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第2章 王都で生きる
16話 至高の胸
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「キョウちゃん?もう朝よ?」
フーちゃんがベットの上へ起こしに来てくれた
「ん~そうだな、そろそろ起きるか」
ムニッ。
ん?左手に
ムニムニッ。
なんだ?この程よい弾力とちょうど手に収まる慎ましさと奥ゆかしさを兼ね備えた大きさ。よしもう少し触って…
「キョウちゃん?何を固まっているの?」
「え?あ、いやなんでもないぞ」
左手に全神経を集中させているとフーちゃんが声をかけてきた。
「そう?でも、なんでイーラの胸を触っているのかしら?」
「は!いや、別に触ってねぇし!たまたま手が当たっただけだし!」
すぐに手をひいて弁解した…いや、悪い事なんて一つもしてないんだけどね?一応ね?
「まぁ、いいわ。イーラを起こして魔法の練習をしましょ?」
その前にする事があるんだよな。
「いや、昨日は夜更かししたみたいだからなイーラはもう少し寝させてやってくれ」
「キョウちゃんがそう言うならいいけど?」
「じゃあ、俺はちょっと出かけてくるよ」
「どこか行くなら私もついて行くわよ?」
ん~フーちゃんがついてくるのはまずいな?
「いや、1人で行くよ」
「そう、つれないわね」
すまんな。
さて行くか、とりあえずイーラを起こさないようベットから出るかな。
「ん~、キョウどっか行くの~?」
ベットから出るとリカが目をこすりながら行き先を聞いてきた。
「まぁ、ヤボ用だ」
「りふぁ~も行く~」
まだ、眠いようで大きなあくびをかいている。目も開いていない。
「眠いんだろ?もう少し寝てろ」
「え~行きたい~」
目を閉じながら俺に手を伸ばしている。
やだ、可愛い……
「ほら、帰ったら遊んでやるから…な?」
「む~わかった、おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
さて、行くかな
「きゅ~ん(僕も行く~)」
ん~まぁ、テツならその辺で遊ばせとけばいいし問題ないかな?
「まぁ、テツなら良いだろう」
「きゅ~!(やった~!)」
「キョウちゃん?テツちゃんだけズルくないかしら?」
フーちゃんが食い下がってきた。
「いやーえーっと、フーちゃんは2人を見ていてくれたら安心かなって思ってさ」
「なによそれ…はぁ、もういいわ…いってらっしゃい」
「悪いな」
「はいはい」
いつも通り窓から一馬を呼ぶ。
『はい!どこへ行きましょうか!』
「この前の森まで頼む」
『御意』
一馬の背中に乗ってこの前の森へ向かってもらう。
『着きました!』
「あぁ、ありがとう」
『いえ、勿体なき御言葉感謝します!』
「じゃあ、ちょっとここで待っててね」
『御心のままに』
どんどん一馬の口調が硬くなっていってるな。
「きゅきゅ~(僕は行く~)」
「はいはい」
この前見た可哀想なゴブリン達をみつけた場所まで行ってみる。
ここらへんだったかな?
「きゅきゅ~…(ゴブリンの匂いする~…)」
「テツは匂いでわかるのか…近いか?」
見つからないように茂みに身体を屈めてテツを抱き寄せる。
「きゅ~?きゅきゅ~?(えっとね~?ここのちょっと前からかな~?)」
茂みから顔を出して覗いてみると50メートルほど先からゴブリンが3体見える。
ゴブリン達の声を聞くために耳に意識を集中するとなんとか聞き取れた。
『ね、ねぇ?エリック君やっぱりここら辺の探索はやめようよ』
よりによって俺の昔の名前と一緒かよ。
『ショーンはビビリだなー、エリックがいれば何が出たって大丈夫に決まってるだろ?な!エリック!』
『ラクス、何言ってんだ?当たり前だろ!俺様がいればオークやコボルトが出てきたって問題ねぇよ』
『流石、エリック!かっけぇ!族長の息子だけあるな!』
『エリック君は凄いなぁ…』
うむ、エリックが褒められると悪い気はしないな。族長の息子ってかなりの権力者だな。
皆、棍棒とお鍋の蓋みたいなのを持ってる。
もう少し話を聞いてみるか
『でも、腕利きのアレックスさんとマイケルさんがここで亡くなったって事はそれぐらい強い奴がいるって事でしょ…』
あぁ、イーラの事かな?
『でも、アレックスさんとマイケルさんは女連れだったんだろ?女を庇ってやられたんじゃねぇの?』
ラクスは後頭部に両手を置いてショーンに意見する。
『結局は女にうつつを抜かしてたから死ぬ事になったんだ俺様は女なんかに興味ねぇから安心だぜ』
だんだんとこちらに近付いてきた。
『でも、ほぼ一撃でやられたみたいだし…女がどうかとかはあんまり関係ないんじゃ……』
『ショーンはグチグチといつまでもうるせぇな!そんなにビクビクしてたらこっちの気が参っちまうぜ!しっかりしろ!な!』
エリックがショーンの背中を叩いて緊張をほぐしてるようだ。
『それに、何かいる気配なんてまったくしねぇだろ?』
『で、でも』
『あーうるせぇ!でもじゃねぇよ!どこにもそんな奴いねぇってんだよ!ほらら!この茂みの中にだって……』
エリックが茂みを持っている棍棒で叩き出した、それによって茂みの形が変わったエリックは気付いていないようだが俺たちの姿が丸見えだ。
『な?なんにも、いやしないだろ?』
エリックはすぐに振り返り2人に言い放つ。
『エリック君……う、うしろ』
『エリック……み、みろよ』
『あ?お前ら何言って……』
エリックが振り返ると俺と目があった。
「ど、ども」
==================
感想待ってます!
