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女装男子はカッコよく
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「おまたせ」
そう言って出てきた奏斗は、髪をリボンで後ろに縛り、タキシードっぽいかっこいい服を着て出てきた。
そして、凛の前に跪き、小さな箱を両手で渡し、言った。
「俺を好きになってくれてありがとう。
俺も凛のことが好きだ。俺と付き合ってください」
凛は、顔を赤く染め、涙目になりながら、箱を受け取った。
箱をあけると、そこには、エメラルドのピンキーリングが入っていた。
「……初手からペアリングは重かったか?」
「……っいえ!とっても嬉しいですっ」
凛は左手の小指に指輪をつける。
すると、奏斗は自分の小指をみせてニカっと笑った。
「お揃い♪」
そこにはコバルトブルーのピンキーリングがついていた。
しばらく両思いの2人の世界に浸っていると、玄関のドアがガチャっと開く。
そして、次はリビングのドアが開き、隼人が入ってきた。
「ただいまー……ってもしかして!?」
そして奏斗と凛は2人で笑顔で左手の小指を隼人に見せたのだった。
そう言って出てきた奏斗は、髪をリボンで後ろに縛り、タキシードっぽいかっこいい服を着て出てきた。
そして、凛の前に跪き、小さな箱を両手で渡し、言った。
「俺を好きになってくれてありがとう。
俺も凛のことが好きだ。俺と付き合ってください」
凛は、顔を赤く染め、涙目になりながら、箱を受け取った。
箱をあけると、そこには、エメラルドのピンキーリングが入っていた。
「……初手からペアリングは重かったか?」
「……っいえ!とっても嬉しいですっ」
凛は左手の小指に指輪をつける。
すると、奏斗は自分の小指をみせてニカっと笑った。
「お揃い♪」
そこにはコバルトブルーのピンキーリングがついていた。
しばらく両思いの2人の世界に浸っていると、玄関のドアがガチャっと開く。
そして、次はリビングのドアが開き、隼人が入ってきた。
「ただいまー……ってもしかして!?」
そして奏斗と凛は2人で笑顔で左手の小指を隼人に見せたのだった。
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