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入学式って長くて面倒くさいよなぁ

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「会長だ。

1-S隣同士に座っていた男前二人組。
式中に私語が多かったようだが?」


その途端体育館にまだ残っていた新入生はザワッとなる。

1-Sはイケメンが多いせいで、はて?どの男前だ?と全員疑問を顔に浮かべた。
例外は自覚している男前腐男子二人組は穏やかに顔を合わせて微笑みあった。

ケントは、少し考えたあえて隣のイケメンに念話を送ってみることにした。


「(ねえ。
隣の格好良い君。
名前を教えて。
隣の男前じゃぁややこしい。)」


流石1年でもSクラスといったとこか。
それとも腐男子のたしなみ程度なのだろうか。
一瞬隣のイケメンがなんとなく驚いたような顔を見せたが、すぐに念話を返される。


「(念話使えたのかよ。
ならそれで話せば会長におこられなかったじゃねーか。
って俺から話しかけたんだけどねぇ。

俺は、セイヤ・ツキカゲ。
ここには和の国から転校してきたんだよねぇ。
両親が和の国のお菓子広めるって騒ぐから、俺一人っ子だしいいかなってぇ?
両親に、いいけど俺が男と付き合ってもいいならねってふざけていったら格好良い人であれば良いと、お許しが出たんで、王道学園と噂のこのルナタニア学園に入学してみた。

せっかくここまで話したし、同士腐レンドとして、友人としてこれからもよろしく。

で、君の名前は?)」


ケントはここまで話され少しびっくりした顔をしながら聞いていたが問われて正気に戻り答えることにした。


「(俺はケント・ミランダ。

あー。
ちょっとまってて。)」


ケントはセイヤとの念話を切りニコラスに例の隣のイケメンと仲良くなったことと、付き合ってることを言って良いか確認を取る。 
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