フーちゃんがベットの上へ起こしに来てくれた
「ん~そうだな、そろそろ起きるか」
ムニッ。
ん?左手に
ムニムニッ。
なんだ?この程よい弾力とちょうど手に収まる慎ましさと奥ゆかしさを兼ね備えた大きさ。よしもう少し触って…
「キョウちゃん?何を固まっているの?」
「え?あ、いやなんでもないぞ」
左手に全神経を集中させているとフーちゃんが声をかけてきた。
「そう?でも、なんでイーラの胸を触っているのかしら?」
「は!いや、別に触ってねぇし!たまたま手が当たっただけだし!」
すぐに手をひいて弁解した…いや、悪い事なんて一つもしてないんだけどね?一応ね?
「まぁ、いいわ。イーラを起こして魔法の練習をしましょ?」
その前にする事があるんだよな。
「いや、昨日は夜更かししたみたいだからなイーラはもう少し寝させてやってくれ」
「キョウちゃんがそう言うならいいけど?」
「じゃあ、俺はちょっと出かけてくるよ」
「どこか行くなら私もついて行くわよ?」
ん~フーちゃんがついてくるのはまずいな?
「いや、1人で行くよ」
「そう、つれないわね」
すまんな。
さて行くか、とりあえずイーラを起こさないようベットから出るかな。
「ん~、キョウどっか行くの~?」
ベットから出るとリカが目をこすりながら行き先を聞いてきた。
「まぁ、ヤボ用だ」
「りふぁ~も行く~」
まだ、眠いようで大きなあくびをかいている。目も開いていない。
「眠いんだろ?もう少し寝てろ」
「え~行きたい~」
目を閉じながら俺に手を伸ばしている。
やだ、可愛い……
「ほら、帰ったら遊んでやるから…な?」
「む~わかった、おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
さて、行くかな
「きゅ~ん(僕も行く~)」
ん~まぁ、テツならその辺で遊ばせとけばいいし問題ないかな?
「まぁ、テツなら良いだろう」
「きゅ~!(やった~!)」
「キョウちゃん?テツちゃんだけズルくないかしら?」
フーちゃんが食い下がってきた。
「いやーえーっと、フーちゃんは2人を見ていてくれたら安心かなって思ってさ」
「なによそれ…はぁ、もういいわ…いってらっしゃい」
「悪いな」
「はいはい」
いつも通り窓から一馬を呼ぶ。
『はい!どこへ行きましょうか!』
「この前の森まで頼む」
『御意』
一馬の背中に乗ってこの前の森へ向かってもらう。
『着きました!』
「あぁ、ありがとう」
『いえ、勿体なき御言葉感謝します!』
「じゃあ、ちょっとここで待っててね」
『御心のままに』
どんどん一馬の口調が硬くなっていってるな。
「きゅきゅ~(僕は行く~)」
「はいはい」
この前見た可哀想なゴブリン達をみつけた場所まで行ってみる。
ここらへんだったかな?
「きゅきゅ~…(ゴブリンの匂いする~…)」
「テツは匂いでわかるのか…近いか?」
見つからないように茂みに身体を屈めてテツを抱き寄せる。
「きゅ~?きゅきゅ~?(えっとね~?ここのちょっと前からかな~?)」
茂みから顔を出して覗いてみると50メートルほど先からゴブリンが3体見える。
ゴブリン達の声を聞くために耳に意識を集中するとなんとか聞き取れた。
『ね、ねぇ?エリック君やっぱりここら辺の探索はやめようよ』
よりによって俺の昔の名前と一緒かよ。
『ショーンはビビリだなー、エリックがいれば何が出たって大丈夫に決まってるだろ?な!エリック!』
『ラクス、何言ってんだ?当たり前だろ!俺様がいればオークやコボルトが出てきたって問題ねぇよ』
『流石、エリック!かっけぇ!族長の息子だけあるな!』
『エリック君は凄いなぁ…』
うむ、エリックが褒められると悪い気はしないな。族長の息子ってかなりの権力者だな。
皆、棍棒とお鍋の蓋みたいなのを持ってる。
もう少し話を聞いてみるか
『でも、腕利きのアレックスさんとマイケルさんがここで亡くなったって事はそれぐらい強い奴がいるって事でしょ…』
あぁ、イーラの事かな?
『でも、アレックスさんとマイケルさんは女連れだったんだろ?女を庇ってやられたんじゃねぇの?』
ラクスは後頭部に両手を置いてショーンに意見する。
『結局は女にうつつを抜かしてたから死ぬ事になったんだ俺様は女なんかに興味ねぇから安心だぜ』
だんだんとこちらに近付いてきた。
『でも、ほぼ一撃でやられたみたいだし…女がどうかとかはあんまり関係ないんじゃ……』
『ショーンはグチグチといつまでもうるせぇな!そんなにビクビクしてたらこっちの気が参っちまうぜ!しっかりしろ!な!』
エリックがショーンの背中を叩いて緊張をほぐしてるようだ。
『それに、何かいる気配なんてまったくしねぇだろ?』
『で、でも』
『あーうるせぇ!でもじゃねぇよ!どこにもそんな奴いねぇってんだよ!ほらら!この茂みの中にだって……』
エリックが茂みを持っている棍棒で叩き出した、それによって茂みの形が変わったエリックは気付いていないようだが俺たちの姿が丸見えだ。
『な?なんにも、いやしないだろ?』
エリックはすぐに振り返り2人に言い放つ。
『エリック君……う、うしろ』
『エリック……み、みろよ』
『あ?お前ら何言って……』
エリックが振り返ると俺と目があった。
「ど、ども」
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