88 / 145
【17歳】
【17歳】29☆
しおりを挟む
【注意】
前半に少し無理矢理な表現がございます。
苦手な方はスルーして下さいね。
******************
___新学期___
3年生は親の跡継ぎの準備や職に就く準備で忙しくなるので大体はこの時期に生徒会の役員メンバーは変わるとクラスメートから聞いてはいたんだが…新学期に入って生徒会を新しく一新し………ではなかった。
カリン先輩とフジ先輩は就職先?が既に決まっているとかで、周りからの希望もあって引き続き春までは継続らしい。
「ねぇねぇ…シオン~。」
「ん……どうしたんですか?」
書類を整理した後に本棚に参考資料を戻している時に後ろからカリン先輩が抱き締めてきた。
転生前の感覚と頻繁なスキンシップでこういう行為は慣れてきた。
「今……2人きり…だね……」
「まぁ……そうですねぇ~…」
「シオン~…好きだよ~…チュ…」
先輩は最近2人切りになるといつもこうして頭にキスをしてくる。
「はいはい、俺も好きですよ~。」
「……本当に……?」
………あれ?
「うん…仕事…出来るし……」
いつもと…‥
「……ねぇ……オークなんかやめてさ……俺に……しなよ……チュッ。」
「んっ……」
違う。
「俺は…ずっと君を見てたけど…チュッ…あんなヤツより…チュ…俺の方が…君を大切にするよ?」
「ひゃ……んぅっ…」
首筋をキスしながら服の上から胸を弄る。
「やっ……先輩……ゃめっ……!」
「やぁだ♡…チュッ………やめないよ…チュク…」
身体を捩るが前は本棚で後ろは先輩にガッシリと掴まれて動けず、足の間に先輩の足が入ってきた。
「やぁっ!」
深く差し込み、太腿でグリッと股間を刺激する。
ビクッと身体が撓り、カリン先輩の胸に頭が付くと手が頬を掴んだ。
「シオン……好き……」
「……ぁ……やめっ……俺は……」
キス…される……っ……やだぁっ!!
___パァンッッ!!___
指輪が激しく光って石が割れる音がした。
「うわぁっ!」
___ドサッ!___
「シオンッ!」
「シオン様っ!!」
「……ぁ……オーク……カ…ヤ……」
本棚に寄りかかってしゃがみ込んでいる俺に2人が駆け寄り、カヤがすかさず自分の上着を俺に掛けた。
「先輩っ…」
先輩は激しい光に弾かれてそのまま倒れた感じだ。
「何があったっ⁉」
「そうですよ……石も割れる程の…そして服も乱れて……」
俺の姿を見たオークとカヤの顔付きがみるみる険しい顔に変わっていった。
「……お前……俺の愛する者にぃ……っ!」
「シオン…あっという間に終わらせるから……」
「やっ!待ってっオーク、カヤッ!!」
2人の腕を掴んで引き止める。
「何を言うんだ!離せっシオン!!」
「そうですよっ!こんな事……絶対許さないっ!!」
___バタバタバタ…!___
「何があった⁉……っ!カリン先輩⁉」
「カリンっ⁉何があった⁉」
近くで生徒会の仕事をしていたライとフジ先輩が生徒会室の異変に気付いて入ってきた。
「……あっ……フジ先輩っ…説明は後からしますので……今はっ……カリン先輩を医務室へ……っ!ライっ!!2人を…押さえてっっ!!!」
2人は何が何だか分からない様子だったが、俺とオーク、カヤの異常事態に何も言わずに従ってくれた。
___あんなヤツより俺の方が君を大切にするよ?___
あの言葉って……多分元々の俺とオークの関係が悪い時の印象だよなぁ……
「……シオン様……お茶です……」
「ん……ありがと…カヤ……」
考え事をしているとカヤが温かい紅茶を淹れてカップを渡してくれた。
___カチャ…カチャ…___
…手が…震える…
「……お持ちします……大丈夫…ですか?」
「……アハハ…ゴメン…ちょっと……手に力…入んねぇや……テーブルに置いてもらって良い?」
「シオン……」
後ろからオークに抱き締めると…じんわり身体の緊張が解けていった。
………あぁ……人が変わるとこんなに違うものなのか………温かい………
「スミマセン……俺が離れたばかりに……」
「いや…お前はカリン先輩に用事を頼まれて離れていたんだ……俺のせいだ……」
「いや……俺だよ……いつもの先輩のスキンシップと思っていたから……」
転生前のバーのママみたいな感覚でいた俺が一番悪い…悪いんだが……
「………オーク様……ちょっと…俺はライとフジ先輩の元へ行きます。ここは暫く誰も来させませんので……シオン様を…よろしくお願いします……」
「あぁ……分かった……」
カヤはティーポットをテーブルへ置くと、俺の頬に手を添えて耳元で囁いた。
「俺は夜にゆっくりと話を聞くから……今はオーク様に任せるね……チュ。」
「……んっ……分かった。」
