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朝チュンを覚えたホワイトタヌキ
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王子、その白い首筋も…噛んでもいい?
チュンチュン…チュンチュン…
ぱちり。
はっ!!!!!!!!
……………………………………………………。
?え、なに?え?え?
えーーーー!!!なに?夢?夢だよな?
おっおおおオレ、服!服着てるよな!??
恐る恐る、ベッドの中の自分を見る。
……………。
もふり。
いやタヌキやないかーーーーいっ!!!
チラリと横を見るが王子がいない。
ふー。一旦落ち着こう。
ぴょんっとベッドから降り、殿下が買ってくれたペットハウスに潜り込む。
ふぅっ、暗闇落ち着くわー。
外から見たら、お尻がまる見え状態だが許して欲しい。
いやオレってばどんな夢見てるの?自分が信じられないんですけど!
しかも何かすっごいリアルじゃなかった?
怖い!自分が怖すぎて震えるっ!
何か王子の事、襲ってたよね?ホワイトタヌキの分際で何やっちゃってんだよ!!
「ニナ?」
ハウスから覗く、もふり尻がビクッと動く。
ギギギと顔を向ける。
やっぱりピンクの舌は収まらぬまま、見開いた目は泳ぎまくっていた。
い、いつからいたの???
(おっ王子…)
「どうしたの?何かあった?」
あっあれ?あれ?普通じゃん王子。
そりゃそうだよな。夢だもんな?
王子はオレの脇腹に手を入れて抱き上げ、向かい合わせにじいっと見てくる。
たらりと汗が滲む。
「ハウスにいるから体調が悪いのかなって」
(ぜっ全然?!大丈夫だけど?)
そう?と、喉と胸の毛をほわほわと撫でる。
オレって胸毛モフモフだからな。意外とワイルドなんだ。
チラチラと王子を見ても、いつも通りだ。
(おっオレ、昨日殿下とお、お別れして、王子の部屋に戻ってきてからのき、き記憶が無いんだけど、大丈夫だった?)
「?何が?」
(っ…!)
「昨日はソファで紅茶を一口飲んで、急に」
(急に??!!!)
「寝ちゃったけど」
(あ、そうなんだー!!!!!)
ひーっセーフ!!ですよねですよね。良かった。本当に良かった。
「疲れてたんだろうね」
(う?うん。うかな?そっそれより、今日馬車で連れて帰ってもらえるんだっけ?)
「うん。長距離でも身体に負担のかからない馬車を、用意しておいたよ」
(そうなの?何か悪いなぁ…)
「明日には着くからね。本当は転送魔法を使ってあげたいんだけど」
(だめだよ!王都の結界に影響が出ちゃうと危険だし、王子の身体にも良くない)
あんな魔法を頻繁に使ったら、王子が寝込んでしまう!!
「寂しいな。少しの間だけニナに触れられないのは」
少しだけ口角を上げ、薄く笑う。
(オレも寂しい。…けど屋敷で待ってるね。すぐ会えるもんね)
「ああ」
屋敷での生活に、心細さを感じるけど、オレは今日城を出立します!!
「アティカス、髪紐してくれてるんだね」
髪紐で、金色の髪を1つに纏めたアティカスもかっこいい。何かハリウッド映画とかに出てそうなんだよね。
「ああ、気に入ったよ。大事に使うからな」
「またあっちで遊んでね」
「ああ、遊ぼう」
「私もニナのくれた万年筆、大事にするよ」
まさかの、殿下も見送りに来てくれた。今日も爽やかだ。
「うん!殿下も見送りありがとう」
「私も今度、屋敷に行かせてもらうからね」
「本当に??絶対ね!!お待ちしてます!えへへっ」
オレの屋敷じゃないけど、是非来てください。
「王子もまたね」
「ああ」
にこりと王子と笑い合う。さっき充分と別れを惜しんだ所だからな。
「おやニナ、首が赤いぞ?」
と殿下。
「えっ?」
「ほら、ここ…」
「殿下。それはただの虫刺されです」
アティカスが急に声を張り上げた。どどうした?
「えっ?こんな時期に?」
「はい、昨日うじゃうじゃ城中を飛び回っていました」
「気持ち悪いなー。私、虫苦手なんだよね」
「庭に緑が多いので仕方ありません」
殿下が指差す方へと目を巡らせるが、自分じゃ見えない。
まあ痛くも痒くもないからいっか。
それじゃあと、手を降り馬車の中へと入る。
やっぱりラグジュアリーな空間だ。
シートに座って、王子達がいる方のカーテンに手を伸ばそうとした時、その手をぎゅっと握られた。
びっくりして振り向くと、そこには王子がいた。
「ど、どうしたの王子」
王子はオレの隣に座り、シャツのボタンを3つ程外す。
オレがプレゼントしたネックレスを指でつまみ見せてくる。
そしてオレはこれでもかと目を見開き、驚愕する。
王子はニヤリと笑い、
「ニナ、オレもこのネックレスを肌身離さず大事にするからね」
と言った。
オレの頭はネックレスどころじゃない。王子の白くて綺麗な首筋には赤く痛々しい噛み跡があった。
「あっ…あっ…」
口をぱくぱくしながら、王子の首から目が離せない。
「ニナ、昨日は嬉しかったよ。少し、発情しちゃったみたいだね」
「あっ…あの…んんんっ!」
後頭部を抑えられ、唇が重なった瞬間に舌が入ってくる。舌を絡ませ、くちゅくちゅと恥ずかしい音がニナの頭をおかしくする。
王子の、舌は、すごい。
オレなんかむちゃくちゃだった気しかしない。
でも王子のは気持ちいい。甘い。気持ちいい。
チュッとオレの下唇を吸って離れて行く王子。
物欲しげに王子の唇を目で追ってしまう。
「心配だなあ。可愛い目をトロンとさせて。発情スイッチが簡単に入ってしまうね」
オレの顔を撫でながら、いつものように涼しげに笑う。
「ニナ、よく聞いて?」
「…うん」
「俺ではない他の誰かに発情したら許さないよ。分かった?」
ぼーっとした頭でこくりと頷く。
「他の誰かに噛んだり噛まれたりしたら」
したら… ?
今度は王子が耳元で囁いた。
「相手を殺して、ニナを屋敷に閉じ込めるからね」
そう言って、流れるように虫に刺されの跡がない方の首筋を、チュウッと強く吸った。
「あっ…」
ピリッとした刺激に脳が熱くしびれる。
「それじゃあまたね」
と言い残し、オレを馬車に残して行ってしまった。
そして、はっと気づいた時にはもう馬車は走り出していた。
※いつかR18を書いてしまいそうな自分に震えます。
コメントいつもありがとうございます!皆様大好きです!!
チュンチュン…チュンチュン…
ぱちり。
はっ!!!!!!!!
……………………………………………………。
?え、なに?え?え?
えーーーー!!!なに?夢?夢だよな?
おっおおおオレ、服!服着てるよな!??
恐る恐る、ベッドの中の自分を見る。
……………。
もふり。
いやタヌキやないかーーーーいっ!!!
チラリと横を見るが王子がいない。
ふー。一旦落ち着こう。
ぴょんっとベッドから降り、殿下が買ってくれたペットハウスに潜り込む。
ふぅっ、暗闇落ち着くわー。
外から見たら、お尻がまる見え状態だが許して欲しい。
いやオレってばどんな夢見てるの?自分が信じられないんですけど!
しかも何かすっごいリアルじゃなかった?
怖い!自分が怖すぎて震えるっ!
何か王子の事、襲ってたよね?ホワイトタヌキの分際で何やっちゃってんだよ!!
「ニナ?」
ハウスから覗く、もふり尻がビクッと動く。
ギギギと顔を向ける。
やっぱりピンクの舌は収まらぬまま、見開いた目は泳ぎまくっていた。
い、いつからいたの???
(おっ王子…)
「どうしたの?何かあった?」
あっあれ?あれ?普通じゃん王子。
そりゃそうだよな。夢だもんな?
王子はオレの脇腹に手を入れて抱き上げ、向かい合わせにじいっと見てくる。
たらりと汗が滲む。
「ハウスにいるから体調が悪いのかなって」
(ぜっ全然?!大丈夫だけど?)
そう?と、喉と胸の毛をほわほわと撫でる。
オレって胸毛モフモフだからな。意外とワイルドなんだ。
チラチラと王子を見ても、いつも通りだ。
(おっオレ、昨日殿下とお、お別れして、王子の部屋に戻ってきてからのき、き記憶が無いんだけど、大丈夫だった?)
「?何が?」
(っ…!)
「昨日はソファで紅茶を一口飲んで、急に」
(急に??!!!)
「寝ちゃったけど」
(あ、そうなんだー!!!!!)
ひーっセーフ!!ですよねですよね。良かった。本当に良かった。
「疲れてたんだろうね」
(う?うん。うかな?そっそれより、今日馬車で連れて帰ってもらえるんだっけ?)
「うん。長距離でも身体に負担のかからない馬車を、用意しておいたよ」
(そうなの?何か悪いなぁ…)
「明日には着くからね。本当は転送魔法を使ってあげたいんだけど」
(だめだよ!王都の結界に影響が出ちゃうと危険だし、王子の身体にも良くない)
あんな魔法を頻繁に使ったら、王子が寝込んでしまう!!
「寂しいな。少しの間だけニナに触れられないのは」
少しだけ口角を上げ、薄く笑う。
(オレも寂しい。…けど屋敷で待ってるね。すぐ会えるもんね)
「ああ」
屋敷での生活に、心細さを感じるけど、オレは今日城を出立します!!
「アティカス、髪紐してくれてるんだね」
髪紐で、金色の髪を1つに纏めたアティカスもかっこいい。何かハリウッド映画とかに出てそうなんだよね。
「ああ、気に入ったよ。大事に使うからな」
「またあっちで遊んでね」
「ああ、遊ぼう」
「私もニナのくれた万年筆、大事にするよ」
まさかの、殿下も見送りに来てくれた。今日も爽やかだ。
「うん!殿下も見送りありがとう」
「私も今度、屋敷に行かせてもらうからね」
「本当に??絶対ね!!お待ちしてます!えへへっ」
オレの屋敷じゃないけど、是非来てください。
「王子もまたね」
「ああ」
にこりと王子と笑い合う。さっき充分と別れを惜しんだ所だからな。
「おやニナ、首が赤いぞ?」
と殿下。
「えっ?」
「ほら、ここ…」
「殿下。それはただの虫刺されです」
アティカスが急に声を張り上げた。どどうした?
「えっ?こんな時期に?」
「はい、昨日うじゃうじゃ城中を飛び回っていました」
「気持ち悪いなー。私、虫苦手なんだよね」
「庭に緑が多いので仕方ありません」
殿下が指差す方へと目を巡らせるが、自分じゃ見えない。
まあ痛くも痒くもないからいっか。
それじゃあと、手を降り馬車の中へと入る。
やっぱりラグジュアリーな空間だ。
シートに座って、王子達がいる方のカーテンに手を伸ばそうとした時、その手をぎゅっと握られた。
びっくりして振り向くと、そこには王子がいた。
「ど、どうしたの王子」
王子はオレの隣に座り、シャツのボタンを3つ程外す。
オレがプレゼントしたネックレスを指でつまみ見せてくる。
そしてオレはこれでもかと目を見開き、驚愕する。
王子はニヤリと笑い、
「ニナ、オレもこのネックレスを肌身離さず大事にするからね」
と言った。
オレの頭はネックレスどころじゃない。王子の白くて綺麗な首筋には赤く痛々しい噛み跡があった。
「あっ…あっ…」
口をぱくぱくしながら、王子の首から目が離せない。
「ニナ、昨日は嬉しかったよ。少し、発情しちゃったみたいだね」
「あっ…あの…んんんっ!」
後頭部を抑えられ、唇が重なった瞬間に舌が入ってくる。舌を絡ませ、くちゅくちゅと恥ずかしい音がニナの頭をおかしくする。
王子の、舌は、すごい。
オレなんかむちゃくちゃだった気しかしない。
でも王子のは気持ちいい。甘い。気持ちいい。
チュッとオレの下唇を吸って離れて行く王子。
物欲しげに王子の唇を目で追ってしまう。
「心配だなあ。可愛い目をトロンとさせて。発情スイッチが簡単に入ってしまうね」
オレの顔を撫でながら、いつものように涼しげに笑う。
「ニナ、よく聞いて?」
「…うん」
「俺ではない他の誰かに発情したら許さないよ。分かった?」
ぼーっとした頭でこくりと頷く。
「他の誰かに噛んだり噛まれたりしたら」
したら… ?
今度は王子が耳元で囁いた。
「相手を殺して、ニナを屋敷に閉じ込めるからね」
そう言って、流れるように虫に刺されの跡がない方の首筋を、チュウッと強く吸った。
「あっ…」
ピリッとした刺激に脳が熱くしびれる。
「それじゃあまたね」
と言い残し、オレを馬車に残して行ってしまった。
そして、はっと気づいた時にはもう馬車は走り出していた。
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