5 / 53
はざまを歩くもの
4
しおりを挟む
十麻は歩いて追ってきた。
地面に広がる黒い小鬼は時々藍の足を掴んで笑う。
背筋が凍えてきて倒れそうだ。
昼間なのに商店街に人の姿が見えない。
あたりは真っ暗だった。
小鬼たちに揶揄われて、藍はよろよろと車道に出される。
駅前の通りなのに、この時は車一台も見えなかった。
違う世界に紛れ込んだようだ。
急に鬼の手が近づいて、藍は腕を引っ張り上げられる。
昊を呼んだけれど、遠くにいるから聞こえないかもな、と思った。
十麻は藍を振り回すと道路に投げ捨てる。
背中から落ちた藍はむせこんだ。
アスファルトの下から濁流のような音がする。
「阿呂は鬼だ。
俺と同じ」
道路の上に黒い川ができた。
小鬼がその中から手や頭を出しては藍を脅かしていく。
「人間を襲い、怖がらせて楽しむ。
そういう鬼のくせに。
自分がどういうものなのか忘れたふりをしてるだけだ」
藍のそばに鬼が膝をついた。
近寄られると意識がなくなりそうになる。
何かの薬品を吸い込んでしまったようだ。
「友達なのに分かってあげないの」
藍がつい口を出す。
鬼が睨むと辺りは余計に黒く覆われた。
「そんなものじゃないでな」
小鬼が藍の髪を引っ張る。
黒い川に体が沈みそうだ。
息苦しくて、ひどく寒い。
阿呂が物静かにしていたわけはこれだ。
鬼の瘴気が漏れ出さないように気をつけている。
この鬼は阿呂が言っていたやつだろう。
なぜ藍の方に来た。
狙いは彼なのに。
「順番はどうでもいい」
藍の疑問が伝わったように、十麻は言った。
「阿呂を世話した人間を奪ってやるんだ」
鬼の手が振り下ろされる。
そんな怪力で殴られたら、藍なんか一発でやられてしまう。
藍は精一杯小さく丸まった。
「藍っ」
雷の音がした。
いや、それは蛟龍の姿の昊の声だと、一瞬遅れて認識した。
「藍から離れろ」
昊が前足で十麻に掴みかかる。
大きな蛟龍は水鬼の体を押し返した。
鬼よりも怖い目をしている。
昊は、牙の間から霧のようなものを出し続けていた。
それは頭の上にたちのぼっていく。
車道の真ん中にスクリーンのようなものを作った。
そこには楼閣が映し出されている。
隙間から、不思議な都市を覗き見ているようなそんな光景だ。
昊の周りでは雷鳴が轟いて、風が渦を巻く。
雨が打ちつけてきて藍は目を瞑った。
駅前に局地的すぎる暴風雨が生まれている。
「お前っ、十麻」
爪でしっかりと鬼の両腕を掴んだ昊は怒鳴った。
「藍を瘴気にあてるな」
駅前のT字路を囲む電線が引きちぎれていく。
昊の怒りに風はいよいよ逆巻いた。
「意地悪はやめろ」
ぶん、と、十麻の体が投げ飛ばされる。
竜巻のような風に煽られて簡単に浮いた。
頭上の楼閣へ投げ入れられる。
昊は人間の姿に戻ると藍を抱えて走った。
十麻が戻ってくる前に天候は元に戻る。
楼閣が立ち消えるのと同時にT字路には車が走り込んできた。
「藍、体はおかしくないか」
黒い霧のようなものが消えている。
元の世界に戻ったんだと藍は息をついた。
昊の言葉の意味を考える。
体がおかしいってなんだろう?
瘴気にあたったってなんだろう?
昊に守られながら家へ帰った。
寒気がひどくて藍は歩けなくなりそうだった。
昊が運ぶと言ったけど、意地を張って自力で歩いた。
原因不明の熱が出て、藍はその後何日も動けなかった。
駅前は謎の電線の断裂でお盆過ぎまで停電している。
信号だけは発電機で動いていた。
阿呂が住むマンションも雨水管が原因不明で破損している。
そちらもお盆休みが終わると同時に工事に入る予定だ。
藍はあえて真相を究明しない。
彼女は魂が抜け出ていきそうだ。
礼を言いにきた阿呂は申し訳なさそう。
2階にある藍の寝室の入り口にいる。
鬼の入室は昊に禁じられていた。
「前田さんの家族は?」
自分のことはさておき、藍は阿呂の家族を心配する。
「なんともないです。昊がいてくれたおかげで」
「良かった。
昊は赤ちゃんが見たいんだもんね」
藍の足元で顔を顰めている昊を見た。
寒気が取れない藍を心配してずっとベッドにくっついている。
「藍が体を損ねては意味がない」
昊は「大失敗」と悔しそうにまた突っ伏した。
「十麻がこの数十年の間に手下を従えてるとは思わなくて。
思ったより強くなってました。
昊に頼んでいて俺は本当に助かった」
阿呂は安心したような笑顔になる。
「蛟龍の方が格上でしたね。
十麻は売っちゃいけない相手に喧嘩を売った」
「あの鬼はどこに行ったんですか」
異世界の裂け目みたいなところに放り込まれた。
「あれは俺の蜃気楼の中だ」
昊が藍のかけている布団から顔を上げて教える。
「俺が天にのぼる時、あれを伝っていく。
一度中に入ったら勝手には出られない。
今はちょっとしか現せられなかったが、全体はもっと大きい」
そしてじろりと阿呂を睨んだ。
「藍に早く回復してほしい。
手を貸すのでなければ鬼は離れていてくれ」
「わかったよ」
階段を下りかけた阿呂が昊を見る。
「昊はどのくらいここにいるつもりだ?」
「回復するまで」
人の間に生きる鬼は気がかりそうに言った。
「ここで暮らすなら、戸籍を用意したほうがいいよ。
ないと知れればいられなくなる」
「そうか。覚えておく」
何のことか分かっていないが昊は素直に頷く。
「またお菓子持ってこようか?」
今度こそ階段を降り始めて阿呂は尋ねた。
昊がにこっと笑う。
「それは頼む」
阿呂は人らしく穏やかに頷いて帰っていく。
人外の者と生きるのは思ったよりも大変。
藍は昊を見た。
この子が天にのぼるまで、世話をすると決めた。
もっとよく昊のことを知らなければならない。
「昊」
そこにいても藍の体調にはなんの関わりもなさそうな存在を呼ぶ。
ぱたぱたと布団の上を這うようにそばに来た。
「蜃気楼って、どうやってのぼるの?」
彼は藍に一生懸命教えてくれる。
自分はどうやって天にのぼるのか。
どうしたら大人になれるのか。
小さな人間の藍には分からない事だらけだったが、目を輝かせている昊の話を聞くのは楽しかった。
地面に広がる黒い小鬼は時々藍の足を掴んで笑う。
背筋が凍えてきて倒れそうだ。
昼間なのに商店街に人の姿が見えない。
あたりは真っ暗だった。
小鬼たちに揶揄われて、藍はよろよろと車道に出される。
駅前の通りなのに、この時は車一台も見えなかった。
違う世界に紛れ込んだようだ。
急に鬼の手が近づいて、藍は腕を引っ張り上げられる。
昊を呼んだけれど、遠くにいるから聞こえないかもな、と思った。
十麻は藍を振り回すと道路に投げ捨てる。
背中から落ちた藍はむせこんだ。
アスファルトの下から濁流のような音がする。
「阿呂は鬼だ。
俺と同じ」
道路の上に黒い川ができた。
小鬼がその中から手や頭を出しては藍を脅かしていく。
「人間を襲い、怖がらせて楽しむ。
そういう鬼のくせに。
自分がどういうものなのか忘れたふりをしてるだけだ」
藍のそばに鬼が膝をついた。
近寄られると意識がなくなりそうになる。
何かの薬品を吸い込んでしまったようだ。
「友達なのに分かってあげないの」
藍がつい口を出す。
鬼が睨むと辺りは余計に黒く覆われた。
「そんなものじゃないでな」
小鬼が藍の髪を引っ張る。
黒い川に体が沈みそうだ。
息苦しくて、ひどく寒い。
阿呂が物静かにしていたわけはこれだ。
鬼の瘴気が漏れ出さないように気をつけている。
この鬼は阿呂が言っていたやつだろう。
なぜ藍の方に来た。
狙いは彼なのに。
「順番はどうでもいい」
藍の疑問が伝わったように、十麻は言った。
「阿呂を世話した人間を奪ってやるんだ」
鬼の手が振り下ろされる。
そんな怪力で殴られたら、藍なんか一発でやられてしまう。
藍は精一杯小さく丸まった。
「藍っ」
雷の音がした。
いや、それは蛟龍の姿の昊の声だと、一瞬遅れて認識した。
「藍から離れろ」
昊が前足で十麻に掴みかかる。
大きな蛟龍は水鬼の体を押し返した。
鬼よりも怖い目をしている。
昊は、牙の間から霧のようなものを出し続けていた。
それは頭の上にたちのぼっていく。
車道の真ん中にスクリーンのようなものを作った。
そこには楼閣が映し出されている。
隙間から、不思議な都市を覗き見ているようなそんな光景だ。
昊の周りでは雷鳴が轟いて、風が渦を巻く。
雨が打ちつけてきて藍は目を瞑った。
駅前に局地的すぎる暴風雨が生まれている。
「お前っ、十麻」
爪でしっかりと鬼の両腕を掴んだ昊は怒鳴った。
「藍を瘴気にあてるな」
駅前のT字路を囲む電線が引きちぎれていく。
昊の怒りに風はいよいよ逆巻いた。
「意地悪はやめろ」
ぶん、と、十麻の体が投げ飛ばされる。
竜巻のような風に煽られて簡単に浮いた。
頭上の楼閣へ投げ入れられる。
昊は人間の姿に戻ると藍を抱えて走った。
十麻が戻ってくる前に天候は元に戻る。
楼閣が立ち消えるのと同時にT字路には車が走り込んできた。
「藍、体はおかしくないか」
黒い霧のようなものが消えている。
元の世界に戻ったんだと藍は息をついた。
昊の言葉の意味を考える。
体がおかしいってなんだろう?
瘴気にあたったってなんだろう?
昊に守られながら家へ帰った。
寒気がひどくて藍は歩けなくなりそうだった。
昊が運ぶと言ったけど、意地を張って自力で歩いた。
原因不明の熱が出て、藍はその後何日も動けなかった。
駅前は謎の電線の断裂でお盆過ぎまで停電している。
信号だけは発電機で動いていた。
阿呂が住むマンションも雨水管が原因不明で破損している。
そちらもお盆休みが終わると同時に工事に入る予定だ。
藍はあえて真相を究明しない。
彼女は魂が抜け出ていきそうだ。
礼を言いにきた阿呂は申し訳なさそう。
2階にある藍の寝室の入り口にいる。
鬼の入室は昊に禁じられていた。
「前田さんの家族は?」
自分のことはさておき、藍は阿呂の家族を心配する。
「なんともないです。昊がいてくれたおかげで」
「良かった。
昊は赤ちゃんが見たいんだもんね」
藍の足元で顔を顰めている昊を見た。
寒気が取れない藍を心配してずっとベッドにくっついている。
「藍が体を損ねては意味がない」
昊は「大失敗」と悔しそうにまた突っ伏した。
「十麻がこの数十年の間に手下を従えてるとは思わなくて。
思ったより強くなってました。
昊に頼んでいて俺は本当に助かった」
阿呂は安心したような笑顔になる。
「蛟龍の方が格上でしたね。
十麻は売っちゃいけない相手に喧嘩を売った」
「あの鬼はどこに行ったんですか」
異世界の裂け目みたいなところに放り込まれた。
「あれは俺の蜃気楼の中だ」
昊が藍のかけている布団から顔を上げて教える。
「俺が天にのぼる時、あれを伝っていく。
一度中に入ったら勝手には出られない。
今はちょっとしか現せられなかったが、全体はもっと大きい」
そしてじろりと阿呂を睨んだ。
「藍に早く回復してほしい。
手を貸すのでなければ鬼は離れていてくれ」
「わかったよ」
階段を下りかけた阿呂が昊を見る。
「昊はどのくらいここにいるつもりだ?」
「回復するまで」
人の間に生きる鬼は気がかりそうに言った。
「ここで暮らすなら、戸籍を用意したほうがいいよ。
ないと知れればいられなくなる」
「そうか。覚えておく」
何のことか分かっていないが昊は素直に頷く。
「またお菓子持ってこようか?」
今度こそ階段を降り始めて阿呂は尋ねた。
昊がにこっと笑う。
「それは頼む」
阿呂は人らしく穏やかに頷いて帰っていく。
人外の者と生きるのは思ったよりも大変。
藍は昊を見た。
この子が天にのぼるまで、世話をすると決めた。
もっとよく昊のことを知らなければならない。
「昊」
そこにいても藍の体調にはなんの関わりもなさそうな存在を呼ぶ。
ぱたぱたと布団の上を這うようにそばに来た。
「蜃気楼って、どうやってのぼるの?」
彼は藍に一生懸命教えてくれる。
自分はどうやって天にのぼるのか。
どうしたら大人になれるのか。
小さな人間の藍には分からない事だらけだったが、目を輝かせている昊の話を聞くのは楽しかった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる