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兄と妹のイケナイ関係.35
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家に着くと、着替えたら部屋に来て欲しいと伝える。
「将兄、入るよ。」
そう言ってみのりが将貴の部屋に入ると、将貴は浮かない顔でベッドに腰掛けていた。
「将兄、ごめん。私がもっと気をつけていればあんな事にならなかった…。」
みのりがそう言い終わらないうちに、将貴はみのりの唇を塞ぐ。
「んんっ…!」
怒っているとばかり思っていた将貴に激しく口づけられる。
将貴は高梨が昼間みのりにキスした痕跡を消し去るように執拗にくちづける。
将貴の熱い舌がみのりの口腔を舐め回し、みのりの舌を絡め取ると互いの舌をこすり合わせ、そのザラついた淫らな感触でみのりを翻弄する。
久しぶりの熱いキスに、みのりの体はすでに反応し始めていた。このところ、なるべくそういったシチュエーションにならないようにしていたせいで、知らず知らずのうちに欲求不満に陥っていたのかもしれない。
みのりは自分が思っていた以上に、将貴を求めていた。
将貴がしかけたキスに応えるだけたっだみのりが、自分から将貴の舌を追いはじめていた。
ふいに将貴は唇をを離しこう言い放つ。
「高梨のキスなんて忘れさせてやる。」
将貴は身に付けていたものを脱ぎ去り、みのりをベッドに横たえるとくちづけながら、服のボタンを外し、あらわになった部分にキスを落としていく。
いつもよりじっくりと時間をかけて服を脱がされたみのりは、早く将貴が欲しくて堪らない自分が恥かしくて仕方なかった。
そんなみのりの気持ちを知ってか知らずか、将貴は更に時間をかけて体中を愛撫する。
額、瞼、鼻先、頬に触れる程度のキス、耳を甘噛みされ耳腔を舌で舐め回され、首筋から鎖骨に舌を這わせ、はち切れそうに尖った頂を熱い舌が転がしきつく吸い上げる。
その間も、両手は優しく体中を撫で回し、あらゆる部分が性感帯の様になった体に刺激が与えられる。
「みのり、いつもより感じてる?」
瞳を潤ませ、体をよじらせて喘ぐみのりに、将貴は意地悪な質問をする。
「しっ、知らない…。」
「知らない、か…。みのりの体は正直なのにな。」
将貴はさんざん焦らされて濡れそぼったそこに顔を埋める。
「ほら、こんなにして。」
ペロリと愛液を舐める。
「あっ、やっ、はずかしいっ…。」
何度体を重ねても、やっぱり恥かしい。
「こんなに、濡らして。いけない子だ。」
将貴は、溢れ出る蜜を熱い舌で執拗に舐め続ける。
「あぁっ、だめっ!もう…、あっ、あんっ。」
みのりはいつもにも増して激しく繰り返される愛撫で、あっけなく達してしまった。
ヒクつく体を強く抱きしめられ、みのりは涙目で訴える。
「将兄のいじわる。」
「しょうがないだろ。今日はまたお仕置きなんだから。」
そう言われると、自分の軽率な行動であんなことになってしまったのだから、何も言い返せない。
「ううっ…。あんなことになるなんて思ってもなくて。ごめんなさい。」
「まあ、悪いのはあいつなんだけど。お前は無防備すぎる。これからは、どんな男にも絶対付いていくんじゃないぞ。」
「はい。そうします。」
「わかったら、今日はどんなに泣いても俺の気が済むまでお前を抱くから。」
「えぇーっ!!」
それからみのりは高梨に対する将貴の怒りが消えるまで、何度も何度も激しく愛された。
「将兄、入るよ。」
そう言ってみのりが将貴の部屋に入ると、将貴は浮かない顔でベッドに腰掛けていた。
「将兄、ごめん。私がもっと気をつけていればあんな事にならなかった…。」
みのりがそう言い終わらないうちに、将貴はみのりの唇を塞ぐ。
「んんっ…!」
怒っているとばかり思っていた将貴に激しく口づけられる。
将貴は高梨が昼間みのりにキスした痕跡を消し去るように執拗にくちづける。
将貴の熱い舌がみのりの口腔を舐め回し、みのりの舌を絡め取ると互いの舌をこすり合わせ、そのザラついた淫らな感触でみのりを翻弄する。
久しぶりの熱いキスに、みのりの体はすでに反応し始めていた。このところ、なるべくそういったシチュエーションにならないようにしていたせいで、知らず知らずのうちに欲求不満に陥っていたのかもしれない。
みのりは自分が思っていた以上に、将貴を求めていた。
将貴がしかけたキスに応えるだけたっだみのりが、自分から将貴の舌を追いはじめていた。
ふいに将貴は唇をを離しこう言い放つ。
「高梨のキスなんて忘れさせてやる。」
将貴は身に付けていたものを脱ぎ去り、みのりをベッドに横たえるとくちづけながら、服のボタンを外し、あらわになった部分にキスを落としていく。
いつもよりじっくりと時間をかけて服を脱がされたみのりは、早く将貴が欲しくて堪らない自分が恥かしくて仕方なかった。
そんなみのりの気持ちを知ってか知らずか、将貴は更に時間をかけて体中を愛撫する。
額、瞼、鼻先、頬に触れる程度のキス、耳を甘噛みされ耳腔を舌で舐め回され、首筋から鎖骨に舌を這わせ、はち切れそうに尖った頂を熱い舌が転がしきつく吸い上げる。
その間も、両手は優しく体中を撫で回し、あらゆる部分が性感帯の様になった体に刺激が与えられる。
「みのり、いつもより感じてる?」
瞳を潤ませ、体をよじらせて喘ぐみのりに、将貴は意地悪な質問をする。
「しっ、知らない…。」
「知らない、か…。みのりの体は正直なのにな。」
将貴はさんざん焦らされて濡れそぼったそこに顔を埋める。
「ほら、こんなにして。」
ペロリと愛液を舐める。
「あっ、やっ、はずかしいっ…。」
何度体を重ねても、やっぱり恥かしい。
「こんなに、濡らして。いけない子だ。」
将貴は、溢れ出る蜜を熱い舌で執拗に舐め続ける。
「あぁっ、だめっ!もう…、あっ、あんっ。」
みのりはいつもにも増して激しく繰り返される愛撫で、あっけなく達してしまった。
ヒクつく体を強く抱きしめられ、みのりは涙目で訴える。
「将兄のいじわる。」
「しょうがないだろ。今日はまたお仕置きなんだから。」
そう言われると、自分の軽率な行動であんなことになってしまったのだから、何も言い返せない。
「ううっ…。あんなことになるなんて思ってもなくて。ごめんなさい。」
「まあ、悪いのはあいつなんだけど。お前は無防備すぎる。これからは、どんな男にも絶対付いていくんじゃないぞ。」
「はい。そうします。」
「わかったら、今日はどんなに泣いても俺の気が済むまでお前を抱くから。」
「えぇーっ!!」
それからみのりは高梨に対する将貴の怒りが消えるまで、何度も何度も激しく愛された。
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