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4章。限界突破の外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
63話。神の意思の体現者
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「戦争の勝利者だと?
……これはおもろしろい。貴様らごとき時代遅れの小国が、余のフォルガナに勝ったつもりでおるとはな」
傲岸不遜にフォルガナ王ダレスは言い放った。
「残念だか、余が貴様らの前に姿を見せた時点で、貴様らの死は確定だ。
余は【大聖者】。神の意思の体現者である!」
「神の意思の体現者だって…?」
相手の気勢に一瞬、呑まれそうになる。
「アベル。フォルガナ王のスキルは、多分、進化した私の【大聖女】と、ほぼ同じだと思うわ」
リディアが僕に耳打ちしてくる。
フォルガナ王は、諸国に自らがどんなスキルを女神から与えられたか、その名前を明らかにしていた。
スキル【大聖者】。
詳細は不明だが、リディアの聖女と同じく、神聖魔法が使用可能となるスキルであることだけは、わかっている。
「ふん! 私たちと、ここでたったひとりで、やり合うつもりなのフォルガナ王? だとしたら自惚れすぎよ。アベルのバフ・マスターは、味方が多ければ多いほど力を発揮するスキルだわ。
アンジェラがこちらについた以上、そちらこそ、万に一つも勝ち目があるとは思わないことね!」
リディアが堂々と言い放った。
「その通りです。ここは大人しく交渉のテーブルについた方が賢明ではありませんか? フォルガナ王」
ティファも、それに追随する。
「交渉だと? あり得ぬ。余がこの場に現れたのは、災いの芽を自ら摘み取るためだ。
最初から話し合いの余地などない!
貴様らにはここで消えてもらう。これが余の、つまりは神の決定である」
「なるほど……悪いがアンジェラ。お母さんを取り戻すのは、力尽くってことになりそうだ」
僕は神剣グラムを抜いて構えた。
自らを神と同一視するとは……自信過剰だと笑うことはできない。
なにしろ、相手はフォルガナ王だ。
「アンジェラの母親を取り戻すだと? クククッ、これは滑稽だ。
あの魔族には、魔法実験の被験体となってもらっていたのだが。つい、やり過ぎてしまってな。
ひと月ほど前に、うっかり殺してしまったのだ……
ハーッハッハッハ! おかげで貴重な実験データが取れたがな!」
「そんなお父様! 私が前線に立って戦えば……お母様にはひどいことはしないと、お約束したではありませんか!?」
アンジェラが悲痛な叫びを上げる。
「お前……仮にも自分の妃となった女性に対して!」
僕は怒りに剣を握りしめた。
「妃だと? 何をバカな。あの女は、魔族の生体を研究するため。強力な力を持った半魔族を生み出すために、余が飼っていた家畜に過ぎん。
もっとも、生まれて来た娘は期待外れの出来損ないだったがな」
ダレスは吐き捨てるように告げた。
「アンジェラが出来損ないだと? どういうことだ……?」
彼女の魔法にも策謀にも、かなり苦戦させられた。紛れもなく、超一流の魔法使いだと思うが。
「その娘のスキル【不死の支配者(アンジェラ・ルーラー)】であるがな。最初に発現した時は、すばらしい力だと余は歓喜した。
だが、なんと、いくらその力を行使しても、一向にスキルレベルが上がらなかったのだ。
まったく伸びしろの無い。至高の領域には決して届くことのないゴミスキル……
なんと腹立たしい! 期待ハズレもよいところだ! 余が汚れた魔族を抱いてまで作った娘が欠陥品だったとはなっ!」
「……お父様っ。だ、だから、私はせめて暗黒魔法だけは極めようと……お役に立とうと、必死にがんばってきました。それなのにお母様の命を奪うなんて……」
アンジェラは無残なほど顔を歪めていた。
「余の役に立つだと? こんな小国ひとつ落とせぬようでは話にならぬな。
お前が研究した暗黒魔法のデータはすでに取れた。お前はもう用済みだ。
それに余は神の使者たる【大聖者】であるためかな。欠陥品の半魔族を、娘だなどと呼び続けるのは、虫酸が走る。もはや我慢できぬのだ!
良い機会だ。そんなに母が恋しれけば、お前も母の元に送ってやろう。だが、その前に……」
ダレスは懐から皮袋を取り出すと、その中身の灰をアンジェラの目の前にぶちまけた。
「お前の母の遺灰だ。余が浄化の祝福を与えておる。
お前には『死者の完全なる復活』の実現を命じていたハズだ。
余の役に立ちたいというのなら、魔法で母を蘇らせてみるがいい。
その状態から、果たして復活させられるのか。暗黒魔法を極めたというのなら、余に見せてみよ! ハーッハッハッハ!」
「あっ! あぁあああああ!?」
アンジェラは、泣きながら撒かれた遺灰を、必死ですくい取ろうとした。
「おっ、お母様が! お母様が……っ!?」
アンジェラの手には魔法の輝きが宿っているが、なんの変化も奇跡も起きはしなかった。
アンジェラは母親をアンデッドとして蘇らせようとしているようだが、遺灰は神聖な光に守られて、死霊術を阻んでいた。
「……やはり、できぬようだな。精神的に追い詰めれば、死霊術の完成形『死者の完全なる復活』が見られるかと思ったのだが。最後の実験も失敗か。
アンジェラ、お前はやはり欠陥品だ。フォルガナ王家の面汚しめ!」
アンジェラは返事をせず、ただだだ土と混じった母の遺灰を掻き集めていた。その姿は、母を必死で探す幼子のようだった。
「最後にお前の母は、こんなことを言っていたぞ。アンジェラには幸せになって欲しい。その名の通り天使のごとく、誰からも愛される娘になって欲しいとな……
クハハハハッ! 魔族にも子を想う愛情があったとは。興味深い実験結果であった!
そして、なんとも滑稽だ! 化け物姫などと呼ばれて恐れられるお前が、誰かから愛されることなど決して無いというのにな!」
ダレスは、泣き崩れる実の娘に向けて手をかざした。その手に神聖な輝きが収束していく。
「余の前から消えよ、邪悪なる半魔族。【聖爆(ホーリー・バースト)】!」
「【魔法防御力】を限界突破!」
『了解』
僕はアンジェラの前に壁となって立ち塞がった。
ダレスが放った聖なる光は、僕に激突して大爆発を起こした。
「なにっ!?」
ダレスが目を剥く。
かなり痛かったが、僕は五体満足で耐えきった。もちろん、アンジェラも無事だ。
「このクソ野郎っ! お前みたいなヤツはぶちのめす!」
僕は神剣グラムを振りかざして突撃した。
……これはおもろしろい。貴様らごとき時代遅れの小国が、余のフォルガナに勝ったつもりでおるとはな」
傲岸不遜にフォルガナ王ダレスは言い放った。
「残念だか、余が貴様らの前に姿を見せた時点で、貴様らの死は確定だ。
余は【大聖者】。神の意思の体現者である!」
「神の意思の体現者だって…?」
相手の気勢に一瞬、呑まれそうになる。
「アベル。フォルガナ王のスキルは、多分、進化した私の【大聖女】と、ほぼ同じだと思うわ」
リディアが僕に耳打ちしてくる。
フォルガナ王は、諸国に自らがどんなスキルを女神から与えられたか、その名前を明らかにしていた。
スキル【大聖者】。
詳細は不明だが、リディアの聖女と同じく、神聖魔法が使用可能となるスキルであることだけは、わかっている。
「ふん! 私たちと、ここでたったひとりで、やり合うつもりなのフォルガナ王? だとしたら自惚れすぎよ。アベルのバフ・マスターは、味方が多ければ多いほど力を発揮するスキルだわ。
アンジェラがこちらについた以上、そちらこそ、万に一つも勝ち目があるとは思わないことね!」
リディアが堂々と言い放った。
「その通りです。ここは大人しく交渉のテーブルについた方が賢明ではありませんか? フォルガナ王」
ティファも、それに追随する。
「交渉だと? あり得ぬ。余がこの場に現れたのは、災いの芽を自ら摘み取るためだ。
最初から話し合いの余地などない!
