とある高3の日記

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7月28日

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今日は朝は会社見学、昼からは中学生の体験入学の準備をしていた。例年どうりなら生徒会役員だけでも十分なはずだったのだが今年は400人ほど来るとのことで各部の部長が呼ばれた。ついでに俺の部活は駐車場の整理や案内の係もあるので他の部長よりも一時間ほど早く来る必要があることを今日聞かされた。顧問は俺の携帯電話の番号を知っているので早めに教えて欲しかった。
さて、話は朝の会社見学に戻る。
今日行った会社は地元でも有名な企業でなんなら国内でも割と有名だと思う。さぞかし良い会社なんだろうと思っていたが俺の第一印象は「こんな所で働きたくはない」だった。これにはしっかりとした理由がある。一つ目は挙げられるのが学生の目の前で社員を大声で説教していたことにある。いくらなんでも学生の目の前で説教はないと思う、せめて他の部屋で叱るだろう。二つ目は説教した時のままの様子で不機嫌さを全開に挨拶をして来たことだ。せめて挨拶くらいは不機嫌さを隠して欲しかった。三つ目は開始時刻に人が集まっているのに始まらないことだ。これは企業としてどうかと思う。この三つのことから俺は少なくともこと会社は何があっても入らないと決めた。
色々あったが会社見学が終わり電車に揺られること30分弱自宅近くの駅に着くと学校に集合する20分前だったのでかなり焦ったがなんとか間に合った。明日に向けて何をするのかと思っていたが台本をもらっただけでその後は解散となった。当日でも充分間に合いそうなことだったので「こんなに急ぐ理由は無かった」と後悔した。
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