目が覚めたらBLゲームの悪役令息になったけど、山に引き籠もりたいので全力で主人公を応援しますっ!

mana.

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【16歳】

【16歳】27☆ オークver.

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年明けの最初の夢は「初夢」と言う事をクロバイから聞いた。
そしてその年の初めての閨を「姫始め」と、いうらしいな…

……で…ここは……シオンの部屋か…?

「あ…オーク……」

あ、今回は普通の閨の服だ。
シオンがベッドの上で座っていたが俺に気付いてこちらに来ようとしたものの、またそのまま座ってしまった。

…ん?何だ?モジモジして……

「…言わなきゃいけないのかよぉ……うぅ……恥ずかしぃ……」

んん?聞こえねぇ、何だ?
俺はベッドの端に座ってシオンを引き寄せて俺の膝の上に座らせた。

「どうしたんだよ?…またこれ…夢……なんだろ?」

「う…ん…それが…さ……」

あ、いつもは最初に膝に乗せると嫌がるのに…どうした?
すると、シオンは意を決した様な顔をして俺の首に腕を回して呟いた。

「………俺の………うし……ろ……閨を…始まる前に………戻っ……た…」

___閨の始まる……前……?___

………前………前ぇぇっ?!

「えっ⁉それってっ⁉」

「……もう一度…かなり慣らさないと……お前のは…特に……もぅ…これ以上言わせんなよおぉぉっ……」

ギュウギュウ首に回す腕に力が入るが、入る程首元にシオンの唇が掠めて来てゾクゾクする。

「…んっ……分かっ…たぁ……」

シオンの初めてはカヤでどんなに悔しい思いをしたか……嬉しさのあまり暴走しそうだが……ここは…我慢だっ。

「……優しく……しようなぁ…」

前なら無茶をさせてたかもしれないけど、今は違う。

「………オーク………」

不安そうなシオンを抱き締めながら優しく寝かせる。

「シオン…キスしたい……腕…緩めて……」

耳元で囁くと、シオンはビクッと身体を震わせたもののゆっくりを腕を解いていった。

「…ん……オーク……俺…今更痛いの…や…だ……ぞ……?」

小首を傾げながら上目遣いで見る…シオンの潤んだ瞳……

「………っ!分かった…‼絶対痛く…しないっ…………」

俺はドキドキしながらシオンの唇に自分の唇に触れた。
…初めてのキスの様で…ドキドキが止まらない……
もう16なのに…こんな小さな子どもの様な…幼いキス…

何度か啄むキスをしているとシオンが痺れを切らしたのか俺の唇に舌先でなぞってきた。
シオンも不安なはずなのに…俺は何をやってんだ……

……全く…俺はシオンにどれだけの事を与えられてるんだろう……

初めて会った時からそう思わない日は無い。
どんな奴よりも大切で楽しい驚きを毎日俺にくれる……それに…今日の…この夢も…

「ゴメン……焦らしたな……」

「っ‼そんな訳じゃ……んんぅ……ふ…ぁ……ん……」

シオンが俺の首に腕を回して更に深いキスになる。
舌を入れると嬉しそうに絡めて一生懸命に誘ってくる姿は、アイツにも…しているんだろうか……

「んんっ!」

思わず嫉妬にシオンの舌を強く吸ってしまった様で、シオンの声で我に返った。
駄目だ!今日は夢とはいえ、優しくしなきゃ…!

唇から離れて顔中にキスと落としながら耳朶を甘噛みした後に囁いた。

「…痛みが…気付かないくらい…他を触りながら……慣らそうな……」

「………んっ……ぅん……」

お互いの閨の最初なら、知識も無いから無茶をさせたが…今なら違う。
ただ、シオンは知識や経験があるのに後ろだけ前に戻ってるんだ…違和感もかなりあるだろう…

「…シオン…うつ伏せに…四つん這いになって………」

「…分か…った……」

シオンを四つん這いにさせてサラサラの髪から覗いた項を甘噛みする。

「んっ…」

「チュッ…そのまま…な……チュ……」

四つん這いになっている間にローションで濡らした指を背中に舌を這わせながら…後孔の周りを少し濡らしていく。

___クチュ…クチュ…___

くっ……後孔がヒクヒクしてるっっ…
確か…愛し子だから…普通のヤツよりは…受け入れやすいんだよな…じゃぁ………いやいやっ…大事にしなきゃ…!

「オーク…ん……ぅ…」

「ん……指…入れるぞ……チュッ…」

___ヌププ…___

「んんんっ!」

シオンの背中が撓る。
1本でこれか…しかし……これは視覚的に………辛すぎるぅっっ‼

「…大丈夫…か…?」

俺も大丈夫かっ⁉

「んぅ……大…丈夫ぅ…あんっ!」

……っ!!!
身体を少し捻ってこちらを見ようとしたら更に深く入った様だ。

「…でも…少し…キツい……」

「もう少し…入れなきゃな…ぁ…」

「あぁっ!」

再び首筋に舌を這わせながらシオンの先走っているペニスにもう片方の手で掴む。

「入れて…感じたか…?こっちは…変わってないんだよな…?」

クチュクチュと音を鳴らしながらペニスを扱くと、後孔が少し緩む。
俺はそのまま2本目を入れた。

「あんっ!」

薄っすらとシオンの肩が朱色に染まる。
感じている時のシオンのサイン……

「…気持ち…良いなぁ…お前の中…柔らかくて……熱くて……ちょっと…動くなぁ…」

「………」

コクンと頷いたのを了解の合図と見て俺は指を抽送する。

「んっ…んっ…ぅっ……ぁ…やっ…」

ペニスは次第に硬くなっていき、中もどんどん俺の指を奥へと誘っていった。

……あぁぁっ……入れてぇぇぇぇっ!

腰を甘噛みすると、ビクッと身体が反り更に後孔が緩んだので3本目を入れる。

「んぅぅ…っ!」

きゅうきゅうと指を締め付けてかなり辛そうだが……腰が揺れているから大丈夫そうか……

「オーク…もぅ…良いか…らぁっ…入れて……っ…俺……イッ…ちゃうぅ……」

「…分かった……辛かったら…早く言えよ……ん…っ…」

指をゆっくりと引き抜いて自分のペニスをシオンの指にあてがい、またゆっくりと入れていく…

「あぁぁぁっ………んんっ…!」

キ…キツ…い…っ………‼

後ろからゆっくりと入れていき、どうにか根元まで入れることが出来た…

……出来たが……キツい…

俺は中で馴染むまで耳裏を舐めながら可愛く勃ち上がる乳首を摘み少し強めに引張り、既に腹まで反り返るシオンのペニスの付け根を握るとギュウッと、一気に俺のペニスを締め付けた。

「くぅっ‼」
「やぁぁっ‼そこっ……握るなっ…よぉぉっ!」

「まだ……もう…ちょっと…な…」

締め付けたものの、少し中は馴染んだようだ。
少し動き始めると、さっきの締め付けで俺の精液がシオンの中で少し出ていたのもあり、少しずつ抽送がいつもの様に出来てくる。

「んっんっぅ……オー…クッ…イき…たい…っ!」

「…ん…俺も……チュッ…」

肩にキスをし…シオンのペニスから手を離してしっかりと逃げないように腰を掴み抽送を早めた。

「あぁぁぁっ!オークッ!!イ…くっ……んんんんっっ!」
「あぁ……っっ……‼」

___ビュクッ‼___

勢い良くシオンの精が放たれ、俺の精もシオンの中に放たれた。

「……ハァ……ハァ……ぁ…ん…オーク……抜か…ないで…………」

キュッ…と締め付け、俺を離さない。

「…ハァ………ハァ……もちろん…」

あぁ……俺の……大切な人……シオン……愛してる……

「…でも…今度は…顔を見たい……」

一旦ペニスを抜いて仰向けにさせて再び入れ直す。

「んぅ…」

「今度はすんなり入ったな…」

「…バカ…ッ…」

……夢が覚めなければ良いのに……


俺は目が覚めるギリギリまでシオンを抱いた。
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