目が覚めたらBLゲームの悪役令息になったけど、山に引き籠もりたいので全力で主人公を応援しますっ！

【18歳】

【18歳】1☆ 夢の中で（カヤ）

目が覚めたら陽の光が注ぐ中にフカフカの大きなベッド…大きな樹の下で俺の周りに精霊の玉がフワフワと浮いているが声はしないのは夢の中だからだろうか………

「フフ……可愛い…」

あれ？何かカヤの声が聞こえたけど周りを見てもいなかった。
頬を擽る精霊達の感触はフワフワな羽根で頬を撫でられた様な優しい感触。
温かくて擽ったい。
そして………ふと下を見て俺は………驚愕した。

「ひぃやぁぁぁあああっ！何だこれぇぇえええっっ‼」

ベビーブルーのシースルーで前にリボンでくくったベビードール。
俺の頭にはふんわりと白いベールのような物が被せられて精霊達が白い花を飾っては消えていく。
ミニスカートなんて可愛いもんじゃない。
前で結んでるから少し動いたら腹が見えそうなんですけどぉぉっ！動けねぇっっ!!

「………クスクス………シオン……可愛い…♡」

「………カヤ……お前……これ、お前が考えたのかよ……？」

「結婚式をイメージしてねって言われたらこうなったんだ…ここまでとは……はぁ……っ……ママ……最高だ…」

いやぁぁあああっ！何してくれてんのママンッ…いやっ……オカンッッ!!

「俺の愛し子……ベールに精霊の祝福をたくさん受けて……これが本当なら……俺の子を産んでくれるのに……」

「……ん？今何か言ったかっ？」

今動いたら腹が見える！

「いや……何でも。それより……」

「俺の花嫁……ベールを取る事をお許し頂いても…？」

ベッドの上に来たカヤが潤んだ熱い瞳でこちらを見詰める。

「……ん…良いけど……俺は今動けねぇし……でもっ！」


＿＿＿ドサッ……＿＿＿


ベールを上に上げられてカヤを見上げたと同時にベッドに押し倒された。

「…でも……？」

「……花嫁って……？」

「うん……チュ………ママがね……折角だからって……チュクッ……」

折角だから……？

「ぁんっ！」

カヤの顔が頬から耳の後ろへ行き耳朶のすぐ後ろの首筋を強く吸った。

「……ねぇ…チュ…本番当日の夜も……チュ……この服…チュ…着てくれる？」

「……ん……っ……バ…カァ…本番って…何だ…ぁっ……誰が……こんなっ……ぅんっ！」

首筋をキスをされ、鎖骨を少し強く吸われて身体が撓る。

「……うん………って、言ったよね♡」

「いや……っ……これはっっ……」

思わず我慢して声を出しただけでぇぇぇぇ!!

「んんぅ！」

「フフ……もう……ここ……可愛く勃ってるよね……それに……ここも……」

「あんっっ……」

服の上から乳首を軽く噛まれながら下に手を伸し、勃ち上がり始めた俺のペニスを撫で上げた。

「今日は夢だから…我慢しないよ……」

「いつも我慢しないくせにぃっ……ひゃぅっ……」

押し倒された段階で開いたベビードールの服の間の見えた臍を舐められ、そのまま身体を上に起こして心臓の上にあるベービードールの紐を俺に見えるように口に咥えると、クイッと、引っ張った。
スルッと、軽い生地は勃ち上がった乳首を撫でるように刺激をしてベッドに落ちていく。

「んぅうっ…カ……ヤァァァアアア！」

「フフッ…可愛い♡」

覆い被さって紐を引くカヤのエロい顔にドキドキしたのは一瞬。
閨の時はハーフパンツな俺の下着は………何とTバックだった！
しかもその布面積の少ない俺の下着を……横にしやがったよこの人ぉっ！
フルッと、勃ち上がり始めている俺のペニスは脚の付け根に紐状になったTバックが刺激されて先走りが溢れ出す。

「やぁっ！カヤ……これっ……脱がし……んぅっ！」

カヤに手を掴まれて脱げないので顔を見るとギラギラとした男の顔で俺の口を塞ぐ。
そのまま舌が入って歯列をなぞり、俺の舌をねっとりと絡めて喉の奥まで貪られた。

「あ…んぅ……ぅ…ぐっ……！」

キスをしながら服を脱がされて乳首を刺激される。
魔力の封印が解かれる前は寝てばかり、解いた後も体調が落ち着かず……閨もそんな回数をしてなかったから………気持ちは分かる…分かるけどさぁっ！

「プハッ……久々だから…って…ん…盛り過ぎなんだっ…よぉっ…あぁんっ！」

両脚を持ち上げられて脚の間から覗くカヤの顔が……綺麗過ぎて……俺の脚の間と忘れてしまう程見惚れた………一瞬だがな。

「やめっ……やぁあっ!!」

そのまま顔を埋めて俺の後孔をなぞり、強く吸い上げる。
夢なのに……何でこんなに感じるんだよぉぉっ！

＿＿＿チュプッ……ジュッ……チュゥゥッ!!＿＿＿

「ひゃっ！んぅう……っ!!」

舌を出し入れされながらも強く吸われたりと感覚の情報が忙しい。
何も手を付けられていない俺のペニスは、脚を持ち上げられていた俺の腹の上にパタパタと先走りを溢していった。

「シ…オン……シオン……」

「カヤ……んぅ……はっ……んぁっ！」


………もぅっ……カヤのが……欲しい……っ！


＿＿＿チュポッ＿＿＿


「フフッ……我慢出来ないって顔してる……」

「くっ……意地悪…っ。」

「どうして欲しい……？」

「……分かってる…くせに……」

ゆっくり脚を降ろされて再びカヤが覆い被さる。

「シオンのこの……チュッ……可愛い口から……チュ……聞きたい。」

「………っ……分かった……よ……カヤ……ちょう……だい……」

「……もう一声……すっごいエッチなの……欲しい……♡」

コ～イ～ツ～～～!!!

「ねっ♪」
「やぁんっっ！」

ギュッと、ペニスの付け根を強く掴まれて快楽が身体を巡る。


………もうっ……こうなったらヤケだ!!


両脚を自分で広げ、両手を後孔に持っていって紐状になった下着を小指に掛け、孔の縁に指を置いてクパァ……っと、広げる。

「…………早く……ここに……お前の長いの……俺に頂だ…あぁぁあああっっ!!!」

ズブッと、最後の言葉を待たずにカヤのペニスが俺に入り、そのまま夢の中から目覚めるまで……俺はカヤに貪られる事となった……