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第1章
息抜き、大事
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兄弟のぬるい時間を邪魔したのは、空気を気にしない筋肉質な大柄な…料理長のキリト。
雑に居間の扉を開けて無遠慮に入ってくると、あからさまな呆れた顔をする。
「相っ変わらず、でれてんな、お前ら」
「うるさいぞ、料理長」
すっと、表情を消して冷たい目を向けるルーイを、キリトはしれっとした顔で見る。
そもそも、この時間を邪魔した時点で、コロス、とか、思われているだろうし、と、へらっと考える。そう簡単に、負けるつもりもないけれど。
「ほれ、飯だ」
どこ吹く風のマイペースで、テーブルの上に手で掴んで食べられるように調理した品々を並べる。
「気がきくじゃないか。じゃあ、帰れ」
「兄様!」
さすがに咎める声を上げるルナをよしよし、と撫でながら、グレンも心の底から邪魔そうに、キリトを見やった。
「ルナは、気をつかいすぎだよ。今日は、兄弟でゆっくり休む日だ。あれ、邪魔者ね」
「グレン?」
「いっそ清々しいくらいに、ぶれないな。お前らは」
客人が来たことで、さすがにこのままは失礼だろうと、弟の膝の上から降りようとして邪魔をされ、それをすり抜けようとルナが格闘している様子を眺めて、キリトは笑った。
ルナほどではないが、実の子にまで訓練を施していた公爵夫妻のおかげで、文官を気取っているルーイも騎士になったグレンも、一般よりもいろいろと、長けている。
「俺にも息抜きくらいさせろよ」
「人の家に来るな。自分のところにしろ」
「だってここなら、邪魔されないだろう」
「今まさに、されている」
「いやいや、これだけ言いたいこと言える。気心知れてる。息抜きできる人間関係。問題なし」
なにこれ、なんのかけあい?
きょとんとして、ルナはポンポンと言葉を交わすキリトとルーイを見比べる。
その間も、本格的に逃さない勢いの弟の太い腕を、少し強めに叩いてみたけれど、頭頂部に顎を乗せられてじっとしていろと無言で圧力をかけられ、ため息をつくしかない。
「客人いると、息詰まるんだよなぁ」
「陛下は?」
「ん?あれは、ガキのままだから、別にいい。あのちびっこいガキが背伸びしているようにしか見えないから」
キリトの呟きに思わず聞き返したルナへの、さらなる返答にルナは目を見開いた。あそこにいて、口に入れるものを扱わせる時点で信頼関係があるのだろうとは思っていたけれど。昔からの付き合いとは言っていたけれど、ここまであからさまに言うのは初めて聞いた。
「それに、ルナがいないと離宮、空気悪いからなぁ」
「ん?」
「まあ、お前はわからんだろうよ。お前がいる時は、お前がいる離宮なんだから」
解決しようのない命題のようなことを言われて、ルナは首を傾げ、答えを探すのを放棄した。
そして、ああ、そうだ、と、キリトが面倒そうな顔をルナに向ける。
「お前、昨夜廊下の掃除、途中で終わらせただろ」
「廊下の掃除?ああ…落としておいたよ?」
「雑!」
頭を抱えられ、むぅ、と、口を尖らせてもキリトはじっとりと睨んでくる。
その視線からルナを庇うようにルーイが間に入った。
「片付いてるんだろう?文句を言われる筋合いはない」
「そのまま放置するから、また潜り込まれて面倒だったんだぞ」
「ああ、そういえば…気配が動いたから誰かが回収したのかと思ったけど、自分で動いたんだ」
「いや、そこ。お前要人警護してるんだから」
「狙いは閣下だったし。ついでに陛下を狙うことはないでしょう。閣下と一緒にいたからまあ、もう一度来ても問題ないかと」
「一度撤退されて、お前要注意って伝えられたら多少、面倒になるだろうが」
「あそこ、入るのも大変だけど出るほうがさらに、大変だから」
どれだけ言っても気にしない様子に、キリトはため息をついた。
言っても無駄だと、確かにヴァルトもレオボルトも言っていたな、とは思う。思うが。どうもこの娘は、自分を軽く見すぎている。
危険に晒したくないなら、警護なんてさせずにせめて侍女に徹していろといえば良いのに。と思っても、それは既に何度も却下されていて。
