかに雄二さんは不機嫌そうな表情ではあるのだが、諦めたように溜息を吐く。そんな雄二さんに凜々花さんは「浮気じゃないんだから許してよ」と苦笑して彼に抱きついた。
「分かっていても嫌なものは嫌なんだ」
あ、なんかいちゃつきだした。相変らずラブラブだなこの夫婦。それにしてもなんでここで『浮気』なんて単語が出てきたのだろうか? これはあくまで仕事の話だよな?
「さぁ、そうと決まったら行きましょうか」
にこやかな笑みの凜々花さんと対照的にやはり雄二さんの顔色は優れない。あ、これもしかして今、凜々花さんにがっつり持ってかれたな……?
俺みたいに動けなくなる事はないみたいだけど、その仕事は雄二さんの中に蓄えた力を欲する程度には大変な仕事だという事なのだろう。
凜々花さんが先頭に立って蔵を出て行こうとすると「お掃除屋さん、ホントにおじいちゃん追い出す気なの!?」と真凛が慌てたように付いて来た。
「君はここでミコちゃん? と一緒に待っててもらえると有難いんだけど」
御堂の言葉に真凛は「なんでよ!」と食ってかかる。
「おじいちゃんはひいばあちゃんを心配してるだけなのに、追い出すとかどうかしてる!」
「どうやらミコちゃんはそう思ってないみたいなんだから仕方ないな。これは大人の事情ってやつで子供が口を出せる話じゃない」
俺の言った言葉に「あんただってミコちゃんだって私とそんなに歳変わんないでしょ!」と今度はこちらに食いついてきた。
まぁ、確かに真凛と俺は歳が近そうだけど『ミコちゃん』はひいばあちゃんより年上だぞ……と、言った所でたぶん真凛は信じないんだろうけど。
「ちなみに君の年齢を聞いても?」
「14歳、中学二年生!」
「え……化粧濃すぎねぇ? 逆に老けて見えるんだけど」
「は!? 言うに事欠いて老けてるってなによ! そこは大人っぽいって言うんだよ!」
いや、でもあんまりにも化粧も髪も盛り過ぎてて中学生に見えねぇよ! 同じくらいの歳かと思いきや全然ガキじゃないか。座敷童が子供だと言っていたが間違いなく真凛は子供だ。
「そういう事は自分で金稼げるようになってから言えよ。親からこづかい貰ってる身分で大人っぽいとか言われてもなぁ」
俺の返答に真凛はキッとこちらを睨み付けたが別段何も怖くはない。大人ぶりたい年頃ではあるのだろうけど、そもそも方向性間違ってる気もするし。
「あんたさっきから失礼ね! あんただってどうせそんなに変わんないんでしょ! 頭に変なぬいぐるみ乗っけて、子供なのはどっちよ!」
お、この娘、コン太の事も見えるのか。意外とそこそこ視えるタチの子なんだな。それでいてこの家に違和感もってないのはある意味強者だと俺は思う。
『ぬいぐるみとは、ずいぶん失礼な小娘だのう』
「あ、こら」
コン太が俺の頭から飛び降りて真凛の前に降り立つと、その身体がぶわりと膨れ上がった。
『我は霊験あらたかな妖狐の末裔、愚弄するな』
「え、え、ナニコレっ、手品!? カッコいい!!」
「お前……」
俺が呆れたようにコン太を見やるとコン太もこちらに流し目をくれるようにして、ふふんと鼻で笑った。
ずいぶん物々しく現れてくれたものだが、中身がアレなのが分かってるこちらとしては、こうやってこいつは人を欺くのか……と苦笑が漏れる。
真凛は真凛で急に目の前に現れた妖に警戒心ゼロで感嘆の声をあげているし、コン太はそれに満足気な表情で、なんだこの茶番……と俺は脱力した。
「まぁ、もう何でもいいや、行こう。お前はここでその子と留守番な」
『!? な、待っ……』
「あとは任せた」
問答無用で俺が言い切ると、真凛がコン太のもふりとした尻尾に抱きつき満足気な表情だ。まぁ、これは彼女の前でその姿になったお前の自業自得だし、せいぜい子守り頑張れよ!
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