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137◆挿絵あり
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そういう所ってどういう所?だし、笑ってんのはどういう事だよ?!と疑問符だらけの目顔でソランツェに訊ねてみれば、
「ライアスには悪いが二人で部屋に籠れば……」
――なんて事を言いながら、ソランツェしか見ないしと俺の積極的に閉じていなかったガウンの胸の合わせ部分からスルッと手を入れ体のラインを確かめる様に撫でてくる。
「あー……なる、」
ほど。そういう事……ね!はい!退屈しないのは俺がいるからね!
理解したと同時に顔がカァ~ッと熱くなって来た。耳まで赤いかも。ああもうっ……俺ってば察しが悪いっ!
「野暮でごめん……」
「ああ、可愛いな」
ニコニコ笑いながら俺の頭を撫でているソランツェは凄く楽しそう。あー、恥ずかしい。
……明日のライアスのご飯、今から用意して置いておこうかな。俺って品質保持っぽい魔法使えるはずだしな!ハハッ!!
++++++
「おはようございます」
「おはよー」
「あぁ、おはよう」
まあ、部屋に籠る事も無くちゃんと朝から出まして、リビングで待機していたライアスと朝のご挨拶。おはよう。アシュマルナは居ないみたい。平和~!
さてさて、早速だけど(おそらく束の間の)平和を噛み締めながらみんなで朝ご飯にしよう。
今日の朝ご飯は俺は焼き魚、だし巻き卵、ご飯、味噌汁とユグイトで買っていたほうれん草っぽい謎の草をおひたしにした物で完全和食メニュー。謎の草の味はそのままほうれん草だった。やったぁ。ソランツェは主に焼いた肉を大量にとバゲットとコンソメスープ。ライアスは主に甘味。ジャムとシロップが大量にかかったパンケーキ見てうっとりしてる。……よかったな。生クリームを早く入手してあげようと思う。
「それで、今日のご予定は如何されますか?」
「あ、今日は―――」
食べながら、今日の予定『鍛錬場と演習場造るぞ計画』をライアスに説明。俺たち以外居ない場所だから、俺に常に張り付いてなくて良いんだしライアスにも暇潰しに使って欲しいな、と。
「鍛錬場があるのは助かります」
「あとは、演習場でソランツェと手合わせとかもやってみたらいいんじゃない?」
「……え?」
「そうだな。それもいいか」
思いっきりやっても壊れない様にアシュマルナに訊いて演習場造ってみるからな!ガンガンやっていいぞ!なんて言いつつ、ジムに置いてある様なトレーニングマシンって構造を全く知らない俺にも作れるのかな?とか考えてたら
「あの……、申し訳御座いませんが、圧倒的な力量差故に私では練習相手すら務まらないかと存じます」
きっちりとライアスから断りが入る。微妙に強めのトーンで。おっと?
「そうか? そこまでは無いと思うが」
「……いえいえ」
総教国聖騎士団の実力トップのライアスの事を買ってるらしいソランツェに申し訳なさそうな笑顔で話すライアスが、一瞬だけチラッと俺の方に向けたその顔で気付いた。あー……。
”余計な事言うんじゃない”
”殺す気か”
って隠さずはっきり書いてる感じ。
うん。そうだな、うん。うん、ごめん。
普通に考えたらソランツェに俺の力が入る前の段階で既に象VS蟻みたいな感じだよな。プチッと一発KOだ。そりゃ練習にも勝負にならないな!でも、ソランツェはライアスとの対人戦結構やりたそう!うーん、ごめん!昨日に引き続き俺が悪い!生きろ、ライアス!
「ライアスには悪いが二人で部屋に籠れば……」
――なんて事を言いながら、ソランツェしか見ないしと俺の積極的に閉じていなかったガウンの胸の合わせ部分からスルッと手を入れ体のラインを確かめる様に撫でてくる。
「あー……なる、」
ほど。そういう事……ね!はい!退屈しないのは俺がいるからね!
理解したと同時に顔がカァ~ッと熱くなって来た。耳まで赤いかも。ああもうっ……俺ってば察しが悪いっ!
「野暮でごめん……」
「ああ、可愛いな」
ニコニコ笑いながら俺の頭を撫でているソランツェは凄く楽しそう。あー、恥ずかしい。
……明日のライアスのご飯、今から用意して置いておこうかな。俺って品質保持っぽい魔法使えるはずだしな!ハハッ!!
++++++
「おはようございます」
「おはよー」
「あぁ、おはよう」
まあ、部屋に籠る事も無くちゃんと朝から出まして、リビングで待機していたライアスと朝のご挨拶。おはよう。アシュマルナは居ないみたい。平和~!
さてさて、早速だけど(おそらく束の間の)平和を噛み締めながらみんなで朝ご飯にしよう。
今日の朝ご飯は俺は焼き魚、だし巻き卵、ご飯、味噌汁とユグイトで買っていたほうれん草っぽい謎の草をおひたしにした物で完全和食メニュー。謎の草の味はそのままほうれん草だった。やったぁ。ソランツェは主に焼いた肉を大量にとバゲットとコンソメスープ。ライアスは主に甘味。ジャムとシロップが大量にかかったパンケーキ見てうっとりしてる。……よかったな。生クリームを早く入手してあげようと思う。
「それで、今日のご予定は如何されますか?」
「あ、今日は―――」
食べながら、今日の予定『鍛錬場と演習場造るぞ計画』をライアスに説明。俺たち以外居ない場所だから、俺に常に張り付いてなくて良いんだしライアスにも暇潰しに使って欲しいな、と。
「鍛錬場があるのは助かります」
「あとは、演習場でソランツェと手合わせとかもやってみたらいいんじゃない?」
「……え?」
「そうだな。それもいいか」
思いっきりやっても壊れない様にアシュマルナに訊いて演習場造ってみるからな!ガンガンやっていいぞ!なんて言いつつ、ジムに置いてある様なトレーニングマシンって構造を全く知らない俺にも作れるのかな?とか考えてたら
「あの……、申し訳御座いませんが、圧倒的な力量差故に私では練習相手すら務まらないかと存じます」
きっちりとライアスから断りが入る。微妙に強めのトーンで。おっと?
「そうか? そこまでは無いと思うが」
「……いえいえ」
総教国聖騎士団の実力トップのライアスの事を買ってるらしいソランツェに申し訳なさそうな笑顔で話すライアスが、一瞬だけチラッと俺の方に向けたその顔で気付いた。あー……。
”余計な事言うんじゃない”
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って隠さずはっきり書いてる感じ。
うん。そうだな、うん。うん、ごめん。
普通に考えたらソランツェに俺の力が入る前の段階で既に象VS蟻みたいな感じだよな。プチッと一発KOだ。そりゃ練習にも勝負にならないな!でも、ソランツェはライアスとの対人戦結構やりたそう!うーん、ごめん!昨日に引き続き俺が悪い!生きろ、ライアス!
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