「ヴァルト様が、後始末してたぞ」
「……」
さすがにそれは、と、ルナも困った顔になる。
「宰相閣下の手を煩わせてしまいましたか…。まあ、嬉々としていそうなので申し訳ない顔をしているのが難しそう」
「そこか!」
すみません、と謝るのに反省の色が見えないとさらに叱られそうと、そっちを気にしている様子に、キリトは諦めて笑い出した。
しかも、嬉々としていたのは事実だ。宰相なんてやっているのは仕方なしで、そもそもは騎士団長の家柄なのだから。
「団長も難儀な方だよなぁ」
その呟きに、目の前の3兄弟は何も言わずに微妙な顔をしている。
きちんとした事情を聞かされたことはないだろうし、彼らの歳では騎士団長であった頃のヴァルトを直接目にはしていない可能性も高い。
「宰相閣下のご実家は竜騎士団の家系でしたか」
「ああ。知っていたか」
「話だけは。今は城の竜厩舎には何もいませんから」
「ああ…」
陛下が、竜をそこに置くのを嫌がったから。竜は好きだが、そこにいる必要はないと。人の多い王都の有象無象は人の手で片付ければ良い。力の強い竜の力は、辺境の守りに使えと、辺境にあるヴァルトの実家に全て置かせている。
竜を置きたがらない理由にルナは思い当たるものがあって、少し目を伏せる。
「まあ、そういう無茶振りをされても、陛下のそばにいることを選んだのはご自身だから。かまわんさ」
言いながら、キリトは自分で持ってきた物を一つぱくりとつまんで立ち上がった。
「お前ら兄弟と話していると気が楽なんだけどなぁ。そろそろ蹴り出されそうだから散歩でもしながら戻るよ」
この家は、3人の事情からしても、知られない方が良いと。与えられた最初から、入ることができる人間が限られ、そして入ることができる人間にしか見つけられないようになっている。
つまり、入れる人間にとっては出入り自由な家で、なんとなく、ルナにしてみれば拒みにくいのだけれど、ルーイとグレンは、いつでも出ていけば良いと言っている。むしろ2人のことを思えば、ここを離れがたいのだけれど。何せ、もともと公爵家の血をひいていて、ルナが余計なことをしなければ、そのまま貴族としての地位を持っていたはずなのだから。
「ルナ、また後でな」
「はい、キリトさん」
相変わらず、なぜかキリトには目上の者に対する敬意を込めて話すルナに苦笑しながら、キリトは後ろ手に手を振って部屋を後にする。
竜厩舎でも、散歩しながらのぞいて行くか、と、思いながら。
ルナが掃除の途中で放り出した侵入者も、今頃はもう片付いているだろう。嬉々として、宰相閣下自ら当たっていたのだから。
雑に居間の扉を開けて無遠慮に入ってくると、あからさまな呆れた顔をする。
「相っ変わらず、でれてんな、お前ら」
「うるさいぞ、料理長」
すっと、表情を消して冷たい目を向けるルーイを、キリトはしれっとした顔で見る。
そもそも、この時間を邪魔した時点で、コロス、とか、思われているだろうし、と、へらっと考える。そう簡単に、負けるつもりもないけれど。
「ほれ、飯だ」
どこ吹く風のマイペースで、テーブルの上に手で掴んで食べられるように調理した品々を並べる。
「気がきくじゃないか。じゃあ、帰れ」
「兄様!」
さすがに咎める声を上げるルナをよしよし、と撫でながら、グレンも心の底から邪魔そうに、キリトを見やった。
「ルナは、気をつかいすぎだよ。今日は、兄弟でゆっくり休む日だ。あれ、邪魔者ね」
「グレン?」
「いっそ清々しいくらいに、ぶれないな。お前らは」
客人が来たことで、さすがにこのままは失礼だろうと、弟の膝の上から降りようとして邪魔をされ、それをすり抜けようとルナが格闘している様子を眺めて、キリトは笑った。
ルナほどではないが、実の子にまで訓練を施していた公爵夫妻のおかげで、文官を気取っているルーイも騎士になったグレンも、一般よりもいろいろと、長けている。
「俺にも息抜きくらいさせろよ」
「人の家に来るな。自分のところにしろ」
「だってここなら、邪魔されないだろう」
「今まさに、されている」
「いやいや、これだけ言いたいこと言える。気心知れてる。息抜きできる人間関係。問題なし」
なにこれ、なんのかけあい?
きょとんとして、ルナはポンポンと言葉を交わすキリトとルーイを見比べる。
その間も、本格的に逃さない勢いの弟の太い腕を、少し強めに叩いてみたけれど、頭頂部に顎を乗せられてじっとしていろと無言で圧力をかけられ、ため息をつくしかない。
「客人いると、息詰まるんだよなぁ」
「陛下は?」
「ん?あれは、ガキのままだから、別にいい。あのちびっこいガキが背伸びしているようにしか見えないから」
キリトの呟きに思わず聞き返したルナへの、さらなる返答にルナは目を見開いた。あそこにいて、口に入れるものを扱わせる時点で信頼関係があるのだろうとは思っていたけれど。昔からの付き合いとは言っていたけれど、ここまであからさまに言うのは初めて聞いた。
「それに、ルナがいないと離宮、空気悪いからなぁ」
「ん?」
「まあ、お前はわからんだろうよ。お前がいる時は、お前がいる離宮なんだから」
解決しようのない命題のようなことを言われて、ルナは首を傾げ、答えを探すのを放棄した。
そして、ああ、そうだ、と、キリトが面倒そうな顔をルナに向ける。
「お前、昨夜廊下の掃除、途中で終わらせただろ」
「廊下の掃除?ああ…落としておいたよ?」
「雑!」
頭を抱えられ、むぅ、と、口を尖らせてもキリトはじっとりと睨んでくる。
その視線からルナを庇うようにルーイが間に入った。
「片付いてるんだろう?文句を言われる筋合いはない」
「そのまま放置するから、また潜り込まれて面倒だったんだぞ」
「ああ、そういえば…気配が動いたから誰かが回収したのかと思ったけど、自分で動いたんだ」
「いや、そこ。お前要人警護してるんだから」
「狙いは閣下だったし。ついでに陛下を狙うことはないでしょう。閣下と一緒にいたからまあ、もう一度来ても問題ないかと」
「一度撤退されて、お前要注意って伝えられたら多少、面倒になるだろうが」
「あそこ、入るのも大変だけど出るほうがさらに、大変だから」
どれだけ言っても気にしない様子に、キリトはため息をついた。
言っても無駄だと、確かにヴァルトもレオボルトも言っていたな、とは思う。思うが。どうもこの娘は、自分を軽く見すぎている。
危険に晒したくないなら、警護なんてさせずにせめて侍女に徹していろといえば良いのに。と思っても、それは既に何度も却下されていて。
「ヴァルト様が、後始末してたぞ」
「……」
さすがにそれは、と、ルナも困った顔になる。
「宰相閣下の手を煩わせてしまいましたか…。まあ、嬉々としていそうなので申し訳ない顔をしているのが難しそう」
「そこか!」
すみません、と謝るのに反省の色が見えないとさらに叱られそうと、そっちを気にしている様子に、キリトは諦めて笑い出した。
しかも、嬉々としていたのは事実だ。宰相なんてやっているのは仕方なしで、そもそもは騎士団長の家柄なのだから。
「団長も難儀な方だよなぁ」
その呟きに、目の前の3兄弟は何も言わずに微妙な顔をしている。
きちんとした事情を聞かされたことはないだろうし、彼らの歳では騎士団長であった頃のヴァルトを直接目にはしていない可能性も高い。
「宰相閣下のご実家は竜騎士団の家系でしたか」
「ああ。知っていたか」
「話だけは。今は城の竜厩舎には何もいませんから」
「ああ…」
陛下が、竜をそこに置くのを嫌がったから。竜は好きだが、そこにいる必要はないと。人の多い王都の有象無象は人の手で片付ければ良い。力の強い竜の力は、辺境の守りに使えと、辺境にあるヴァルトの実家に全て置かせている。
竜を置きたがらない理由にルナは思い当たるものがあって、少し目を伏せる。
「まあ、そういう無茶振りをされても、陛下のそばにいることを選んだのはご自身だから。かまわんさ」
言いながら、キリトは自分で持ってきた物を一つぱくりとつまんで立ち上がった。
「お前ら兄弟と話していると気が楽なんだけどなぁ。そろそろ蹴り出されそうだから散歩でもしながら戻るよ」
この家は、3人の事情からしても、知られない方が良いと。与えられた最初から、入ることができる人間が限られ、そして入ることができる人間にしか見つけられないようになっている。
つまり、入れる人間にとっては出入り自由な家で、なんとなく、ルナにしてみれば拒みにくいのだけれど、ルーイとグレンは、いつでも出ていけば良いと言っている。むしろ2人のことを思えば、ここを離れがたいのだけれど。何せ、もともと公爵家の血をひいていて、ルナが余計なことをしなければ、そのまま貴族としての地位を持っていたはずなのだから。
「ルナ、また後でな」
「はい、キリトさん」
相変わらず、なぜかキリトには目上の者に対する敬意を込めて話すルナに苦笑しながら、キリトは後ろ手に手を振って部屋を後にする。
竜厩舎でも、散歩しながらのぞいて行くか、と、思いながら。
ルナが掃除の途中で放り出した侵入者も、今頃はもう片付いているだろう。嬉々として、宰相閣下自ら当たっていたのだから。
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