10 / 12
最終日
しおりを挟む
7日目の朝はいつものアラーム音で目を覚ました。
時刻を確認すると出勤する1時間前だ。
ベッドから上半身を起こすと昨日の名残を感じて赤面する。
狭いベッドの横には身を縮こませた死神が寝息を立てていた。
死神でも眠るんだ。
長いまつげがかすかに揺れているのを見て美保はそんなところに関心する。
この一週間は人生で1番楽しい日々だった。
色々と嫌なこともあったけれど、今なら心からそう思うことができる。
美保は手を伸ばして死神の前髪に触れた。
そして「行ってきます」と、つぶやくように言うと会社へ行くために部屋を出たのだった。
☆☆☆
最後の日くらいは仕事をさぼってもいいんじゃないか。
そう思わなくもなかったけれど、根が真面目な美保はそうしなかった。
もう二日間も無断で会社を休んでいたし、十分楽しんだ。
だから出勤してすぐに上司に怒られてもひたすら頭を下げて謝ることができた。
「ちょっと美保、どうしたのよ?」
隣の席の一美がわざとらしく心配してきても「ちょっと風邪で寝込んじゃって」と、苦笑いを浮かべることができた。
もう大丈夫。
私の中の心残りは昨日の夜にすべて解消された。
そしていつもどおりパソコンを立ち上げて、最後の1日を過ごすのだった。
☆☆☆
1日はどうしてこんなにあっけなく過ぎて行くんだろう。
死神と共に過ごした時間はどれもとても濃密で、一品一秒がとても長く感じられた。
だけど普段のルーティーンのように過ごす毎日のあっけないこと……。
就業のチャイムを聞きながら美保は自分のパソコンの電源を落とした。
座ったまま両手を伸ばして背中を伸ばす。
まわりでは今日どこに飲みに行くとか、どこに買い物に行くといった会話が聞こてくる。
そうだった。
今日は金曜日だ。
みんな明日は早起きをする必要がないし、この前の土日出勤のことがあるから特に嬉しそうなんだ。
でも、誰も美保には声をかけてこない。
一美ももう、美保を誘うことはないだろう。
美保はひとりで席を立ち、更衣室へ向かう。
一美が選んでくれた服はもう着ないし、自分も服に似合わないメークもしない。
自分は自分。
それでいいと思う。
会社から出て歩いていると、すぐに大きな交差点に差し掛かる。
美保はぼんやりとその交差点を見つめた。
ここで一週間前の今日、私は死んだ。
そのころから一体なにが変わっただろう?
見た目も、地味な性格もきっと対して変わっていない。
だけど確かに変わったものもある。
それだけで、一週間を繰り返した意味があるんじゃないかな?
美保は横断歩道に一歩踏み出す。
沢山の人達が行き交う中、ゆっくりゆっくり歩き出す。
まるで自分の動きだけがスローモーションになってしまったみたいだった。
人々は美保を通り越し、美保も同じように歩いているのにそれに追いつくことができない。
どれだけ頑張って歩いてみても、いつまでも追いつけない。
横断歩道の中央まで来て美保はついに立ち止まった。
あぁ、そうか。
追いつけなくて当然だった。
だって彼らの未来と自分の未来は違う場所にある。
だから、追いつくことなんて最初からできなかったんだ。
立ち尽くす美保の耳に車のクラクションが聞こえてきた。
切羽詰まったような音に視線を向けると、すぐに近くまで車が迫ってきていた……。
☆☆☆
体に強い衝撃が来ることを見越して固く目を閉じる。
私の生きてきた25年間は決して無駄なものじゃなかった。
とくにこの一週間はとても濃くて、したことのない経験をすることができた。
まぶたの裏側に浮かんできたのは死神の笑顔だった。
死神のくせになんとなく優しくて、グイグイと背中を押してくれた変な人。
だけど嫌いじゃなかった。
むしろ好きだったのかもなぁ。
なんて考えている間にも痛みがきていいのに全く体に衝撃を受けることがなくて、美保はそろそろと目を開けた。
するとさっきまで立っていた場所に自分はいなくて、横断歩道を渡り終えた場所にひとりで立っていることに気がついた。
「あれ?」
赤信号に変わっている歩道をマジマジと見つめて行き交う車にまばたきを繰り返す。
私は今日ここで死ぬはずだったけど、どうして?
