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犬でもヒトでも

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 もうすぐ冬休み。

 雨音くんとはあれから数回デートをした。

 私たちが付き合っていることはクラスのみんなにも、知れ渡っている。

 からかわれたりするのが常だ。 

 でも、別に不快じゃない。

 むしろ、嬉しいくらい。

「おすわり!」

「わん!」

「おて!」

「わん!」

「いい子ー! はい! 今日のおやつ!」

「わん!」

 今日も今日とて、おやつのビーフジャーキーをもぐもぐと頬張るチャルル。

「チャルルはほんとに可愛いねぇ」

「わん!」

 あれから、1ヶ月経つけど…

 チャルルとの入れ替わりは一切ない。

 もう入れ替わることはないのかな?

「じゃあ行ってくるね! いい子でお留守番してるんだよ?」

「わん!」

 首元に巻いたマフラーをキュッ、と結び。

 ポケットにはカイロを…よし! ちゃんと入ってる!

「じゃあ、行ってきます!」

「わん!」

 今日もチャルルに見送られながら、学校に向かう。

 あっ、雨音くんだ……!

 学校に向かう途中で雨音くんの後ろ姿を発見。弾むような足取りで声をかけた。

「雨音くんっ」

「あ、おはよう。ふれあ」

「おっ、おはよう……っ」

 そうだ。昨日から名前で呼ぶようになったんだった……っ。

 ずっと桃瀬って呼ばれてたけど、一応付き合ってる訳だし?? 

 一応彼女なんだし?? 

 そう思って昨日、勇気を出してお願いしてみたのだ。

 名前で呼んで、って​───────。

 でもいざこうして呼ばれるとなんだかむず痒くて不思議な気持ちだ。

「顔、真っ赤だけど……大丈夫か?」

「……っ、うそ…っ」

 指摘されて自らの頬をぺたぺたと触る。

 まだこの関係には慣れない。

 でも、とてつもなく幸せなんだ。

「……」

 あ…。どうしよう。

 沈黙出来ちゃった。

 朝だからなのかまだ頭がポケーと、していて頭の回転が遅い。

 なんか……っ、なんか話さなきゃ!

 そう思った私は…

「あっ、今日すっごく寒いね!?」

 生まれてしまった沈黙を埋めたいがばっかりに、すごくありきたりな気温の話を振ってしまった。

「ね~。来週はもっと寒くなる、って」

 あー! 私のバカ!

 もっとおもしろい話したいのに!

 でもちゃんと答えてくれる雨音くんの優しさが胸に染みる…。

 ​────付き合って1ヶ月経つけど正直まだちょっとぎこちないのが本音。

『まぁ、カップルの1ヶ月なんてみんなこんなもんなもんよ。そのぎこちなさがいつか振り返った時、超絶エモく感じる日が来るのよ』

 それを相談した時に言われた穂乃果の声がフッ、と脳裏を過ぎる。

 まるで恋愛博士のような言葉だけど今の私にすごく必要な言葉な気がする。

 このぎこちなさが…、いつかエモく………

 そう思うとぎこちないこの瞬間も愛おしく思えてくる気がする。

 ーーピュー…

 うっ。寒い…

 冷たい風が頬を撫で、勝手に肩が上がってしまう。

 それにしても冗談抜きにほんとに寒いな…今日…。

 かじかむ手を温めようと両手を広げ、ハー、と息を吹きかけようとしたその時。

 突然雨音くんの手がこちらに伸びてきて。

 そして右手を捕まれた。

「ん」

「えっ…?」

 触れ合っている手と雨音くんを交互に見つめ、戸惑っていると…

「恋人…繋ぎ……?」

 そう言って、雨音くんは少し照れくさそうに地面に視線を落とした。

 その後さらに指を絡ませてきて、私の心臓はバクン!と大きく高鳴る。

 こっ、恋人繋ぎ…っ!!!

 まさか雨音くんからしてくれるなんて…!

 えっ、俺が温めてあげるよ、ってこと!?
  
 ~~~~~~~っ!!

 なにそれかっこいい! かっこいいよおお…っ!

 悶絶して下唇をギューーと、密かに噛んだ。

 じんわり、と手のひらを通して伝わってくる雨音くんの体温。

 私よりもずっと温かくて。

 とても落ち着く温もりだ。

 嬉しい…っ。

 嬉しい嬉しい……っ。

 あまりに嬉しくて、頬が緩む。

「ねぇねぇ。ちょっと聞いてもいい?」

 ギュッ!と右の手のひらに力を込めながら質問。

 もっと、と欲張りになっていく自分に歯止めが効かなくなってしまった。

「?」

「雨音くんは私のどこを好きだ、って思ってくれたの?」

 私たちは……、もう両想い。

 私は雨音くんを入学式の日に好きになったけど、雨音くんも私を好きになったきっかけとか…、あったのかな?

 付き合って1ヶ月だけど、そこの所は恥ずかしいし、照れくさいしであまり深くは聞けていなかったのだ。

 でもずっと気になってていつか聞こう!と思っていたこと。

 なんだけど…

「内緒」

「えー!?」

 教えてくれないみたい。

 意地悪そうな笑みを浮かべる雨音くんに私は不満の声を漏らした。

「教えてよー!」

「やだ、内緒」

「ううー」

 きっと今、私がチャルルだったら『くぅーん』と情けない声が漏れていたはずだ。

「あ! じゃあワウワウは元気?」

 なかなか教えてくれないので質問を変えるしかなかった。

めっちゃ気になるけど…今日のところは引き下がろう。

「あぁ、めっちゃ元気だよ。今朝なんか時間ないってのに、おかわり要求してきてさ」

「あはは、ワウワウ食いしん坊だねぇ」

 ​────ワウワウっていうのは、雨音くんちで飼い始めたゴールデンレトリバーのメス2歳。

 あっ、あの時チャルルと私を襲いそうになった大型犬です。

 野良犬だったみたいだから、雨音くんちでお世話することになったんだ。

 雨音くんの言うこともちゃんと聞くし、お利口さんなわんちゃん。

 もうチャルルとも何度かお散歩に行っている仲で、2匹はすっかり仲良しだ。

 ​────学校に着く頃には私たちの会話はすっかり弾んでいた。

 ***

「おはよー」

 教室に到着してそうそう声を掛けてきたのは安定の穂乃果。

「おはよう」

「今日も一緒に登校してきたの?」

 一緒に教室に入ってきた雨音くんの方をチラッ、と見ながら穂乃果が耳打ちしてくる。

「へへっ、そうです!」

「朝から幸せオーラ漂いまくりじゃん。いいねぇ。リア充は」

「リア充……。そっか。私ってリア充なのか!?」

「なによー、今更」

 ムスッ、と頬を膨らませる穂乃果。

 思い返せば穂乃果はずっと私の恋バナを聞いてくれていたね。

 本当に感謝してる。

 今日の中身は私。

 ギュッ! と抱きついて感謝を伝えた。

「穂乃果! 私の恋……、ずっと応援してしてくれてありがとうございました!」

「ちょっともー、いきなりなんなのー。私なんもしてないってー」

「ううんっ、そんなことない! 心強かった!」

「えー?」

 ずっと胸に秘めてた私の恋心。

 時には図星になるようなことをズバッ!と指摘されてうっ!とダメージを食らうことがあったりもしたけど…、それでもいつもそばで応援してくれていた。

 どれだけ心強かったか。

「とにかく大好き!」

「変な子だなぁー」

 ***

えーと、スマホでしょー。あとは…あ、お菓子も持って行こうっと!

 やってきた週末。

 時刻はまだ朝6時半。

 私は朝からウキウキ気分でカバンに荷物を詰め、出発の準備を進めていた。

そう。

今日から1泊2日。

 お母さんたちとお父さんが揃って仕事休みだから、大阪にプチ旅行を計画してくれた。

 旅行先は私がお願いしたんだ。

 京都か東京か大阪で迷ってたんだけど、やっぱり大阪かな、と思った。

 もちろんチャルルが大阪弁ばっかり話してきてたからだ。

「わんわん!わんわん!」

さっきから落ち着きなく廊下を走り回っているチャルルの姿に笑みがこぼれる。

チャルル、よっぽど楽しみなんだろうなぁ。

「チャルルー。旅行楽しみだね」

「わん!」

 そんな時。お母さんが真面目な顔して言った。

 「え? チャルルは行かないわよ?」

 「え?」

 「土屋動物病院に預けるって昨日言ったじゃない」

 とても冗談を言っている感じでは無さそうなトーンでそんなことを言うからビックリして目をぱちくりさせる。

 「え!?聞いてないよ!」

 「言ったわよー」

 さっきまで振っていたチャルルのしっぽが力なくダラン……、と下がっていく。

 残念がっている、というのがひと目で伝わってきた。

「くぅーん…」

「でっ、でも! チャルルどっこも悪くないよ!?」

「調べてみたらペットホテルとしても利用していいみたいなのよ。ほら。この辺ペットホテルないから助かるわ」

「えぇーー…」

「くぅーん…」

 ***

「じゃあ、よろしくお願い致します」

「はい。じゃあ行こうか。チャルルくん」

「くぅーん……」

 不服そうな顔で雨音くんのお父さんにだっこされるチャルル。

 あぁ……っ、めっちゃ落ち込んでる……

 ごめんね、チャルル。

 私もチャルルと一緒に大阪旅行行きたかったよー。

「あれ? ふれあ?」

「あっ、雨音くん!」

 チャルルを預け外に出ようとした時。

 雨音くんとワウワウに出くわした。

 どうやら朝の散歩に行っていたみたい。

「ワウワウー。久しぶりだね」

「ワゥ!」

「旅行じゃなかったっけ?」

「そう、これから行くとこなんだけど……チャルルは預かってもらうことにしたんだ…。またお世話になります」

 大阪旅行は行けなくなったけど、チャルルは雨音くんのことが大好きだし、雨音くんがいることがチャルルにとって唯一の救いだろう。

「そうだったんだ…、うん。チャルルのことは任せて楽しんできて」

 太陽のようにニッコリとそう微笑む雨音くん。

 あぁ……。でもなんかチャルルが羨ましいかも。

 また雨音くんの家でお世話になれるなんて。

「ワウワウー。チャルルと仲良くしてあげてね」

「ワゥ!!」

 ***

 新幹線に揺られること数時間後。

 新幹線の窓の外には大阪らしいカラフルな景色が広がり始めた。

「お昼どうしましょう? やっぱりたこ焼きよね?」

「いや、大阪と言ったらお好み焼きだろー」

 たこ焼き派のお母さんとお好み焼き派のお父さんが突如言い争いを始める。

 でも私は、眠気に襲われウトウトとしていた。

 今朝早かったし、昨日の夜は楽しみであんまり早く寝なかったからかなぁあ…。

「絶対たこ焼きよ」

「いや、お好み焼きの方が……」

 *

 *

 *

「チャルルー」

「……!?」 

 あ、あ、あ、あ、、雨音くん!?


 って!

 私またチャルルになってる……!?!?

 気がつけばチャルル(中身私)はケージの中にいて、雨音くんに顎先をなでなでされていた。

「大阪旅行お前だけ置いてかれたんだってー? 残念だったなぁ…」

「く、くぅーん…」

 中身私だけど……、一応弱弱しい声を上げてみる。

 すると……

「おいで」

 はぁっぅ…っ!?!?!?!?

 チャルル(中身私)の脇腹に手を伸ばした雨音くん。

 そのままひょいっ、と抱き上げられ雨音くんの腕の中に。

「よしよし」

「……っ!!!!!」

 今ヒトだったらきっと……私顔真っ赤だ…!!

 正直抱っこされたのは2回目だ。

 でも1回目は夢だと思ってたから……、現実だ、って分かっちゃってる今とはわけ違う。

 どくんどくん! と、心臓が激しく脈打つ。

 しかしそんなチャルル(中身私)とは反対に雨音くんは真剣そうな顔つきになった。

 そしてじーーー、とチャルル(中身私)を見つめた。

 え。

 え、なになに…っ。

 そんな近くで見つめられたら、照れちゃうよ…っ。

 内心あたふたしつつもどうすることも出来ず、大人しくその視線に捕らえられた。

 も、もしかして…

 これ………っ、


 き、き、、き、き、き、、キス…!?!?

 いやいや! そんな訳…っ、とも思うけど、私たちカップルだし…っ、付き合ってからだいぶ時間も経っているし、ありえないことでもない、のか……??

 よし……っ!

 チャルル(中身私)はゆっくり目を閉じた。

 私はいつでもキスの準備は出来ています…!

 と、その時。

「なんだ? 眠いのか?」

 へっ?

 あ……

 そうだ。私今チャルルだったーー!!

 しかも目を閉じたチャルル(中身私)が眠い、と勘違いしたらしい雨音くん。

「ごめんな、うるさかったな」

 申し訳なさそうに微笑んでケージにチャルル(中身私)を戻そうとしていた。

 違う! 違うよ! 雨音くん!

 やだ!

 もっと…っ、

 もっとだっこして!!

 もっと雨音くんの腕の中にいる!

 その気持ちが思いっきり行動に出て、気付けば雨音くんの腕に両手でガシッ! としがみついていた。

 ケージ嫌!

 雨音くんの腕の中がいい…!!

「はは、なんだよー。だっこしたままがいいのか?」

 ‪”‬そう! そうそう!‪”‬

「わん!」

 我ながら、多分この時の返事が今まで1番元気よく吠えれたと思う。

 すると雨音くんは改めてチャルル(中身私)を抱っこし直してくれながら…不意打ちでこんな言葉を放った。

「かわいいなー」

 キュン…!

 違う…。このかわいいなー、は私に言ったんじゃなくて、チャルルに言ったものだ。

 そう。チャルルに向けての‪”‬かわいい‪”‬。

 必死に自分に言い聞かせる。

 分かってる…。

 分かってる……けど!!

 やっぱりキュンはせざるを得ない…!

 自然と上がっていく口角をなんとか抑えようと頑張る。

 と、その時。

「なぁ」

 上から雨音くんの声が落ちてきた。

 そしてなにか考え込むような表情で続けた。

「ふれあってさ、なんかめっちゃ可愛いよな」

「!?」

「ちっこいし、守ってやりたくなるっていうか」

「……っ」

「この前なんかさ、私のどこ好きになったのーとか聞いてきたけど、そんなん…」

「​───────​───────…」

 「……!?」

 「おーい、雨音ー、ちょっとこい」

 「んー」

 あ。お父さんに呼ばれたみたい。

 「じゃあな。あ、今の内緒な?」

 そう言ってニコッ、と微笑んだ雨音くん。

 そのまま部屋を出ていってしまった。


 私思うんだ。

 私は結局……犬でもヒトでも。

 どんな姿かたちをしていても。

 あなたに惹かれてしまう運命なんだと思う。


 ~~~~~~~~~~~っ!!!

 キュン……!!

 雨音くんっ……。

 もう、大好き……っ


 私今……、

 雨音くんの匂いに包まれてる……。

 幸せ~。

 *

 *

 *

 ウチ今……、

 たこ焼きとお好み焼きの匂いに包まれてる……。

 幸せやぁ~。

 チャルル(中身私)が雨音くんにだっこされている間。私(中身チャルル)は、念願の大阪旅行を満喫していた、というのは後から知るお話だ。
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