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68☆ 閑話 7 ✽レイ・ルゥver.✽

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あの後は撫子とお茶をして夕食前には部屋に戻ってきた。
ルゥとレイは禊の関係でクリスマスに過ごした部屋で当日まで準備があるので悠斗と秋良とはそのまま別れた。


………戻って来たのだが………


「レイ~気持ち良かったね~♪」

「うん。」

「レイはどんなことしたの?」

「俺は…」

ふと、レイが考える仕草をした後「そう言えば施術のあとにすると良いものがある。」と、ルゥに話を振った。

「……お風呂の泡々が出るヤツ…貰った。」

「え?!にぃにが大好きなヤツ?」

「うん。今日マッサージしたから……更に仕上げの保湿を兼ねて入って欲しいって。舞う時に肌の状態が良いと……映える?…らしい。明日は禊で水垢離だし…今…入らない?」

「ホント?!じゃあ入る入る~!」


__「ペットは…飼い主に似る」…とは…よく言ったものだ__


「ん?何か言った~?」

「いや…何も。」

「何か今、聞かないとダメな気がしたけど…ま、いっか♪レイ!早く入ろっ!!」

泡の出る入浴剤を入れ、お湯を張って入った数分後………ルゥは後悔することとなる。

「………んっ…ふっ………ぁ……ん……レ…イィ……っ。」

「チュク………ここ………好き…ジュッ……?」

「んぅぅっ…やぁあっ……!!」

膝立ちの状態でバスタブの端を掴み、後ろからレイに首筋を吸われながら前の棒を扱かれている。
あれから何度か身体を重ね合わせ、相手の快楽の場所を…特にレイは熟知しているのでピンポイントに責めていった。

「あっあっんん……そっ……こぉ…ぁっ………やぁっ……」

「気持ち…良ぃ……でしょ?…ルゥ…」

「ゾクゾクす…ぅ…もんっ……ぁっ…変だっ…よぉっ………!」

「じゃあ………変………に…なって………んっ!」

「…っ?!あぁあっ!」

勢いよくレイの猛り立つ棒がルゥの後孔に入った。
ルゥは突然の圧迫感と快感の波に押されて身体が反り返り、自然と後ろのレイの胸に背中から飛び込む。
レイが身体を支えながら少しズラして顔を自分の方に向かせ、唇を合わせた。

「ぅん……ふっ……ぁっ………っ…」

お湯の中なので挿入音はないが、バシャバシャと風呂の中でお湯の音が響く。
クチュクチュとレイの舌がルゥの口の中へ入って口内を貪り続け、口の端からどちらのものとは分からない飲みきれない唾液が頬を伝った。

「んっんっんぅ………あっ……んんんっ!…プハッ!!っ!あ――――っ!」

唇を離してすぐに腰を掴んで下に落とし、レイの棒の付け根まで捩じ込んで最奥まで貫いた。

「あ―――――っ!!っんぅうっ…やぁぁあっ…レ…イっ……来…ちゃ……ったぁっ…来ちゃ…った…っからぁぁあっっ……動かっ……っ…やあっ!」

バシャバシャと波打つお湯が激しさを増す。
押さえつける腰を外そうと手を伸ばすが、その度に強く貫かれて力を失っていった。

「んっ………ふっ……ルゥッ………好きっ………んっ…」

「やんっ………もぅ……っ!また………来ちゃうぅぅっ…!」

レイより力が弱いルゥは、腰を掴むレイの手に自分の手を添えるくらいしか出来ない。
泡はかなり減りお湯もだいぶ減ってしまった。
ズリュッ…!っと、レイは棒を引き抜き、バスタブの端にルゥを座らせる。

「んんぅ…っ……レ…ィ………もぅ「ここ…掴んでて…」お風呂出ぅ…ひゃぁあっんっ!」

レイがルゥの手を自分の首に回して腰を持ち、再びレイの後孔に自分の棒を打ち込んで立ち上がった。

「………んっ………締まる…なっ……これ………アイツに…教えてもらった……」

「やぁああっっ!んんっっ…深っ……いぃっ!!」

お尻を持ち上げては再び降ろす……悠斗とトレーニングに行き、元々筋力は普通の人間よりも優れているレイにとって造作もないことだ。
レイも筋力が優れているので腕を回してずっとしがみついていられるが、頭を振っても離れていかない快楽に次第に酔いしれていった。

「んっんっんぅ………ぁ…ぃ…い………レィ……もっとぉ………」

「分かっ……たっ!」

さっきより少し高めに上げて降ろす。

ズチュンッ!

「ひゃっんんっっ!!」   

「良………い……?」

「ぅんっ…良…ぃぃっ……」

「ルゥ……」

「なぁ…にっ…んっ…ぁっ…」

そろそろ自分も昂りが最高潮になるのを感じてルゥに懇願する…

「結婚……してっ………っ!」

ズチュン!!

「あぁぁあああっ!!」


__パアァァァンッ!__


「「?!」」

2人が共に達した時、本来精霊で出るはずのない羽根の光に包まれた。
香りはないが、羽根の形をした光がキラキラと舞い落ち消えていく……


__ドクンッ!__


「「……………っ!」」

まだ棒は繋がったままなせいなのか…お互いの快楽が共に落ちて来ない。

「………あっ…もっと……深いの…ちょうだい…レイッ……!」

「………うん………俺も…まだ……足りな……いっ!」

「あぁんっ!」

ルゥは無意識に腰を振り、レイはそれに合わせてお尻を浮かせては下に降ろす。
お互いまた昂り、共に精の代わりに光を放った。

「ハァ………ハァ……ハァ…レィ………結…婚…して…あげる………」

「………ハァ…ん……っ!…ルゥ……ハァ……チュク………番に……チュ…なって……くれるの………?」

レイがルゥの耳元から首筋へとキスを繰り返す。
「番」……前は分からなかったが、今のルゥにはハッキリと理解していた。

「………ぅん………なって……あげぅあげる……好きっ…なの……分かった……から…ぁ……んぅ……」

2人はどちらともなく唇を合わせて貪り合っていった。
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