32 / 54
3章。黒幕の王妃との対決
32話。なぜか学園3大美少女と同じ部屋で寝るハメになる
しおりを挟む
「ヴァイス君、良かったぁあああッ! 心配していたよの!」
「ヴァイス兄様、お約束通り帰ってきてくださったのですね!」
フィアナと共に生徒会室に戻ってくると、セリカとエレナが俺を大歓迎してくれた。
前世では、クタクタになって帰ってきても、俺を出迎え、労ってくれる人など居なかったので、思わずジ~ンと来てしまう。
「……ただいま。二人とも無事で良かった」
心の底からそう思う。
涙ぐむセリカとエレナは損得勘定を抜きで、俺との再会を喜んでくれていた。
そんな二人を今では、愛しいと思えるようになっていた。
「どこもお怪我はされていませんか!? 私は、もう心配で心配で!」
エレナが俺に抱きついて、身体に異常が無いかアチコチ触ってくる。そんなことをされると、くすぐったいというより、赤面してしまうぞ。
「うぉ。大丈夫だって! それよりエレナの方こそ、怪我は無かったか?」
「はい! 兄様からいただいた【不可視の剣】のおかげで、無事切り抜けられました!」
「ちょ! エレナ、ヴァイス君の怪我の治療なら、恋人の私がやるわ! ヴァイス君、どこも痛くしていない!? 毒や呪いを受けていない!?」
さらにセリカまで、俺の身体をベタベタ触ってチェックしてくる。そんなことをされると、 下半身が元気になってしまって、いろいろと困る。
「お二人とも、ヴァイスさんが困っていましてよ! 怪我などされてませんから、まずは休ませて差し上げなさいな」
フィアナが一喝して、二人を強引に手で退けた。
「ふん、戻ったかヴァイス。君を倒すのは、この僕だ。地竜王ごときに殺されては困るからな」
もう外は暗くなっているというのに、律儀に残っていたレオナルドが鼻を鳴らした。
あれ? レオナルドも、もしかして俺を心配してくれていたのか?
「……レオナルド先輩も、セリカの警護を引き受けてくださり、ありがとうございました」
「ふん、当然だ」
礼を述べると、レオナルドは不機嫌そうにそっぽを向いた。
「セリカ王女は、僕の婚約者となる方だ。なにより、この栄光あるグロリアス騎士学園で魔族の専横を許すなど、あってはならないことだからな」
フィアナによると、今後はレオナルドもセリカの警護に加わってくれるということだ。
捕らえたジゼルの下僕から情報を引き出せば、学園に潜伏しているジゼルも炙り出せるだろう。そうなれば、おそらく王妃にも捜査の手が伸びて、一件落着だ。
無論、奴らもこのまま手をこまねいてはいないだろうが……
「今回の君の命がけの告発と活躍には、生徒会副会長として、礼を述べておこう。君のおかげで、大惨事を防ぐことができた。アルバン殿のご子息というのは、伊達では無かったようだな」
レオナルドは俺と目線を合わせぬまま、意外なことを言ってきた。どうやら、多少は俺のことを認めてくれたらしい。
ゲーム本編では、勇者アレンを平民だと見下し続けたレオナルドだったが、もしかして同じ貴族である俺には、仲間意識を持ちやすいということか?
「それにしても、さすがはフィアナ会長です。噂の地竜王レッドバロンが出現したとエレナ君から聞かされた時は、卒倒しそうになりましたが、見事、あの怪物を討伐されたのですね」
「それは違いましてよ、レオナルドさん。わたくしが到着した時には、すでに地竜王はヴァイスさんによって倒されていましたわ」
「なっ!? そんなことが……!」
「ま、まさかヴァイス兄様はあの怪物にソロで勝利されたのですか!?」
「すごいわヴァイス君!」
フィアナの言葉に、生徒会室に残っていた全員が度肝を抜かれた。
「……かなりギリギリの勝利で危なかったです。動けなくなっていたので、フィアナ会長が来てくださって助かりました」
「何をおっしゃいますの。12階層は、ヴァイスさんによって制圧されたと言って良い状態でしたわ。わたくしの出る幕など、無かったではありませんか?」
フィアナが肩をすくめる。
「それとヴァイスさん、その他人行儀な話し方は、おやめになってくださいな。昔のように、わたくしのことは、フィアナで結構ですわよ」
「えっ?」
高飛車なフィアナとは思えない申し出だった。
「お待ち下さい! ブレイズ公爵家の令嬢で、【栄光なる席次】ナンバー1のフィアナ会長を呼び捨てにせよと!? そんな不遜な態度をお許しになっては!」
「お黙りなさい、レオナルドさん。生徒会長であるわたくしの決定に異を唱えるおつもりですの?」
「い、いえ。決してそのような……!」
「【強き者こそが正しく美しい】が、この学園の理念ではありませんか? 魔族ガロンと地竜王を倒した功績を鑑みれば、ヴァイスさんが、このわたくしと同等の強者であることは疑いようが無い事実です。強者には、それにふさわしい遇し方がありますわ」
「で、ですが。フィアナ会長は、今まで誰にも、この僕にもそのような……」
レオナルドは口惜しそうに肩を落とす。
「……じゃあフィアナのお言葉に甘えさせてもらおうかな」
俺はさっそく砕けた口調で話す。
正直、ゲームでお馴染みだったフィアナに敬語というのは、堅苦しくて違和感があった。
「フィアナ様に実力を認められるなんて、さすがは私のヴァイス兄様です! でもフィアナ様、兄様への横恋慕はご法度ですからね!」
エレナが腰に手を当てて警告した。
どうもエレナは、フィアナが俺との婚約を一方的に破棄したことについて、強いわだかまりがあるようだ。
「ふふっ、横恋慕などと。エレナさんは、何もわかっておりませんのね。まあ、仕方ありませんわ。まだ恋も知らぬお子様でいらっしゃいますものね」
「し、失礼ではありませんか!? 私にだって、初恋の人くらいいます」
「あら、どうせ私のヴァイス兄様だとか、おっしゃるのでしょう?」
「うぐっ!」
図星だったようで、エレナは顔を真っ赤にして押し黙った。
兄が初恋の人だなんて、エレナはかわいいな。
「ところで、ヴァイスさん。他にあなたが掴んでいる情報があれば、お聞きしたいですわ。今夜、わたくしの部屋にいらっしゃいな。二人っきりで、ゆっくりと語り合いましょう」
「えっ、へ、部屋に来い?」
いくらなんでも、それはマズイような。
「ちょ! フィアナ、そんなのダメに決まっているでしょ!? ヴァイス君は、今夜から私と同じ部屋で寝るのよ! これはお父様もご承知のことなんだから!」
「いかに国王陛下ご公認といえど、今回のことは王国の根幹を揺るがしかねない大事件ですわ。ブレイズ公爵家の威信にかけて、早急に大魔族ジゼルを見つけ出して叩き潰す必要があります。それには、ヴァイスさんから詳しく話を聞く必要があるのですわ」
「むぐっ!?」
正論で返されて、セリカは言葉に詰まった。
「そ、それに、ヴァイス君は風魔法の修行だってする必要があるのよ! ソレには私の協力が必要不可欠なの!」
「あら、魔法の修行でしたら、王宮よりもブレイズ公爵家にこそ、専門の設備が整っておりますわ。なにより、このわたくしがお相手して差し上げた方が、ヴァイスさんの修行になるのではなくて?」
