59 / 105
58☆
しおりを挟む
俺達は中庭のバラ園にやってきた。
別荘の花は色々と季節ごとに楽しめるように花を作っているようだが、その中でもバラは特に力を入れているようだ。
「庭師には使用許可をもらっている。妖精達のためならいくら摘んでも良いそうだ。」
「でも、ジルコンとの話じゃあんまり摘んだりしない方が良いんじゃないかなぁ。」
「そうか、それもそうだな…じゃぁ、鉢植えを持って行こうか。それでドライアドに相談してみよう。」
地面から生えて育っているバラでは移動が難しいので鉢植え…と、なると温室のバラということになる。
「分かった。ちょっと庭師と話をしてくる。リオはちょっとバラでも見て待っててくれ。」
ベリルはそういうと騎士の元へ行って、そのまま庭師のいる所へと移動して行った。
座ってるだけは勿体無いよな。周りを見るととても手入れの行き届いたバラが水やりの後だったのか、どのバラもキラキラと輝いていた。
「バラ園かぁ…植物公園…よく行ったよなぁ…」
デートでよく行った植物公園、水族館や遊園地よりよく行ったかも。
ブラブラと歩いていたら、小さな噴水の前に来たので休憩がてら腰を掛ける。
下を見ると水の上に色んなバラの花びらが広がり、その中にピンクのバラの花びらがあった。
___ピンクのバラの花びら…___
そういえば、最初の日にベリルがバラの花びらを浮かべたお風呂を入れてくれたんだっけ?
…それで…俺…
「待たせたな。」
「……ぅっ…あっ…ベリルっ!」
「どうした?驚かせて……っ…」
少し思い出して恥ずかしくなっていた時にベリルの声がして驚いて顔を上げると、こちらも少し驚いてから…凄く嬉しそうな顔をしたベリルが隣に座った。
「……フッ…最初の日…みたいだな…」
ベリルが噴水の淵に手を付いていた俺の手に指を絡めた。
「…あっ…そう…かな…?」
「あぁ…こんな感じにバラの花びらを散りばめて…バラの香りに包まれて、頬や肩をバラ色に染めた…お前を見て…」
「…んっ…」
「我慢出来なくなったんだ…チュ。」
ベリルが軽くキスをした。
「…俺も……ちょっと…思った…」
「クスクス…ちょっとか?」
その顔…ズルい。
「………ちょっとだよっ。」
「なぁ、リオ…キスしたい…」
「…ちょっと…だけなら…」
だって、いっぱいされたら思い出しちゃうから。
「…ちょっと…だけな…」
「…ん…」
ベリルの舌があの日を思い出す。
俺はベリルの首に腕を回して深く求めて…ベリルも俺に応えるように俺の腰に手を回した。
「…んんぅ…ぅ…ふぁ…」
「リオ…クチュ…」
触られる唇が、舌が……そして指先が熱い。
___グイッ!___
「…んぅっ!」
キスをしながら体勢を変えられてベリルの膝へ対面で座らされると、お互いの硬くなったものが当たる。
「…っ…ベ…リル…ん……チュ……」
ベリルが俺の弱いところを口の中にも…シャツにも手を入れて刺激する。
「ふぁ…あぅっ!」
「…ん…フフッ…ここ…だいぶ感じるように…なったよな?」
「胸…っ…一緒に…やだっ…俺っ…ちょっとって…んっ…言ったぁっ。」
「チュ…チュ…長いなキスはしてない…チュ…短いだろ…チュク…」
ディープキスならしただろ⁈…いや、時間の話ならいつもより短いけど…それ違うっ!
「クスクス…でも、お前のここ…苦しそうじゃん…」
ベリルの固いズボンの下から感じる陰茎は俺の勃ち始めている陰茎が当たり、俺がズボンの下で濡れたのが分かった。
「んんっ…ベリル…だってだろぉ…っ。」
もう…さっきからどんどん身体がベリルを欲しくなる。
「俺は…どこでもお前を感じたいからな…チュ…リオ…チュ…どうしたい?」
え?ここ…外…っ!
「…っ…外…んんん…しないって…んっ!」
外ではもうしないと誓ったのに言おうとした途端に口を塞がれ、身体を弄られて俺はあっという間に考えることを放棄した。
ベリルがそっと俺を下ろして膝立ちになって噴水側に向けさせると、後ろから再び抱き締めてくる。
「…ベリ…」
「リオ…チュ。」
___スル…___
「んっ…ベリ…んんんっ!」
片方は既に開いていたシャツの中に手を入れて乳首を摘み、もう片方はズボンを下ろして下着の中に手を入れた、
「もう…こんななってんじゃん…ちょっと…じゃダメだろ?」
___ゾクン___
「やっ…耳元で…喋んなぁ…っ。」
「ここ…こんなになってさ…後ろも…ヒクヒクしてる。」
「ひゃっ…!」
___ゾクゾクッ!___
「……リオ…入れたい…」
「…っ…ダメッ…だっ…てっ…」
抵抗しようとしたら、ベリルが俺の陰茎を優しく握って扱き始める。
___プツン…___
「んぅっ!」
後ろ…っ…指…一緒にされると…!
「チュ…リオ…ちょっと…チュゥ…だけ…」
「ちょっ…と…っ?」
…ん?…ちょっと??……んんん???
気持ち良くなってきて頭がボ~ッとして…えっと…ちょっとだから…
「ちょっと…なら…良…ぃ…んんぅ!」
___ズ…ズズ…___
「んっ…たくさん入れてたから…まだ柔らかいな…っ…」
「あぁっ!」
膝立ちで後ろからゆっくりとベリルの陰茎が俺の中に入ってくる。
俺は立っているのが難しくなって噴水の端にしがみついた。
「…んっ…そのまま…捕まってて…!」
「あっ…んんっ…動かな…やっ…あぁっ‼︎」
噴水の端にしがみつき、下を向くと溜まった水に自分の顔が映る。
「…あっ…んんんっ…」
抱かれてる時の俺って…こんな顔してんの⁈
「…っ…リオッ…締まるっ…!」
「あぁあっ!」
こんな…トロトロな顔して…俺…
「リオ…可愛い…っ…」
___ズンッ!___
「んんぅっ!」
深くベリルが突いてきて俺の身体が反り返る。
結局俺はたくさんのバラと香りに包まれながらたっぷりと昼までベリルに抱かれ、温室へはジルコン達と一緒に行くことになってしまった。
別荘の花は色々と季節ごとに楽しめるように花を作っているようだが、その中でもバラは特に力を入れているようだ。
「庭師には使用許可をもらっている。妖精達のためならいくら摘んでも良いそうだ。」
「でも、ジルコンとの話じゃあんまり摘んだりしない方が良いんじゃないかなぁ。」
「そうか、それもそうだな…じゃぁ、鉢植えを持って行こうか。それでドライアドに相談してみよう。」
地面から生えて育っているバラでは移動が難しいので鉢植え…と、なると温室のバラということになる。
「分かった。ちょっと庭師と話をしてくる。リオはちょっとバラでも見て待っててくれ。」
ベリルはそういうと騎士の元へ行って、そのまま庭師のいる所へと移動して行った。
座ってるだけは勿体無いよな。周りを見るととても手入れの行き届いたバラが水やりの後だったのか、どのバラもキラキラと輝いていた。
「バラ園かぁ…植物公園…よく行ったよなぁ…」
デートでよく行った植物公園、水族館や遊園地よりよく行ったかも。
ブラブラと歩いていたら、小さな噴水の前に来たので休憩がてら腰を掛ける。
下を見ると水の上に色んなバラの花びらが広がり、その中にピンクのバラの花びらがあった。
___ピンクのバラの花びら…___
そういえば、最初の日にベリルがバラの花びらを浮かべたお風呂を入れてくれたんだっけ?
…それで…俺…
「待たせたな。」
「……ぅっ…あっ…ベリルっ!」
「どうした?驚かせて……っ…」
少し思い出して恥ずかしくなっていた時にベリルの声がして驚いて顔を上げると、こちらも少し驚いてから…凄く嬉しそうな顔をしたベリルが隣に座った。
「……フッ…最初の日…みたいだな…」
ベリルが噴水の淵に手を付いていた俺の手に指を絡めた。
「…あっ…そう…かな…?」
「あぁ…こんな感じにバラの花びらを散りばめて…バラの香りに包まれて、頬や肩をバラ色に染めた…お前を見て…」
「…んっ…」
「我慢出来なくなったんだ…チュ。」
ベリルが軽くキスをした。
「…俺も……ちょっと…思った…」
「クスクス…ちょっとか?」
その顔…ズルい。
「………ちょっとだよっ。」
「なぁ、リオ…キスしたい…」
「…ちょっと…だけなら…」
だって、いっぱいされたら思い出しちゃうから。
「…ちょっと…だけな…」
「…ん…」
ベリルの舌があの日を思い出す。
俺はベリルの首に腕を回して深く求めて…ベリルも俺に応えるように俺の腰に手を回した。
「…んんぅ…ぅ…ふぁ…」
「リオ…クチュ…」
触られる唇が、舌が……そして指先が熱い。
___グイッ!___
「…んぅっ!」
キスをしながら体勢を変えられてベリルの膝へ対面で座らされると、お互いの硬くなったものが当たる。
「…っ…ベ…リル…ん……チュ……」
ベリルが俺の弱いところを口の中にも…シャツにも手を入れて刺激する。
「ふぁ…あぅっ!」
「…ん…フフッ…ここ…だいぶ感じるように…なったよな?」
「胸…っ…一緒に…やだっ…俺っ…ちょっとって…んっ…言ったぁっ。」
「チュ…チュ…長いなキスはしてない…チュ…短いだろ…チュク…」
ディープキスならしただろ⁈…いや、時間の話ならいつもより短いけど…それ違うっ!
「クスクス…でも、お前のここ…苦しそうじゃん…」
ベリルの固いズボンの下から感じる陰茎は俺の勃ち始めている陰茎が当たり、俺がズボンの下で濡れたのが分かった。
「んんっ…ベリル…だってだろぉ…っ。」
もう…さっきからどんどん身体がベリルを欲しくなる。
「俺は…どこでもお前を感じたいからな…チュ…リオ…チュ…どうしたい?」
え?ここ…外…っ!
「…っ…外…んんん…しないって…んっ!」
外ではもうしないと誓ったのに言おうとした途端に口を塞がれ、身体を弄られて俺はあっという間に考えることを放棄した。
ベリルがそっと俺を下ろして膝立ちになって噴水側に向けさせると、後ろから再び抱き締めてくる。
「…ベリ…」
「リオ…チュ。」
___スル…___
「んっ…ベリ…んんんっ!」
片方は既に開いていたシャツの中に手を入れて乳首を摘み、もう片方はズボンを下ろして下着の中に手を入れた、
「もう…こんななってんじゃん…ちょっと…じゃダメだろ?」
___ゾクン___
「やっ…耳元で…喋んなぁ…っ。」
「ここ…こんなになってさ…後ろも…ヒクヒクしてる。」
「ひゃっ…!」
___ゾクゾクッ!___
「……リオ…入れたい…」
「…っ…ダメッ…だっ…てっ…」
抵抗しようとしたら、ベリルが俺の陰茎を優しく握って扱き始める。
___プツン…___
「んぅっ!」
後ろ…っ…指…一緒にされると…!
「チュ…リオ…ちょっと…チュゥ…だけ…」
「ちょっ…と…っ?」
…ん?…ちょっと??……んんん???
気持ち良くなってきて頭がボ~ッとして…えっと…ちょっとだから…
「ちょっと…なら…良…ぃ…んんぅ!」
___ズ…ズズ…___
「んっ…たくさん入れてたから…まだ柔らかいな…っ…」
「あぁっ!」
膝立ちで後ろからゆっくりとベリルの陰茎が俺の中に入ってくる。
俺は立っているのが難しくなって噴水の端にしがみついた。
「…んっ…そのまま…捕まってて…!」
「あっ…んんっ…動かな…やっ…あぁっ‼︎」
噴水の端にしがみつき、下を向くと溜まった水に自分の顔が映る。
「…あっ…んんんっ…」
抱かれてる時の俺って…こんな顔してんの⁈
「…っ…リオッ…締まるっ…!」
「あぁあっ!」
こんな…トロトロな顔して…俺…
「リオ…可愛い…っ…」
___ズンッ!___
「んんぅっ!」
深くベリルが突いてきて俺の身体が反り返る。
結局俺はたくさんのバラと香りに包まれながらたっぷりと昼までベリルに抱かれ、温室へはジルコン達と一緒に行くことになってしまった。
0
お気に入りに追加
374
あなたにおすすめの小説

乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました
西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて…
ほのほのです。
※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
今世はメシウマ召喚獣
片里 狛
BL
オーバーワークが原因でうっかり命を落としたはずの最上春伊25歳。召喚獣として呼び出された世界で、娼館の料理人として働くことになって!?的なBL小説です。
最終的に溺愛系娼館主人様×全般的にふつーの日本人青年。
※女の子もゴリゴリ出てきます。
※設定ふんわりとしか考えてないので穴があってもスルーしてください。お約束等には疎いので優しい気持ちで読んでくださると幸い。
※誤字脱字の報告は不要です。いつか直したい。
※なるべくさくさく更新したい。

普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
悪役令息の七日間
リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。
気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる