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息子の結婚相手がいやらしくてかわいい~義父からの求愛種付け脱出不可避~
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どんな風に私を見てくれるだろうか。どんな手つきで触ってくれるだろうか。どんな風に私を愛してくれるだろうか。
心密かに期待で胸を膨らませていると、尿意にも似た、でも少し違う疼きを下腹部に感じて太ももを捩る。
(あ、やだ……何も触れてないのにもう感じちゃってるの……?)
徐々に加速する心音と呼吸の音だけが頭の中に響き始めた。
(……少し。少しだけなら……)
ショーツの裂け目の先に何が起こっているのか確かめてみたい気持ちが大きくなる。
まだ孝太さんもいない。導かれるように、ゆっくり手を下腹部へ伸ばしていった。
と、その時。
部屋の外──ホテルの廊下から、カーペットを踏み締めこの部屋に近づいてくる足音が聞こえた。
(こ、孝太さんかも……⁈ とりあえずここから離れなきゃ……‼)
足音だけでは孝太さんかどうかなんて判断がつかない。今ドアを開けられたら、すぐにこの姿を見られて彼を驚かせてしまうかもしれないし、私も心の準備を終わらせてなんかいない。
期待より羞恥心が上回った私は、慌てて部屋の奥へと逃げ込んだ。
ダブルベッドに用意されてあったタオルケットを急いで掴んで包まり、ドアを背にしたまま息を潜める。
(もし孝太さんが入ってきたら、なんて声を掛けよう……⁈)
迎い入れた後の誘惑の仕方なんて考えていなかった私は、込み上げる恥ずかしさから思わず叫び出しそうになった。
──ガチャンッ。
カードキーが差し込まれ、この部屋のロックが解除された音が静かに鳴る。
服の擦れる音と足音がゆっくりと私のところに近づいてきていることを背後に感じた。
そうしてすぐそばまで迫ってきていた足音がピタッと止まった。
孝太さんが来てくれたおかげか、部屋の温度が少し上がった気がする。彼が持つじんわりした熱が、薄いタオルケット越しに伝わってきている。
あまりの緊張に、なかなか振り返ることができずにいた私は孝太さんの言葉を待った。だけどいくら待っても彼は何も言ってくれず、沈黙が続いた。
(え……孝太さん、どうして何も言ってくれないの……?)
孝太さんが無言を貫けば貫くほど、私は不安になって身動きが取れない。もしかしたら仕事で疲れてもうそんな気分じゃなくなってしまったのだろうか。
顔を見るのも怖くなってきた私は、体を少しだけ後ろに回し意を決して声を出した。
心密かに期待で胸を膨らませていると、尿意にも似た、でも少し違う疼きを下腹部に感じて太ももを捩る。
(あ、やだ……何も触れてないのにもう感じちゃってるの……?)
徐々に加速する心音と呼吸の音だけが頭の中に響き始めた。
(……少し。少しだけなら……)
ショーツの裂け目の先に何が起こっているのか確かめてみたい気持ちが大きくなる。
まだ孝太さんもいない。導かれるように、ゆっくり手を下腹部へ伸ばしていった。
と、その時。
部屋の外──ホテルの廊下から、カーペットを踏み締めこの部屋に近づいてくる足音が聞こえた。
(こ、孝太さんかも……⁈ とりあえずここから離れなきゃ……‼)
足音だけでは孝太さんかどうかなんて判断がつかない。今ドアを開けられたら、すぐにこの姿を見られて彼を驚かせてしまうかもしれないし、私も心の準備を終わらせてなんかいない。
期待より羞恥心が上回った私は、慌てて部屋の奥へと逃げ込んだ。
ダブルベッドに用意されてあったタオルケットを急いで掴んで包まり、ドアを背にしたまま息を潜める。
(もし孝太さんが入ってきたら、なんて声を掛けよう……⁈)
迎い入れた後の誘惑の仕方なんて考えていなかった私は、込み上げる恥ずかしさから思わず叫び出しそうになった。
──ガチャンッ。
カードキーが差し込まれ、この部屋のロックが解除された音が静かに鳴る。
服の擦れる音と足音がゆっくりと私のところに近づいてきていることを背後に感じた。
そうしてすぐそばまで迫ってきていた足音がピタッと止まった。
孝太さんが来てくれたおかげか、部屋の温度が少し上がった気がする。彼が持つじんわりした熱が、薄いタオルケット越しに伝わってきている。
あまりの緊張に、なかなか振り返ることができずにいた私は孝太さんの言葉を待った。だけどいくら待っても彼は何も言ってくれず、沈黙が続いた。
(え……孝太さん、どうして何も言ってくれないの……?)
孝太さんが無言を貫けば貫くほど、私は不安になって身動きが取れない。もしかしたら仕事で疲れてもうそんな気分じゃなくなってしまったのだろうか。
顔を見るのも怖くなってきた私は、体を少しだけ後ろに回し意を決して声を出した。
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