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私事ではありますが 2
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柏木さんに注文をしながらスツールに腰掛けた三藤の動きを目で追い、それから目を逸らした。
柏木さんも、微妙な顔をしている。
「…ソコ、人が来るんです」
「ふーん」
なんとか、頭を捻って遠回しに断りを入れてみたけれど、気のない返事でおしまいにされ、絢佳は居心地悪さをごまかすように、目の前にあるタパスに手を伸ばした。少しずつつまめるように、いろんな種類のタパスを彩りよく目の前に出してくれた柏木さんに感謝しかない。
のだけれど、そのタパスを目でも楽しんでいた絢佳の視界に、隣から手が割り込む。
「ちょーだい?」
「…はあ」
断る理由もないし、と頷けば、ども、と手近なものではなく、おそらく気になったらしい絢佳の目の前にある、バケットに少し燻製したハモンセラーノと、軽く焼いたナスとズッキーニ、トマト、オリーブをのせたタパスに手を伸ばして美味しそうに食べている。
「…ここでは、他だと食べないのも食べるよな、お前」
生ハムとか、オリーブとか。
呟いているのを聞きながら、よく覚えてるな、この人、と苦笑いになる。そんなに、一緒にいる時に好き嫌いをした覚えはないのだけれど。食べられないほど嫌いなものを前にすることはなかったし、となれば、まあ、口に入れてしまえばいいわけで。
「この間の。電話に出たやつ」
言われて少し考え、ああ、と絢佳は目を逸らす。そう言えば、この人からあの後電話がかかってきて、途中で天生に取り上げられた挙句に、勝手に切られた。
「あいつだろ?不倫男」
「っ、だから。不愉快になる言葉を」
「ああ」
言い終える前に苛立たしげに遮られ、カウンターに身を乗り出した三藤に、横から顔を覗き込まれた。絢佳は目を逸らしながら体を遠ざけようとするけれど、距離感は近い。
「おれのおかげで、うまくいった?」
「何を言って」
「あいつ、女いっぱいいるぞー。相手してるやつも、言い寄ってくるだけのやつも」
「…でしょうね」
「お前の手には、余るよ」
絢佳がびく、と、肩をわずかに揺らすのと、柏木が絢佳と反対側に三藤が頼んだカクテルを置くのは同時だった。
いつもなら静かに置かれるそれを、音をさせて置いた柏木がまっすぐ、三藤を見る。
「寛いでいる他のお客様の邪魔をされるようでしたら、席をうつられますか?それとも、今日もお帰りになられますか?」
渋々、体を離しながら、三藤はダメ押で、絢佳に強い目を向ける。
「あの後、着拒した上にメッセージ系全部ブロックしただろ」
「…え?」
言われている意味を察し、確認しようとスマホを取り出して、固まる。着拒とかブロックとか、やり方を知らないから確認ができないのだ。
「あの男…」
「…どの男?」
思わず、低い声で呟いた瞬間、背後から、悲しいことにこの数日ですっかり馴染んでしまった体温としなやかな体に囲われて、驚いて絢佳は振り仰いだ。
少し、息が上がった天羽が見下ろしている。
そのまま。
手を伸ばして絢佳は天羽の耳を引っ張った。
「この男よっ」
「痛ってっ」
割と本気で引っ張られて驚きと不意打ちの痛みで顔を歪めてもイケメンとか、嫌味な男だと不貞腐れている絢佳を無視して、天羽は絢佳の背後から両腕をカウンターについて完全に囲い込みながら、不機嫌な声を絢佳の耳に流し込む。
「お前、何、男連れて飲んでんだよ」
「連れてません。1人です」
「一緒に仲良くつまんでて?隣に座って?」
「ちょうだいって言うから、あげましたけど。座っていることに関しては、ここ数日のあなたと一緒ですよ」
天羽の不機嫌さを気にも止めずにそっぽを向いてタパスを口に運ぼうとする絢佳の手を止め、天羽はそのままそこに自分の口を近づけて、絢佳の手からタパスを食べる。
「オレと同じ?」
「わたしの意思は、ありません」
「ほう?」
さらに一段低くなった声を遮るように、もう一つ声が割って入った。
「急にいなくなるの、やめろよ?」
「チッ」
耳許で舌打ちをされて振り返った絢佳の目に、浅葱の苦笑いが映り、絢佳が心底ほっとしたようにその名前を呼んだ。
「浅葱さん」
「こら。お前。あいつ、十分危険だからな?」
「わたしには、危険じゃないですもんね?」
「ん?そうだね。そうやって油断してなさい」
にこにこと笑いながら、囲い込む天羽の腕をどかしてくれるのだから、やはり絢佳にとっては浅葱は安全で味方にしか思えない。そこに不穏な響きがあったって気付かない。
「せっかくまいたんだからお前、1人でマンション帰れよ」
「絢佳に会うって聞いたんだから、ついてくるでしょう。公共の場で、王様の傍若無人から1人で逃げるのは、難しいだろう?」
