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「まだ拗ねてんのか?」
「……」
「フフッ、拗ねたお前も可愛いな。」
「拗ねてない。」
ユニコーンことユニはあの後そのまま僕らに付いて王宮へと戻ることになった。
迎えに来た御者は優秀な騎士だったせいか、何事もないように僕達を迎えて今は馬車の中にいる。
「何で私なのよっ、可愛い子は隣にいたでしょ?」
隣?となりは僕しか…って。
「僕は男ですよっ。」
「この世界はBLなんだから男女関係無いわよっ。どうみてもあのシーンはフィルでしょ?何で乙女ゲームみたいな展開になるのよ。」
「まぁまぁ、フィルにはユーリがいますし。」
「そうですよ。ハナ様の性癖考えたら人外でもモテ要素あって良かっ……はいっ、口閉じますっ!」
ダニーとニールがフォローがフォローにならなかったけど、ユニが僕を見て言った。
「あぁ、その狼はユーリって言うのか。」
「え?」
「お前、気付いてないかもだけどユーリってやつのマーキングで匂いがキツイんだよ。そんなヤツに誓いを立てる訳ねぇだろ。」
「え♡」
「あぁ。」
「あ、そりゃそうか。」
「えぇっ⁉」
「そっかぁ、そりゃあんなにユーリに愛されてたら清らかじゃないよね~♪失念してたわ。」
___ゴォッ!___
「キャアッ!」
「…シー…」
___『シールド』___
___ピシィッ‼___
「うっ!」
ユニの声で身体の中がざわつき、一瞬で魔力の暴走が止まった。
「お前、魔力の量と身体が噛み合ってないな。ユーリは何してんだ。」
「…え?」
ゾワゾワして何だか気持ちが悪い…
「狼なんだろ?」
「…えぇ。」
「……だから……でも……」
話が…聞こえな……
___フラッ___
「フィルッ!」
視界が暗くなり、僕はそのまま意識を失ってしまった。
***********************************
目を開けると、僕は王宮の医務室のベットの上にいた。
「フィル……良かった…」
「…ユー…リ…」
「大丈夫か?」
___ピクンッ___
「…んんっ…」
ユーリの指が僕の頬に触れると、身体全身に甘い痺れが走った。
「ゴメン、ユニコーンの唱えたシールドに身体が過剰反応してしまったとは聞いてはいたんだが…」
過剰反応?
「…んっ…」
ユーリのすこしザラついた指がいつもより感じやすかった。
「会いたかった…」
「フフッ、声は話してたじゃん…っ…」
ちょっとウソをついた。僕も会いたかったから。
「声だけじゃ嫌だ。その顔も…チュ…匂いも…」
「んんっ。」
ユーリが僕の手を絡めて自分へと引き寄せて甲にキスをされると、僕の弱い場所にキスをされた時と同じくらいに感じてしまう。
「そうだ、その…俺を煽る顔。」
___ギシ…___
「…っ…ユーリ…ここじゃ…や…ぁんっ。」
ユーリが僕に覆い被さり僕の首筋へと顔を埋めて服を脱がせていくけど、嫌だと思っても身体がユーリを求めて力が入らない。
「チュ…やっぱり声だけじゃ駄目だな……チュク…お前のここ…」
「あぁんっ!」
___ビクンッ!___
鎖骨から胸へと降りていき、乳首を軽く噛まれて僕は軽くイッてしまった。
「…っ…ユーリ…やぁ……んんっ。」
ユーリは僕の身体中にキスをしながら下へと降りていき、下着も脱がされて露わになった僕の陰茎を付け根から舌を這わせて亀頭の先をワザと音を立てて舌先で遊ぶ。
「やぁ…んっ…音…恥ずかしい…んぅっ!」
プチュプチュと舌先で穴を刺激され一瞬舌が離れて安心した途端、一気に口に含まれて僕の身体が歓喜に震えた。
そのままユーリの舌が僕の陰茎に絡み付き、激しい抽送に医務室と言う事を忘れていった。
「やっ…あっ……ユーリ…気持ち…ぃい…あっん……もっ…と……」
「ん……」
___プツリ___
「んんんっ!」
指が1本…また1本と入り、気付けば3本入っていき僕はユーリの口の中で果てた時、一気に吸い上げられてしまった。
___ジュルッ!___
「あぁああんっ!フィ…ルッ‼」
「…ハァ…ハァ……ユー……ん……」
ユーリが起き上がり、口を拭うと僕にキスをしてきた。
口の中に苦味が一瞬広がり、そしてすぐにそれは無くなって甘くなっていく。
「ユーリ…会いたかった……チュク…」
「…愛してる…」
___ズクン___
「……っ……」
「どうした?」
ユーリから愛してると言われていつもは嬉しさはあるんだけど、今の…何?
胸が熱くて……いや、違う……身体の奥が熱くて…ユーリの……欲しい?
欲しいもの…そう、ユーリの下半身へと視線が無意識に行ってしまう。
違うっ、僕は攻になりたいんだ。入れられてばかりで慣れてしまったのかな?
