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「ソランツェさ、俺の事子供扱いしてるだろ」
車内に戻りテーブルを挟んで向かい合わせに座席に座り落ち着いた所で、ちょっとした抗議の声をあげる。
「わが神よりリヒトは赤子の様に何も知らぬから導いてやれと」
ソランツェはキョトンとした顔で腹立たしい事を言ってくれた。顔の良いやつはどんな顔をしてもかっこいい。ズルい。
「手は繋がなくて良くないか」
「初めて見る物に反応していきなり走り出したりしない様にと思って」
かなりの子供扱いに体が崩れてしまった。テーブルに突っ伏しつつも抗議はしておく。
「俺、諸事情により見た目若返ってるけど三十歳の大人なんだけど……」
「そういえば三十歳となっていたな。しかし、見た目でいうと成人したての頃にしか見えないからな」
「成人って何歳?」
「獣人族は十六歳、人族も同じ筈だ」
俺の今の見た目十六歳って……マジか。実際の年齢と乖離があり過ぎて嬉しくない。
俺が現実に唸っていたらソランツェがポンポンと俺の頭を宥める様に撫でてくれた。
その後俺の髪を一筋指ですくい、サラサラと指から落としてはまたすくいと繰り返して、落ちる髪で遊んでいる。
「珍しい髪と目の色をした世間知らずで成人したばかりに見える人族の商品価値は天井知らずだろうな」
「どういう事?」
「人攫いの恰好の餌食という事だ」
「ひぇ……」
「神は見守って下さっていらっしゃるから、最悪な事にはならないだろうが用心は必要だ」
ソランツェの言う通り、いざとなれば助けてくれそうだけど、そもそもそんな状況になりたくはないのでソランツェの重要さをちゃんと理解した。
体を起こして改めてよろしくお願いします、と頭を下げるとソランツェは笑っていた。
「でもさ、この髪色とかってのはそんなにも珍しいの?」
「俺は色んな国を見てきたがこんな見事な金の髪も目の色も見た覚えはない」
「俺って元は髪は黒だし目は褐色だったんだよ」
髪も目もアシュマルナと同じに変えられたと言えば、ソランツェはかなり驚いていた。愛し子のみが許された色なんだなって一人で納得している。
「そういえば、ソランツェは何歳なんだ?」
「ああ、言っていなかったな。リヒトには全てを見せておこう」
そう言ってステータスを俺に見える様に出してくれたが、どうやら本来ステータスは人にはあまり見せないものなので今後気を付ける様に言われた。
どうしても見せないといけない場合、見せたくない項目を隠す事も出来るらしいが、ギルドに登録する時などは全て見せないといけないらしい。
自分だけ見たい時はそう思いながらステータスを表示させればいいそうだ。
======
■ソランツェ・ルーダル
性別:男 種族:獣人(1/4) 年齢:24
職業:護衛騎士 体力:86000 魔力:58000
出身:ビスラトイルム帝国
剣術:SS 双剣術:SS 弓術:SS 索敵:SS
火属性魔法適性:SS 風属性魔法適性:SS
ギルドランク:B+
□愛し子の護衛騎士
>能力値補正
======
「二十四歳……」
俺より若いだろうと思ってたけど思ってた以上に若い。六歳も年下に子供扱いされるなんてと唸りそうになるがやめた。俺は今は赤子だ。クソ。
「リヒトの護衛騎士となった事で力を授かり色んな所が底上げされているから本来とは異なるが……」
「へえ、そうなんだ」
「体力・魔力共に五万も増えているし、技術・適性ランクもかなり上がったな」
「1/4って何?」
「獣人としての血の濃さだ。本来獣人とは人の肌を持たないんだが、他の血、主に人間と混じる事で獣人の特徴が薄くなっていく。純血の獣人というのは今は少なくなっているな」
そんな事まで表示されるのってすごいなあと思ったけど、全て見せてくれてるんだっけ?俺の事愛し子ってだけでかなり信用してくれてるよな?うーん……。
そういえば、獣人って事で聞きたい事があるけど訊いていいのかな?でも、はっきりさせておきたいし……。
「あのさ、獣人って二足歩行から四足歩行っていうか、獣化っていうのかな? 出来るの? 実は俺、動物苦手で……。見る分には良いんだけど意思疎通出来ないのがとにかく怖くて」
俺には大事な事なので思い切って訊いてみると、怖がらなくて大丈夫だという様に微笑みながら、自分は獣化出来る力は無く、獣人の名残は耳と尻尾と人よりは優れた身体能力だけ。獣人は獣化したとしても言葉は話せるから安心していいと説明してくれた。
「そっか、良かった~。ソランツェはそのままでいてくれるんだな」
「あぁ」
そこがすごい気になってたんだよな。
獣化出来ない事が獣人にとってどうなのか判らないが、俺にとっては凄く良い事だ。
ソランツェは俺がホッとして喜んでいるのを優しく笑って見てくれていた。
++++++
「どうしようかな……」
ソランツェに夜ご飯作るよ!何がいい?って言ったら、お肉が食べられればそれで嬉しいので普通に焼くだけでいいって言われた。
じゃあ、今日も外で普通に焼こうという事で、彼は今、薪を集めに行ってくれている。
ソランツェはそれでいいとして、俺は良い肉は美味しいけど連続で食べる物じゃないと思うと薄々感じ出したので他に何か作ろうと思う。
そう思うが何が出来るかなと食品棚をごそごそ漁る。オイルサーディン缶を発見して確保。
「あとは……お、これでいいや」
そういえば、これ買ってたなと思う物も見つけて取り出す。
肉とかも準備する。冷蔵庫からパックごと取り出して冷蔵庫を閉め、またすぐ開けると補充される事が判ったので何回か繰り返す。昨日は気付かなかったけど、ソランツェはいっぱい食べそうなのでこれはよかった。
「取って来たぞ」
「結構いっぱいあるな。ありがとう」
「余れば小屋の中に置いていけばいいからな」
結界範囲内に焚き火台やその他必要な物を設置。折り畳みのアウトドアチェアは大きいのが一つしかないので予備のミニサイズのを用意したら、ソランツェが気に入ってた。持ち運びに良さそうだって。
火起こしはやってくれるというので任せて、俺は食材を用意する。
バゲットは一口サイズの四角に切って皿に盛る。そんなに量はなくていいかな。ブロッコリーも冷蔵庫開け閉めで量を増やし切ってボイル。シーフードミックスからエビだけ抜き出してこれもボイル。うーん、ちょっと小さい!大きいエビが食べたい!海が近い街に行きたいなあ、と思いつつ、ウインナーを用意。
アルミホイルを適当な大きさで切って二枚重ねにする。そこにさっき見つけた食材である常温保存OKって事で買っておいた缶入りカマンベールチーズを開け、鍋みたいになる様に包んでいく。そして、チーズ上部に丸く切り込みを入れて準備完了。
オイルサーディン用には、レモン果汁のポーションと醤油、七味を準備して、全部外へと持って行く。
さあ、夜ご飯にしましょうかね。
車内に戻りテーブルを挟んで向かい合わせに座席に座り落ち着いた所で、ちょっとした抗議の声をあげる。
「わが神よりリヒトは赤子の様に何も知らぬから導いてやれと」
ソランツェはキョトンとした顔で腹立たしい事を言ってくれた。顔の良いやつはどんな顔をしてもかっこいい。ズルい。
「手は繋がなくて良くないか」
「初めて見る物に反応していきなり走り出したりしない様にと思って」
かなりの子供扱いに体が崩れてしまった。テーブルに突っ伏しつつも抗議はしておく。
「俺、諸事情により見た目若返ってるけど三十歳の大人なんだけど……」
「そういえば三十歳となっていたな。しかし、見た目でいうと成人したての頃にしか見えないからな」
「成人って何歳?」
「獣人族は十六歳、人族も同じ筈だ」
俺の今の見た目十六歳って……マジか。実際の年齢と乖離があり過ぎて嬉しくない。
俺が現実に唸っていたらソランツェがポンポンと俺の頭を宥める様に撫でてくれた。
その後俺の髪を一筋指ですくい、サラサラと指から落としてはまたすくいと繰り返して、落ちる髪で遊んでいる。
「珍しい髪と目の色をした世間知らずで成人したばかりに見える人族の商品価値は天井知らずだろうな」
「どういう事?」
「人攫いの恰好の餌食という事だ」
「ひぇ……」
「神は見守って下さっていらっしゃるから、最悪な事にはならないだろうが用心は必要だ」
ソランツェの言う通り、いざとなれば助けてくれそうだけど、そもそもそんな状況になりたくはないのでソランツェの重要さをちゃんと理解した。
体を起こして改めてよろしくお願いします、と頭を下げるとソランツェは笑っていた。
「でもさ、この髪色とかってのはそんなにも珍しいの?」
「俺は色んな国を見てきたがこんな見事な金の髪も目の色も見た覚えはない」
「俺って元は髪は黒だし目は褐色だったんだよ」
髪も目もアシュマルナと同じに変えられたと言えば、ソランツェはかなり驚いていた。愛し子のみが許された色なんだなって一人で納得している。
「そういえば、ソランツェは何歳なんだ?」
「ああ、言っていなかったな。リヒトには全てを見せておこう」
そう言ってステータスを俺に見える様に出してくれたが、どうやら本来ステータスは人にはあまり見せないものなので今後気を付ける様に言われた。
どうしても見せないといけない場合、見せたくない項目を隠す事も出来るらしいが、ギルドに登録する時などは全て見せないといけないらしい。
