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第2章 王都で生きる
33話 神の気まぐれ
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「本当にやるのか…?」
「そうやって油断を誘おうとしてるのはお見通しだぜ?ルシフェルの言った通りだな!」
正面から走ってこちらに向かってくる。
とりあえず前方に氷の壁を建て勢いを落とそう
ガシャン
「なんだこれ?この程度で俺は止められねぇよ」
氷の壁を避けもせず、そのまま突き進み壁は簡単に突き破られた。
「簡単に終わっちまうぞ!」
ヒロキが上段から右拳を叩きつけようとしている。
ドーン
何とか横っとびで避けたが、俺のいたところは小さなクレーターが出来ている。
ザシュ…
肩が熱い…
「ぐぅ…」
俺の左肩に矢が深々と刺さっている。
「おいおい、それぐらい避けてくれないとユミが美味しいところ持ってっちまうじゃねぇか」
矢を抜いて傷を塞ぎたいが、ヒロキの連撃がそれをさせない。
「避けてばっかりじゃ俺たちを倒せねぇぞ!おら!」
「うぐ!」
ヒロキの拳が腹に決まり後方へ大きく飛ばされた。
「ん?決まったと思ったんだけどな?」
拳が俺の腹を突き刺す寸前にエアウォールを小さく出していたが威力が弱まった気がしない程の衝撃だ。
「内臓へのダメージは酷いが俺は距離を取りたかったんだ」
先に矢を撃ってきた魔人を倒したい、その為にあえてヒロキに殴られ距離を取った。
アイテムボックスからフェイルを取り出す。
「よし、頼むぞフェイル」
『はい!構えて下さい!』
「分かった!…ん、おかしい…」
「その弓で射るつもりだったんだろうが、魔人ってこと忘れてないか?お前の肩に刺さってるのも魔道具なんだぜ?」
左腕が動かせない…
「くそ!」
すでにヒロキは眼前まで迫っている。
「これならどうだ!」
弦を口を使って無理矢理引っ張る。
『そこです!放っ…て下さ…い!』
この一瞬に出来るだけの魔力を込めてフェイルの言う通り矢を放った。
「やっとまともな攻撃をしたな!」
全く動揺せず、真っ直ぐ向かってくるヒロキに手元が狂う
「ひ、ヒロキ!危ない!」
ビキ、グシャ、
ヒロキの右腕が飛んで行った。
「坊主、どこ狙ってんだ?しっかり頭を狙わねぇと俺は止められねぇぞ!」
勢いは少し落ちたが残った左腕で俺を殺そうと向かってくる。
「く、避けられ…」
無茶な弓の射り方で反応が遅れた。
「じゃあな!坊主!」
「くそ…」
『まったく、世話の焼ける奴じゃ』
ヒロキの顔が闇に覆われる。
「アポフィス!助かった!」
「なんだこれ!坊主!何をした!」
ヒロキは拳をブンブンと振り回している。
『はーい、そこまで~ダメだよアポフィス手助けなんてしちゃ~』
ヒロキの闇がはらわれた。
『お、お前は!ルシフェルか!』
『せ~いか~い、1人だけ楽しそうなことしてるから混ぜてもらっちゃった』
『く、貴様!』
『別にキョウエイを差し出せとかじゃないよ?ただ2人をぶつけたらどうなるのか見てみたいじゃん?』
『キョウエイ!すぐにこの場を離れるんじゃ!』
ルシフェルの口角が鋭く上がる。
『あははは、あれ~キョウエイく~ん?聞こえないの~?ねぇねぇ!?』
キョウエイは何の反応も示さない。
『何をしたんじゃ…』
『え~だって、手助けするじゃん何もしなけりゃ僕も出て来なかったけどさ~そう言うわけにもいかないみたいだから僕の精神世界にアポフィスを招待させてもらいました~ぱちぱち~』
『相変わらず気持ちの悪い…』
『もういいからさ、見て楽しもうよ』
ヒロキの顔を覆ってた闇がはれてからアポフィスに話しかけても返事はない
「何かしらねぇが続きといこうか!」
「まずい…ガードだけでも」
エアウォールを出す暇はない
動く右腕でなんとか守りを固める
「そんなの、なんの意味もねぇぞ!?」
ヒロキの拳が俺の腕にぶつかる
「バキッメキメキ…」
「うわあぁぁぁ!」
俺の右腕は動かなくなった。
「良い手応えだ!ん?…坊主周りを見てみろよ」
酷く歪んだ笑みをヒロキがこぼした。
「な、そんな!?」
周りを見渡すと、テツと一馬が魔人達に踏みつけられ地に伏せっている。
「あっけなかったな?こんなもんかよ…」
どうするどうする…頭を動かせ…敗色濃厚だが、まだきっと手が!
「チッ、だんまりかよ!…死ね」
ヒロキの蹴りが俺の頭に向かって飛んでくる。
動くことができない。
「バン!!ピキッ」
「ぐあぁぁあ」
凄い衝撃と共に頭蓋骨にヒビが入る音が頭に響いた。
「あーあ、終わったな」
地面に突っ伏して起き上がれない…
「おい!ケンとヤリ坊主に武器を突き刺して動けなくしろ」
一馬とテツを踏んでいた魔人達はゆっくりとこちらに近づき俺の両肩に剣と槍を突き刺した。
「ぐぁあぁいだぃぃゔぇえぇぇ」
痛みで涙とゲロが止まらない…
「痛いだろ?そいつらの武器には痛覚倍増の効果があるからな」
もう嫌だ!なんで、こんなにされてまだ生きなきゃいけないんだ…もうやだ、死にたい、疲れたよ…何もかもどうでも良い…
あは!あはは!
「うへ、えへへ、あばばば」
「あ?こいつ…おかしくなりやがった…」
ヒロキが頭のすぐ横まで来た
「じゃあな、死ね!地獄に落ちな!」
そう言って拳を振り下ろすがヒロキの拳はひどく遅い。
『肉体と精神が限界を迎えました。転移しますか?』
「なにそれーわかんなーい、あはは」
『肉体と精神が限界を迎えました。転移しますか?』
「うへへへ、あばぁ」
『生命維持が不能になる前にランダム転移をします。』
「はーい、ぶぶばぁあ」
『ランダム転移実行。』
俺の体を光が包む
「な!なんだ!この光は!」
「ドーーーン、」
ヒロキの拳の音が辺りに広がり大きな穴を開けた。
「くそ、くそくそくそ!」
「どこに行きやがったあぁあああ!!!」
======
はい!
おはこんばんにちはw
半年に一回ペースですね…
申し訳ありません。
本当に!見てくれてる人が
いるだけで感謝で溢れてます。
「そうやって油断を誘おうとしてるのはお見通しだぜ?ルシフェルの言った通りだな!」
正面から走ってこちらに向かってくる。
とりあえず前方に氷の壁を建て勢いを落とそう
ガシャン
「なんだこれ?この程度で俺は止められねぇよ」
氷の壁を避けもせず、そのまま突き進み壁は簡単に突き破られた。
「簡単に終わっちまうぞ!」
ヒロキが上段から右拳を叩きつけようとしている。
ドーン
何とか横っとびで避けたが、俺のいたところは小さなクレーターが出来ている。
ザシュ…
肩が熱い…
「ぐぅ…」
俺の左肩に矢が深々と刺さっている。
「おいおい、それぐらい避けてくれないとユミが美味しいところ持ってっちまうじゃねぇか」
矢を抜いて傷を塞ぎたいが、ヒロキの連撃がそれをさせない。
「避けてばっかりじゃ俺たちを倒せねぇぞ!おら!」
「うぐ!」
ヒロキの拳が腹に決まり後方へ大きく飛ばされた。
「ん?決まったと思ったんだけどな?」
拳が俺の腹を突き刺す寸前にエアウォールを小さく出していたが威力が弱まった気がしない程の衝撃だ。
「内臓へのダメージは酷いが俺は距離を取りたかったんだ」
先に矢を撃ってきた魔人を倒したい、その為にあえてヒロキに殴られ距離を取った。
アイテムボックスからフェイルを取り出す。
「よし、頼むぞフェイル」
『はい!構えて下さい!』
「分かった!…ん、おかしい…」
「その弓で射るつもりだったんだろうが、魔人ってこと忘れてないか?お前の肩に刺さってるのも魔道具なんだぜ?」
左腕が動かせない…
「くそ!」
すでにヒロキは眼前まで迫っている。
「これならどうだ!」
弦を口を使って無理矢理引っ張る。
『そこです!放っ…て下さ…い!』
この一瞬に出来るだけの魔力を込めてフェイルの言う通り矢を放った。
「やっとまともな攻撃をしたな!」
全く動揺せず、真っ直ぐ向かってくるヒロキに手元が狂う
「ひ、ヒロキ!危ない!」
ビキ、グシャ、
ヒロキの右腕が飛んで行った。
「坊主、どこ狙ってんだ?しっかり頭を狙わねぇと俺は止められねぇぞ!」
勢いは少し落ちたが残った左腕で俺を殺そうと向かってくる。
「く、避けられ…」
無茶な弓の射り方で反応が遅れた。
「じゃあな!坊主!」
「くそ…」
『まったく、世話の焼ける奴じゃ』
ヒロキの顔が闇に覆われる。
「アポフィス!助かった!」
「なんだこれ!坊主!何をした!」
ヒロキは拳をブンブンと振り回している。
『はーい、そこまで~ダメだよアポフィス手助けなんてしちゃ~』
ヒロキの闇がはらわれた。
『お、お前は!ルシフェルか!』
『せ~いか~い、1人だけ楽しそうなことしてるから混ぜてもらっちゃった』
『く、貴様!』
『別にキョウエイを差し出せとかじゃないよ?ただ2人をぶつけたらどうなるのか見てみたいじゃん?』
『キョウエイ!すぐにこの場を離れるんじゃ!』
ルシフェルの口角が鋭く上がる。
『あははは、あれ~キョウエイく~ん?聞こえないの~?ねぇねぇ!?』
キョウエイは何の反応も示さない。
『何をしたんじゃ…』
『え~だって、手助けするじゃん何もしなけりゃ僕も出て来なかったけどさ~そう言うわけにもいかないみたいだから僕の精神世界にアポフィスを招待させてもらいました~ぱちぱち~』
『相変わらず気持ちの悪い…』
『もういいからさ、見て楽しもうよ』
ヒロキの顔を覆ってた闇がはれてからアポフィスに話しかけても返事はない
「何かしらねぇが続きといこうか!」
「まずい…ガードだけでも」
エアウォールを出す暇はない
動く右腕でなんとか守りを固める
「そんなの、なんの意味もねぇぞ!?」
ヒロキの拳が俺の腕にぶつかる
「バキッメキメキ…」
「うわあぁぁぁ!」
俺の右腕は動かなくなった。
「良い手応えだ!ん?…坊主周りを見てみろよ」
酷く歪んだ笑みをヒロキがこぼした。
「な、そんな!?」
周りを見渡すと、テツと一馬が魔人達に踏みつけられ地に伏せっている。
「あっけなかったな?こんなもんかよ…」
どうするどうする…頭を動かせ…敗色濃厚だが、まだきっと手が!
「チッ、だんまりかよ!…死ね」
ヒロキの蹴りが俺の頭に向かって飛んでくる。
動くことができない。
「バン!!ピキッ」
「ぐあぁぁあ」
凄い衝撃と共に頭蓋骨にヒビが入る音が頭に響いた。
「あーあ、終わったな」
地面に突っ伏して起き上がれない…
「おい!ケンとヤリ坊主に武器を突き刺して動けなくしろ」
一馬とテツを踏んでいた魔人達はゆっくりとこちらに近づき俺の両肩に剣と槍を突き刺した。
「ぐぁあぁいだぃぃゔぇえぇぇ」
痛みで涙とゲロが止まらない…
「痛いだろ?そいつらの武器には痛覚倍増の効果があるからな」
もう嫌だ!なんで、こんなにされてまだ生きなきゃいけないんだ…もうやだ、死にたい、疲れたよ…何もかもどうでも良い…
あは!あはは!
「うへ、えへへ、あばばば」
「あ?こいつ…おかしくなりやがった…」
ヒロキが頭のすぐ横まで来た
「じゃあな、死ね!地獄に落ちな!」
そう言って拳を振り下ろすがヒロキの拳はひどく遅い。
『肉体と精神が限界を迎えました。転移しますか?』
「なにそれーわかんなーい、あはは」
『肉体と精神が限界を迎えました。転移しますか?』
「うへへへ、あばぁ」
『生命維持が不能になる前にランダム転移をします。』
「はーい、ぶぶばぁあ」
『ランダム転移実行。』
俺の体を光が包む
「な!なんだ!この光は!」
「ドーーーン、」
ヒロキの拳の音が辺りに広がり大きな穴を開けた。
「くそ、くそくそくそ!」
「どこに行きやがったあぁあああ!!!」
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はい!
おはこんばんにちはw
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