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本編
23☆
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「あっ…」
ぬぷりと指が入ってくる。
アルさんの分厚い指が俺の中で止まった。
「…痛くはないか?」
ちゃんと聞いてくれるアルさんは凄く優しいんだけど……
「……ん…大…丈夫……」
天使の身体になっているせいか、痛みがない代わりに…
「アルさん……っ…」
痛みはなくてもっとアルさんが欲しくなり、アルさんの指を欲してゆらゆらと腰が揺れてしまう。
___ヌヌッ___
「……はっ。」
2本目が入って来ると少し圧迫感を感じて息が少し詰まる。
それでもゆっくりとアルさんが俺の顔を見ながら挿れてくれるから息を落ち着かるまで待ってくれた。
「…っ……ぁ…」
「…大丈夫か?」
優しいけど…もっと強引にしてくれても良いのに…
「……ん…大丈夫…アルさん。」
「何だ?」
「俺……もっと…激しくても…大丈夫。」
「…後悔しないか?」
「…ん…しない…」
だってこんなに優しいし。
「じゃあ…後悔するなよ。」
ニヤリと笑うアルさんに見惚れてしまう。
でも何か変なスイッチ入れちゃったかな?
「……あっ…んっ…」
ゆっくりと指が出し入れされて中が擦れて甘い痺れが身体を巡る。
俺はアルさんの指を感じやすいように身体を開いて誘ってみた。
「ア…ル…さん……もっと…」
「こんなに誘惑して…悪い子だ…どこで習った?」
___コリュッ___
「ひゃんっ!」
脚を閉じようとしたらアルさんに止められた。
「……俺以外に見せたのか?」
「いないの…知ってる……くせにぃっ…んっ。」
グチュグチュと中を擦る音が響く。
___クパァ…___
「あぁんっ!」
「…こんなに中が柔らかくて……淫らだ…」
「やぁ……恥ずかし……」
「さっき…黙っていた事…それはこれか?」
___グリュッ___
「あぁあんっ!」
指が回転し、前立腺も刺激されてビクリと身体が跳ねる。
「こうしたら話すかな?」
___…ズズズ___
「…っ!」
___ヌチュン___
「あぁんっ!」
アルさんの指が次第に激しく抽送する。
しかもワザと音を立てて出し入れするから、凄く恥ずかしい。
「フッ…お前の頬も…肌が白いから肩も赤く染めて……チュク。」
「んぅぅっ!」
首筋を吸われ、そのまま乳首へと移動して舌で転がされ歯で刺激されて俺は快感でおかしくなりそうになった。
「やぁっ…アルさんっ…いやっ…だぁ!」
「……これは…いやじゃ…ないだろ?……ここは…気持ち良さそうに俺を締め付けて離さないぞ?」
___カァァァ___
「んっんっ…ぁっ……んぅっ……やっ…イッちゃ……あぁっ!」
___ヌポッ___
………あれ?
「話す気になったか?」
「……意地悪っ…イかせてよ…っ。」
プチュプチュと入口をまた音をさせて指が出入りする。
「……っ……分かったからっ。天使も精液出るんだなって思ったのっ!それに、誘い方は………樹のアドバイスと色々と調べたのっ‼アルさん、全然手ぇ出してくれないんだもんっ!」
指がピタリと止まったのでアルさんを見るとビックリした顔でこちらを見た後、凄く嬉しそうに笑った。
「クックック…お前は本当に……」
「何だよっ、馬鹿にして……んんっ。」
アルさんが俺の唇を塞ぎ、再び激しく舌が絡まるキスをされる。
「ふぁ……ん…ん……っっ………んんっ!」
___ズズッ!___
一気に2本の指が奥まで入り、俺は快感で少し出てしまった。
「…ハァ……可愛いルカ……こんなに俺を煽って…我慢の限界だ。」
「……良い…よ…アルさんなら……俺……頑張って受け入れるから。」
俺はアルさんの首に手を回して腰を浮かせた。
「……ルカ…ッ。」
___ヌポッ!___
「んぅ。」
アルさんの陰茎が俺の後孔に当たる。
「挿れるぞ…」
「ん……」
___ズズズ…___
「あぁああっ!」
熱く硬いものが中に入ってくる。
生身の体ではなく天使の身体のせいか、痛みは全くない。
逆に……
___ゾクゾクゾクッ!___
「あ゙ぁぁぁあっ!」
「…くっ…」
___ビュルッ!___
全て入った訳ではないのに快楽に精液を放つ。
イッた事で後孔が締り、アルさんも軽く呻いた。
「……あっ……んっ……アルさん……ゴメ……」
「大丈夫だ…ルカ…もう少し入っても…大丈夫か?」
「……ん…来…て……んんん……」
再びゆっくりとアルさんが入ってくる。
様子を見ながらゆっくりと入ってくれて、最奥の手前で止まった。
「……全部…入った?」
「いや…まだ少し残っている。」
まだ⁉どんだけデカイの⁉
これ以上進めないと思うんだけど⁉
だって…
___クポ…クポ…___
「あ゙っ…ん゙ぅ…んぁっ!」
入っちゃいけない音がするしっ。
しかも、何かもっとゾワゾワするっっ。
「今日はこれ以上はしないが……たくさん愛していくから…覚悟してくれ。」
「───っっっ!」
身体を起こして自分の髪を掻きあげて俺に微笑んだ。
カッコ良すぎて胸が高鳴る。
___グッ___
「動くぞ…」
「あっ!」
ヌクヌクと腰を動かして俺の中をアルさんの陰茎が出入りする。
先走りが潤滑油となり、次第に音を立てて抽送が始まった。
___ヌチュッパチュッ!___
「あっあっあっ…あぁんっ!」
初めて抱かれるのに、昔から抱かれているように身体が動く。
気持ち良くて……もっとアルさんと繋がっていたい。
アルさんが俺の腰を掴んで最奥のギリギリの所を突いてくる。
___ゴリュンッ!___
「ひゃんっ!」
「……っ……ルカ……イクぞ…っっ。」
そう言うと、アルさんの動きが激しくなり…
___パチュパチュパチュパチュ!___
「あっあっあっ…はぁっ……あ゙っ…ひゃっ……」
___ビュルルッ!___
「くぅっ!」
「あぁぁぁあっ!!」
ドクドクとアルさんの熱い精液が俺の中に降り注ぐ。
嬉しい……アルさんの…俺の中に……
「ハァ…ハァ……アル…さん…」
「ルカ……愛してる…」
「俺も…」
初めて繋がった事による喜びに俺は涙が溢れそうになった。
ぬぷりと指が入ってくる。
アルさんの分厚い指が俺の中で止まった。
「…痛くはないか?」
ちゃんと聞いてくれるアルさんは凄く優しいんだけど……
「……ん…大…丈夫……」
天使の身体になっているせいか、痛みがない代わりに…
「アルさん……っ…」
痛みはなくてもっとアルさんが欲しくなり、アルさんの指を欲してゆらゆらと腰が揺れてしまう。
___ヌヌッ___
「……はっ。」
2本目が入って来ると少し圧迫感を感じて息が少し詰まる。
それでもゆっくりとアルさんが俺の顔を見ながら挿れてくれるから息を落ち着かるまで待ってくれた。
「…っ……ぁ…」
「…大丈夫か?」
優しいけど…もっと強引にしてくれても良いのに…
「……ん…大丈夫…アルさん。」
「何だ?」
「俺……もっと…激しくても…大丈夫。」
「…後悔しないか?」
「…ん…しない…」
だってこんなに優しいし。
「じゃあ…後悔するなよ。」
ニヤリと笑うアルさんに見惚れてしまう。
でも何か変なスイッチ入れちゃったかな?
「……あっ…んっ…」
ゆっくりと指が出し入れされて中が擦れて甘い痺れが身体を巡る。
俺はアルさんの指を感じやすいように身体を開いて誘ってみた。
「ア…ル…さん……もっと…」
「こんなに誘惑して…悪い子だ…どこで習った?」
___コリュッ___
「ひゃんっ!」
脚を閉じようとしたらアルさんに止められた。
「……俺以外に見せたのか?」
「いないの…知ってる……くせにぃっ…んっ。」
グチュグチュと中を擦る音が響く。
___クパァ…___
「あぁんっ!」
「…こんなに中が柔らかくて……淫らだ…」
「やぁ……恥ずかし……」
「さっき…黙っていた事…それはこれか?」
___グリュッ___
「あぁあんっ!」
指が回転し、前立腺も刺激されてビクリと身体が跳ねる。
「こうしたら話すかな?」
___…ズズズ___
「…っ!」
___ヌチュン___
「あぁんっ!」
アルさんの指が次第に激しく抽送する。
しかもワザと音を立てて出し入れするから、凄く恥ずかしい。
「フッ…お前の頬も…肌が白いから肩も赤く染めて……チュク。」
「んぅぅっ!」
首筋を吸われ、そのまま乳首へと移動して舌で転がされ歯で刺激されて俺は快感でおかしくなりそうになった。
「やぁっ…アルさんっ…いやっ…だぁ!」
「……これは…いやじゃ…ないだろ?……ここは…気持ち良さそうに俺を締め付けて離さないぞ?」
___カァァァ___
「んっんっ…ぁっ……んぅっ……やっ…イッちゃ……あぁっ!」
___ヌポッ___
………あれ?
「話す気になったか?」
「……意地悪っ…イかせてよ…っ。」
プチュプチュと入口をまた音をさせて指が出入りする。
「……っ……分かったからっ。天使も精液出るんだなって思ったのっ!それに、誘い方は………樹のアドバイスと色々と調べたのっ‼アルさん、全然手ぇ出してくれないんだもんっ!」
指がピタリと止まったのでアルさんを見るとビックリした顔でこちらを見た後、凄く嬉しそうに笑った。
「クックック…お前は本当に……」
「何だよっ、馬鹿にして……んんっ。」
アルさんが俺の唇を塞ぎ、再び激しく舌が絡まるキスをされる。
「ふぁ……ん…ん……っっ………んんっ!」
___ズズッ!___
一気に2本の指が奥まで入り、俺は快感で少し出てしまった。
「…ハァ……可愛いルカ……こんなに俺を煽って…我慢の限界だ。」
「……良い…よ…アルさんなら……俺……頑張って受け入れるから。」
俺はアルさんの首に手を回して腰を浮かせた。
「……ルカ…ッ。」
___ヌポッ!___
「んぅ。」
アルさんの陰茎が俺の後孔に当たる。
「挿れるぞ…」
「ん……」
___ズズズ…___
「あぁああっ!」
熱く硬いものが中に入ってくる。
生身の体ではなく天使の身体のせいか、痛みは全くない。
逆に……
___ゾクゾクゾクッ!___
「あ゙ぁぁぁあっ!」
「…くっ…」
___ビュルッ!___
全て入った訳ではないのに快楽に精液を放つ。
イッた事で後孔が締り、アルさんも軽く呻いた。
「……あっ……んっ……アルさん……ゴメ……」
「大丈夫だ…ルカ…もう少し入っても…大丈夫か?」
「……ん…来…て……んんん……」
再びゆっくりとアルさんが入ってくる。
様子を見ながらゆっくりと入ってくれて、最奥の手前で止まった。
「……全部…入った?」
「いや…まだ少し残っている。」
まだ⁉どんだけデカイの⁉
これ以上進めないと思うんだけど⁉
だって…
___クポ…クポ…___
「あ゙っ…ん゙ぅ…んぁっ!」
入っちゃいけない音がするしっ。
しかも、何かもっとゾワゾワするっっ。
「今日はこれ以上はしないが……たくさん愛していくから…覚悟してくれ。」
「───っっっ!」
身体を起こして自分の髪を掻きあげて俺に微笑んだ。
カッコ良すぎて胸が高鳴る。
___グッ___
「動くぞ…」
「あっ!」
ヌクヌクと腰を動かして俺の中をアルさんの陰茎が出入りする。
先走りが潤滑油となり、次第に音を立てて抽送が始まった。
___ヌチュッパチュッ!___
「あっあっあっ…あぁんっ!」
初めて抱かれるのに、昔から抱かれているように身体が動く。
気持ち良くて……もっとアルさんと繋がっていたい。
アルさんが俺の腰を掴んで最奥のギリギリの所を突いてくる。
___ゴリュンッ!___
「ひゃんっ!」
「……っ……ルカ……イクぞ…っっ。」
そう言うと、アルさんの動きが激しくなり…
___パチュパチュパチュパチュ!___
「あっあっあっ…はぁっ……あ゙っ…ひゃっ……」
___ビュルルッ!___
「くぅっ!」
「あぁぁぁあっ!!」
ドクドクとアルさんの熱い精液が俺の中に降り注ぐ。
嬉しい……アルさんの…俺の中に……
「ハァ…ハァ……アル…さん…」
「ルカ……愛してる…」
「俺も…」
初めて繋がった事による喜びに俺は涙が溢れそうになった。
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