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睨み付けるように悠斗を見ると、オレンジの色を潤ませた瞳を俺に向けて蕩けるような笑顔でキスをしてきた。

「ゴメン…意地悪だったよね…ん…」

「ん…ぅ………もっと……悠…斗…」

強請るように悠斗を引き寄せて、自分のペニスを悠斗の腹に擦り付けながら唇を合わせる。
まだまだたどたどしいが誘うように下唇を喰み、唇を舌舐めずりして悠斗を見詰めると悠斗の瞳は濃いオレンジ色となって肉食獣のように俺を見てから嗤った。


__嗤った__


………蔑みではないのは分かるけど……「笑う」じゃなく…この顔は…「嗤う」だ…

「こんな挑発をして…後悔しても知らないぞ。」と呆れなのか……少し歪んだような…嬉しいような…複雑な笑顔が俺をゾクゾクとさせる。


どんなことを……して…くれる…?


「あぁんっっ!!」

悠斗は嗤ったまま俺の両手首を頭の上に上げて脇をしゃぶり付き強く吸う。
そのままゆっくりと身体を移動して耳を甘噛みし耳の中をジュブジュブと舌で出し入れしながらペニスを扱き始めた。

「ぁんっ……悠…斗っ………んんっ!」

「ねぇ…アキラ……今日は…ここ……生で…入れたい……」

「えっ……で…も………」

戸惑っている間にズブブッと、いきなり先走りで濡れた指が一気に2本入った。

「あぁぁぁぁっ!…んっ…はぁっっ……っ…んんぅっ…」

いきなり入ったことで一瞬息が詰まるが、昨日散々された影響で痛みより快感が辛い。
指を入れたまま腰に手を回されて身体を起こされる。
起こされる時の指の位置があちこち変わり、更に深く突き刺さりトプンッと精液が出た。

「あぁあっんぅぅっ!……んっんっ…ぁっ……あんっ‼」

俺は悠斗の首に腕を回して膝立ちした状態だが、力がほぼ入らないので尻を少し付き出して身体を半分預けている状態だ。

「『もっと』……気持ち良く…なろ?……ん……チュク……」

「……んっ……んんぅっ……」

ペニスをまたゆっくりと扱き始めた。
先走りなのか…イッているのかよく分からなくなってきたが、ペニスを扱かれる度に少しずつトプトプと精液が溢れ出す。
それが陰囊を伝って一部が後孔へと辿りつき、陰囊と後孔の間を刺激していた指の腹にたどり着く。
その滑らせた指がそのまま後孔へと入って来た。

「あぁぁあっっんんっ!!やっ…あぁっ!悠…斗…もぅ…きてぇ…いぃ…っ…指…やぁ……っっ!」

ビクンッ!と激しく身体が反り、それと同時にしこりに激しく当たってそのままベッドへと倒れる。

「アキ…ラ……もぅトロッ…トロ…可愛すぎっ…んっ!」

3本の指でしこりを刺激をしながら中から離れていき、そのまま悠斗のペニスがすぐに入ってきた。
実際の音には出て無いが、ゆっくりとメリメリ音がしてるんじゃないかとさえ思うほど、俺の中を埋め尽くしていく。

「あぁぁぁぁあっ‼あ…っ…熱いぃ…んぁっっ!」

昨日受け入れたはずのそこは喜ぶようにキュウキュウ悠斗を締め付ける。

「んっ……クッ……アキラ……キツ…いっ力…抜い…てっ……」

「んぅぅっ…あんっ!!当…たるからぁっ……動かなっ……っ!」

しこりをグリグリと押されて余計に力が入る。

「んんっ……じゃあ…」

ズリュ…っと、ゆっくりと引出されてカリの部分の辺りだけ後孔に残り、浅くカリを引っ掛けるように出し入れをし始めた。

「んっんっんっ………あっ…んぅぅ……」

「ぁ…力…抜けて…来た…ねっ。」

「ひゃあぁぁんっ!」

浅く出し入れしていたペニスを一気に奥の方まで突かれたが、痛みより絶頂に至るほどの快感に俺はイッたはずなのだが……


あれ……アレが…出て…なぃ…?


しかも、頭を溶かすほどの快感が落ち着かないでそのまま継続している。

「あっ…ぁっ…ぁっ…うぅっ……やぁ……ゾワゾワするぅっ……ゆぅっ………助けっ…ひゃああっ!」

身体を小刻みに揺すられながら快楽に翻弄されていたら、悠斗が後ろに倒れると同時に今度は俺が身体を起こされて騎乗位となり、両手で腰をしっかりと固定されてたのか自重と悠斗の手で下に落とされた。


グポンッ!!と、またありえない音が脳内に響く。


「んんっ⁉あーーーーーっ‼」

激しく下から突き上げられては自重でまた落ちる。

「悠っ……斗っ……もぉっ!…苦しっ…ぃいっ‼」

「うんっ…俺もイクからっ……アキラもイッ…て!」

最後の一突きで最奥に届き、悠斗の熱い精液は俺の奥に流れて行ったが俺のはやっぱり出てこなかった。

「ハァッ……ハァ…ハァ……んぅ…ハァ……悠斗…っ…んっあっ!」

悠斗の胸に倒れ込み、息を整えるが、そのまま出してくれるかと思ってた悠斗のペニスは…俺の中に留まったまま…しかも…硬いままだった。

「…あんっ……おっき……ぃっ!」

「ゴメン……アキラ…あまりに気持ちが良過ぎて……ゴメンッ!」

悠斗が身体を俺と一緒に起こした時に自分の足をベッドの端に移動し、地面に両足を付いて俺は後ろに倒れるのが怖くて悠斗にしがみつく。
それを確認した悠斗が俺を支えながら勢い良く立ち上がった。

「ぁんんぅっ!!」

___グポンッ!___

再び最奥へと突き抜かれ、後ろへ反ることが出来ない俺はもっとしがみつくしかないのだが不安定な体勢にペニスが俺のしこりや最奥を更に刺激して目に火花が散る。

「やぁっ!ゆっ…うぅっっ!!怖いぃっ!」

これって……
俗に言う駅弁スタイルの体位何て小説くらいしかの情報がなく、まさか自分が軽々と持ち上げられるとは思っていなかったので怖さの方が勝つはずなのだが……

「クッ………あっ…締ま…るっ!!これ……なら、一番…奥…行き続ける…でしょ?」

「やだぁっ!!歩く……っなっよぉぉっ!!」

ゆっくりと歩き出す振動と自重で最奥をグポグポと脳内で音がして犯されていく。
出るはずの精液や潮は出ない。
しかも花の香りが驚くほど別の香りが部屋を充満し、花びらのような光が俺達を包み始めた。

「っ…ん………クッ……ア…キラッ…俺もう……」

「ぅん………ィイ…か…らぁ…イッてぇぇ……辛いぃ……」

俺は最奥を突かれ続けて意識も朦朧としてきていた。

「ん…ベッド…に…戻る…ね…」

「んっんっぅう…あっ!ああぁぁんっ!!」

再びベッドの縁に座ったかと思うとそのまま強く抱き締められながらズチュズチュ音を立てて中出しをされて俺はそのまま気を失ってしまった。
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