「えっ、そ、ソレは……」
フィアナの言っていることは正しいが、修行とは要するにスカートめくりなのである。しかもチラリズムの境地とかいう変態行為だ。
さすがに、そんなことを学園ナンバー1の公爵令嬢にするわけにいかない。王女様相手に、毎晩、修行と称して、スカートめくりをしているなどという噂が立っても困る。
「フィアナには悪いんだけど、門外不出のシルフィード伯爵家の奥義に関する修行なんだ」
「そうですよ、フィアナ様! 兄様と婚約破棄されたあなたに、奥義の修行をお見せする訳にいきません!」
エレナもここぞとばかりに援護してくれた。
「……なるほど。わたくしと婚約するために、是が非でも風魔法の奥義を身に着ける必要がお有りということですわね? くふふっ、おかわいいですわ!」
「はぁ?」
喜悦を浮かべるフィアナに、俺たちは呆気に取られた。
「では、風魔法の修行には、わたくしは関知いたしませんわ。その代わり、わたくしも今夜から王宮のセリカさんのお部屋で、ヴァイスさんと一緒に寝泊まりすることにいたしますわ。これなら、何の問題もございまんわよね!?」
「いや、問題大有りだろ!? しかも1日だけじゃなく、今夜からって、どういうことだ!?」
「大丈夫ですわ! わたくしとヴァイスさんは幼馴染の婚約者として、昔は良く同じベッドで眠った仲ではありませんか!?」
「いつの時代の話だぁ!?」
俺は頭を抱えて絶叫した。
「フィアナ様、何をおっしゃっているんですか!?」
「そうよ! 私だって、同じベッドで寝るのはご法度なのに!?」
「これは大魔族ジゼルからセリカさんをお守りするために必要なことなのですわ! セリカさんだって、このわたくしが側についていた方が安心してお休みになれるでしょう? レッツ、お泊り会ですわ!」
「全然、安心できないわ。むしろ逆ぅ!」
「許せません! なら、私もお目付け役として、兄様と同じベッドで寝ます!」
エレナが俺に引っ付いて叫ぶ。
「はぁああああッ!? いや、ちょっと待て!」
なぜか、学園の3大美少女全員と同じ部屋で、寝るという話になっているぞ。
「ヴァイス兄様、お約束通り帰ってきてくださったのですね!」
フィアナと共に生徒会室に戻ってくると、セリカとエレナが俺を大歓迎してくれた。
前世では、クタクタになって帰ってきても、俺を出迎え、労ってくれる人など居なかったので、思わずジ~ンと来てしまう。
「……ただいま。二人とも無事で良かった」
心の底からそう思う。
涙ぐむセリカとエレナは損得勘定を抜きで、俺との再会を喜んでくれていた。
そんな二人を今では、愛しいと思えるようになっていた。
「どこもお怪我はされていませんか!? 私は、もう心配で心配で!」
エレナが俺に抱きついて、身体に異常が無いかアチコチ触ってくる。そんなことをされると、くすぐったいというより、赤面してしまうぞ。
「うぉ。大丈夫だって! それよりエレナの方こそ、怪我は無かったか?」
「はい! 兄様からいただいた【不可視の剣】のおかげで、無事切り抜けられました!」
「ちょ! エレナ、ヴァイス君の怪我の治療なら、恋人の私がやるわ! ヴァイス君、どこも痛くしていない!? 毒や呪いを受けていない!?」
さらにセリカまで、俺の身体をベタベタ触ってチェックしてくる。そんなことをされると、 下半身が元気になってしまって、いろいろと困る。
「お二人とも、ヴァイスさんが困っていましてよ! 怪我などされてませんから、まずは休ませて差し上げなさいな」
フィアナが一喝して、二人を強引に手で退けた。
「ふん、戻ったかヴァイス。君を倒すのは、この僕だ。地竜王ごときに殺されては困るからな」
もう外は暗くなっているというのに、律儀に残っていたレオナルドが鼻を鳴らした。
あれ? レオナルドも、もしかして俺を心配してくれていたのか?
