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第1章 魔境で生きる
6話 肉
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朝日に顔を照らされ、心地よく目が覚めた
「ふぁ~~、今日は美味い肉でも探すかな?」
防具一式を身に付けて長剣を腰に取り付ける
「あ~、やっぱ7歳にはちょっとばかりデカイなこれ」
歩くと長剣の鞘が地面を削って歩きにくい
長剣をしまい、ダガーナイフを腰に取り付ける
「よし!行くか!」
肉を求めて、森の中を進んでいく
途中、狼の魔獣2匹が出てきたが
速攻で倒し毛皮と肉をアイテムボックスに
しまった
しばらく歩くと、魔眼が魔力の動きを
察知した
「ん?…あそこに何かいるな…」
左眼の魔眼に意識を集中すると
魔力が兎の形になっていく
「兎か!狼よりは断然美味いはずだ!」
よし、そ~っと行こう、
距離にして10mの距離まで近づいた瞬間
兎はこちらを見ると
全速力で逃げていった
「くそ!気配察知でも持ってんのか?」
その後も、10mほどの距離から
投げナイフを投げてみたり
エアアローを放ってみたが
全て避けられそのままどこかへ
消えていく
「あの野郎!絶対仕留める」
何かいい手は無いのか?…
よし、時空魔法で新しい事をしよう
エアウォール!
「よし!見えない壁が出来た!これならあいつを…ふふふ…」
森の中を注意深く進む……いた!!
今度こそ、みてろ兎め!
10mギリギリに近づく。これ以上は
ダメだ。ここでエアウォールを発動。
よし、後はこの壁に向かって走らせれば
勝手にぶつかってくれるはずだ
投げナイフを兎の背後に投げる
兎はいつも通り全速力で
前方へ逃げる
「よし!行け!そのまま!」
ぶつかるかと思ったその時、兎は
急旋回して右へ逃げていった……
「どういう事だ?あいつ魔力察知も持っているのか?」
なめていた、魔境にいる時点で
あいつも魔獣だ、他の魔獣に捕まらないように気配察知や魔力察知を覚えたのだろう
「面白い…燃えてきたぜ!」
今度こそ!エアウォールを兎を囲むように設置する
「これで、逃げられ…な…い?まじかよ」
兎は木々より高く跳躍して壁を
越えて行った
「そんなのありかよ…」
今度は、天井もつけて兎を囲む
これで逃げられないだろ!
「ははは!そのまま箱の中で逃げ惑うがいい!」
あれ?これって、仕留めるには
エアウォール解除しないとダメじゃね?
まぁ、1つ解除した瞬間に倒せば
問題ないか…
エアウォールの壁を1つ解除した
その瞬間、兎が俺に向かって全速力で
タックルしたきた
「ぐっ、はぁ!」
兎を抱き抱えながら後ろに吹っ飛ぶ
ドン!
木にぶつかった事で、勢いはなくなり
抱えていた兎をダガーで刺し殺す
「キューーー!!!」
「はぁはぁ、やっとかこれで不味かったら承知しねぇぞ!」
兎を毛皮と肉に分ける、昨日同様
火起こし機で火を起こし
フライパンの上に兎の肉を置く
ジューー!!
「匂いはいいぞ!」
いい感じに焼けて、兎のステーキが
出来上がる
「いただきます!」
口に入れた瞬間、肉汁と共に肉が口の中で
溶けた獣臭くなく上品な匂いが鼻から
抜けていく
「美味い!美味すぎる!」
ものの数分で、兎1匹丸々たいらげた
「これで、調味料なんかがあったらさらに美味くなるだろうな…」
今日は1日兎を狩る事に集中してたからか
辺りは暗くなりはじめた
「明日も兎を狩ろう!」
そう決意しマントのハンモックに
揺られながら眠りについた
「ふぁ~~、今日は美味い肉でも探すかな?」
防具一式を身に付けて長剣を腰に取り付ける
「あ~、やっぱ7歳にはちょっとばかりデカイなこれ」
歩くと長剣の鞘が地面を削って歩きにくい
長剣をしまい、ダガーナイフを腰に取り付ける
「よし!行くか!」
肉を求めて、森の中を進んでいく
途中、狼の魔獣2匹が出てきたが
速攻で倒し毛皮と肉をアイテムボックスに
しまった
しばらく歩くと、魔眼が魔力の動きを
察知した
「ん?…あそこに何かいるな…」
左眼の魔眼に意識を集中すると
魔力が兎の形になっていく
「兎か!狼よりは断然美味いはずだ!」
よし、そ~っと行こう、
距離にして10mの距離まで近づいた瞬間
兎はこちらを見ると
全速力で逃げていった
「くそ!気配察知でも持ってんのか?」
その後も、10mほどの距離から
投げナイフを投げてみたり
エアアローを放ってみたが
全て避けられそのままどこかへ
消えていく
「あの野郎!絶対仕留める」
何かいい手は無いのか?…
よし、時空魔法で新しい事をしよう
エアウォール!
「よし!見えない壁が出来た!これならあいつを…ふふふ…」
森の中を注意深く進む……いた!!
今度こそ、みてろ兎め!
10mギリギリに近づく。これ以上は
ダメだ。ここでエアウォールを発動。
よし、後はこの壁に向かって走らせれば
勝手にぶつかってくれるはずだ
投げナイフを兎の背後に投げる
兎はいつも通り全速力で
前方へ逃げる
「よし!行け!そのまま!」
ぶつかるかと思ったその時、兎は
急旋回して右へ逃げていった……
「どういう事だ?あいつ魔力察知も持っているのか?」
なめていた、魔境にいる時点で
あいつも魔獣だ、他の魔獣に捕まらないように気配察知や魔力察知を覚えたのだろう
「面白い…燃えてきたぜ!」
今度こそ!エアウォールを兎を囲むように設置する
「これで、逃げられ…な…い?まじかよ」
兎は木々より高く跳躍して壁を
越えて行った
「そんなのありかよ…」
今度は、天井もつけて兎を囲む
これで逃げられないだろ!
「ははは!そのまま箱の中で逃げ惑うがいい!」
あれ?これって、仕留めるには
エアウォール解除しないとダメじゃね?
まぁ、1つ解除した瞬間に倒せば
問題ないか…
エアウォールの壁を1つ解除した
その瞬間、兎が俺に向かって全速力で
タックルしたきた
「ぐっ、はぁ!」
兎を抱き抱えながら後ろに吹っ飛ぶ
ドン!
木にぶつかった事で、勢いはなくなり
抱えていた兎をダガーで刺し殺す
「キューーー!!!」
「はぁはぁ、やっとかこれで不味かったら承知しねぇぞ!」
兎を毛皮と肉に分ける、昨日同様
火起こし機で火を起こし
フライパンの上に兎の肉を置く
ジューー!!
「匂いはいいぞ!」
いい感じに焼けて、兎のステーキが
出来上がる
「いただきます!」
口に入れた瞬間、肉汁と共に肉が口の中で
溶けた獣臭くなく上品な匂いが鼻から
抜けていく
「美味い!美味すぎる!」
ものの数分で、兎1匹丸々たいらげた
「これで、調味料なんかがあったらさらに美味くなるだろうな…」
今日は1日兎を狩る事に集中してたからか
辺りは暗くなりはじめた
「明日も兎を狩ろう!」
そう決意しマントのハンモックに
揺られながら眠りについた
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