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【番外編】クロバイとの日々 ライVer.
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寮に帰ってよくよく考えたら、転生者としての話や精霊王としての話は一切してなかった。
何をしてたっけ…?
………ナニをされてました………
大事にされるのは嬉しいけど…嬉しいけどさぁ……クロバイ…俺……クロバイが思う程、そんなに心が綺麗じゃないよ…?
心が綺麗なら、こんなに幼馴染に嫉妬しないよ。
「クロバイ……貴方に会いたい…」
さっき別れたばかりなのに…もう貴方が恋しい………
俺は窓から夜空を見上げてポツリと呟いた。
___新学期___
俺はフジ先輩と一緒に先輩達が卒業する前に大量の書類を見直しをしていた。
「フジ先輩、この書類は結構古いんですが…」
「これは…シュレッダーだな。そっちは…」
「これは…」
___ピカッッ!!!___
「「⁉」」
窓から突然眩しい光が差し込んだ。
今日はこの棟の部屋を使っているのは生徒会室とここだけ……光はもしかして…生徒会室⁉
「行くぞっ…ライ!」
「はい!!」
フジ先輩もそう思ったようですぐに声が掛かり、俺達は急いで生徒会室へ走っていった。
___バタバタバタ…!___
「何があった⁉……っ!カリン先輩⁉」
「カリンっ⁉何があった⁉」
部屋へ入ると、倒れている先輩と…乱れている服の姿で、激昂しているカヤとオークをどうにか押さえつけているシオン…何があった?!
「……あっ……フジ先輩っ…説明は後からしますので……今はっ……カリン先輩を医務室へ……っ!ライっ!!2人を…押さえてっっ!!!」
何が何だか分からないけど、異常事態なのは分かったので、取り敢えずフジ先輩はカリン先輩を抱えて医務室へ、俺は2人をどうにか取り押さえることに専念した。
この光景……もしかして…ゲームの……
いや…今はシオンが心配だ。
カヤとオークはカリン先輩が目の前からいなくなるとすぐにシオンの元へ行き、怪我が無い事を確認して少し安心したようだ。
シオンを見ると落ち着いてはいたがすぐには動けなさそうだったので、温かいお茶を飲ませてから屋敷へ帰るように促した。
医務室へ行くとカリン先輩が目を覚していた。
「…やぁ…ライ…」
「大丈夫ですか?」
「本当に…俺が……?」
カリン先輩を見ると顔色が悪い。
フジ先輩を見ると難しい顔をしていた。
「……そうだ…」
「……先輩…覚えてないんですか?」
「……うん…フジから聞いても…全く…」
いつもの様にスキンシップをしたまでは覚えていたのは覚えているけど、シオンを襲った間の記憶は全く無いらしい。
取り敢えず医務室の医者から1週間は休む様に言われ、フジ先輩が様子を見る事になった。
………ゲームの関係か…でも、俺はクロバイルートへ入り、シオンは王子と仲睦まじい。
ただ、クロバイルートではシオンはほとんど登場しないからサイトの情報にはなかったし、こんなトラブルになるとは知らなかった。
俺とフジ先輩は生徒会室へ行って片付けているとカヤがやって来たので、説明をして俺も寮へと戻った。
シオンが屋敷に戻ってから身体の不調が続き、学園を休みがちになり………
___そして、覚醒した___
シオンは無事だろうか………そして…オーク、カヤ…クロバイは怪我をしてないだろうか………?
教室で次の講義の準備をしていたら、クラスメイトから「クロバイ先生からの伝言で、控室に講義の教材を準備する手伝いに来て欲しい」と伝えられた。
クロバイ、学園に講義に来れるという事は無事だろうか?
いや…会うまでは分からない!
俺は最近学園で用意された、クロバイの部屋へと走っていった。
___コンコン___
「ハァ……っ……クロバイ先生、ライラック・ハシドイですっ。」
「入りなさい。」
「………失礼し…っ……!」
学園ではクロバイ先生と、呼んでいる。
息を整えてドアを開けた途端、腕を引かれてクロバイに引き寄せられ同時に扉を閉められた。
「クロ…んんっ……」
両手で腰をしっかりと固定され、すぐに口の中にクロバイの舌が入ってきた。
「……んぅ……ぁ……っ……」
強く抱き締められて息が少し苦しいのに上顎を刺激されて余計にクラクラする……立ってられない。
しばらく口の中を堪能されて開放された。
「……ハァ……クロバイ……会いたかった……」
「私もだ……ライ……」
ギュッと、首に腕を回して抱きつくとクロバイの香りがする。
クロバイも俺の首元に唇を寄せ、匂いを嗅いだ。
「……んっ……クロバイ…ッ…」
「すまない……ここは…誰かが来てしまう…」
「……じゃぁ……ここじゃなかったら……?」
「それは………」
___コンコン___
___ビクッ!!___
「クロバイ先生、いらっしゃいますか?1年の……」
そうか…今日は1年の講義があるんだ。
「…少し…待っていてくれ……」
そう言うとクロバイは立ち上がり、ドアを少し開けてから外へ出た。
学園の部屋での逢瀬はあるがキス止まり……お互い2人の時は敬語も無くなり雰囲気は更に良くなった…はず。
でも、フェラをされたのはあの時だけで…大抵は高まる前に身体を離される。
悶々とする日々が続き、ローズウッド家の新年の準備で会えない俺は、シオンに相談しに行った。
「……で、今日はどうしたんだよ?」
「……シオンはさ……新年……どうするの?」
そう……もうすぐ新年……もうすぐ俺も18歳の歳だ。
「新年なぁ……俺は多分家族で過すかな。ママも精霊達も復活したし、夜まで騒ぐんじゃない?」
「………だよねぇ……」
…と、なると…クロバイは遅くまで仕事だよね。
「別にクロバイとコッソリ消えてくれても家族だけだからエンジュやカイエもいるし、カヤもいるから大丈夫と思うけど?精霊は食べないからなぁ。姉さんも別に怒りはしないんじゃない?」
「……ありがとう……でもさ、連れ出しても……」
「手は出されないと。」
「…っ……そうなんだよっっ!俺を何だと思ってんの⁉天使じゃないんだよ⁉転生者だよ⁉元大人じゃん⁉経験もあるっちゅーのっ!どうすれば良いと思う??」
「お前っ!仮にも主役だろ⁉もう少し慎みを持てよっ!」
「先輩!俺だよ?何夢見てんだよっ!!俺もいい加減たまるっつーの!あんまり生ぬるいこと言ってると……」
俺は先輩に詰め寄った。
「……カヤとオーク……同時に姫始め勧めるぞっっ!!」
「はいっ!考えますっ!!」
「俺達が確実にカップルにならないとシオンも、もしかしたら……ってのがあるでしょ?」
「……断罪……あるのかねぇ…」
「今を考えると無いと思うけどね。」
うん、あの2人を見てると本当に無いと思うんだよね。
愛されてるせいか、最近のシオン……凄く綺麗だもんな。
俺はローズウッド家の新年の祝いに招待される事となった。
泊りになるなら…と、シオンと色々と相談しながら新年に向けて、俺も準備する事にした。
何をしてたっけ…?
………ナニをされてました………
大事にされるのは嬉しいけど…嬉しいけどさぁ……クロバイ…俺……クロバイが思う程、そんなに心が綺麗じゃないよ…?
心が綺麗なら、こんなに幼馴染に嫉妬しないよ。
「クロバイ……貴方に会いたい…」
さっき別れたばかりなのに…もう貴方が恋しい………
俺は窓から夜空を見上げてポツリと呟いた。
___新学期___
俺はフジ先輩と一緒に先輩達が卒業する前に大量の書類を見直しをしていた。
「フジ先輩、この書類は結構古いんですが…」
「これは…シュレッダーだな。そっちは…」
「これは…」
___ピカッッ!!!___
「「⁉」」
窓から突然眩しい光が差し込んだ。
今日はこの棟の部屋を使っているのは生徒会室とここだけ……光はもしかして…生徒会室⁉
「行くぞっ…ライ!」
「はい!!」
フジ先輩もそう思ったようですぐに声が掛かり、俺達は急いで生徒会室へ走っていった。
___バタバタバタ…!___
「何があった⁉……っ!カリン先輩⁉」
「カリンっ⁉何があった⁉」
部屋へ入ると、倒れている先輩と…乱れている服の姿で、激昂しているカヤとオークをどうにか押さえつけているシオン…何があった?!
