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第2章 王都で生きる
8話 フーちゃん先生
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イーラを誘拐犯よろしく、肩に担いでさらったあと。
手頃な森を探して辺りを飛び回っていた。
「ぐす…こんな事してタダじゃ済まないわよ、すぐにお父様が助けてくれるわ」
怯えきってるな…安心させてやるか?
「安心しろ、助けは来ない貴様は誰も来ない森の中で魔獣共と過ごしてもらう!」
こんな感じで大丈夫かな?
いや!いや!っとガン泣きしてしまった
お、規模は小さいが丁度いい森があったあそこで実戦と行きましょうかね。
「一馬、あそこに下ろしてくれ」
「かしこまりました」
森の真ん中辺りに着陸した。
「んじゃ、テツと一馬は好きにしてていいぞ」
「きゅ~(たんさくしてくる~)」
「おう、行ってこい。一馬はどうするんだ?」
「私は主のお側に居ます」
「そうかわかった」
「いや!私を犯す気?やめて!いやよ!」
そんな事はしない。
「フーちゃん先生の元なんか倒してもらう。それでは、お願いします先生」
「はいはい、任せてちょうだい」
「フェニックスさん?」
「違います!フーちゃん先生と呼びなさい!」
「え?あ、はい!フーちゃん先生!」
「それでは、まずあなた何故自分が火属性なのか分かるかしら」
あぉ、いきなり授業が始まったな。
「え?それは、生れつきとしか…」
「まぁ、それもありますが、あなたは多分頭に血が上りやすい激情型でしょう?」
「え…ソンナコトナイデス」
当たりみたいだ。
「火属性は暑苦しい人とかも多いのよ、でも感情が乗った時かなりの威力を発揮するわ」
へーそうなんだ。
「なるほど、初めて知りました」
「それじゃあ、早速実戦と行きましょう。丁度ゴブリンが3体いるわね」
棍棒を持った緑色のちっこい奴らが3人一組になって歩いている。
ゴブリンだって?まるっきり魔物じゃないか俺のとこの森とは生態系が違うのか?。
「なぁ、俺のとこの魔境ではゴブリンとか魔物系ダンジョンでしか見たことないんだが?」
「あーそれは、魔獣達が強くなりすぎてたんじゃないかしら?だから魔物が繁殖出来なかったのよ?」
なるほど、確かにあいつら割と強いしな。
「それじゃあ、イーラちゃんあの汚いゴブリン達を焼き尽くしてしまってちょうだい?」
「え、でも私実戦なんてやったこと無い……」
「誰にだって初めてはあるわ!国1番の剣豪だって最初はゴブリンを相手にしたりしてたんだから!」
「そうですね、分かりました!」
そんなすんなり言うこと聞くのかよ。
「それでは、私達は木の上から見物しておくわね?行きましょうキョウちゃん、一馬ちゃん」
「分かりました行きましょう主」
「ん?あぁ…頑張れよイーラ」
イーラに声をかけておく。
「い、言われなくとも頑張るわよ!」
ならいいんだが緊張してるみたいだな。
「安心しろしかばねは拾ってやる」
「まったく安心出来ないわよ!!」
「ハハ、その意気だ」
「な!む、むぅ…」
ちょっとは楽になったかな?
俺たちが木に登ったのを確認すると、掌をゴブリン達に向け出した。
「ふ、フレイムアロー!」
「グギァアァ!!」「ググァ!!」「ギャギャ?」
3体の内1体は脳天に突き刺さり絶命した。残る2体の内1体の肩には刺さったがもう1体は無傷だ
「グガァァアァァ!!!」
「ギャギャァァアァ!」
仲間を殺されたからかかなり怒っている。
「キャー!イヤ!こっちに来るわどうにかしてよ!」
「あなたが何とかするのよ?これは実戦なんだから?」
助けないのか、意外にスパルタだなフーちゃん。
「そ、そんなこと言ったって…いや!来た!」
ゴブリン2体が棍棒を振り回して走って来ている。
「助けて!ねぇ!ねぇってば!!!」
「まったく、お城育ちはこれだからダメなのよ…退きなさい邪魔よ」
木の枝から飛び降りるとフーちゃんは魔法を放った。
「フレイムオーシャン」
炎の波がゴブリン達を襲う。
ゴブリン達は消し炭になって消えた
「す、凄い…」
確かに凄い…今度俺も使ってみよ。
「これぐらいはすぐに出来るようになってもらいますからね?さ、次の獲物を探しましょ」
「今のをすぐに…出来る気がしない…」
辺りを探索しているとテツが帰ってきた
「きゅ~!きゅ~(へんな家みつけた~!緑の人がいっぱい~)」
それって、ゴブリンの集落じゃね?。
「丁度いいわね、その近くで特訓しましょう。最終的に集落を潰すわよ」
フーちゃんがとんでも無いことを嬉しそうに言っている
「ゴブリンの集落を…出来るのかな…」
「すぐに出来るわ、ビシバシ行くわよ」
「ひぃ!」
フーちゃんはかなりのスパルタ先生だった。
============================
最近かなり更新遅いですね、すいません。
お気に入り、感想ありがとうございます!
