幸せが壊れる伏線みたい

暖かな春の訪れ​───────。

私は知っていた。
もうすぐ彼に恋焦がれる日々が訪れる事を。
そして…
この命が‪”‬7月17日‪まで‪”だという事を。

高校1年栗原唯斗は入学式当日茅野麻衣に交際を申し込まれる。彼女とは今日会ったばかりだが交際する事に。その日を境に2人は休日にお花見や海に行ったりと”恋人”としての時間を過ごしていく。しかし​、彼女の発言にはまるでずっと昔から唯斗の事を知っているかのような意味深な点が幾つかあって…?
「幸せが壊れる伏線みたい」
ファーストキスを捧げ合ったその日。彼女が零した涙の意味を僕はまだ知らなかった。
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