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それでも俺が好きだと言ってみろ.48

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 荒い息を吐きながら、和香を四つん這いにさせる。

 和香の尻をグッと押し広げ、恥ずかしい部分を晒した。



「お前、ヒクヒクしてるな。一人前にイキたいのか?まあそうだよな。お前の彼氏はイカせてくれないんだもんな」

「べ、別に・・・、そんなことはありません」



 嘘だ・・・。

 桜庭に嫌という程奥まで突かれたい。

 そして、桜庭にイカせてもらいたい。



「そうだ、彼氏にイカされるところ撮影してこいよ」

「そんな・・・」

「あ~、無理か。あいつセックス下手そうだもんなぁ」

「・・・」



 彼氏の悪口を言われているのだから、文句の一つも言うべきなのかもしれない。

 しかし、下手かどうかは分からないが、上手いとは言い難いかもしれない。

 というか、多分、真は普通の男の子なのだ。

 異常なのは桜庭の方なのだから。

 だけど、そんなことは言えない。



「わかったな。あいつとやってるところ絶対撮ってこいよ」

 そして和香の答えを待たず、今度は後ろから挿入された。



「あああっ!」

「欲しいのか?この淫乱め!欲しいなら、欲しいってちゃんと言え、ほら、言えよ!奥まで突いて欲しいって!」

 心の中で思っていたことを言われ、和香は真っ赤になる。

 しかし、思ってもいないことを言わされるより、実際に思っていたこと、しかもそれが恥ずかしいことの場合は、後者のほうが死ぬほど恥ずかしい。

 たとえそれが相手には分かるはずがないことでも。



「ほ・・・、欲しいです・・・、奥まで・・・」

「はっ!本当に言いやがった。本物の売女め!」

「ち、違います!!言えと言われたから・・・、あああっ!!」

「うるさい!黙れ!欲しいって言え、もっと、もっと言え」

 桜庭は大声で言い放つと、狂った様に腰を動かした。



「あああっ!欲しい・・・、もっと欲しいです!!」

「そうだ、その調子だ、ハハッ、ハハハッ・・・」

 普段からとても安定しているとは言えないが、今日の桜庭はひどく情緒不安定だ。

 和香の腰を力強く掴み、激しく腰を打ち付け桜庭は二度目の精を放った。

 ハァハァという息遣いを聞くだけで、和香の体はゾクゾクと反応してしまう。



「明日、必ず撮影して次うち来るとき持ってこいよ」

「分かりました・・・」



 真とのセックスでイケるだろうか・・・。

 イカせてくれと自分から頼まなければならないのだろうか。

 今の自分の身体は、桜庭とのセックスに溺れ切っているというのに。



「何だ、不満げだな?文句があるのか」

「いえ、文句はないですが・・・、もしイケなかったらどうすればいいですか?」

「そうか、その可能性があるか。まあいい、それは大目に見てやろう。イケないお前の無様な姿も面白そうだ」

「そうですか・・・」
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