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第1章 魔境で生きる
13話 空を飛ぶために
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リンゴと味も形もそっくりな果実を食べながら
家に帰ってきた、すこし休憩してから
時空魔法で実験だ!
休憩を終えて、外に出てきた、さっそく時空魔法を使って身体を持ち上げる、イメージをしてみる
ふわ。
「おぉ!浮いた!」
ぽすっ、
浮いたは良いがそれだけだ、空を自由に飛び回る事は出来ない
ふわ……ぽす
ふわ……ぽす
ふわ……ぽす
何度試してもふわっと地面から10㎝ほど浮き上がるだけで、飛べはしない…
うーん……
そうだ!飛べる奴に聞けば良いんだ!
「テツ!こっちに来てくれ!」
「きゅ~?きゅ~(な~に~?ふぁ~)」
日向ぼっこをしていたテツが眠そうな顔をして近寄ってくる
「お願いがあるんだ、飛び方を教えてくれないか?」
「きゅ~?きゅきゅ!(とびかた~?いいよ!)」
えっとね~翼をバッ!ってして、背中に力をぐっ!とするの、そしたらブワッ!ってなって飛べるんだ~ときゅーきゅー言っている
テツは、感覚派のドラゴンだったのか…
翼をバッ!と言われても翼がないしな
背中にぐっ!は多分魔力の事かな?
ブワッ!てのは魔力で何かをしておきた現象かな?翼をバサバサやっていない事から魔力の力が重要なんだろう…
それだけじゃ、なんとも言えないな
「テツ、飛ぶところも見せてくれないかな?」
「きゅ?きゅ~(とぶところ?いいよ~)」
テツがそう言ってなくれたので、俺は右眼を手でふさいで左眼だけで見る
バッ!ブワ!
なるほど!魔力の流れがしっかり見えた、あれは風魔法を使っている
広げた翼に風魔法を当て、さらに地面にも風魔法をぶつけて勢いをつけている
いける!無属性の俺なら風魔法を使う事も可能だ!翼がない分は時空魔法で身体を浮かせる事でどうにかできるだろう
「きゅー?(どうだったー?)」
「ありがとう、テツ。参考になったよ」
テツにはお礼にリンゴに似た果実を与えた
嬉しそうにかぶりついている
さっそく試してみよう
まずは時空魔法で身体を浮かせる
ふわ
この後、風魔法をジェットパックをイメージして発動
ブワ!!
「おぉ!飛べた!」
らくらく木を飛び越えて、辺りを見回せる高さまで来た
テツが寄ってきて、すご~いと顔に食べカスをつけて言ってくる
ふぅ、でも時空魔法と無属性魔法を同時に使っているからMPの消費が激しいな
魔素をMPに変換し続けているが
それでも、10秒に200はMPを削られる
スタッ!
地面に着地するとヒロキが狩りから帰ってきていたようだ、狼の魔獣を担ぎながら
俺のところまで走ってきた
「お、おい!どうなってんだ?今、お前!飛んでたよな!」
「あぁ、いい気持ちだったぞ」
「いやいや、そういう事を聞いてんじゃねぇよ、どうやったか聞かせてくれ!」
「テツに教えてもらったんだよ、もっとも魔力を使うから、ヒロキには無理だ」
「そ、そうか……」
露骨に肩を落として落ち込んでいる
「テツがデカくなったら、ヒロキも乗せてやるよ」
「な…!絶対だからな!」
「あぁ、任せとけ」
「よっしゃ~!!!頼んだからな!早くデカくなれよ~テツ!」
嬉しそうにそう言うと、小屋に戻っていった
飛び続けるのは、かなり厳しいな…
やはり、テツが大きくなったら背中に乗せてもらおう
テツを見て大きくなるのにどれだけかかるのか、不安になるがテツは謎のドヤ顔を俺に向けてくる
やっぱり、空を自由に飛び回る夢は捨てきれないな!頼りにしてるぞ!テツ!
============================
有名な作品の方々に囲まれて
自分の場違い感がすごい不安です…
それでも、更新していきます!
家に帰ってきた、すこし休憩してから
時空魔法で実験だ!
休憩を終えて、外に出てきた、さっそく時空魔法を使って身体を持ち上げる、イメージをしてみる
ふわ。
「おぉ!浮いた!」
ぽすっ、
浮いたは良いがそれだけだ、空を自由に飛び回る事は出来ない
ふわ……ぽす
ふわ……ぽす
ふわ……ぽす
何度試してもふわっと地面から10㎝ほど浮き上がるだけで、飛べはしない…
うーん……
そうだ!飛べる奴に聞けば良いんだ!
「テツ!こっちに来てくれ!」
「きゅ~?きゅ~(な~に~?ふぁ~)」
日向ぼっこをしていたテツが眠そうな顔をして近寄ってくる
「お願いがあるんだ、飛び方を教えてくれないか?」
「きゅ~?きゅきゅ!(とびかた~?いいよ!)」
えっとね~翼をバッ!ってして、背中に力をぐっ!とするの、そしたらブワッ!ってなって飛べるんだ~ときゅーきゅー言っている
テツは、感覚派のドラゴンだったのか…
翼をバッ!と言われても翼がないしな
背中にぐっ!は多分魔力の事かな?
ブワッ!てのは魔力で何かをしておきた現象かな?翼をバサバサやっていない事から魔力の力が重要なんだろう…
それだけじゃ、なんとも言えないな
「テツ、飛ぶところも見せてくれないかな?」
「きゅ?きゅ~(とぶところ?いいよ~)」
テツがそう言ってなくれたので、俺は右眼を手でふさいで左眼だけで見る
バッ!ブワ!
なるほど!魔力の流れがしっかり見えた、あれは風魔法を使っている
広げた翼に風魔法を当て、さらに地面にも風魔法をぶつけて勢いをつけている
いける!無属性の俺なら風魔法を使う事も可能だ!翼がない分は時空魔法で身体を浮かせる事でどうにかできるだろう
「きゅー?(どうだったー?)」
「ありがとう、テツ。参考になったよ」
テツにはお礼にリンゴに似た果実を与えた
嬉しそうにかぶりついている
さっそく試してみよう
まずは時空魔法で身体を浮かせる
ふわ
この後、風魔法をジェットパックをイメージして発動
ブワ!!
「おぉ!飛べた!」
らくらく木を飛び越えて、辺りを見回せる高さまで来た
テツが寄ってきて、すご~いと顔に食べカスをつけて言ってくる
ふぅ、でも時空魔法と無属性魔法を同時に使っているからMPの消費が激しいな
魔素をMPに変換し続けているが
それでも、10秒に200はMPを削られる
スタッ!
地面に着地するとヒロキが狩りから帰ってきていたようだ、狼の魔獣を担ぎながら
俺のところまで走ってきた
「お、おい!どうなってんだ?今、お前!飛んでたよな!」
「あぁ、いい気持ちだったぞ」
「いやいや、そういう事を聞いてんじゃねぇよ、どうやったか聞かせてくれ!」
「テツに教えてもらったんだよ、もっとも魔力を使うから、ヒロキには無理だ」
「そ、そうか……」
露骨に肩を落として落ち込んでいる
「テツがデカくなったら、ヒロキも乗せてやるよ」
「な…!絶対だからな!」
「あぁ、任せとけ」
「よっしゃ~!!!頼んだからな!早くデカくなれよ~テツ!」
嬉しそうにそう言うと、小屋に戻っていった
飛び続けるのは、かなり厳しいな…
やはり、テツが大きくなったら背中に乗せてもらおう
テツを見て大きくなるのにどれだけかかるのか、不安になるがテツは謎のドヤ顔を俺に向けてくる
やっぱり、空を自由に飛び回る夢は捨てきれないな!頼りにしてるぞ!テツ!
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有名な作品の方々に囲まれて
自分の場違い感がすごい不安です…
それでも、更新していきます!
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