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目が覚めるともう陽が暮れそうな夕方。
俺はどうにか起きて歩くことが出来たので、リビングのテーブルに佐奈田さんが用意してくれたであろうサンドイッチと保温性のあるポットに入っていた紅茶を入れ軽く腹を満たした所で外出していた悠斗が戻ってきた。

「あ、アキラ。大丈夫?」

「うん、悠斗は相談?」

「ごめんね、俺が行けない間は花屋敷の他の人にお願いしてたんだけど…今日は尚弥とは別の人から相談を受けて。」

「大丈夫、俺のことは気にせず行ってくれよな。」

「やだ……俺がアキラと離れたくないの。」

「…お…おぅ…」


感情をストレートに伝えてくれるのは嬉しいが…照れる……


「あ、佐奈田からの報告でルゥとレイが最終成長の段階に進んでるから、あともう少し待って欲しいって。」

「分かった。」

「あ、アキラ。また少し寝る?」

「いや、十分寝たし腹も満たしたから寝ないかな。」

「それは良かった♪アキラ、シャワー浴びてくるっ?」

「そうだなっ♪ちょっと汗流してくるよ!」


………シャワーを誘導されて大後悔した………


「悠っ斗……ぁっ……風呂じゃ…手を出さないって……んぅっ!」

「泡風呂の…チュ…時は……ん…でしょ?」

身体を洗ってる最中に悠斗が後ろから忍び寄り、耳を甘噛みしながら乳首を摘まれて力が抜けそうになったがどうにか壁に手を付いて持ち堪えた。

「……っ!」

手が壁に付いたものの身体が少し反って尻を突き出す状態になり悠斗の息を飲む音がする。
体勢を整えようとしたが、そのまま後から覆い被されて身動きが取れなくなった。

「悠っ斗…っ…俺…シャワーしてる…途中…」

「…じゃあ…昨日みたいに……洗ってあげる。」

悠斗がそう言いながら近くにあるボディソープを手に取り身体を触り始めた。

「んんぅっ……やっあぁ……乳首…ジンジンするぅ…」

昨日散々舐めたり噛られたせいか、ボディソープが滲みてジンジンする。

「じゃあ、先にシャワーで流すね。」

「あぅっ!」

シャワーが乳首に当たると感じやすくなってるのか敏感に反応してしまった。
悠斗はそれからあちこちとボディソープを使って撫で回す。
そして、下半身へと手が伸びアンダーヘアを泡立てた後にペニスを扱きくように洗い始めた。

「ひゃあんっ……そこっ…やらなくてっ……良いからぁ……んんっ!」

前を隠そうと両手を下に持って行こうとした時、悠斗の手が後孔にも伸びる。

「ここも…綺麗にしておこうね。」

クチュクチュをワザと音を出しなが縦に擦られた。

「ゃっ…ぁ…ん……ふっ……んんっ……」

孔に当たる時に微妙に指が入りそうで入らない。

「フフ…アキラのここ……指が当たるとクポクポしてる…分かる…?中は……昨日のが…まだ効いてるから、しっかり洗わくても大丈夫だね。」

「やぁっ…言ぅ…なぁっ…… 」

シャワーを流しながら洗われてるので泡も減ってるが、前も触られて段々と立っているのが辛くなってきた。

「悠斗っ…俺…もう流したいっ……んっ。」

「分かった…流すね。」

悠斗がシャワーのお湯を少し強めに出しての身体に付いた泡を綺麗に洗い流し、そのままバスローブの前を閉じずにお姫様抱っこをしてベッドへ連れて来られ、また昨日のように寝かされる。

「悠…斗っ……俺…まだ身体…拭いてないっ。」

「大丈夫だよ、どうせ濡れるし。」

「それってどういぅ………んんっ……んぅっ…」

悠斗の金木犀の花の香りが漂い始める。
すると共鳴するように俺の花の香りも香り始めた。
身体の奥が次第に熱くなる…

「ぅ…ん……悠…斗ぉ……熱ぃ…脱ぐぅ…ぁっ…」

脱ごうとしたらバスローブが乳首に少し当たって甘い刺激に感じて声が出る。
…そう言えば俺の花は催淫効果もあるとか言ってたな…

「ルゥが完全に…成長するまでは……アキラも不安定だね……俺は……嬉しいけど……ん……チュッ…」

「ぁん……乳首っ…やだぁ…」

昨日から何度も愛撫を繰り返され、ぷっくりとしてしまった乳首はジンジンとしながらもすぐに硬くなり始めた。
色々な所がかなり敏感になり少し触られるだけで喘いでしまう。
催淫効果がここまでとは自分が少し嫌になって少し涙が出た。

「アキラ…泣かないで…」

悠斗が優しく目尻の涙を唇で吸うのも感じてしまう。
何なんだ…

「んぅっ……ぅっ……」

「アキラ…感じるままで良いから…恋人が出来てからの香りの変化のある最初はみんなこうらしいよ。だから…アキラだけじゃないんだ。」

優しくキスをされながら悠斗が囁く。
混ざり合う香りの効果で相手を求め合うが、俺は異世界人のせいか自身の催淫効果のある香りのせいか…普通の人よりは強く出るらしい。


「だから…今のは花のせいにして…」


悠斗が覆い被さり、首筋にキスをしながらバスローブを完全に脱がされる。
俺は香りに酔いながら、悠斗の言われるままに流されることにして返事の代わりに首に腕を回した。

「ん………んっ…あぁっ……」

「アキラ…大好き…」

「俺……も……」

甘い…甘い香り……

「やぁんっ……そっこぉ…やだぁっ……」

乳首を摘まれ…俺は身体を撓らせる。

「いやじゃ…ないでしょ?………こう……はむっ……チュク……はれぅされるの……ふきすきでひょでしょ………ジュッ!」

「ひゃっ…んぅっ…喋っちゃ……あぁんっっ!!」

悠斗が身体が少し反ってベッドとの隙間が出来た俺の腰に手を差し込み、話しながら乳首を舌の先で転がして甘噛みする。
そして差し込んだ手は下に滑り込んで尻を強く揉み始めた。

「やあっ…一緒っ……やぁあっ!」

悠斗の頭を掴んで首を振って快楽を逃がそうとするが余計に辛くなる。

「アキラ…可愛い…チュ……ここも…チュッ…ここも……」

この世界は甘い言葉が当たり前なのか?
「誉め殺し」と言う言葉が本当にあるなら、俺はもう殺されてる。

「可愛いっ…ゆぅ…なぁっ……ぁっ…!」

次第にキスは下へ行き、腰周りを舐められてペニスを触らず周りだけを愛撫される。
曖昧な刺激に頭がおかしくなりそうだ……もっと…昨日みたいに……欲しい……

「悠……斗ぉ……」

「ん…チュ……何……?」

「周り……ばっか……や……」

「周り…って…ここ……ジュッ!」

「あぁんっ……そっ…こ…じゃなくってぇぇっ!」

内側の太腿の付け根に強く吸われて濃い痕が付く。

「……だ…から…」

「…だから…?」

クスクスしながら悠斗が聞いてくる。
コイツ…意地悪だっ!
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