上 下
77 / 111
これから始まる1-S生活!!(初日遅刻…。)

5

しおりを挟む
次に自己紹介をするために声を出したのは、紺色の髪を周りは細く切り、少しの一房を長く伸ばし一束に結んでいる。そして、黄色と黄緑が光の反射で変わる不思議な目を持つ、クール系なイケメンだった。
背の高さは、ケント達位だろう。


「じゃあ次は俺か。

俺は、ギルバート。
姓はない。平民だしな。

で、俺はセイヤのファンだ。是非親衛隊を作らせてほしい。

で俺も腐男子だ。
俺的には好みなのはセイヤみたいなチャラっとしたやつだが、個人的にケントの恋愛話には萌えたい。
隠すってことは彼氏だろ。しかも相当地位の高い。」


セイヤは、眉を上げふっと笑いツッコミを入れる。


「お見事、その通り。
ケント達バカップルの恋愛話はめっちゃ萌えるぞ。
惚気くらいにねぇ。
ついでにいうとケントの彼氏に聞いたほうがもっと惚気になるはずだよぉ。」


ケントは少し頬を赤らめ微笑む。
それを見ながら萌えぇと騒ぐ一人がパッと笑顔を見せる、茶色いふわっとした髪を持ち、茶色い瞳のタレ目のゴールデンレトリバーみたいな愛嬌のあるイケメンでかわいい寄りの男が自己紹介をする。
顔は可愛いが、そこまで背が小さいわけではなさそうだ。


「めっちゃ萌えるぅー!!
てかさ、セイヤもギルも早く誰かと付き合ってね!!
俺に萌えくれない?
俺も恋人男だし、提供するから!!

もちろんセイヤが受けだよ?

あ、忘れてた。
俺はね、リュカ・タナー。

ちなみに俺は受け。
俺の彼氏は、風紀委員長だから取らないでね。

あと、俺もケントの親衛隊作りたいんだよね。」


「じゃあ、俺の親衛隊とケントの親衛隊一緒にして作るならいいよ。
で、俺らの親衛隊に入るには試験通らなければ無理ってことで。
それならいいよぉ。


ああそれとまあ、俺が猫ちゃんなるのは構わないし俺もせっかくだからと彼氏作る気満々だったし良いよ付き合っても。
ギルバートにその気があればだけどねぇ。」


セイヤは相変わらず安定しない口調でニコニコで言う。 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

賢者となって逆行したら「稀代のたらし」だと言われるようになりました。

かるぼん
BL
******************** ヴィンセント・ウィンバークの最悪の人生はやはり最悪の形で終わりを迎えた。 監禁され、牢獄の中で誰にも看取られず、ひとり悲しくこの生を終える。 もう一度、やり直せたなら… そう思いながら遠のく意識に身をゆだね…… 気が付くと「最悪」の始まりだった子ども時代に逆行していた。 逆行したヴィンセントは今回こそ、後悔のない人生を送ることを固く決意し二度目となる新たな人生を歩み始めた。 自分の最悪だった人生を回収していく過程で、逆行前には得られなかった多くの大事な人と出会う。 孤独だったヴィンセントにとって、とても貴重でありがたい存在。 しかし彼らは口をそろえてこう言うのだ 「君は稀代のたらしだね。」 ほのかにBLが漂う、逆行やり直し系ファンタジー! よろしくお願い致します!! ********************

王道学園にブラコンが乗り込んでいくぅ!

玉兎
BL
弟と同じ学校になるべく王道学園に編入した男の子のお話。

気にしないで。邪魔はしないから

村人F
BL
健気な可愛い男の子のお話 , , , , 王道学園であんなことやこんなことが!? 王道転校生がみんなから愛される物語〈ストーリー〉 まぁ僕には関係ないんだけどね。 嫌われて いじめられて 必要ない存在な僕 会長 すきです。 ごめんなさい 好きでいるだけだから 許してください お願いします。 アルファポリスで書くのめっちゃ緊張します!!!(え) うぉぉぉぉぉ!!(このようにテンションくそ高作者が送るシリアスストーリー💞)

拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件

碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。 状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。 「これ…俺、なのか?」 何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。 《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て運命の相手を見つけるまでの物語である──。》 ──────────── ~お知らせ~ ※第5話を少し修正しました。 ※第6話を少し修正しました。 ※第11話を少し修正しました。 ※第19話を少し修正しました。 ──────────── ※感想、いいね大歓迎です!!

眺めるほうが好きなんだ

チョコキラー
BL
何事も見るからこそおもしろい。がモットーの主人公は、常におもしろいことの傍観者でありたいと願う。でも、彼からは周りを虜にする謎の色気がムンムンです!w 顔はクマがあり、前髪が長くて顔は見えにくいが、中々美形…! そんな彼は王道をみて楽しむ側だったのに、気づけば自分が中心に!? てな感じの巻き込まれくんでーす♪

嫌われものの僕について…

相沢京
BL
平穏な学校生活を送っていたはずなのに、ある日突然全てが壊れていった。何が原因なのかわからなくて気がつけば存在しない扱いになっていた。 だか、ある日事態は急変する 主人公が暗いです

からっぽを満たせ

ゆきうさぎ
BL
両親を失ってから、叔父に引き取られていた柳要は、邪魔者として虐げられていた。 そんな要は大学に入るタイミングを機に叔父の家から出て一人暮らしを始めることで虐げられる日々から逃れることに成功する。 しかし、長く叔父一族から非人間的扱いを受けていたことで感情や感覚が鈍り、ただただ、生きるだけの日々を送る要……。 そんな時、バイト先のオーナーの友人、風間幸久に出会いーー

主人公は俺狙い?!

suzu
BL
生まれた時から前世の記憶が朧げにある公爵令息、アイオライト=オブシディアン。 容姿は美麗、頭脳も完璧、気遣いもできる、ただ人への態度が冷たい冷血なイメージだったため彼は「細雪な貴公子」そう呼ばれた。氷のように硬いイメージはないが水のように優しいイメージもない。 だが、アイオライトはそんなイメージとは反対に単純で鈍かったり焦ってきつい言葉を言ってしまう。 朧げであるがために時間が経つと記憶はほとんど無くなっていた。 15歳になると学園に通うのがこの世界の義務。 学園で「インカローズ」を見た時、主人公(?!)と直感で感じた。 彼は、白銀の髪に淡いピンク色の瞳を持つ愛らしい容姿をしており、BLゲームとかの主人公みたいだと、そう考える他なかった。 そして自分も攻略対象や悪役なのではないかと考えた。地位も高いし、色々凄いところがあるし、見た目も黒髪と青紫の瞳を持っていて整っているし、 面倒事、それもBL(多分)とか無理!! そう考え近づかないようにしていた。 そんなアイオライトだったがインカローズや絶対攻略対象だろっ、という人と嫌でも鉢合わせしてしまう。 ハプニングだらけの学園生活! BL作品中の可愛い主人公×ハチャメチャ悪役令息 ※文章うるさいです ※背後注意

処理中です...