手頃な森を探して辺りを飛び回っていた。
「ぐす…こんな事してタダじゃ済まないわよ、すぐにお父様が助けてくれるわ」
怯えきってるな…安心させてやるか?
「安心しろ、助けは来ない貴様は誰も来ない森の中で魔獣共と過ごしてもらう!」
こんな感じで大丈夫かな?
いや!いや!っとガン泣きしてしまった
お、規模は小さいが丁度いい森があったあそこで実戦と行きましょうかね。
「一馬、あそこに下ろしてくれ」
「かしこまりました」
森の真ん中辺りに着陸した。
「んじゃ、テツと一馬は好きにしてていいぞ」
「きゅ~(たんさくしてくる~)」
「おう、行ってこい。一馬はどうするんだ?」
「私は主のお側に居ます」
「そうかわかった」
「いや!私を犯す気?やめて!いやよ!」
そんな事はしない。
「フーちゃん先生の元なんか倒してもらう。それでは、お願いします先生」
「はいはい、任せてちょうだい」
「フェニックスさん?」
「違います!フーちゃん先生と呼びなさい!」
「え?あ、はい!フーちゃん先生!」
「それでは、まずあなた何故自分が火属性なのか分かるかしら」
あぉ、いきなり授業が始まったな。
「え?それは、生れつきとしか…」
「まぁ、それもありますが、あなたは多分頭に血が上りやすい激情型でしょう?」
「え…ソンナコトナイデス」
当たりみたいだ。
「火属性は暑苦しい人とかも多いのよ、でも感情が乗った時かなりの威力を発揮するわ」
へーそうなんだ。
「なるほど、初めて知りました」
「それじゃあ、早速実戦と行きましょう。丁度ゴブリンが3体いるわね」
棍棒を持った緑色のちっこい奴らが3人一組になって歩いている。
ゴブリンだって?まるっきり魔物じゃないか俺のとこの森とは生態系が違うのか?。
「なぁ、俺のとこの魔境ではゴブリンとか魔物系ダンジョンでしか見たことないんだが?」
「あーそれは、魔獣達が強くなりすぎてたんじゃないかしら?だから魔物が繁殖出来なかったのよ?」
なるほど、確かにあいつら割と強いしな。
「それじゃあ、イーラちゃんあの汚いゴブリン達を焼き尽くしてしまってちょうだい?」
「え、でも私実戦なんてやったこと無い……」
「誰にだって初めてはあるわ!国1番の剣豪だって最初はゴブリンを相手にしたりしてたんだから!」
「そうですね、分かりました!」
そんなすんなり言うこと聞くのかよ。
「それでは、私達は木の上から見物しておくわね?行きましょうキョウちゃん、一馬ちゃん」
「分かりました行きましょう主」
「ん?あぁ…頑張れよイーラ」
イーラに声をかけておく。
「い、言われなくとも頑張るわよ!」
ならいいんだが緊張してるみたいだな。
「安心しろしかばねは拾ってやる」
「まったく安心出来ないわよ!!」
「ハハ、その意気だ」
「な!む、むぅ…」
ちょっとは楽になったかな?
俺たちが木に登ったのを確認すると、掌をゴブリン達に向け出した。
「ふ、フレイムアロー!」
「グギァアァ!!」「ググァ!!」「ギャギャ?」
3体の内1体は脳天に突き刺さり絶命した。残る2体の内1体の肩には刺さったがもう1体は無傷だ
「グガァァアァァ!!!」
「ギャギャァァアァ!」
仲間を殺されたからかかなり怒っている。
「キャー!イヤ!こっちに来るわどうにかしてよ!」
「あなたが何とかするのよ?これは実戦なんだから?」
助けないのか、意外にスパルタだなフーちゃん。
「そ、そんなこと言ったって…いや!来た!」
ゴブリン2体が棍棒を振り回して走って来ている。
「助けて!ねぇ!ねぇってば!!!」
「まったく、お城育ちはこれだからダメなのよ…退きなさい邪魔よ」
木の枝から飛び降りるとフーちゃんは魔法を放った。
「フレイムオーシャン」
炎の波がゴブリン達を襲う。
ゴブリン達は消し炭になって消えた
「す、凄い…」
確かに凄い…今度俺も使ってみよ。
「これぐらいはすぐに出来るようになってもらいますからね?さ、次の獲物を探しましょ」
「今のをすぐに…出来る気がしない…」
辺りを探索しているとテツが帰ってきた
「きゅ~!きゅ~(へんな家みつけた~!緑の人がいっぱい~)」
それって、ゴブリンの集落じゃね?。
「丁度いいわね、その近くで特訓しましょう。最終的に集落を潰すわよ」
フーちゃんがとんでも無いことを嬉しそうに言っている
「ゴブリンの集落を…出来るのかな…」
「すぐに出来るわ、ビシバシ行くわよ」
「ひぃ!」
フーちゃんはかなりのスパルタ先生だった。
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