それより、ここは医務室。
これ以上の事はここでは止めないと。
「ううん、大丈夫。それより、これ以上はここじゃヤダ。ユーリ、部屋に戻りたい。」
「分かった、聞いてくるから少し待っててくれ。」
ユーリが僕の頭にキスをして医務室を出ていき、満面の笑みで戻って来たユーリに横抱きにされたまま有無を言わさず騎士団の寮へと連れて行かれ、僕はそのまま3日3晩抱き潰されてしまった。
何度と形勢逆転を試みたもののすぐに戻され、横に逃げれば片脚を上げられて突かれ……最後は後ろから何度も突かれ、気付けば腰を激しく振って求める自分がいた。
「……」
「フフッ、拗ねたお前も可愛いな。」
「拗ねてない。」
ユニコーンことユニはあの後そのまま僕らに付いて王宮へと戻ることになった。
迎えに来た御者は優秀な騎士だったせいか、何事もないように僕達を迎えて今は馬車の中にいる。
「何で私なのよっ、可愛い子は隣にいたでしょ?」
隣?となりは僕しか…って。
「僕は男ですよっ。」
「この世界はBLなんだから男女関係無いわよっ。どうみてもあのシーンはフィルでしょ?何で乙女ゲームみたいな展開になるのよ。」
「まぁまぁ、フィルにはユーリがいますし。」
「そうですよ。ハナ様の性癖考えたら人外でもモテ要素あって良かっ……はいっ、口閉じますっ!」
ダニーとニールがフォローがフォローにならなかったけど、ユニが僕を見て言った。
「あぁ、その狼はユーリって言うのか。」
「え?」
「お前、気付いてないかもだけどユーリってやつのマーキングで匂いがキツイんだよ。そんなヤツに誓いを立てる訳ねぇだろ。」
「え♡」
「あぁ。」
「あ、そりゃそうか。」
「えぇっ⁉」
「そっかぁ、そりゃあんなにユーリに愛されてたら清らかじゃないよね~♪失念してたわ。」
___ゴォッ!___
「キャアッ!」
「…シー…」
___『シールド』___
___ピシィッ‼___
「うっ!」
ユニの声で身体の中がざわつき、一瞬で魔力の暴走が止まった。
「お前、魔力の量と身体が噛み合ってないな。ユーリは何してんだ。」
「…え?」
ゾワゾワして何だか気持ちが悪い…
「狼なんだろ?」
「…えぇ。」
「……だから……でも……」
話が…聞こえな……
___フラッ___
「フィルッ!」
視界が暗くなり、僕はそのまま意識を失ってしまった。
***********************************
目を開けると、僕は王宮の医務室のベットの上にいた。
「フィル……良かった…」
「…ユー…リ…」
「大丈夫か?」
___ピクンッ___
「…んんっ…」
ユーリの指が僕の頬に触れると、身体全身に甘い痺れが走った。
「ゴメン、ユニコーンの唱えたシールドに身体が過剰反応してしまったとは聞いてはいたんだが…」
過剰反応?
「…んっ…」
ユーリのすこしザラついた指がいつもより感じやすかった。
「会いたかった…」
「フフッ、声は話してたじゃん…っ…」
ちょっとウソをついた。僕も会いたかったから。
「声だけじゃ嫌だ。その顔も…チュ…匂いも…」
「んんっ。」
ユーリが僕の手を絡めて自分へと引き寄せて甲にキスをされると、僕の弱い場所にキスをされた時と同じくらいに感じてしまう。
「そうだ、その…俺を煽る顔。」
___ギシ…___
「…っ…ユーリ…ここじゃ…や…ぁんっ。」
ユーリが僕に覆い被さり僕の首筋へと顔を埋めて服を脱がせていくけど、嫌だと思っても身体がユーリを求めて力が入らない。
「チュ…やっぱり声だけじゃ駄目だな……チュク…お前のここ…」
「あぁんっ!」
___ビクンッ!___
鎖骨から胸へと降りていき、乳首を軽く噛まれて僕は軽くイッてしまった。
「…っ…ユーリ…やぁ……んんっ。」
ユーリは僕の身体中にキスをしながら下へと降りていき、下着も脱がされて露わになった僕の陰茎を付け根から舌を這わせて亀頭の先をワザと音を立てて舌先で遊ぶ。
「やぁ…んっ…音…恥ずかしい…んぅっ!」
プチュプチュと舌先で穴を刺激され一瞬舌が離れて安心した途端、一気に口に含まれて僕の身体が歓喜に震えた。
そのままユーリの舌が僕の陰茎に絡み付き、激しい抽送に医務室と言う事を忘れていった。
「やっ…あっ……ユーリ…気持ち…ぃい…あっん……もっ…と……」
「ん……」
___プツリ___
「んんんっ!」
指が1本…また1本と入り、気付けば3本入っていき僕はユーリの口の中で果てた時、一気に吸い上げられてしまった。
___ジュルッ!___
「あぁああんっ!フィ…ルッ‼」
「…ハァ…ハァ……ユー……ん……」
ユーリが起き上がり、口を拭うと僕にキスをしてきた。
口の中に苦味が一瞬広がり、そしてすぐにそれは無くなって甘くなっていく。
「ユーリ…会いたかった……チュク…」
「…愛してる…」
___ズクン___
「……っ……」
「どうした?」
ユーリから愛してると言われていつもは嬉しさはあるんだけど、今の…何?
胸が熱くて……いや、違う……身体の奥が熱くて…ユーリの……欲しい?
欲しいもの…そう、ユーリの下半身へと視線が無意識に行ってしまう。
違うっ、僕は攻になりたいんだ。入れられてばかりで慣れてしまったのかな?
それより、ここは医務室。
これ以上の事はここでは止めないと。
「ううん、大丈夫。それより、これ以上はここじゃヤダ。ユーリ、部屋に戻りたい。」
「分かった、聞いてくるから少し待っててくれ。」
ユーリが僕の頭にキスをして医務室を出ていき、満面の笑みで戻って来たユーリに横抱きにされたまま有無を言わさず騎士団の寮へと連れて行かれ、僕はそのまま3日3晩抱き潰されてしまった。
何度と形勢逆転を試みたもののすぐに戻され、横に逃げれば片脚を上げられて突かれ……最後は後ろから何度も突かれ、気付けば腰を激しく振って求める自分がいた。
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