貴様らにはここで消えてもらう。これが余の、つまりは神の決定である」
「なるほど……悪いがアンジェラ。お母さんを取り戻すのは、力尽くってことになりそうだ」
僕は神剣グラムを抜いて構えた。
自らを神と同一視するとは……自信過剰だと笑うことはできない。
なにしろ、相手はフォルガナ王だ。
「アンジェラの母親を取り戻すだと? クククッ、これは滑稽だ。
あの魔族には、魔法実験の被験体となってもらっていたのだが。つい、やり過ぎてしまってな。
ひと月ほど前に、うっかり殺してしまったのだ……
ハーッハッハッハ! おかげで貴重な実験データが取れたがな!」
「そんなお父様! 私が前線に立って戦えば……お母様にはひどいことはしないと、お約束したではありませんか!?」
アンジェラが悲痛な叫びを上げる。
「お前……仮にも自分の妃となった女性に対して!」
僕は怒りに剣を握りしめた。
「妃だと? 何をバカな。あの女は、魔族の生体を研究するため。強力な力を持った半魔族を生み出すために、余が飼っていた家畜に過ぎん。
もっとも、生まれて来た娘は期待外れの出来損ないだったがな」
ダレスは吐き捨てるように告げた。
「アンジェラが出来損ないだと? どういうことだ……?」
彼女の魔法にも策謀にも、かなり苦戦させられた。紛れもなく、超一流の魔法使いだと思うが。
「その娘のスキル【不死の支配者(アンジェラ・ルーラー)】であるがな。最初に発現した時は、すばらしい力だと余は歓喜した。
だが、なんと、いくらその力を行使しても、一向にスキルレベルが上がらなかったのだ。
まったく伸びしろの無い。至高の領域には決して届くことのないゴミスキル……
なんと腹立たしい! 期待ハズレもよいところだ! 余が汚れた魔族を抱いてまで作った娘が欠陥品だったとはなっ!」
「……お父様っ。だ、だから、私はせめて暗黒魔法だけは極めようと……お役に立とうと、必死にがんばってきました。それなのにお母様の命を奪うなんて……」
アンジェラは無残なほど顔を歪めていた。
「余の役に立つだと? こんな小国ひとつ落とせぬようでは話にならぬな。
お前が研究した暗黒魔法のデータはすでに取れた。お前はもう用済みだ。
それに余は神の使者たる【大聖者】であるためかな。欠陥品の半魔族を、娘だなどと呼び続けるのは、虫酸が走る。もはや我慢できぬのだ!
良い機会だ。そんなに母が恋しれけば、お前も母の元に送ってやろう。だが、その前に……」
ダレスは懐から皮袋を取り出すと、その中身の灰をアンジェラの目の前にぶちまけた。
「お前の母の遺灰だ。余が浄化の祝福を与えておる。
お前には『死者の完全なる復活』の実現を命じていたハズだ。
余の役に立ちたいというのなら、魔法で母を蘇らせてみるがいい。
その状態から、果たして復活させられるのか。暗黒魔法を極めたというのなら、余に見せてみよ! ハーッハッハッハ!」
「あっ! あぁあああああ!?」
アンジェラは、泣きながら撒かれた遺灰を、必死ですくい取ろうとした。
「おっ、お母様が! お母様が……っ!?」
アンジェラの手には魔法の輝きが宿っているが、なんの変化も奇跡も起きはしなかった。
アンジェラは母親をアンデッドとして蘇らせようとしているようだが、遺灰は神聖な光に守られて、死霊術を阻んでいた。
「……やはり、できぬようだな。精神的に追い詰めれば、死霊術の完成形『死者の完全なる復活』が見られるかと思ったのだが。最後の実験も失敗か。
アンジェラ、お前はやはり欠陥品だ。フォルガナ王家の面汚しめ!」
アンジェラは返事をせず、ただだだ土と混じった母の遺灰を掻き集めていた。その姿は、母を必死で探す幼子のようだった。
「最後にお前の母は、こんなことを言っていたぞ。アンジェラには幸せになって欲しい。その名の通り天使のごとく、誰からも愛される娘になって欲しいとな……
クハハハハッ! 魔族にも子を想う愛情があったとは。興味深い実験結果であった!
そして、なんとも滑稽だ! 化け物姫などと呼ばれて恐れられるお前が、誰かから愛されることなど決して無いというのにな!」
ダレスは、泣き崩れる実の娘に向けて手をかざした。その手に神聖な輝きが収束していく。
「余の前から消えよ、邪悪なる半魔族。【聖爆(ホーリー・バースト)】!」
「【魔法防御力】を限界突破!」
『了解』
僕はアンジェラの前に壁となって立ち塞がった。
ダレスが放った聖なる光は、僕に激突して大爆発を起こした。
「なにっ!?」
ダレスが目を剥く。
かなり痛かったが、僕は五体満足で耐えきった。もちろん、アンジェラも無事だ。
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