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第三章

【番外編R-18】初夜3【閲覧注意】

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 散々ぐずぐずにされた私の蜜壺は、吸い付くようにテオ様の男根を受け入れていった。物凄い圧迫感が下腹部に集まる……先ほどの指や舌とは全く違うソレの圧迫感に息をする事を忘れてしまう…………く、苦しい……

 
 「……っ痛く、ないかい?」
 
 「…………いた、い、けど…………止めないで……っ」

 
 テオ様も苦しそうだわ……痛みがないと言えば嘘になる。でも早くテオ様と結ばれたい、その一心で耐えていた。私の体の強張りを感じたのか、テオ様が私の花芽を指の腹で押し潰し始める。

 
 「ひ、あ、それ……や、ああっ…………!」
 
 「……どんどん溢れてくる…………」

 
 私の意思とは裏腹にテオ様を受け入れている秘部は、花芽を弄られた事でまたしても蜜が溢れてきていた。こうなっては痛みよりも快感の方が勝り、腰が勝手に揺れて、甘い嬌声は止まらない。
 

 「あっあっ……あぁ……っ」
 
 「ん、…………狭いな……くっ……」
 
 
 テオ様から漏れた声がとてつもなく淫靡な声色を纏っている感じがして、無意識にきゅうっと締め付けてしまう。
 

 「あぁ…………そんなに締め付けない、で、くれ……ロザリー…………」
 
 「あ、分かん、な…………ああっ……!」

 
 次の瞬間、ずぐん、と奥に何かを感じる…………そしてお腹がじんじんしていた。

 
 「……っはぁ……ようやく全部入ったよ……」

 
 テオ様が苦しそうな表情ながらも微笑んで、私のおでこを撫でた後、額にキスをくれた。私はやっとテオ様と1つになれた喜びで涙が零れてしまう。

 
 「そんなに痛かった?」
 
 「ち、違う、の…………やっと……結ばれて、嬉しくて…………」

 
 私は泣き笑いみたいな表情になりながらもテオ様に喜びを伝えた。

 
 「…………可愛すぎるのも困りものだな」
 
 「え?あっ…………や、ん…………大きっ……」

 
 私の中にあるテオ様の男根が、さらに大きくなって存在を主張し始める――――そうだ、まだ繋がっていたんだった……

 
 「……少しづつ動くよ」
 
 「へ?」

 
 私が変な声を出したと同時にテオ様は、自身の硬くなったモノをゆっくりと引いたり入れたりを繰り返していく。私の痛みを考えてゆっくり動いてくれている事にじんわりと胸が温かくなった。

 その間、何度も口づけを交わし、舌を絡ませていると、段々と痛みよりも気持ちいい感覚の方が大きくなっていく。

 
 「はっ……んうっ……ん、あっ……ああ…………」
 
 「あぁ…………最高だよ……っロザリー」

 
 徐々に勢いを増していく腰の動きに快感の波に吞まれていくのが分かる……腰を打ち付ける音が部屋に響き渡り、蜜口は蜜が溢れて、もはやぐずぐずになっていた。

 
 「……っ……もう私の形を覚えたのか……早いな…………」
 
 「や、ちがっ…………ん、あっあっ…………!」

 
 テオ様は私のお尻を掴んで一気に腰を引き寄せると、ズンッとさらに奥までテオ様の硬くなったモノが入り込んできた。そして腰の動きと共に奥をトントンしてくる――
 
 
 「あ?あっあっあーー……」
 
 「っ……ここが好きなの?」
 
 「や、ちがっ……そこぉ……トントン…………あっ……やらぁ…………!」
 
 「そんな事言われても可愛いだけだから……っ」

 
 私がやだって言っても全然おさまるどころか、両腕をつかまれて、ズンズン奥を刺激してくる。そしてまたあの刺激がやってくるのが分かる…………

 
 「あ、はっあぁ……なん、か……きちゃ……」
 
 「ああ……っいいよ、一緒にいこう…………ロザリー、愛してるっ……」
 

 私の唇を貪るような口づけをしながら、腰の動きは一層激しさを増し、最後が近い事を告げているようだった。私は与えられる快楽をただただ受け入れ、テオ様の動きに身を委ねる。
 
 
 「ん、んぅ……はっ……んん~~っ…………!」
 
 「…………っは、出る……全部……受け止めてくれっ……」

 
 テオ様の切なそうな顔にゾクゾクし、さらに私の蜜壺はきゅうきゅうと締め付けていた。まるでテオ様の子種をねだるかのように……そこへ一気に肉杭を突き上げ、私の最奥へと押し付ける。
 

 「あぁっ……っく……」

 
 お腹が熱い…………中に何かが注がれているのが分かった。


 「あ、あぁ……!」

 
 達した衝撃と注ぎ込まれた熱で甘い嬌声が漏れ、体がふわふわ浮いているような感覚だった。テオ様は全て注ぎ込もうと、腰をぐっと押し付けている。
 

 「……っは……あ、良すぎて止まれなかった……すまない」
 
 「んっ……テオ…………」

 
 二人とも汗だくであるにも関わらず、お互いの唇に吸い寄せられるかのようにキスをした。

 まだ息が上がっていているのに苦しさよりも幸福感の方が圧倒的に勝り、キスせずにいられない……私のお腹にテオの子種が…………ようやく本当に”奥様”になれたのだと実感する。
 
 ずっとテオ様って呼んでいたけど、これで肩を並べられたような感じがして、愛称で呼べる気がした。

 
 「テオ……テオ…………愛してるわ……」

 「ロザリー…………っあぁ……そんな事を言ったらっ」

 「?…………あっ……や、また大きくっ……」

 
 私は自分の気持ちを伝えただけだったのだけど、私の言葉にまだ私の中にあったテオのソレが、すぐに元気を取り戻してしまっていた。

 
 「……っすまない、もう少し付き合ってもらう」
 
 「え?あっあっ……だめ、もう動けな、あっ…………!」

 
 私を抱き起し、自身の股座の上に座らせて対面するような形にして向い合せた……この体勢になった瞬間にテオの肉杭が私を貫くような形になり、私の全身に快楽という名の電流が走る。
 

 「あ、ああぁっ……!」
 
 当のテオは微笑みながら「ロザリーは動かなくていいよ」と言うので、この刺激に耐えていると、私の臀部を鷲掴みにして、腰を揺らし始める……

 より深く奥を刺激されるこの体勢は、動かなくていいけど本当に危険だった。

 
 「あっあっや、これ……らめっ…………おく、あっああ……!」
 
 「……っ……そうか……奥が気持ちいいんだな」

 「やあぁぁぁ……あっあっ……」


 
 こうして、テオによってあらゆる体位を試されながら、私の初めての夜は更けていったのだった――――

 
 
 朝方まで続いた事で、夕方まで私は起き上がる事も出来ず……エリーナに「お熱い夜でしたのね!」と冷やかされて本当に恥ずかしかった…………
 
 その事をテオに伝えても「また今夜も励まないとな」と言われて終ってしまい……しばらくは離してくれないだろうなと諦めて、新婚気分を味わう事にしよう。

 
 ようやく本当の意味で辺境伯夫人になれた私は、白い結婚を卒業し、テオや皆の愛を受けながら、ベルンシュタットで幸せに暮らしている。

 やがて私たちに子供たちが生まれ、ここはもっともっと賑やかになる――――でもそれは、まだ先のお話――――


 
 END
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