ぶんぶんと首を縦に振る絢佳を苦々しく見下ろして、その頭頂部に手を当ててそれを強引に止めながら、天羽は横滑りしていく会話を強制的に元に戻した。
「着拒にしたのも、ブロックしたのも、オレだよ。こいつのスマホ、今時ロックがかかってなかったからな」
「ちょっ。かかってなかったからって、何してくれてるんですか。え、他には何したの?」
驚きすぎて敬語が抜ける絢佳には、不敵に笑んで見せる。
「今回は、こいつだけだ」
「今回はとか、次回はないですからっ」
「次回はないとかじゃなくて、今回もちゃんとなしにしていいんだよ?」
「浅葱、余計なことを言うな」
目の前で交わされる会話に、三藤は唖然としながら、ようやく我に返る。連絡方法を奪われ、ここにくれば数日中には捕まえられるだろうと思っての行動。案の定、肉食獣のように狙いすまして絢佳を狙っている。しかも、1人ではない。
「絢佳、これは」
「ああ…柏木さんも、あの。私事ではありますが」
今日何回目だろう。
その言葉を、ようやく口にした。もともと、先ほど三藤が来なければ柏木には伝えていたはずの言葉。
三藤が顔色が変わるくらいに驚いているけれど。まあ、ずっと男っ気なかったし、それが急になのだから驚きもするだろう。
「それと天羽さん。三藤さん、この間失礼なこと言いましたけど、友達なので。意味わからないこと、しないでください」
「…意味がわかってないのはお前だけで、意味がわからんのも、お前だ」
目を逸らして呟かれた言葉は絢佳の耳には確とは聞き取れなかったけれど。むしろ聞き取った柏木は苦笑いを浮かべるしかない。
帰るよ、と短く伝えて立ち上がる三藤を不思議そうに見上げる絢佳を、今度はスツールを寄せて隣に座り、天羽はあからさまに近すぎる距離をとる。
「お前、夕飯食べてるって言った割に、これだけ?」
「だって、天羽さんも、食べてないですよね?」
その言葉の言外に含まれた意味を察し、天羽の目が細められる。
壁際に絢佳、近すぎる隣に天羽、さらにその隣に腰を下ろした浅葱は、ため息混じりに柏木を見上げた。
「なんでこんないい子が、こんなのに捕まったんだか」
「こんなののため、では?」
確かに。
絢佳の隣に男が座っているのを目にしただけで焦って息が上がるような珍しいこと、目にするとは思わなかった。
と、浅葱は惚れ惚れするほどの男を見やり、その男を挟んで絢佳との会話を楽しみながら、存分に、天羽の食事を邪魔したのだった。
柏木さんも、微妙な顔をしている。
「…ソコ、人が来るんです」
「ふーん」
なんとか、頭を捻って遠回しに断りを入れてみたけれど、気のない返事でおしまいにされ、絢佳は居心地悪さをごまかすように、目の前にあるタパスに手を伸ばした。少しずつつまめるように、いろんな種類のタパスを彩りよく目の前に出してくれた柏木さんに感謝しかない。
のだけれど、そのタパスを目でも楽しんでいた絢佳の視界に、隣から手が割り込む。
「ちょーだい?」
「…はあ」
断る理由もないし、と頷けば、ども、と手近なものではなく、おそらく気になったらしい絢佳の目の前にある、バケットに少し燻製したハモンセラーノと、軽く焼いたナスとズッキーニ、トマト、オリーブをのせたタパスに手を伸ばして美味しそうに食べている。
「…ここでは、他だと食べないのも食べるよな、お前」
生ハムとか、オリーブとか。
呟いているのを聞きながら、よく覚えてるな、この人、と苦笑いになる。そんなに、一緒にいる時に好き嫌いをした覚えはないのだけれど。食べられないほど嫌いなものを前にすることはなかったし、となれば、まあ、口に入れてしまえばいいわけで。
「この間の。電話に出たやつ」
言われて少し考え、ああ、と絢佳は目を逸らす。そう言えば、この人からあの後電話がかかってきて、途中で天生に取り上げられた挙句に、勝手に切られた。
「あいつだろ?不倫男」
「っ、だから。不愉快になる言葉を」
「ああ」
言い終える前に苛立たしげに遮られ、カウンターに身を乗り出した三藤に、横から顔を覗き込まれた。絢佳は目を逸らしながら体を遠ざけようとするけれど、距離感は近い。
「おれのおかげで、うまくいった?」
「何を言って」
「あいつ、女いっぱいいるぞー。相手してるやつも、言い寄ってくるだけのやつも」
「…でしょうね」
「お前の手には、余るよ」
絢佳がびく、と、肩をわずかに揺らすのと、柏木が絢佳と反対側に三藤が頼んだカクテルを置くのは同時だった。
いつもなら静かに置かれるそれを、音をさせて置いた柏木がまっすぐ、三藤を見る。
「寛いでいる他のお客様の邪魔をされるようでしたら、席をうつられますか?それとも、今日もお帰りになられますか?」
渋々、体を離しながら、三藤はダメ押で、絢佳に強い目を向ける。
「あの後、着拒した上にメッセージ系全部ブロックしただろ」
「…え?」
言われている意味を察し、確認しようとスマホを取り出して、固まる。着拒とかブロックとか、やり方を知らないから確認ができないのだ。
「あの男…」
「…どの男?」
思わず、低い声で呟いた瞬間、背後から、悲しいことにこの数日ですっかり馴染んでしまった体温としなやかな体に囲われて、驚いて絢佳は振り仰いだ。
少し、息が上がった天羽が見下ろしている。
そのまま。
手を伸ばして絢佳は天羽の耳を引っ張った。
「この男よっ」
「痛ってっ」
割と本気で引っ張られて驚きと不意打ちの痛みで顔を歪めてもイケメンとか、嫌味な男だと不貞腐れている絢佳を無視して、天羽は絢佳の背後から両腕をカウンターについて完全に囲い込みながら、不機嫌な声を絢佳の耳に流し込む。
「お前、何、男連れて飲んでんだよ」
「連れてません。1人です」
「一緒に仲良くつまんでて?隣に座って?」
「ちょうだいって言うから、あげましたけど。座っていることに関しては、ここ数日のあなたと一緒ですよ」
天羽の不機嫌さを気にも止めずにそっぽを向いてタパスを口に運ぼうとする絢佳の手を止め、天羽はそのままそこに自分の口を近づけて、絢佳の手からタパスを食べる。
「オレと同じ?」
「わたしの意思は、ありません」
「ほう?」
さらに一段低くなった声を遮るように、もう一つ声が割って入った。
「急にいなくなるの、やめろよ?」
「チッ」
耳許で舌打ちをされて振り返った絢佳の目に、浅葱の苦笑いが映り、絢佳が心底ほっとしたようにその名前を呼んだ。
「浅葱さん」
「こら。お前。あいつ、十分危険だからな?」
「わたしには、危険じゃないですもんね?」
「ん?そうだね。そうやって油断してなさい」
にこにこと笑いながら、囲い込む天羽の腕をどかしてくれるのだから、やはり絢佳にとっては浅葱は安全で味方にしか思えない。そこに不穏な響きがあったって気付かない。
「せっかくまいたんだからお前、1人でマンション帰れよ」
「絢佳に会うって聞いたんだから、ついてくるでしょう。公共の場で、王様の傍若無人から1人で逃げるのは、難しいだろう?」
ぶんぶんと首を縦に振る絢佳を苦々しく見下ろして、その頭頂部に手を当ててそれを強引に止めながら、天羽は横滑りしていく会話を強制的に元に戻した。
「着拒にしたのも、ブロックしたのも、オレだよ。こいつのスマホ、今時ロックがかかってなかったからな」
「ちょっ。かかってなかったからって、何してくれてるんですか。え、他には何したの?」
驚きすぎて敬語が抜ける絢佳には、不敵に笑んで見せる。
「今回は、こいつだけだ」
「今回はとか、次回はないですからっ」
「次回はないとかじゃなくて、今回もちゃんとなしにしていいんだよ?」
「浅葱、余計なことを言うな」
目の前で交わされる会話に、三藤は唖然としながら、ようやく我に返る。連絡方法を奪われ、ここにくれば数日中には捕まえられるだろうと思っての行動。案の定、肉食獣のように狙いすまして絢佳を狙っている。しかも、1人ではない。
「絢佳、これは」
「ああ…柏木さんも、あの。私事ではありますが」
今日何回目だろう。
その言葉を、ようやく口にした。もともと、先ほど三藤が来なければ柏木には伝えていたはずの言葉。
三藤が顔色が変わるくらいに驚いているけれど。まあ、ずっと男っ気なかったし、それが急になのだから驚きもするだろう。
「それと天羽さん。三藤さん、この間失礼なこと言いましたけど、友達なので。意味わからないこと、しないでください」
「…意味がわかってないのはお前だけで、意味がわからんのも、お前だ」
目を逸らして呟かれた言葉は絢佳の耳には確とは聞き取れなかったけれど。むしろ聞き取った柏木は苦笑いを浮かべるしかない。
帰るよ、と短く伝えて立ち上がる三藤を不思議そうに見上げる絢佳を、今度はスツールを寄せて隣に座り、天羽はあからさまに近すぎる距離をとる。
「お前、夕飯食べてるって言った割に、これだけ?」
「だって、天羽さんも、食べてないですよね?」
その言葉の言外に含まれた意味を察し、天羽の目が細められる。
壁際に絢佳、近すぎる隣に天羽、さらにその隣に腰を下ろした浅葱は、ため息混じりに柏木を見上げた。
「なんでこんないい子が、こんなのに捕まったんだか」
「こんなののため、では?」
確かに。
絢佳の隣に男が座っているのを目にしただけで焦って息が上がるような珍しいこと、目にするとは思わなかった。
と、浅葱は惚れ惚れするほどの男を見やり、その男を挟んで絢佳との会話を楽しみながら、存分に、天羽の食事を邪魔したのだった。
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