魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます

ツバキ

文字の大きさ
上 下
3 / 91
第1章 魔境で生きる

2話 魔境(魔力変換を魔素変換に変更6/10)

しおりを挟む
※魔力変換を魔素変換に変更しました


目が覚めた
起きた時父親も馬車もいなくなっていた

「う、はぁ、はぁ、このままじゃまずい…」

魔境は空気中の魔素量が多く
長く魔境にいると魔素に身体が
侵されて魔人になってしまう。

普通の動物ですら、ここに長くいると危険な魔獣と化す

「痛い!痛い!イタイ!イタイ!」

身体に魔素が入ってくる…

「う、おぇえぇぇえ…」
激しい吐き気がした

『体内に魔素が多量に入ってきています、魔素を魔力に変換しますか?』
頭に何かが直接喋りかけてくる

「う…なんだ?」

『体内に魔素が多量に入ってきています、魔素を魔力に変換しますか?』

「こいつに頼るしかない…のか?」

『体内に魔素が多量に入ってきています、身体の一部を犠牲に魔力に変換しますか?』

「く…内容が変わった、身体の一部か…もうどうにでもなれ!変換してくれ!」

『左眼を生贄に魔力変換を開始します』
その声と共に僕の左眼に激痛が来た
僕は意識を手放した

『魔力蓄積の上限に達しました、上限を解放します』

『魔素を魔力に自動変換するためスキル【魔素変換】を獲得しました』

『左眼を生贄にしたことにより、魔眼を手に入れました』

『魔眼の効果により、スキル【鑑定】【魔力探知】を獲得しました』

『シークレットスキル【輪廻転生】が解放されました』

『シークレットスキル【輪廻転生】により身体の一部が変化する可能性があります』

『シークレットスキル【輪廻転生】により一部のスキルと耐性が解放されました』

『シークレットスキル【輪廻転生】により記憶がよみがえります』

頭の中で永遠と声が流れている
全ていい終えたようで何も言わなくなった………






ゆっくりと身体を起こす
身体に異常はないむしろ良くなった気がする、不思議と頭はスッキリしている

「はぁ…今回は魔法至上主義の貴族の家だったのか…」

すでに俺は何度も転生している
どうやら死にかけたら記憶がよみがえるらしい

近未来的、科学が飛躍的に進歩した世界
その世界では、ストーカー気質な女に
背後から刺されて記憶がよみがえったはいいがそのまま、刺し殺された

「流石にあのナイフはひどすぎだろどんだけ恨みがあったんだよ」

猛毒がたっぷり塗られたナイフだった
お陰で毒耐性がついたが良い気分ではなかったな

中世時代のお城なんかがある世界では
女として転生した俺は、魔女狩りだなんだとか言って
イエス様のように棒にくくりつけられ
燃やされた
おかげで炎耐性が火炎耐性にランクアップだ

そんなこんなで色んな世界を転生して
スキルやら耐性やらが凄いことになった

今回は珍しくそのまま死ぬなんて
事は無かったみたいで
自由を満喫だ、その前に
あのくされお父様にお仕置きが
必要かな?

とりあえず
水場を探して、食料の確保かな?

「よし、行くか」

森の中に入っていき小川を探す
幸いすぐ近くに川が流れていた

「ここを拠点にして活動するかな?」

川で顔を洗おうとすると
俺の髪は黒髪になっており左眼は紅く染まっていた


「ほぉ、これじゃ誰なのかわかんないな…ははは、それでもお仕置きはするけどね」


============================

やる気が出たら
また、すぐ書きます!
しおりを挟む
感想 123

あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

悪意のパーティー《完結》

アーエル
ファンタジー
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開

魅了が解けた貴男から私へ

砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。 彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。 そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。 しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。 男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。 元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。 しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。 三話完結です。

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革

うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。 優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。 家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。 主人公は、魔法・知識チートは持っていません。 加筆修正しました。 お手に取って頂けたら嬉しいです。

強制力がなくなった世界に残されたものは

りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った 令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達 世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか その世界を狂わせたものは

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。 早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。 なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。 ※魔法と剣の世界です。 ※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

処理中です...