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第2章 王都で生きる
25話 カジノかな?
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さぁて…勇者どもが帰ってくるまで正直、暇だな何して時間を潰すか?
暇なので自室の窓から景色を見ていると近衛兵が2人巡回しながら雑談をしていた。
「かぁ~!今回も擦っちまったよ!!くそ!」
「まぁ、落ち着けよ?次の非番の日にまた行けば良いだろ?」
「そうだけどよ~…また負けたらどうすんだよ!」
「そんなこと考えてるからダメなんだよ?勝つ!それのみ!」
いったい、なんの話をしてるんだ?
ちょっくら聞いてみるか。
窓から近衛兵の目の前に飛び降りた。
「うぉ!誰だ!?」
「あ、あなたは!キョウエイ様」
お?知ってるのか?
「え、あの?謁見の時無茶苦茶した?」
「あぁ、尋常じゃない人だ…」
小声でそんな事を言ってる…聞こえてるぞ…
「さっきの擦ったとかはなんの話なんだ?」
俺の予想が正しければそれはきっと…
「え、あ、はい!カジノの話です!」
はい!キターやっぱりカジノだ!実はギャンブル嫌いじゃないんだよな
「そうか…じゃあ、それに俺を連れてってくれ」
「へ?今なんと?」
「カジノに連れてけって言ったんだよ」
「え、はい…分かりました!いつになさいますか?」
「今すぐだ」
丁度暇だからな。
「わ、わかりました…ジャン…後はよろしくな」
「お、おい!本当に行くのか!」
「だってよ~キョウエイ様が行きたいって言ってんだから仕方ねぇだろ?後のことは頼んだ!行きましょう!キョウエイ様!」
そう言って俺を先導するようにその場を後にした。
「あ!おい!…はぁ…俺も行きたかった…」
城門をくぐって15分ほど歩くとカジノに付いた。こんなに近かったのか…
「そう言えば、お前名前は?」
「自分はタキって言います!よろしくお願いします!」
堅っ苦しいな。
「別にかしこまらなくていいぞ?俺まだ子供だし」
「え…実際は何百年とか生きてるんじゃないんですか?」
あ、やっぱりそんな人もいるんだな。
「ないない今11歳だから」
「なんだ、見た目子供なだけの人だと思ってたけど本当に子供だったんだ」
「ああ、その通りだ」
見た目は子供!頭脳は大人!その名は!……やめておこう…
「おう!気軽にタキって呼んでくれ」
「わかった、でもタキ?なんでこんな近くにカジノがあるんだ?」
「そんなの、カジノも金持ちから金を取るために金持ちばっかの所に店を構えたんだろ?」
「ん?金持ちばっか?」
「王城の周りは大体貴族や爵位のある人が住んでんだよ。またはくっそ金持ちな」
確かに金持ちどもが遊んでそうだよな、カジノって
「なるほど、だからか」
キンッキン
カジノらしくない金属音がしてきた
ん?この音は?
「お、気になる?」
「あぁ、聞き慣れない音だと思ってな」
「案内するぜ?」
「悪いな」
音のする方へ歩みを進める
「これが音の正体だぜ」
「これは…なんと言うか…斬新だな…」
そう、そこにはパチンコ台があった…俺が生きてた時はまだ入れる年齢ではなかったがのれんとかで見たパチンコ台にかなり近い
「これは、どうやるんだ?」
「金を入れると中に金の玉が入るんだそれをレバーで飛ばして当たりの穴に入れるってやつだな。んで当たりに入ったらその金の玉が貰えるんだ」
なんか、屋台のスマートボールみたいだな
「なんて名前なんだ?」
「ゴールデンボールキャプチャーだ」
おいおい、ネーミングセンス最悪かよ…
==============
お久しぶりです…これからちょくちょく書いていこうと思います。
少ないですが!許してください!
感想待ってます!
暇なので自室の窓から景色を見ていると近衛兵が2人巡回しながら雑談をしていた。
「かぁ~!今回も擦っちまったよ!!くそ!」
「まぁ、落ち着けよ?次の非番の日にまた行けば良いだろ?」
「そうだけどよ~…また負けたらどうすんだよ!」
「そんなこと考えてるからダメなんだよ?勝つ!それのみ!」
いったい、なんの話をしてるんだ?
ちょっくら聞いてみるか。
窓から近衛兵の目の前に飛び降りた。
「うぉ!誰だ!?」
「あ、あなたは!キョウエイ様」
お?知ってるのか?
「え、あの?謁見の時無茶苦茶した?」
「あぁ、尋常じゃない人だ…」
小声でそんな事を言ってる…聞こえてるぞ…
「さっきの擦ったとかはなんの話なんだ?」
俺の予想が正しければそれはきっと…
「え、あ、はい!カジノの話です!」
はい!キターやっぱりカジノだ!実はギャンブル嫌いじゃないんだよな
「そうか…じゃあ、それに俺を連れてってくれ」
「へ?今なんと?」
「カジノに連れてけって言ったんだよ」
「え、はい…分かりました!いつになさいますか?」
「今すぐだ」
丁度暇だからな。
「わ、わかりました…ジャン…後はよろしくな」
「お、おい!本当に行くのか!」
「だってよ~キョウエイ様が行きたいって言ってんだから仕方ねぇだろ?後のことは頼んだ!行きましょう!キョウエイ様!」
そう言って俺を先導するようにその場を後にした。
「あ!おい!…はぁ…俺も行きたかった…」
城門をくぐって15分ほど歩くとカジノに付いた。こんなに近かったのか…
「そう言えば、お前名前は?」
「自分はタキって言います!よろしくお願いします!」
堅っ苦しいな。
「別にかしこまらなくていいぞ?俺まだ子供だし」
「え…実際は何百年とか生きてるんじゃないんですか?」
あ、やっぱりそんな人もいるんだな。
「ないない今11歳だから」
「なんだ、見た目子供なだけの人だと思ってたけど本当に子供だったんだ」
「ああ、その通りだ」
見た目は子供!頭脳は大人!その名は!……やめておこう…
「おう!気軽にタキって呼んでくれ」
「わかった、でもタキ?なんでこんな近くにカジノがあるんだ?」
「そんなの、カジノも金持ちから金を取るために金持ちばっかの所に店を構えたんだろ?」
「ん?金持ちばっか?」
「王城の周りは大体貴族や爵位のある人が住んでんだよ。またはくっそ金持ちな」
確かに金持ちどもが遊んでそうだよな、カジノって
「なるほど、だからか」
キンッキン
カジノらしくない金属音がしてきた
ん?この音は?
「お、気になる?」
「あぁ、聞き慣れない音だと思ってな」
「案内するぜ?」
「悪いな」
音のする方へ歩みを進める
「これが音の正体だぜ」
「これは…なんと言うか…斬新だな…」
そう、そこにはパチンコ台があった…俺が生きてた時はまだ入れる年齢ではなかったがのれんとかで見たパチンコ台にかなり近い
「これは、どうやるんだ?」
「金を入れると中に金の玉が入るんだそれをレバーで飛ばして当たりの穴に入れるってやつだな。んで当たりに入ったらその金の玉が貰えるんだ」
なんか、屋台のスマートボールみたいだな
「なんて名前なんだ?」
「ゴールデンボールキャプチャーだ」
おいおい、ネーミングセンス最悪かよ…
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お久しぶりです…これからちょくちょく書いていこうと思います。
少ないですが!許してください!
感想待ってます!
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