混乱する頭で周囲を確認シてみると、自分のすぐそばに死神が立っていることに気がついた。
「どうして!?」
思わずひと目もはばからず大きな声を出してしまう。
ひとり驚愕の表情を浮かべている美保に対して行き交う人々が怪訝そうな表情を浮かべて足早に通り過ぎていく。
「あ……つい」
死神が自分でも驚いたという様子で目を丸くし、自分の両手を見つめている。
「どうしてだろうな。助けに来た」
「なによそれ……」
美保を連れていくはずだった死神が美保を助けた。
それが面白くてついふふっと笑ってしまう。
死神もそれにつられて笑顔になる。
しばらく糸が切れたみたいにふたりで笑い合って、それからふと死神は真剣な表情に戻った。
「これは死神として絶対にやっちゃいけないことだ。俺はこれから罰を受けることになる」
「え、罰?」
思ってもいない展開に美保は慌てて、咄嗟に死神の腕を掴んでいた。
「死ぬ予定の人間を助けたんだ。もうここにはいられない」
「ちょっと待って、嘘でしょう?」
あまりの急展開についていけない。
だいたい、どうして私を助けたりしたの?
質問が頭の中に浮かんできたとき、死神の下半身が透き通っていることに気がついて絶句した。
「体が……」
「あぁ、閻魔様に呼ばれてるんだ。俺はきっともう戻ってくることはできない」
言いながら美保の頬に冷たい手のひらを当てる。
ジワリとした人のぬくもりに死神は優しい笑みを浮かべた。
「戻ってこれないって、それじゃあなたはどうなるの!?」
未練を晴らすために力を貸してくれた。
落ち込んだときにはそばにいて励ましてくれて、私に沢山の初めてを経験させてくれた。
そんな人がいなくなるなんて、とても考えられないことだった。
それなら自分が消えた方がずっと辛くない。
「大丈夫。きっとまた会える」
死神の手が頬からすっと離れていく。
胸まで消えた死神はそれでも微笑んでいた。
これから自分がどんな風に罰せられるか、わからないのに。
「待って、まだ消えないで!」
せめて名前だけでも教えて!
その言葉が相手に届いたかどうか。
死神は笑顔を浮かべたまま、霧のように消えていってしまったのだった。
時刻を確認すると出勤する1時間前だ。
ベッドから上半身を起こすと昨日の名残を感じて赤面する。
狭いベッドの横には身を縮こませた死神が寝息を立てていた。
死神でも眠るんだ。
長いまつげがかすかに揺れているのを見て美保はそんなところに関心する。
この一週間は人生で1番楽しい日々だった。
色々と嫌なこともあったけれど、今なら心からそう思うことができる。
美保は手を伸ばして死神の前髪に触れた。
そして「行ってきます」と、つぶやくように言うと会社へ行くために部屋を出たのだった。
☆☆☆
最後の日くらいは仕事をさぼってもいいんじゃないか。
そう思わなくもなかったけれど、根が真面目な美保はそうしなかった。
もう二日間も無断で会社を休んでいたし、十分楽しんだ。
だから出勤してすぐに上司に怒られてもひたすら頭を下げて謝ることができた。
「ちょっと美保、どうしたのよ?」
隣の席の一美がわざとらしく心配してきても「ちょっと風邪で寝込んじゃって」と、苦笑いを浮かべることができた。
もう大丈夫。
私の中の心残りは昨日の夜にすべて解消された。
そしていつもどおりパソコンを立ち上げて、最後の1日を過ごすのだった。
☆☆☆
1日はどうしてこんなにあっけなく過ぎて行くんだろう。
死神と共に過ごした時間はどれもとても濃密で、一品一秒がとても長く感じられた。
だけど普段のルーティーンのように過ごす毎日のあっけないこと……。
就業のチャイムを聞きながら美保は自分のパソコンの電源を落とした。
座ったまま両手を伸ばして背中を伸ばす。
まわりでは今日どこに飲みに行くとか、どこに買い物に行くといった会話が聞こてくる。
そうだった。
今日は金曜日だ。
みんな明日は早起きをする必要がないし、この前の土日出勤のことがあるから特に嬉しそうなんだ。
でも、誰も美保には声をかけてこない。
一美ももう、美保を誘うことはないだろう。
美保はひとりで席を立ち、更衣室へ向かう。
一美が選んでくれた服はもう着ないし、自分も服に似合わないメークもしない。
自分は自分。
それでいいと思う。
会社から出て歩いていると、すぐに大きな交差点に差し掛かる。
美保はぼんやりとその交差点を見つめた。
ここで一週間前の今日、私は死んだ。
そのころから一体なにが変わっただろう?
見た目も、地味な性格もきっと対して変わっていない。
だけど確かに変わったものもある。
それだけで、一週間を繰り返した意味があるんじゃないかな?
美保は横断歩道に一歩踏み出す。
沢山の人達が行き交う中、ゆっくりゆっくり歩き出す。
まるで自分の動きだけがスローモーションになってしまったみたいだった。
人々は美保を通り越し、美保も同じように歩いているのにそれに追いつくことができない。
どれだけ頑張って歩いてみても、いつまでも追いつけない。
横断歩道の中央まで来て美保はついに立ち止まった。
あぁ、そうか。
追いつけなくて当然だった。
だって彼らの未来と自分の未来は違う場所にある。
だから、追いつくことなんて最初からできなかったんだ。
立ち尽くす美保の耳に車のクラクションが聞こえてきた。
切羽詰まったような音に視線を向けると、すぐに近くまで車が迫ってきていた……。
☆☆☆
体に強い衝撃が来ることを見越して固く目を閉じる。
私の生きてきた25年間は決して無駄なものじゃなかった。
とくにこの一週間はとても濃くて、したことのない経験をすることができた。
まぶたの裏側に浮かんできたのは死神の笑顔だった。
死神のくせになんとなく優しくて、グイグイと背中を押してくれた変な人。
だけど嫌いじゃなかった。
むしろ好きだったのかもなぁ。
なんて考えている間にも痛みがきていいのに全く体に衝撃を受けることがなくて、美保はそろそろと目を開けた。
するとさっきまで立っていた場所に自分はいなくて、横断歩道を渡り終えた場所にひとりで立っていることに気がついた。
「あれ?」
赤信号に変わっている歩道をマジマジと見つめて行き交う車にまばたきを繰り返す。
私は今日ここで死ぬはずだったけど、どうして?
混乱する頭で周囲を確認シてみると、自分のすぐそばに死神が立っていることに気がついた。
「どうして!?」
思わずひと目もはばからず大きな声を出してしまう。
ひとり驚愕の表情を浮かべている美保に対して行き交う人々が怪訝そうな表情を浮かべて足早に通り過ぎていく。
「あ……つい」
死神が自分でも驚いたという様子で目を丸くし、自分の両手を見つめている。
「どうしてだろうな。助けに来た」
「なによそれ……」
美保を連れていくはずだった死神が美保を助けた。
それが面白くてついふふっと笑ってしまう。
死神もそれにつられて笑顔になる。
しばらく糸が切れたみたいにふたりで笑い合って、それからふと死神は真剣な表情に戻った。
「これは死神として絶対にやっちゃいけないことだ。俺はこれから罰を受けることになる」
「え、罰?」
思ってもいない展開に美保は慌てて、咄嗟に死神の腕を掴んでいた。
「死ぬ予定の人間を助けたんだ。もうここにはいられない」
「ちょっと待って、嘘でしょう?」
あまりの急展開についていけない。
だいたい、どうして私を助けたりしたの?
質問が頭の中に浮かんできたとき、死神の下半身が透き通っていることに気がついて絶句した。
「体が……」
「あぁ、閻魔様に呼ばれてるんだ。俺はきっともう戻ってくることはできない」
言いながら美保の頬に冷たい手のひらを当てる。
ジワリとした人のぬくもりに死神は優しい笑みを浮かべた。
「戻ってこれないって、それじゃあなたはどうなるの!?」
未練を晴らすために力を貸してくれた。
落ち込んだときにはそばにいて励ましてくれて、私に沢山の初めてを経験させてくれた。
そんな人がいなくなるなんて、とても考えられないことだった。
それなら自分が消えた方がずっと辛くない。
「大丈夫。きっとまた会える」
死神の手が頬からすっと離れていく。
胸まで消えた死神はそれでも微笑んでいた。
これから自分がどんな風に罰せられるか、わからないのに。
「待って、まだ消えないで!」
せめて名前だけでも教えて!
その言葉が相手に届いたかどうか。
死神は笑顔を浮かべたまま、霧のように消えていってしまったのだった。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説

30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
西羽咲 花月
恋愛
恋愛ドラマが大好きな美加は交際経験ゼロのまま30歳を迎えた。
そのとき美加の体を不思議な光が包み込んで……
地味な魔法が使えるようになってしまった!
それは落としたものを拾うとか、トイレットペーパーがなくて困っていると頭上から振ってくるとか、その程度のもの
だけどそれを同僚の麻子に打ち明けると……
「ラブハプニングで憧れの人に急接近大作戦!!」
小さなハプニングで片思い中の大翔にアピールすることに!?
この普通じゃない恋どうなっちゃうの!?
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・
希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!?
『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』
小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。
ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。
しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。
彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!?
過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。
*導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。
<表紙イラスト>
男女:わかめサロンパス様
背景:アート宇都宮様
離婚した彼女は死ぬことにした
まとば 蒼
恋愛
2日に1回更新(希望)です。
-----------------
事故で命を落とす瞬間、政略結婚で結ばれた夫のアルバートを愛していたことに気づいたエレノア。
もう一度彼との結婚生活をやり直したいと願うと、四年前に巻き戻っていた。
今度こそ彼に相応しい妻になりたいと、これまでの臆病な自分を脱ぎ捨て奮闘するエレノア。しかし、
「前にも言ったけど、君は妻としての役目を果たさなくていいんだよ」
返ってくるのは拒絶を含んだ鉄壁の笑みと、表面的で義務的な優しさ。
それでも夫に想いを捧げ続けていたある日のこと、アルバートの大事にしている弟妹が原因不明の体調不良に襲われた。
神官から、二人の体調不良はエレノアの体内に宿る瘴気が原因だと告げられる。
大切な人を守るために離婚して彼らから離れることをエレノアは決意するが──。
-----------------
とあるコンテストに応募するためにひっそり書いていた作品ですが、最近ダレてきたので公開してみることにしました。
まだまだ荒くて調整が必要な話ですが、どんなに些細な内容でも反応を頂けると大変励みになります。
書きながら色々修正していくので、読み返したら若干展開が変わってたりするかもしれません。
作風が好みじゃない場合は回れ右をして自衛をお願いいたします。
クリスマスに咲くバラ
篠原怜
恋愛
亜美は29歳。クリスマスを目前にしてファッションモデルの仕事を引退した。亜美には貴大という婚約者がいるのだが今のところ結婚はの予定はない。彼は実業家の御曹司で、年下だけど頼りになる人。だけど亜美には結婚に踏み切れない複雑な事情があって……。■2012年に著者のサイトで公開したものの再掲です。
恋とキスは背伸びして
葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員
成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長
年齢差 9歳
身長差 22㎝
役職 雲泥の差
この違い、恋愛には大きな壁?
そして同期の卓の存在
異性の親友は成立する?
数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの
二人の恋の物語

実在しないのかもしれない
真朱
恋愛
実家の小さい商会を仕切っているロゼリエに、お見合いの話が舞い込んだ。相手は大きな商会を営む伯爵家のご嫡男。が、お見合いの席に相手はいなかった。「極度の人見知りのため、直接顔を見せることが難しい」なんて無茶な理由でいつまでも逃げ回る伯爵家。お見合い相手とやら、もしかして実在しない・・・?
※異世界か不明ですが、中世ヨーロッパ風の架空の国のお話です。
※細かく設定しておりませんので、何でもあり・ご都合主義をご容赦ください。
※内輪でドタバタしてるだけの、高い山も深い谷もない平和なお話です。何かすみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる