とある高3の日記

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10月22日23日

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22日
今日は叔母が来る日だったが朝から友人とそこら辺を歩こうと約束していたのでそっちに向かった。会うために約束を取り消すということも選択肢の一つだが叔母に会ってもいつも通り小言を言われて終わるので(別に会わなくてもいいんじゃないか?)という考えが浮かんだ。実際、友人と歩いている最中に電話越しに「部屋くらい取り繕え、それが出来なきゃ遊びに行くな」と言われた。正直、「木曜金曜と会社をサボった奴が家で一日中暇しているのだから俺にそんなことを言うな」と言いたかったがそれを言った後家に帰ったときの自分の身に危険を感じたので「取り繕ったじゃん」と一言だけいった。「あれで取り繕ったのか」と言われたがそれ以上は言っても来なかった。体調を崩しているのもこれ以上文句を言って来なかった理由の一つだろう。その後も歩き続けて昼飯を食べに店に寄ったがその時に食べた料理は格段に美味かった。
しばらくした後別の友人から電話があった。「お土産を届けに来たのにいねぇじゃん」と言われたが俺が「お土産は来週の土曜じゃ無かったのか?」と聞くと申し訳無さそうに「完全に間違えた」と言われた。自宅もすぐ近くだったので友人を連れて帰宅すると、どら焼きを食べている兄と友人がいた。その後3人でしばらくゲームをした後友人2人は帰って行った。
その日は珍しく早く寝れた。
23日
珍しく早く寝て昼近くまで寝ていた、ここまで寝ていたのはいつぶりだろう。
寝過ぎて頭が痛かった。
俺が起きるとすぐに兄が起きてきて「飯買って来い」と言った。楽しかった昨日とは違いいつも通りの日曜だ、早速コンビニで弁当を買ってくると「今はこの種類の弁当の気分じゃないんだけど」と言いながら弁当を食べていた。
しばらくYouTubeを見ていたが飽きて来たので買い物に出掛けた。兄が「俺も行くわ」と言い出したが奴がくると座る場所がないくらいのゴミにまみれた車に乗せられるので「来なくていい」と言って拒否した。
買い物を終えて帰って来ると兄は寝ていた。別にいてもいなくても邪魔でしかないのでいっそのことずっと寝てくれれば楽でいいのだがしばらくすると起きてきてまた「ジュースを買って来い」などと騒ぎ出した。
とりあえず兄が言うことを実行しながら夕飯の支度をした。
飯を食べ終えると「明日が怖い」と兄が言い出したあたりまた会社をサボるのだろう。

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