大学生の俺が異世界召喚? もう一度、異世界で高校生やり直します! 

mana.

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俺達は結局クリスマスプレゼントを考えられず、お互いの部屋に戻ることにした。
クリスマスプレゼント…何が良いんだろう……
彼女には…中学は…特には無かったし、高校はバイトでアクセサリーとか買ったけど…

アクセサリー…ねぇ……

部屋に戻る途中で佐奈田さんに会った。


「アキラ様…少し、お時間をよろしいでしょうか…?」


俺は理事長室へと連れて来られた。
理事長室ではいつもニコニコと両手を広げて出迎える理事長ではなく、少し緊張感のある雰囲気で窓から空を見上げて背を向けて立っていた。

「失礼致します。アキラ様をお連れ致しました。」

「あぁ…ありがとう。佐奈田…お前は…」

「アキラ様のお側におります。」

何だろ?2人共、いつもと違うな……
理事長は溜息を一息付いてから椅子に座り、俺を前のソファへ手で誘導した。
佐奈田さんは俺の後ろで仕える形で立っている。
只事ではないことはよく分かった。

「アキラくん……君に2つの報告がある。」

「はい。」

「1つは帰れるかもしれないということだ。もう1つは……」

それを聞いてからはあまり記憶がない。
俺はフラフラと部屋に戻り、悠斗は相談があったので夕食は別々に食べてから部屋に戻った。
部屋には心配そうに佐奈田さんが控えていた。

「アキラ様…」

「今日は…影の方も佐奈田さんも…下がっていて…下さい…」

「………かしこまりました…」

佐奈田さんは何も言わず、俺のワガママを聞いてくれた。


___もう1つは、帰るなら全ての記憶が無くなるんだ。___


帰る日はクリスマスイブからクリスマスへ変わる24時。
それを逃すともう帰れないらしい。
俺が召喚された時、存在の空きを埋める為に俺の代わりの仮の命が吹き込まれたそうだ。
生活するうちにしだいにその世界での人間へと定着する。

___にぃに、何か急にが変わったんだもん!___

「俺」じゃない誰かが「俺」として存在する。
ルゥのとは、そういうことだ。
定着してしまうと、もうその仮の命は完全体となるので俺の戻る場所がなくなる……その完全体の期限はもうすぐ。

………俺は……どうしたいんだろう………

アキラへの気持ちには嘘はないと思う。
……でも一生一緒にいたいのか?
流されてないのか?

「どうしたい…俺…?」

思わず声に出していた。

「…アキラ…」

低い声にビクッと身体が震える。
こんな暗い声の悠斗は知らない…

「悠斗…おかえり……聞いたんだな……」

「アキラ……」

悠斗が抱き締めてきたので背中に手を回す。

…トクン…トクン…
胸に耳を寄せるとゲームでは感じられない……生きている証の音。
この世界もみんなちゃんと生きている。
攻略しました、はい「おしまい」ではない。

「…どうしたらアキラを引き留められる……?」

「悠斗…」

「俺は…」

「…んっ……悠…斗…っ…苦し…っ!」

抱き締める力が強くなる。

「帰さない…!」

苦しくて悠斗に訴えようと上を向いた途端キスをされた。
荒々しく咥内を貪られ、息をするのもままならない。
しかも力が弱まらないので肺にも空気が入り辛く、舌を絡められて口の端から涎液が伝うのも気にならなくなってきた。

「ん…ふっ……っ……ん……ぅ……ふぁっ…ん………」

クチュクチュと舌が絡まる音やジュッと吸われる音が耳に入るが、十分な空気が取り込めずにいるので意識が朦朧とする。
悠斗が開放してくれた時には胸にもたれ掛かってグッタリとしていた。

「アキラ……ベッド行くよ。」

俺はお姫様抱っこで寝室に連れて行かれた。


___帰さない___


朦朧とした記憶だが、キスの間に言われたような気がする。
ベッドに寝かされると無言で服を脱がされ、悠斗自身も服を全部脱いだ。

「アキラ……帰るなんて考えられなくなるほどトロトロにするから……覚悟して……」

悠斗がサイドテーブルからローションを取り出して俺の胸に塗りたくる。
最近乳首の開発をされ過ぎてローションでケアしていたのだが今日のはいつもよりトロみが強い。

「ひゃっ……冷たっ……」

いつもは手で温めてから塗るのに、今日は直接胸の上から垂らされて少し乱暴に塗りたくられた。
既に硬くなり始めた乳首は塗られる指の腹に反応し摘まれる甘い痺れを期待する。

「摘まれると思った……フッ……アキラのエッチ……」

「……っ!!」

カァァァッ!と、身体が熱くなった。
ローションの手は脇腹を通っで後孔へ。
当たり前のようにそのまま指を入れられる。

「んぅっ!」

「フフ…もぅ完全に慣れたよね?……アキラ…女の子ともう…エッチ出来ないじゃん……」

クチュ…クチュ…

「ん…くっ………やっ…ぁ……」

悠斗が指を1本入れてゆっくりと捏ね回す。
ただ、これまで散々されてきて慣れてきたのか…指1本では物足りないく、逆に身体がもっと大きいものを求めてフツフツと欲求が膨らんでいく。

「……アキラの中…入口は狭いし…1本でも吸い付くように離してくれないけど……」

ズズッ……

「んぅ……っ!」

「一気に3本になっても大丈夫になったよね…それに………」

「あぁあっ!」

クパァ…と、指を広げられ、後孔が広がる。

「アキラの中…赤くて綺麗………」

「やぁっ……見るっ…なぁっ!」

「どれだけ好きって言ったら…いてくれる?…どれだけ愛してるって…言ったら…」

「悠斗………んぅぅぅっ!」

そう言いながら悠斗は指の腹でしこりを強く刺激し始めた。

「あっあっあっ………ふっ………くっ!」

「アキラ…ア…キラ………アキラ………」

「悠…斗………?!あぁぁぁっ!」
「……ふっ…ぅ………んぅっ!」

指を引き抜き、そのまま悠斗が覆い被さってペニスが入ってきた。
身体が反れたタイミングで腰を掴まれて対面座位の形となり、自重で一気に根元まで突き刺さった。

ブシャア!
あまりの快感に潮を吹いてしまう。
同時に悠斗も絶頂に達したようだ。

「あぁあああ!!……んんんぅっ!…イっ……ぃゃぁあっ……!」

そのまま小刻みに揺すられて快感が降りて来ず、頭が溶けて行く…悠斗を見ると、今にも泣き出しそうな…苦しそうな顔で俺の顔を見ていた。
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