自分だけ見たい時はそう思いながらステータスを表示させればいいそうだ。
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■ソランツェ・ルーダル
性別:男 種族:獣人(1/4) 年齢:24
職業:護衛騎士 体力:86000 魔力:58000
出身:ビスラトイルム帝国
剣術:SS 双剣術:SS 弓術:SS 索敵:SS
火属性魔法適性:SS 風属性魔法適性:SS
ギルドランク:B+
□愛し子の護衛騎士
>能力値補正
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「二十四歳……」
俺より若いだろうと思ってたけど思ってた以上に若い。六歳も年下に子供扱いされるなんてと唸りそうになるがやめた。俺は今は赤子だ。クソ。
「リヒトの護衛騎士となった事で力を授かり色んな所が底上げされているから本来とは異なるが……」
「へえ、そうなんだ」
「体力・魔力共に五万も増えているし、技術・適性ランクもかなり上がったな」
「1/4って何?」
「獣人としての血の濃さだ。本来獣人とは人の肌を持たないんだが、他の血、主に人間と混じる事で獣人の特徴が薄くなっていく。純血の獣人というのは今は少なくなっているな」
そんな事まで表示されるのってすごいなあと思ったけど、全て見せてくれてるんだっけ?俺の事愛し子ってだけでかなり信用してくれてるよな?うーん……。
そういえば、獣人って事で聞きたい事があるけど訊いていいのかな?でも、はっきりさせておきたいし……。
「あのさ、獣人って二足歩行から四足歩行っていうか、獣化っていうのかな? 出来るの? 実は俺、動物苦手で……。見る分には良いんだけど意思疎通出来ないのがとにかく怖くて」
俺には大事な事なので思い切って訊いてみると、怖がらなくて大丈夫だという様に微笑みながら、自分は獣化出来る力は無く、獣人の名残は耳と尻尾と人よりは優れた身体能力だけ。獣人は獣化したとしても言葉は話せるから安心していいと説明してくれた。
「そっか、良かった~。ソランツェはそのままでいてくれるんだな」
「あぁ」
そこがすごい気になってたんだよな。
獣化出来ない事が獣人にとってどうなのか判らないが、俺にとっては凄く良い事だ。
ソランツェは俺がホッとして喜んでいるのを優しく笑って見てくれていた。
++++++
「どうしようかな……」
ソランツェに夜ご飯作るよ!何がいい?って言ったら、お肉が食べられればそれで嬉しいので普通に焼くだけでいいって言われた。
じゃあ、今日も外で普通に焼こうという事で、彼は今、薪を集めに行ってくれている。
ソランツェはそれでいいとして、俺は良い肉は美味しいけど連続で食べる物じゃないと思うと薄々感じ出したので他に何か作ろうと思う。
そう思うが何が出来るかなと食品棚をごそごそ漁る。オイルサーディン缶を発見して確保。
「あとは……お、これでいいや」
そういえば、これ買ってたなと思う物も見つけて取り出す。
肉とかも準備する。冷蔵庫からパックごと取り出して冷蔵庫を閉め、またすぐ開けると補充される事が判ったので何回か繰り返す。昨日は気付かなかったけど、ソランツェはいっぱい食べそうなのでこれはよかった。
「取って来たぞ」
「結構いっぱいあるな。ありがとう」
「余れば小屋の中に置いていけばいいからな」
結界範囲内に焚き火台やその他必要な物を設置。折り畳みのアウトドアチェアは大きいのが一つしかないので予備のミニサイズのを用意したら、ソランツェが気に入ってた。持ち運びに良さそうだって。
火起こしはやってくれるというので任せて、俺は食材を用意する。
バゲットは一口サイズの四角に切って皿に盛る。そんなに量はなくていいかな。ブロッコリーも冷蔵庫開け閉めで量を増やし切ってボイル。シーフードミックスからエビだけ抜き出してこれもボイル。うーん、ちょっと小さい!大きいエビが食べたい!海が近い街に行きたいなあ、と思いつつ、ウインナーを用意。
アルミホイルを適当な大きさで切って二枚重ねにする。そこにさっき見つけた食材である常温保存OKって事で買っておいた缶入りカマンベールチーズを開け、鍋みたいになる様に包んでいく。そして、チーズ上部に丸く切り込みを入れて準備完了。
オイルサーディン用には、レモン果汁のポーションと醤油、七味を準備して、全部外へと持って行く。
さあ、夜ご飯にしましょうかね。
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