そう言うとカヤは部屋を出ていった。
「……そう言うことだ…シオン……」
「……え?……んぅっ…」
扉が閉まったと同時にオークの顔が近付き唇が合さってくる。
すぐに舌が入ってきて歯列をなぞり、舌を絡めて俺の弱い所を責めてあっという間に何も考えられなくなっていった。
「シオン…チュク…どこ…っ…触られた……?」
「ふぁ……んんっ……胸……っ………んんぅ!」
キスをしながらカヤに直して貰った開けていた服をオークに脱がされていく。
そのまま立たされて気付いた時には生徒会室のソファーに寝かされていた。
前半に少し無理矢理な表現がございます。
苦手な方はスルーして下さいね。
******************
___新学期___
3年生は親の跡継ぎの準備や職に就く準備で忙しくなるので大体はこの時期に生徒会の役員メンバーは変わるとクラスメートから聞いてはいたんだが…新学期に入って生徒会を新しく一新し………ではなかった。
カリン先輩とフジ先輩は就職先?が既に決まっているとかで、周りからの希望もあって引き続き春までは継続らしい。
「ねぇねぇ…シオン~。」
「ん……どうしたんですか?」
書類を整理した後に本棚に参考資料を戻している時に後ろからカリン先輩が抱き締めてきた。
転生前の感覚と頻繁なスキンシップでこういう行為は慣れてきた。
「今……2人きり…だね……」
「まぁ……そうですねぇ~…」
「シオン~…好きだよ~…チュ…」
先輩は最近2人切りになるといつもこうして頭にキスをしてくる。
「はいはい、俺も好きですよ~。」
「……本当に……?」
………あれ?
「うん…仕事…出来るし……」
いつもと…‥
「……ねぇ……オークなんかやめてさ……俺に……しなよ……チュッ。」
「んっ……」
違う。
「俺は…ずっと君を見てたけど…チュッ…あんなヤツより…チュ…俺の方が…君を大切にするよ?」
「ひゃ……んぅっ…」
首筋をキスしながら服の上から胸を弄る。
「やっ……先輩……ゃめっ……!」
「やぁだ♡…チュッ………やめないよ…チュク…」
身体を捩るが前は本棚で後ろは先輩にガッシリと掴まれて動けず、足の間に先輩の足が入ってきた。
「やぁっ!」
深く差し込み、太腿でグリッと股間を刺激する。
ビクッと身体が撓り、カリン先輩の胸に頭が付くと手が頬を掴んだ。
「シオン……好き……」
「……ぁ……やめっ……俺は……」
キス…される……っ……やだぁっ!!
___パァンッッ!!___
指輪が激しく光って石が割れる音がした。
「うわぁっ!」
___ドサッ!___
「シオンッ!」
「シオン様っ!!」
「……ぁ……オーク……カ…ヤ……」
本棚に寄りかかってしゃがみ込んでいる俺に2人が駆け寄り、カヤがすかさず自分の上着を俺に掛けた。
「先輩っ…」
先輩は激しい光に弾かれてそのまま倒れた感じだ。
「何があったっ⁉」
「そうですよ……石も割れる程の…そして服も乱れて……」
俺の姿を見たオークとカヤの顔付きがみるみる険しい顔に変わっていった。
「……お前……俺の愛する者にぃ……っ!」
「シオン…あっという間に終わらせるから……」
「やっ!待ってっオーク、カヤッ!!」
2人の腕を掴んで引き止める。
「何を言うんだ!離せっシオン!!」
「そうですよっ!こんな事……絶対許さないっ!!」
___バタバタバタ…!___
「何があった⁉……っ!カリン先輩⁉」
「カリンっ⁉何があった⁉」
近くで生徒会の仕事をしていたライとフジ先輩が生徒会室の異変に気付いて入ってきた。
「……あっ……フジ先輩っ…説明は後からしますので……今はっ……カリン先輩を医務室へ……っ!ライっ!!2人を…押さえてっっ!!!」
2人は何が何だか分からない様子だったが、俺とオーク、カヤの異常事態に何も言わずに従ってくれた。
___あんなヤツより俺の方が君を大切にするよ?___
あの言葉って……多分元々の俺とオークの関係が悪い時の印象だよなぁ……
「……シオン様……お茶です……」
「ん……ありがと…カヤ……」
考え事をしているとカヤが温かい紅茶を淹れてカップを渡してくれた。
___カチャ…カチャ…___
…手が…震える…
「……お持ちします……大丈夫…ですか?」
「……アハハ…ゴメン…ちょっと……手に力…入んねぇや……テーブルに置いてもらって良い?」
「シオン……」
後ろからオークに抱き締めると…じんわり身体の緊張が解けていった。
………あぁ……人が変わるとこんなに違うものなのか………温かい………
「スミマセン……俺が離れたばかりに……」
「いや…お前はカリン先輩に用事を頼まれて離れていたんだ……俺のせいだ……」
「いや……俺だよ……いつもの先輩のスキンシップと思っていたから……」
転生前のバーのママみたいな感覚でいた俺が一番悪い…悪いんだが……
「………オーク様……ちょっと…俺はライとフジ先輩の元へ行きます。ここは暫く誰も来させませんので……シオン様を…よろしくお願いします……」
「あぁ……分かった……」
カヤはティーポットをテーブルへ置くと、俺の頬に手を添えて耳元で囁いた。
「俺は夜にゆっくりと話を聞くから……今はオーク様に任せるね……チュ。」
「……んっ……分かった。」
そう言うとカヤは部屋を出ていった。
「……そう言うことだ…シオン……」
「……え?……んぅっ…」
扉が閉まったと同時にオークの顔が近付き唇が合さってくる。
すぐに舌が入ってきて歯列をなぞり、舌を絡めて俺の弱い所を責めてあっという間に何も考えられなくなっていった。
「シオン…チュク…どこ…っ…触られた……?」
「ふぁ……んんっ……胸……っ………んんぅ!」
キスをしながらカヤに直して貰った開けていた服をオークに脱がされていく。
そのまま立たされて気付いた時には生徒会室のソファーに寝かされていた。
11
お気に入りに追加
2,565
あなたにおすすめの小説
ヒロイン不在の異世界ハーレム
藤雪たすく
BL
男にからまれていた女の子を助けに入っただけなのに……手違いで異世界へ飛ばされてしまった。
神様からの謝罪のスキルは別の勇者へ授けた後の残り物。
飛ばされたのは神がいなくなった混沌の世界。
ハーレムもチート無双も期待薄な世界で俺は幸せを掴めるのか?
王道学園なのに、王道じゃない!!
主食は、blです。
BL
今作品の主人公、レイは6歳の時に自身の前世が、陰キャの腐男子だったことを思い出す。
レイは、自身のいる世界が前世、ハマりにハマっていた『転校生は愛され優等生.ᐟ.ᐟ』の世界だと気付き、腐男子として、美形×転校生のBのLを見て楽しもうと思っていたが…
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
悪役令嬢の兄に転生した俺、なぜか現実世界の義弟にプロポーズされてます。
ちんすこう
BL
現代日本で男子高校生だった羽白ゆう(はじろゆう)は、日本で絶賛放送中のアニメ『婚約破棄されたけど悪役令嬢の恋人にプロポーズされましたっ!?』に登場する悪役令嬢の兄・ユーリに転生してしまう。
悪役令息として処罰されそうになったとき、物語のヒーローであるカイに助けられるが――
『助けてくれた王子様は現実世界の義弟でした!?
しかもヒロインにプロポーズするはずなのに悪役令息の俺が求婚されちゃって!?』
な、高校生義兄弟の大プロポーズ劇から始まる異世界転生悪役令息ハッピーゴールイン短編小説(予定)。
現実では幼いころに新しい家族になった兄・ゆう(平凡一般人)、弟・奏(美形で強火オタクでお兄ちゃん過激派)のドタバタコメディ※たまにちょっとエロ※なお話をどうぞお楽しみに!!
やめて抱っこしないで!過保護なメンズに囲まれる!?〜異世界転生した俺は死にそうな最弱プリンスだけど最強冒険者〜
ゆきぶた
BL
異世界転生したからハーレムだ!と、思ったら男のハーレムが出来上がるBLです。主人公総受ですがエロなしのギャグ寄りです。
短編用に登場人物紹介を追加します。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
あらすじ
前世を思い出した第5王子のイルレイン(通称イル)はある日、謎の呪いで倒れてしまう。
20歳までに死ぬと言われたイルは禁呪に手を出し、呪いを解く素材を集めるため、セイと名乗り冒険者になる。
そして気がつけば、最強の冒険者の一人になっていた。
普段は病弱ながらも執事(スライム)に甘やかされ、冒険者として仲間達に甘やかされ、たまに兄達にも甘やかされる。
そして思ったハーレムとは違うハーレムを作りつつも、最強冒険者なのにいつも抱っこされてしまうイルは、自分の呪いを解くことが出来るのか??
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
お相手は人外(人型スライム)、冒険者(鍛冶屋)、錬金術師、兄王子達など。なにより皆、過保護です。
前半はギャグ多め、後半は恋愛思考が始まりラストはシリアスになります。
文章能力が低いので読みにくかったらすみません。
※一瞬でもhotランキング10位まで行けたのは皆様のおかげでございます。お気に入り1000嬉しいです。ありがとうございました!
本編は完結しましたが、暫く不定期ですがオマケを更新します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる