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2章。学園のナンバー1を目指す
16話。元婚約者から手のひらを返される
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「きゃあああッ!? ヴァイス君ってば、やっぱり私のことを愛してくれているんだね!?」
「ヴァイス兄様!?」
その場の全員が、仰天した。
なにしろ、【栄光なる席次】最下位の俺が、2位のレオナルドに勝負を挑んだのだ。
端から見れば無謀を通り越して、アホだろうな。
「ほう? これは驚いた。まさかキミの方から、決闘を申し込んでくるとは……いいだろう。この勝負、受けよう。今さら取り消すことはできないぞ」
レオナルドはメガネをくいっと持ち上げて、薄ら笑いを浮かべる。
「僕が勝者としてキミに望むのは、グロリアス騎士学園からの退学だ! ゴミは早急に消えたまえ」
「ええっ、もちろんOKですよ」
学園ナンバー2の権力者レオナルドに敵視されたのだ。ここで勝負を挑まねば、いずれは過去の悪行を口実に退学に追い込まれてしまうだろう。
「俺はセリカと引き離される訳にはいきませんから。相手が誰だろうと勝つのみです」
「うひゃ! うれしいぃいいッ! 私もヴァイス君のことが大好きよ!」
セリカが目をハートにして跳び跳ねる。
野次馬たちも、一気に加熱した。
「落ちこぼれ変態貴族が、レオナルド様に勝負を挑むなんて!?」
「すげぇええ、ヴァイス、気は確かぁああッ!?」
そんな中、エレナだけが顔面蒼白になっている。
「ヴァイス兄様、レオナルド先輩のスキルと魔法は、私たちシルフィード伯爵家の風魔法とは相性最悪ですが……? こんなに早く勝負を挑んで勝算がお有りなのですか?」
「もちろんだ。レオナルド先輩に勝てないようじゃ、【傾国】のジゼルに勝つなんて到底無理だからな。昨晩、話したろ? 俺の目的はジゼルを倒すことだって」
「は、はい、ですが……」
「なに? 【傾国】のジゼルを倒すだと?」
レオナルドが目を剥いた。
「【七公爵】の1人。父上たち【栄光なる騎士】をもってしても、未だに討伐の叶わない最強格の魔族ではないか!?」
レオナルドの父も王国最強の5人、【栄光なる騎士】の1人だった。
「ま、まさかヴァイスが、そんな大望を!?」
周囲の生徒たちのざわめきが、より一層大きくなる。
「おのれ、この僕など眼中に無いと言いたいのか? 落ちこぼれの分際で、大言《たいげん》もほどほどにしたまえ!」
「いや、そういう訳じゃないんですけど……俺は必ずジゼルを倒すと誓っているんです」
そうしないと俺とセリカが破滅するからな。
最初は俺が破滅しないことが最優先だったが、こうもセリカに好き好き言われると、ゲームで好きなキャラだったこともあり情が湧いてくる。
俺はセリカを守ってやりたい。
「おっ、おぉおおおお!」
大きなどよめきが広がった。
「私と王国のために! かっこいい! ヴァイス君ってば、かっこよすぎ!」
「はい、ヴァイス兄様のお志の高さに、感服いたしました!」
セリカとエレナのテンションも上がりっぱなしだ。
「【栄光なる決闘】は格下の者が、決闘の日時と場所を決められるルールでしたよね? 日時は、1週間後の放課後、場所は学園の闘技場で良いですか?」
俺はレオナルドに提案した。
1週間後にしたのは、さすがに風魔法の奥義【空気抵抗ゼロ】を習得しなければ、レオナルドに勝つのは難しいからだ。
エレナの言う通り、コイツと俺とでは能力の相性が悪い。
俺が魔族化したガロンに勝てたのは、俺のユニークスキル【超重量】が、ヤツにとって天敵だったからだ。
できれば、もっとレベルアップし、【超重量】も次の段階にまで進化させておきたい。
「……よかろう。どのような策を弄そうとも僕の勝利は揺るがない。セリカ王女も、完膚無きまでに敗れたキミを目の当たりにすれば、考えを改めるだろう」
レオナルドがメガネをくいっと押し上げて、冷たく笑った。
「すなわち、この僕──レオナルド・リーベルトこそセリカ王女の婚約者にふさわしいと!」
その途端、その場に集まった生徒たちから、大歓声が上がる。
「すげぇっ! 落ちこぼれ変態貴族と、学園のナンバー2、レオナルド先輩の対決だ!」
「レオナルド先輩、抱負を一言ぉおおッ!」
新聞部の女子生徒まで現れて、レオナルドにインタビューし始めた。
【栄光なる決闘】は、学園の花でありお祭りだ。しかも、王女の婚約者の座を賭けた争いとなれば、盛り上がらない訳がない。
「ヴァイス、キミに1つ忠告してやろう。【栄光なる決闘】中の死亡は、例外なく事故として処理され罪に問われない。せいぜい、残り少ない人生を謳歌したまえ」
おいおい、俺を退学に追い込むどころか、決闘で殺すと言ってきたぞ。
ゲームでもそうだったが、レオナルドはやっぱり性格が悪いな。
もっとも、俺は最初から命を賭けているんだ。こんな脅しは無意味だ。
「もちろん、知っています。ご忠告、感謝します」
「……生意気な」
レオナルドは顔をしかめた。
「がんばってヴァイス君! ヴァイス君なら絶対に勝てるわ。私も協力するからね!」
そんな中、セリカが歓喜を爆発させて、俺に腕を絡めてくる。
レオナルドは唖然とし、口惜しそうに舌打ちした。
「……セリカ王女、わかっておいでだと思いますが、僕は【栄光なる席次】ナンバー1になるつもりです。そうなったら、僕こそあなたの婚約者です。その時に備えて、王女としての品位を貶さぬよう言動にはくれぐれも注意していただきたい」
「それはナンバー1になったらの話でしょ!?」
セリカはレオナルドに対する嫌悪感をあらわにした。
「何度も言うようだけど、ヴァイス君は魔族化したガロン君に勝ったのよ! それに……とにかく、あなたに同じことができる!?」
「それは……!」
雷使いのレオナルドは、土使いのガロンと相性が悪いため、一瞬、言葉に詰まった。雷は土に吸収されてしまう。土属性は雷属性に強いのだ。
魔族化すれば、人間だった頃の何倍も魔力が高まり、魔法属性の相性の悪さは致命的になる。
セリカの発言は、そのことを踏まえており、レオナルドはプライドを傷つけられたようだ。
「そんな仮定は無意味です! すべては1週間後、僕がヴァイスに勝つことで、ハッキリします。風属性の弱点は雷属性、ヴァイスに万が一の勝ち目も有りません。この僕こそが、学園最強の男です!」
「あらあら、これは何の騒ぎですの?」
その時、傲慢を絵に描いたような少女の美声が響いた。
取り巻きを大勢引き付けれて現れたのは、【栄光なる席次】ナンバー1。生徒会長の3年生フィアナ・ブレイズだった。
真っ赤な長髪をさっそうとなびかせた彼女は、まるで大輪の赤いバラだ。その美貌から、学園3大美少女の1人とも言われている。
「ああっ! フィアナ様、今日も優雅でお美しいですわ! ごきげんよう!」
「ごきげんよう、みなさん」
「きゃああああッ!」
女子生徒たちが、うっとりした眼差しをフィアナに向けて、あいさつする。
フィアナにあいさつを返されると、彼女たちは喜びに打ち震えた。強さと美しさを兼ね備えたフィアナは、女子から絶大な人気を誇っていた。
「レオナルドさん、生徒会副会長ともあろうあなたが、学園の顔である校門前でこんな騒ぎを起こすなんて……ご説明していただけるかしら?」
「これはフィアナ会長、僕としたことが申し訳ありません!」
レオナルドが、かしこまって頭を下げる。レオナルドの取り巻きの男子生徒たちも、女帝へのあいさつとして、一斉に会釈をした。
フィアナの実家であるブレイズ公爵家は、王国随一の大貴族だ。
魔族にくみする裏切り者──異端者を狩ってきた由緒正しき家系であり、その任務のためなら超法規的措置が許されている。
フィアナに敵視されたら、冗談抜きで拷問されて殺されることだってあり得るのだ。
故にフィアナは学園の全生徒から崇拝されると同時に、恐れられてもいる。バラのごとく優雅にして炎のごとく苛烈、まさに貴族の中の貴族だ。
「実は、このヴァイスめが、魔族を倒したなどと嘘を吹聴し、セリカ王女の恋人に収まるという信じがたい暴挙に出た故に、問い詰めていたのです」
「ヴァイスですって?」
フィアナは俺を見て、ほうっと感じ入ったようなため息をついた。それから興味津々といった様子で尋ねてくる。
「あら、美しい殿方。あなたのような生徒が、我が校にいたかしら? どちらの貴族家出身ですの?」
「どちらのって……フィアナ様、ヴァイス兄様のお顔をお忘れですか!?」
「はぁ……?」
エレナのツッコミに、フィアナは目を瞬いた。
フィアナは俺の元婚約者で幼馴染、かつて俺を外れスキル持ちだと振った相手だった。
「俺はシルフィード伯爵家のヴァイス・シルフィードですよ。フィアナ生徒会長」
「ヴァイス兄様!?」
その場の全員が、仰天した。
なにしろ、【栄光なる席次】最下位の俺が、2位のレオナルドに勝負を挑んだのだ。
端から見れば無謀を通り越して、アホだろうな。
「ほう? これは驚いた。まさかキミの方から、決闘を申し込んでくるとは……いいだろう。この勝負、受けよう。今さら取り消すことはできないぞ」
レオナルドはメガネをくいっと持ち上げて、薄ら笑いを浮かべる。
「僕が勝者としてキミに望むのは、グロリアス騎士学園からの退学だ! ゴミは早急に消えたまえ」
「ええっ、もちろんOKですよ」
学園ナンバー2の権力者レオナルドに敵視されたのだ。ここで勝負を挑まねば、いずれは過去の悪行を口実に退学に追い込まれてしまうだろう。
「俺はセリカと引き離される訳にはいきませんから。相手が誰だろうと勝つのみです」
「うひゃ! うれしいぃいいッ! 私もヴァイス君のことが大好きよ!」
セリカが目をハートにして跳び跳ねる。
野次馬たちも、一気に加熱した。
「落ちこぼれ変態貴族が、レオナルド様に勝負を挑むなんて!?」
「すげぇええ、ヴァイス、気は確かぁああッ!?」
そんな中、エレナだけが顔面蒼白になっている。
「ヴァイス兄様、レオナルド先輩のスキルと魔法は、私たちシルフィード伯爵家の風魔法とは相性最悪ですが……? こんなに早く勝負を挑んで勝算がお有りなのですか?」
「もちろんだ。レオナルド先輩に勝てないようじゃ、【傾国】のジゼルに勝つなんて到底無理だからな。昨晩、話したろ? 俺の目的はジゼルを倒すことだって」
「は、はい、ですが……」
「なに? 【傾国】のジゼルを倒すだと?」
レオナルドが目を剥いた。
「【七公爵】の1人。父上たち【栄光なる騎士】をもってしても、未だに討伐の叶わない最強格の魔族ではないか!?」
レオナルドの父も王国最強の5人、【栄光なる騎士】の1人だった。
「ま、まさかヴァイスが、そんな大望を!?」
周囲の生徒たちのざわめきが、より一層大きくなる。
「おのれ、この僕など眼中に無いと言いたいのか? 落ちこぼれの分際で、大言《たいげん》もほどほどにしたまえ!」
「いや、そういう訳じゃないんですけど……俺は必ずジゼルを倒すと誓っているんです」
そうしないと俺とセリカが破滅するからな。
最初は俺が破滅しないことが最優先だったが、こうもセリカに好き好き言われると、ゲームで好きなキャラだったこともあり情が湧いてくる。
俺はセリカを守ってやりたい。
「おっ、おぉおおおお!」
大きなどよめきが広がった。
「私と王国のために! かっこいい! ヴァイス君ってば、かっこよすぎ!」
「はい、ヴァイス兄様のお志の高さに、感服いたしました!」
セリカとエレナのテンションも上がりっぱなしだ。
「【栄光なる決闘】は格下の者が、決闘の日時と場所を決められるルールでしたよね? 日時は、1週間後の放課後、場所は学園の闘技場で良いですか?」
俺はレオナルドに提案した。
1週間後にしたのは、さすがに風魔法の奥義【空気抵抗ゼロ】を習得しなければ、レオナルドに勝つのは難しいからだ。
エレナの言う通り、コイツと俺とでは能力の相性が悪い。
俺が魔族化したガロンに勝てたのは、俺のユニークスキル【超重量】が、ヤツにとって天敵だったからだ。
できれば、もっとレベルアップし、【超重量】も次の段階にまで進化させておきたい。
「……よかろう。どのような策を弄そうとも僕の勝利は揺るがない。セリカ王女も、完膚無きまでに敗れたキミを目の当たりにすれば、考えを改めるだろう」
レオナルドがメガネをくいっと押し上げて、冷たく笑った。
「すなわち、この僕──レオナルド・リーベルトこそセリカ王女の婚約者にふさわしいと!」
その途端、その場に集まった生徒たちから、大歓声が上がる。
「すげぇっ! 落ちこぼれ変態貴族と、学園のナンバー2、レオナルド先輩の対決だ!」
「レオナルド先輩、抱負を一言ぉおおッ!」
新聞部の女子生徒まで現れて、レオナルドにインタビューし始めた。
【栄光なる決闘】は、学園の花でありお祭りだ。しかも、王女の婚約者の座を賭けた争いとなれば、盛り上がらない訳がない。
「ヴァイス、キミに1つ忠告してやろう。【栄光なる決闘】中の死亡は、例外なく事故として処理され罪に問われない。せいぜい、残り少ない人生を謳歌したまえ」
おいおい、俺を退学に追い込むどころか、決闘で殺すと言ってきたぞ。
ゲームでもそうだったが、レオナルドはやっぱり性格が悪いな。
もっとも、俺は最初から命を賭けているんだ。こんな脅しは無意味だ。
「もちろん、知っています。ご忠告、感謝します」
「……生意気な」
レオナルドは顔をしかめた。
「がんばってヴァイス君! ヴァイス君なら絶対に勝てるわ。私も協力するからね!」
そんな中、セリカが歓喜を爆発させて、俺に腕を絡めてくる。
レオナルドは唖然とし、口惜しそうに舌打ちした。
「……セリカ王女、わかっておいでだと思いますが、僕は【栄光なる席次】ナンバー1になるつもりです。そうなったら、僕こそあなたの婚約者です。その時に備えて、王女としての品位を貶さぬよう言動にはくれぐれも注意していただきたい」
「それはナンバー1になったらの話でしょ!?」
セリカはレオナルドに対する嫌悪感をあらわにした。
「何度も言うようだけど、ヴァイス君は魔族化したガロン君に勝ったのよ! それに……とにかく、あなたに同じことができる!?」
「それは……!」
雷使いのレオナルドは、土使いのガロンと相性が悪いため、一瞬、言葉に詰まった。雷は土に吸収されてしまう。土属性は雷属性に強いのだ。
魔族化すれば、人間だった頃の何倍も魔力が高まり、魔法属性の相性の悪さは致命的になる。
セリカの発言は、そのことを踏まえており、レオナルドはプライドを傷つけられたようだ。
「そんな仮定は無意味です! すべては1週間後、僕がヴァイスに勝つことで、ハッキリします。風属性の弱点は雷属性、ヴァイスに万が一の勝ち目も有りません。この僕こそが、学園最強の男です!」
「あらあら、これは何の騒ぎですの?」
その時、傲慢を絵に描いたような少女の美声が響いた。
取り巻きを大勢引き付けれて現れたのは、【栄光なる席次】ナンバー1。生徒会長の3年生フィアナ・ブレイズだった。
真っ赤な長髪をさっそうとなびかせた彼女は、まるで大輪の赤いバラだ。その美貌から、学園3大美少女の1人とも言われている。
「ああっ! フィアナ様、今日も優雅でお美しいですわ! ごきげんよう!」
「ごきげんよう、みなさん」
「きゃああああッ!」
女子生徒たちが、うっとりした眼差しをフィアナに向けて、あいさつする。
フィアナにあいさつを返されると、彼女たちは喜びに打ち震えた。強さと美しさを兼ね備えたフィアナは、女子から絶大な人気を誇っていた。
「レオナルドさん、生徒会副会長ともあろうあなたが、学園の顔である校門前でこんな騒ぎを起こすなんて……ご説明していただけるかしら?」
「これはフィアナ会長、僕としたことが申し訳ありません!」
レオナルドが、かしこまって頭を下げる。レオナルドの取り巻きの男子生徒たちも、女帝へのあいさつとして、一斉に会釈をした。
フィアナの実家であるブレイズ公爵家は、王国随一の大貴族だ。
魔族にくみする裏切り者──異端者を狩ってきた由緒正しき家系であり、その任務のためなら超法規的措置が許されている。
フィアナに敵視されたら、冗談抜きで拷問されて殺されることだってあり得るのだ。
故にフィアナは学園の全生徒から崇拝されると同時に、恐れられてもいる。バラのごとく優雅にして炎のごとく苛烈、まさに貴族の中の貴族だ。
「実は、このヴァイスめが、魔族を倒したなどと嘘を吹聴し、セリカ王女の恋人に収まるという信じがたい暴挙に出た故に、問い詰めていたのです」
「ヴァイスですって?」
フィアナは俺を見て、ほうっと感じ入ったようなため息をついた。それから興味津々といった様子で尋ねてくる。
「あら、美しい殿方。あなたのような生徒が、我が校にいたかしら? どちらの貴族家出身ですの?」
「どちらのって……フィアナ様、ヴァイス兄様のお顔をお忘れですか!?」
「はぁ……?」
エレナのツッコミに、フィアナは目を瞬いた。
フィアナは俺の元婚約者で幼馴染、かつて俺を外れスキル持ちだと振った相手だった。
「俺はシルフィード伯爵家のヴァイス・シルフィードですよ。フィアナ生徒会長」
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第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしております!
おもしろかったら、ぜひ投票してください!
カクヨムでも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330660648111686
おもしろかったら、ぜひ投票してください!
カクヨムでも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330660648111686
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