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4話 黒マジナミ
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「おはよー」
「お!冬春おはよー!今朝もダルそうだな!」
「冬春おはよ…」
最初に喋りかけてきたテンション高いやつが夏樹
後の奴が秋斗
席が近いのでわりと喋る友人達だ
何故かわからんが、夏樹にはいつも赤いのが頭に引っ付いていて
秋斗には水色がいつも肩にちょこんと乗っかってる
「あぁ、今朝は人生の分岐点にたち間違った方向に進んじまったからな…」
「へぇ?なんで、間違いって確定してんだ?」
「それはな、絶対にめんどくさいことが舞い込んでくるからだ」
「冬春…ご愁傷様…」
「ありがとう、秋斗」
「ま、細かいことはいいじゃねぇか!めんどくさい事もいい経験だぜ!」
お前はそうだろうな、いつもそのテンションでいるお前ならな
席についてホームルームが始まるのを待つ
「ん?ちょっと待ってくれ?今の話の舞い込んできためんどくさい事ってもしかして俺の事?」
黄マジナミが当然の事を聞いてくる
「お前以外に何があるんだよ」
「えー、冬春ひでぇー」
「校門でのことだってお前がいなければいつも通りスルーできたんだよ!」
「でも、解決したじゃん!」
「それは、結果論だ!その経緯はめんどくさかった!」
先生が入ってきた
お、ホームルームが始まるな
「お、おい冬春…なぁってば!」
「うるさい、もうホームルームが始まるんだよ…静かにしろ」
「いや、だってヤバいんだって!あの子!窓際の1番前にいる女の子黒マジナミにつかれてる!」
それがどうしたってんだ?
ちなみに俺の席は窓際の1番後ろと言う
最高のポジションとなっている
「それで?黒マジナミにつかれてるからどうしたんだ?」
「はぁ?黒マジナミはやばいんだって!」
だから、何がやばいんだよ?
「何言ってんだ?同じマジナミ同士だろ?」
「ふざけんな!黒マジナミは俺らとは違う!黒マジナミにつかれたやつはどんどん精神が蝕まれて最終的に自殺するかもしくは人を殺すかもしれない!」
そいつは、確かにやばいな
「はぁ…まじかよお前…余計なこと言いやがって、そんなの聞いたら何とかしないと俺最低野郎じゃん…めんどくせぇ」
んで、窓際の1番前だったか?
えーっとあの席の女子は……まじか、このクラス1の美人明子さんじゃねぇか!
「黄マジナミ!やるぞ!どうすればいい!」
美人は正義!
「お、おう、急にやる気だな…まぁいいけど、とりあえず学校が終わったら接触してみてくれ」
おうおう、黄マジナミさんよ~
随分と気安く言ってくれますね~
女子との会話なんて、ちょっと!冬春くん!プリントまだ出来ないの?早く持っていかないと先生に叱られるんだけど!ってのが最近のハイライトだぞ?
つまり、全然喋れないって事だ!
「が、頑張らせていただきます」
キンコンカンコンー
「おっし!終わったな!冬春!行ってこい!」
「ば、お前!アホか!こんな人がいっぱい居るところでクラス1の美女に喋りかけれるわけないだろうが!」
「なんだよ、めんどくせぇな、さっさとしてくれよ」
放課後、明子さんの後をつけて行く
あれ?これって俺、ストーカーじゃね?
ん?公園に入っていったな後を追わなきゃ!
「あれ?消えた?」
「もう、何してんだよ冬春ー」
「いやだっていきなり消えたんだぞ?」
「あ~あ、言い訳なんてみっともないな~」
ガン!
「すいません、調子乗りました」
分かればいい
さて、どうしたものか…
============================
感想、お気に入り待ってます!
「お!冬春おはよー!今朝もダルそうだな!」
「冬春おはよ…」
最初に喋りかけてきたテンション高いやつが夏樹
後の奴が秋斗
席が近いのでわりと喋る友人達だ
何故かわからんが、夏樹にはいつも赤いのが頭に引っ付いていて
秋斗には水色がいつも肩にちょこんと乗っかってる
「あぁ、今朝は人生の分岐点にたち間違った方向に進んじまったからな…」
「へぇ?なんで、間違いって確定してんだ?」
「それはな、絶対にめんどくさいことが舞い込んでくるからだ」
「冬春…ご愁傷様…」
「ありがとう、秋斗」
「ま、細かいことはいいじゃねぇか!めんどくさい事もいい経験だぜ!」
お前はそうだろうな、いつもそのテンションでいるお前ならな
席についてホームルームが始まるのを待つ
「ん?ちょっと待ってくれ?今の話の舞い込んできためんどくさい事ってもしかして俺の事?」
黄マジナミが当然の事を聞いてくる
「お前以外に何があるんだよ」
「えー、冬春ひでぇー」
「校門でのことだってお前がいなければいつも通りスルーできたんだよ!」
「でも、解決したじゃん!」
「それは、結果論だ!その経緯はめんどくさかった!」
先生が入ってきた
お、ホームルームが始まるな
「お、おい冬春…なぁってば!」
「うるさい、もうホームルームが始まるんだよ…静かにしろ」
「いや、だってヤバいんだって!あの子!窓際の1番前にいる女の子黒マジナミにつかれてる!」
それがどうしたってんだ?
ちなみに俺の席は窓際の1番後ろと言う
最高のポジションとなっている
「それで?黒マジナミにつかれてるからどうしたんだ?」
「はぁ?黒マジナミはやばいんだって!」
だから、何がやばいんだよ?
「何言ってんだ?同じマジナミ同士だろ?」
「ふざけんな!黒マジナミは俺らとは違う!黒マジナミにつかれたやつはどんどん精神が蝕まれて最終的に自殺するかもしくは人を殺すかもしれない!」
そいつは、確かにやばいな
「はぁ…まじかよお前…余計なこと言いやがって、そんなの聞いたら何とかしないと俺最低野郎じゃん…めんどくせぇ」
んで、窓際の1番前だったか?
えーっとあの席の女子は……まじか、このクラス1の美人明子さんじゃねぇか!
「黄マジナミ!やるぞ!どうすればいい!」
美人は正義!
「お、おう、急にやる気だな…まぁいいけど、とりあえず学校が終わったら接触してみてくれ」
おうおう、黄マジナミさんよ~
随分と気安く言ってくれますね~
女子との会話なんて、ちょっと!冬春くん!プリントまだ出来ないの?早く持っていかないと先生に叱られるんだけど!ってのが最近のハイライトだぞ?
つまり、全然喋れないって事だ!
「が、頑張らせていただきます」
キンコンカンコンー
「おっし!終わったな!冬春!行ってこい!」
「ば、お前!アホか!こんな人がいっぱい居るところでクラス1の美女に喋りかけれるわけないだろうが!」
「なんだよ、めんどくせぇな、さっさとしてくれよ」
放課後、明子さんの後をつけて行く
あれ?これって俺、ストーカーじゃね?
ん?公園に入っていったな後を追わなきゃ!
「あれ?消えた?」
「もう、何してんだよ冬春ー」
「いやだっていきなり消えたんだぞ?」
「あ~あ、言い訳なんてみっともないな~」
ガン!
「すいません、調子乗りました」
分かればいい
さて、どうしたものか…
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感想、お気に入り待ってます!
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