「……あっ……フジ先輩っ…説明は後からしますので……今はっ……カリン先輩を医務室へ……っ!ライっ!!2人を…押さえてっっ!!!」
何が何だか分からないけど、異常事態なのは分かったので、取り敢えずフジ先輩はカリン先輩を抱えて医務室へ、俺は2人をどうにか取り押さえることに専念した。
この光景……もしかして…ゲームの……
いや…今はシオンが心配だ。
カヤとオークはカリン先輩が目の前からいなくなるとすぐにシオンの元へ行き、怪我が無い事を確認して少し安心したようだ。
シオンを見ると落ち着いてはいたがすぐには動けなさそうだったので、温かいお茶を飲ませてから屋敷へ帰るように促した。
医務室へ行くとカリン先輩が目を覚していた。
「…やぁ…ライ…」
「大丈夫ですか?」
「本当に…俺が……?」
カリン先輩を見ると顔色が悪い。
フジ先輩を見ると難しい顔をしていた。
「……そうだ…」
「……先輩…覚えてないんですか?」
「……うん…フジから聞いても…全く…」
いつもの様にスキンシップをしたまでは覚えていたのは覚えているけど、シオンを襲った間の記憶は全く無いらしい。
取り敢えず医務室の医者から1週間は休む様に言われ、フジ先輩が様子を見る事になった。
………ゲームの関係か…でも、俺はクロバイルートへ入り、シオンは王子と仲睦まじい。
ただ、クロバイルートではシオンはほとんど登場しないからサイトの情報にはなかったし、こんなトラブルになるとは知らなかった。
俺とフジ先輩は生徒会室へ行って片付けているとカヤがやって来たので、説明をして俺も寮へと戻った。
シオンが屋敷に戻ってから身体の不調が続き、学園を休みがちになり………
___そして、覚醒した___
シオンは無事だろうか………そして…オーク、カヤ…クロバイは怪我をしてないだろうか………?
教室で次の講義の準備をしていたら、クラスメイトから「クロバイ先生からの伝言で、控室に講義の教材を準備する手伝いに来て欲しい」と伝えられた。
クロバイ、学園に講義に来れるという事は無事だろうか?
いや…会うまでは分からない!
俺は最近学園で用意された、クロバイの部屋へと走っていった。
___コンコン___
「ハァ……っ……クロバイ先生、ライラック・ハシドイですっ。」
「入りなさい。」
「………失礼し…っ……!」
学園ではクロバイ先生と、呼んでいる。
息を整えてドアを開けた途端、腕を引かれてクロバイに引き寄せられ同時に扉を閉められた。
「クロ…んんっ……」
両手で腰をしっかりと固定され、すぐに口の中にクロバイの舌が入ってきた。
「……んぅ……ぁ……っ……」
強く抱き締められて息が少し苦しいのに上顎を刺激されて余計にクラクラする……立ってられない。
しばらく口の中を堪能されて開放された。
「……ハァ……クロバイ……会いたかった……」
「私もだ……ライ……」
ギュッと、首に腕を回して抱きつくとクロバイの香りがする。
クロバイも俺の首元に唇を寄せ、匂いを嗅いだ。
「……んっ……クロバイ…ッ…」
「すまない……ここは…誰かが来てしまう…」
「……じゃぁ……ここじゃなかったら……?」
「それは………」
___コンコン___
___ビクッ!!___
「クロバイ先生、いらっしゃいますか?1年の……」
そうか…今日は1年の講義があるんだ。
「…少し…待っていてくれ……」
そう言うとクロバイは立ち上がり、ドアを少し開けてから外へ出た。
学園の部屋での逢瀬はあるがキス止まり……お互い2人の時は敬語も無くなり雰囲気は更に良くなった…はず。
でも、フェラをされたのはあの時だけで…大抵は高まる前に身体を離される。
悶々とする日々が続き、ローズウッド家の新年の準備で会えない俺は、シオンに相談しに行った。
「……で、今日はどうしたんだよ?」
「……シオンはさ……新年……どうするの?」
そう……もうすぐ新年……もうすぐ俺も18歳の歳だ。
「新年なぁ……俺は多分家族で過すかな。ママも精霊達も復活したし、夜まで騒ぐんじゃない?」
「………だよねぇ……」
…と、なると…クロバイは遅くまで仕事だよね。
「別にクロバイとコッソリ消えてくれても家族だけだからエンジュやカイエもいるし、カヤもいるから大丈夫と思うけど?精霊は食べないからなぁ。姉さんも別に怒りはしないんじゃない?」
「……ありがとう……でもさ、連れ出しても……」
「手は出されないと。」
「…っ……そうなんだよっっ!俺を何だと思ってんの⁉天使じゃないんだよ⁉転生者だよ⁉元大人じゃん⁉経験もあるっちゅーのっ!どうすれば良いと思う??」
「お前っ!仮にも主役だろ⁉もう少し慎みを持てよっ!」
「先輩!俺だよ?何夢見てんだよっ!!俺もいい加減たまるっつーの!あんまり生ぬるいこと言ってると……」
俺は先輩に詰め寄った。
「……カヤとオーク……同時に姫始め勧めるぞっっ!!」
「はいっ!考えますっ!!」
「俺達が確実にカップルにならないとシオンも、もしかしたら……ってのがあるでしょ?」
「……断罪……あるのかねぇ…」
「今を考えると無いと思うけどね。」
うん、あの2人を見てると本当に無いと思うんだよね。
愛されてるせいか、最近のシオン……凄く綺麗だもんな。
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