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「ぁ、……えっ」
バツンッと、体と体がぶつかり合う強い衝撃で、ほんの一瞬どこかへ行っていたらしい意識が引き戻された。
「どうした?」
あれから休みなく喘がされている俺は、今の何?どーしたの……?と状況がすぐに把握出来ないくらいバカになっていた。俺、まだセックスしてる……。
「ほら、こっちを向いて」
後ろから覆い被さるようにしていたソランツェは、ちょっと混乱する俺の顔を自分の方に向けさせるとキスをしてくる。息すらさせてもらえないくらい深く口付けられて、鼻で呼吸すればいい事は判っているのに、キスの間はゆっくり捏ねる様な動きで中を弄ばれた俺は色んな所がグズグズになってしまってそれすら出来ない。一旦開放されるが、舌、と言われ条件反射の様に差し出すとそのまま強く吸われ、またどこかへ行ってしまいそうになる。苦しいけど気持ちいいとゆーか、全てが気持ち良すぎて、ずっと続く快感に、もうよく判らない。
「あ、あぁ、あー、あッ、もう、ヤバ……いぃってぇ」
「中がまだまだ俺にしがみついてくる……」
「そ……なの、しら………なぃ、!」
始め程ではないが、俺の中を動くには十分な硬さをなおも保つソランツェのせいで、俺はもう何回目か判らないくらい中だけでイッてしまっていて、既に出し過ぎて半勃ちにしかならない陰茎からはトロトロと精液なのか違うのか判別できない液体が垂れ流しになっているし、感覚はもうずっとふわふわで手足に力が入らずソランツェにされるがまま。ラストに向けてかソランツェが動き易い様に腰を高く上げさせられた体勢はソランツェの手の力だけで維持されてる状態だ。
ここまで来ると顔だって汗やら涙やらで多分酷い事になってるはずなのに、たまに覗き込んでは可愛い顔だなんて言って喜んで抽挿のスピードは上がる一方とか、ソランツェだってもう訳が判ってないんじゃないのと思ってしまう。
そんな事を頭は考えながらも、ソランツェにしがみついていると揶揄された俺の中は別行動で勝手にまた高みへ向かうべく与えられている快感を全て拾い集めていく。そして、判っているかのようにソランツェは俺の気持ちいい所しか攻めてこなくて、そうやって集められた快感が大きな塊へと成長するにつれ俺の粒子レベルくらいしか残っていなかった余裕は完全に消え失せる。
「ぁあッ、ん、アッまた、いく、イくぅ、いっちゃ……イッちゃうの!」
「っ、リヒト」
髪を振り乱しはしたなく自分の窮状を訴えた俺の身体は集めた大きな快感の塊の殻をソランツェに突き破らせようと淫らに誘導する。
もう限界だと、引き金を引くように締め上げると、短く声を上げたソランツェが俺の中で雄々しく震え何度目か判らない熱い弾で塊を撃ち抜き弾けさせ、それによって全身を駆け抜けるとんでもなく痛烈な快感に俺は声すら上げらず終わりを迎えた。
「座れるか?」
俺が崩れ落ちたままのうつ伏せでひくひくと快感に痙攣している身体をそのままにぽやーっとしていると、水を取ってくれたソランツェがソファに座れる様に抱き起こしてくれた。やさしーねだいすきだ。
「ありがと」
と、座ってみたのはいいけど、体勢が変わったせいで中にいっぱい留まっていたものがトロリと外へ出て来そうな感覚がする。
何となくソファの上で膝立ちになって自分の指で柔らかくなっている孔をクチュクチュと弄り二本の指でパカッと開いて見ると、思った通りにそこからソランツェの白濁がいっぱい出て来てトロトロと俺の太ももやソファを汚していった。指でそれを掬い取ると勿論指だって汚れるのだけれどそれが面白いというか何というか嬉しく?思えてクスクス笑っていると
「リ、リヒト、何を……してる?」
「へへ、汚れちゃった」
俺の行動を見てなのか立ったまま、なんだか戸惑っている様子のソランツェに、まだまだ中にいっぱいあるみたい、と下腹部をゆっくり撫でながら笑いかけると、ソランツェは水のペットボトルをテーブルに乱暴に置き大きく息を吐いて俺を引っ張り上げ抱き寄せた。いきなりどうしたのかなと思うが、素肌同士の密着って本当に気持ち良くて好きだからされるがままにする。
「わざとか?」
「? 何?」
顔を覗き込まれて何がだろう?と不思議そうな顔をして見せると、ちょっと唖然とした表情で俺を下ろし両肩をガシッと掴んで大丈夫か?!と揺さぶって来た。だから何がだ?って言ってんだ、と思いながら揺さぶりに抗議する。
「肩、痛いって」
「あ、すまない、いや、だが、リヒト」
「大丈夫って何?」
「いや、何って、リヒト?!」
「だ~か~ら~な~」
に
が
?
じゃ
ねえ。
ねえわ。
ちっとも大丈夫じゃねえわ。
「はああああ??!?!? おれなにしてんの?????」
正気戻ったという言葉が適切過ぎて賭けの対象にもならない程の事に、逆にソランツェの肩を掴んで力の限り揺さぶろうとするが、
「いやいやいやいやいや、ピクリとも動かねえ体だな、おい!?!」
「リヒト、待て、落ち着け! とんでもなく動揺しているのは判ったから!!」
「うわあああああいやああああああああ!!!!!」
++++++
休憩もなく何回もイき過ぎるとThe淫乱deショーみたいなもう頭がバカになり過ぎるので、セックスは節度を持とうという話になりました。やり過ぎ良くない。こういう事には状態異常効かないんだな、多分。
自分のあまりのヤラかしに恥ずかしくてお婿に行けない!なんて思ってみたが、落ち着いて考えてみれば見せた相手は俺の婿だよ。俺も婿だけど。だから、じゃあ、もういいかと(思い込む)。
「ここのソファでやるのやめようね……」
既に遅いけどセックスしていい場所も区分けしようかな、と。一応、周囲に警戒しなきゃいけない移動中に座る度セックスを思い出すようなのはいかんと思う訳ですよ今更ですが。とゆー事で、さっきの事思い出すのでこのソファを撤去したい。改造だ改造だ!今度は和室再現しようかな!
「あ、そういえば、アシュマルナが家くれたんだった」
「ああ、聞いた」
「今度中身造りに行こうか。間取りも内装も自由自在だよ」
「リヒトが居て寝れるベッドがあれば俺はどんなのでもいいが」
「そ、そう……?」
ソランツェは絶対そんな意味で言ったんじゃないのに、聞いた俺の頭を過った言葉は頭の中身新品交換した方がいいんじゃないかって言葉だった。やり過ぎ良くない。
バツンッと、体と体がぶつかり合う強い衝撃で、ほんの一瞬どこかへ行っていたらしい意識が引き戻された。
「どうした?」
あれから休みなく喘がされている俺は、今の何?どーしたの……?と状況がすぐに把握出来ないくらいバカになっていた。俺、まだセックスしてる……。
「ほら、こっちを向いて」
後ろから覆い被さるようにしていたソランツェは、ちょっと混乱する俺の顔を自分の方に向けさせるとキスをしてくる。息すらさせてもらえないくらい深く口付けられて、鼻で呼吸すればいい事は判っているのに、キスの間はゆっくり捏ねる様な動きで中を弄ばれた俺は色んな所がグズグズになってしまってそれすら出来ない。一旦開放されるが、舌、と言われ条件反射の様に差し出すとそのまま強く吸われ、またどこかへ行ってしまいそうになる。苦しいけど気持ちいいとゆーか、全てが気持ち良すぎて、ずっと続く快感に、もうよく判らない。
「あ、あぁ、あー、あッ、もう、ヤバ……いぃってぇ」
「中がまだまだ俺にしがみついてくる……」
「そ……なの、しら………なぃ、!」
始め程ではないが、俺の中を動くには十分な硬さをなおも保つソランツェのせいで、俺はもう何回目か判らないくらい中だけでイッてしまっていて、既に出し過ぎて半勃ちにしかならない陰茎からはトロトロと精液なのか違うのか判別できない液体が垂れ流しになっているし、感覚はもうずっとふわふわで手足に力が入らずソランツェにされるがまま。ラストに向けてかソランツェが動き易い様に腰を高く上げさせられた体勢はソランツェの手の力だけで維持されてる状態だ。
ここまで来ると顔だって汗やら涙やらで多分酷い事になってるはずなのに、たまに覗き込んでは可愛い顔だなんて言って喜んで抽挿のスピードは上がる一方とか、ソランツェだってもう訳が判ってないんじゃないのと思ってしまう。
そんな事を頭は考えながらも、ソランツェにしがみついていると揶揄された俺の中は別行動で勝手にまた高みへ向かうべく与えられている快感を全て拾い集めていく。そして、判っているかのようにソランツェは俺の気持ちいい所しか攻めてこなくて、そうやって集められた快感が大きな塊へと成長するにつれ俺の粒子レベルくらいしか残っていなかった余裕は完全に消え失せる。
「ぁあッ、ん、アッまた、いく、イくぅ、いっちゃ……イッちゃうの!」
「っ、リヒト」
髪を振り乱しはしたなく自分の窮状を訴えた俺の身体は集めた大きな快感の塊の殻をソランツェに突き破らせようと淫らに誘導する。
もう限界だと、引き金を引くように締め上げると、短く声を上げたソランツェが俺の中で雄々しく震え何度目か判らない熱い弾で塊を撃ち抜き弾けさせ、それによって全身を駆け抜けるとんでもなく痛烈な快感に俺は声すら上げらず終わりを迎えた。
「座れるか?」
俺が崩れ落ちたままのうつ伏せでひくひくと快感に痙攣している身体をそのままにぽやーっとしていると、水を取ってくれたソランツェがソファに座れる様に抱き起こしてくれた。やさしーねだいすきだ。
「ありがと」
と、座ってみたのはいいけど、体勢が変わったせいで中にいっぱい留まっていたものがトロリと外へ出て来そうな感覚がする。
何となくソファの上で膝立ちになって自分の指で柔らかくなっている孔をクチュクチュと弄り二本の指でパカッと開いて見ると、思った通りにそこからソランツェの白濁がいっぱい出て来てトロトロと俺の太ももやソファを汚していった。指でそれを掬い取ると勿論指だって汚れるのだけれどそれが面白いというか何というか嬉しく?思えてクスクス笑っていると
「リ、リヒト、何を……してる?」
「へへ、汚れちゃった」
俺の行動を見てなのか立ったまま、なんだか戸惑っている様子のソランツェに、まだまだ中にいっぱいあるみたい、と下腹部をゆっくり撫でながら笑いかけると、ソランツェは水のペットボトルをテーブルに乱暴に置き大きく息を吐いて俺を引っ張り上げ抱き寄せた。いきなりどうしたのかなと思うが、素肌同士の密着って本当に気持ち良くて好きだからされるがままにする。
「わざとか?」
「? 何?」
顔を覗き込まれて何がだろう?と不思議そうな顔をして見せると、ちょっと唖然とした表情で俺を下ろし両肩をガシッと掴んで大丈夫か?!と揺さぶって来た。だから何がだ?って言ってんだ、と思いながら揺さぶりに抗議する。
「肩、痛いって」
「あ、すまない、いや、だが、リヒト」
「大丈夫って何?」
「いや、何って、リヒト?!」
「だ~か~ら~な~」
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じゃ
ねえ。
ねえわ。
ちっとも大丈夫じゃねえわ。
「はああああ??!?!? おれなにしてんの?????」
正気戻ったという言葉が適切過ぎて賭けの対象にもならない程の事に、逆にソランツェの肩を掴んで力の限り揺さぶろうとするが、
「いやいやいやいやいや、ピクリとも動かねえ体だな、おい!?!」
「リヒト、待て、落ち着け! とんでもなく動揺しているのは判ったから!!」
「うわあああああいやああああああああ!!!!!」
++++++
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自分のあまりのヤラかしに恥ずかしくてお婿に行けない!なんて思ってみたが、落ち着いて考えてみれば見せた相手は俺の婿だよ。俺も婿だけど。だから、じゃあ、もういいかと(思い込む)。
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「あ、そういえば、アシュマルナが家くれたんだった」
「ああ、聞いた」
「今度中身造りに行こうか。間取りも内装も自由自在だよ」
「リヒトが居て寝れるベッドがあれば俺はどんなのでもいいが」
「そ、そう……?」
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