「……レオナルド先輩も、セリカの警護を引き受けてくださり、ありがとうございました」
「ふん、当然だ」
礼を述べると、レオナルドは不機嫌そうにそっぽを向いた。
「セリカ王女は、僕の婚約者となる方だ。なにより、この栄光あるグロリアス騎士学園で魔族の専横を許すなど、あってはならないことだからな」
フィアナによると、今後はレオナルドもセリカの警護に加わってくれるということだ。
捕らえたジゼルの下僕から情報を引き出せば、学園に潜伏しているジゼルも炙り出せるだろう。そうなれば、おそらく王妃にも捜査の手が伸びて、一件落着だ。
無論、奴らもこのまま手をこまねいてはいないだろうが……
「今回の君の命がけの告発と活躍には、生徒会副会長として、礼を述べておこう。君のおかげで、大惨事を防ぐことができた。アルバン殿のご子息というのは、伊達では無かったようだな」
レオナルドは俺と目線を合わせぬまま、意外なことを言ってきた。どうやら、多少は俺のことを認めてくれたらしい。
ゲーム本編では、勇者アレンを平民だと見下し続けたレオナルドだったが、もしかして同じ貴族である俺には、仲間意識を持ちやすいということか?
「それにしても、さすがはフィアナ会長です。噂の地竜王レッドバロンが出現したとエレナ君から聞かされた時は、卒倒しそうになりましたが、見事、あの怪物を討伐されたのですね」
「それは違いましてよ、レオナルドさん。わたくしが到着した時には、すでに地竜王はヴァイスさんによって倒されていましたわ」
「なっ!? そんなことが……!」
「ま、まさかヴァイス兄様はあの怪物にソロで勝利されたのですか!?」
「すごいわヴァイス君!」
フィアナの言葉に、生徒会室に残っていた全員が度肝を抜かれた。
「……かなりギリギリの勝利で危なかったです。動けなくなっていたので、フィアナ会長が来てくださって助かりました」
「何をおっしゃいますの。12階層は、ヴァイスさんによって制圧されたと言って良い状態でしたわ。わたくしの出る幕など、無かったではありませんか?」
フィアナが肩をすくめる。
「それとヴァイスさん、その他人行儀な話し方は、おやめになってくださいな。昔のように、わたくしのことは、フィアナで結構ですわよ」
「えっ?」
高飛車なフィアナとは思えない申し出だった。
「お待ち下さい! ブレイズ公爵家の令嬢で、【栄光なる席次】ナンバー1のフィアナ会長を呼び捨てにせよと!? そんな不遜な態度をお許しになっては!」
「お黙りなさい、レオナルドさん。生徒会長であるわたくしの決定に異を唱えるおつもりですの?」
「い、いえ。決してそのような……!」
「【強き者こそが正しく美しい】が、この学園の理念ではありませんか? 魔族ガロンと地竜王を倒した功績を鑑みれば、ヴァイスさんが、このわたくしと同等の強者であることは疑いようが無い事実です。強者には、それにふさわしい遇し方がありますわ」
「で、ですが。フィアナ会長は、今まで誰にも、この僕にもそのような……」
レオナルドは口惜しそうに肩を落とす。
「……じゃあフィアナのお言葉に甘えさせてもらおうかな」
俺はさっそく砕けた口調で話す。
正直、ゲームでお馴染みだったフィアナに敬語というのは、堅苦しくて違和感があった。
「フィアナ様に実力を認められるなんて、さすがは私のヴァイス兄様です! でもフィアナ様、兄様への横恋慕はご法度ですからね!」
エレナが腰に手を当てて警告した。
どうもエレナは、フィアナが俺との婚約を一方的に破棄したことについて、強いわだかまりがあるようだ。
「ふふっ、横恋慕などと。エレナさんは、何もわかっておりませんのね。まあ、仕方ありませんわ。まだ恋も知らぬお子様でいらっしゃいますものね」
「し、失礼ではありませんか!? 私にだって、初恋の人くらいいます」
「あら、どうせ私のヴァイス兄様だとか、おっしゃるのでしょう?」
「うぐっ!」
図星だったようで、エレナは顔を真っ赤にして押し黙った。
兄が初恋の人だなんて、エレナはかわいいな。
「ところで、ヴァイスさん。他にあなたが掴んでいる情報があれば、お聞きしたいですわ。今夜、わたくしの部屋にいらっしゃいな。二人っきりで、ゆっくりと語り合いましょう」
「えっ、へ、部屋に来い?」
いくらなんでも、それはマズイような。
「ちょ! フィアナ、そんなのダメに決まっているでしょ!? ヴァイス君は、今夜から私と同じ部屋で寝るのよ! これはお父様もご承知のことなんだから!」
「いかに国王陛下ご公認といえど、今回のことは王国の根幹を揺るがしかねない大事件ですわ。ブレイズ公爵家の威信にかけて、早急に大魔族ジゼルを見つけ出して叩き潰す必要があります。それには、ヴァイスさんから詳しく話を聞く必要があるのですわ」
「むぐっ!?」
正論で返されて、セリカは言葉に詰まった。
「そ、それに、ヴァイス君は風魔法の修行だってする必要があるのよ! ソレには私の協力が必要不可欠なの!」
「あら、魔法の修行でしたら、王宮よりもブレイズ公爵家にこそ、専門の設備が整っておりますわ。なにより、このわたくしがお相手して差し上げた方が、ヴァイスさんの修行になるのではなくて?」
「えっ、そ、ソレは……」
フィアナの言っていることは正しいが、修行とは要するにスカートめくりなのである。しかもチラリズムの境地とかいう変態行為だ。
さすがに、そんなことを学園ナンバー1の公爵令嬢にするわけにいかない。王女様相手に、毎晩、修行と称して、スカートめくりをしているなどという噂が立っても困る。
「フィアナには悪いんだけど、門外不出のシルフィード伯爵家の奥義に関する修行なんだ」
「そうですよ、フィアナ様! 兄様と婚約破棄されたあなたに、奥義の修行をお見せする訳にいきません!」
エレナもここぞとばかりに援護してくれた。
「……なるほど。わたくしと婚約するために、是が非でも風魔法の奥義を身に着ける必要がお有りということですわね? くふふっ、おかわいいですわ!」
「はぁ?」
喜悦を浮かべるフィアナに、俺たちは呆気に取られた。
「では、風魔法の修行には、わたくしは関知いたしませんわ。その代わり、わたくしも今夜から王宮のセリカさんのお部屋で、ヴァイスさんと一緒に寝泊まりすることにいたしますわ。これなら、何の問題もございまんわよね!?」
「いや、問題大有りだろ!? しかも1日だけじゃなく、今夜からって、どういうことだ!?」
「大丈夫ですわ! わたくしとヴァイスさんは幼馴染の婚約者として、昔は良く同じベッドで眠った仲ではありませんか!?」
「いつの時代の話だぁ!?」
俺は頭を抱えて絶叫した。
「フィアナ様、何をおっしゃっているんですか!?」
「そうよ! 私だって、同じベッドで寝るのはご法度なのに!?」
「これは大魔族ジゼルからセリカさんをお守りするために必要なことなのですわ! セリカさんだって、このわたくしが側についていた方が安心してお休みになれるでしょう? レッツ、お泊り会ですわ!」
「全然、安心できないわ。むしろ逆ぅ!」
「許せません! なら、私もお目付け役として、兄様と同じベッドで寝ます!」
エレナが俺に引っ付いて叫ぶ。
「はぁああああッ!? いや、ちょっと待て!」
なぜか、学園の3大美少女全員と同じ部屋で、寝るという話になっているぞ。
263
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしております!
おもしろかったら、ぜひ投票してください!
カクヨムでも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330660648111686
おもしろかったら、ぜひ投票してください!
カクヨムでも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330660648111686
お気に入りに追加
866
あなたにおすすめの小説

勇者PTを追放されたので獣娘たちに乗り換えて楽しく生きる
まったりー
ファンタジー
勇者を支援する為に召喚され、5年の間ユニークスキル【カードダス】で支援して来た主人公は、突然の冤罪を受け勇者PTを追放されてしまいました。
そんな主人公は、ギルドで出会った獣人のPTと仲良くなり、彼女たちの為にスキルを使う事を決め、獣人たちが暮らしやすい場所を作る為に奮闘する物語です。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる