それでも俺が好きだと言ってみろ

それでも俺が好きだと言ってみろ.90

「おいおい・・・、それ俺が言うヤツ・・・」

「いいの・・・、だって私が欲しいんだもん・・・」

「お前、俺のこと殺す気だろ？」

「桜庭さんとだったら死んでもいい」



「やっぱ、イカレてんな」

「いいから・・・、早く・・・、来て・・・」

「・・・くっ」

　まだ和香の中にあった自身が更に硬度を増した。



「ここじゃ、お前がつらい。ベッドに行くぞ」

　桜庭は自身を引き抜くと、和香を抱き上げベッドに連れて行った。



「早く・・・、欲しいです・・・、待てない」

「バカ、服ぐらい脱がせろ」

　桜庭は手早く自分の服を脱ぎ、和香の服も脱がせると、四つん這いになったその綺麗な尻を撫で回した。



「桜庭さん・・・、激しいのください。ここに・・・」

　そう言って和香は、自分の指をそこに差し入れた。

「こらっ・・・、まったく・・・、お前、こんなだったか？」

　自分で散々教育しておきながら、いざ自発的にされるとこんなにも参っていしまうとは・・・。



「全部桜庭さん・・・、ううん・・・、宗理さんのせいだから・・・」

「バ、バカ野郎！勝手に下の名前呼ぶんじゃねえよ・・・」



　桜庭は不意をつかれ、激しく動揺する。

　名前を呼ばれるのがこんなにグッとくるものだとは・・・。

　マジでヤバい・・・。

　この調子では、全部和香に持って行かれてしまう。



「じゃあ、俺も呼んでやるよ・・・。和香・・・、俺のが欲しいんだろう？・・・死ぬほど激しいやつが」

「・・・うん、和香・・・、宗理さんのおっきいのが・・・、いっぱい、いっぱい欲しいです」

「もう・・・、マジで・・・」

　ヤバい・・・。

　桜庭は、爆発しそうな頭を一度こん棒で思い切り殴って欲しかった。

　もう、今にも頭が沸騰しそうだ・・・。



「ほら、そういうオテンバには、こうだ！」

　桜庭は、恥ずかしげもなく晒された和香のそこに硬く反り返った自身を押し当てると、今度はゆっくりゆっくり焦らすように動かし始めた。



「ああっ・・・、宗理さん・・・、そんな、いじわるしないで・・・」

　だから、もうそんなに何度も名前を呼ぶんじゃない！

　それだけで感じすぎて、今にも爆発しそうなんだから・・・。



「この、あばずれめ・・・、はしたなく尻を突き出して！！」

　桜庭は和香の尻をピシッと叩いた。



「はぁっ！！・・・もっと、・・・もっとください」

「これも感じるのか・・・、まったく・・・、和香の身体はいやらしいにも程がある・・・」



　どう攻めても、それを快感と捉えてしまう和香の身体は最強だ。

　飲み込まれてしまう。

　自分のすべてが・・・。

　こんなセックスは・・・、したことがない。



「和香・・・、俺、もうイキそう・・・」

　桜庭は素直に降参した。

「宗理さん・・・、何度でもイって・・・。私の中・・・、いいでしょ？」

　なまめかしく背中と腰をくねらせながら、和香は甘い声で桜庭を翻弄した。