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それでも俺が好きだと言ってみろ.06
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「お前、今度はちゃんとエロい声出せよ」
もうジェルを塗る必要がなくなったその部分に、桜庭は遠慮なく侵入してきた。
腰を掴まれ、最初から激しい挿入が始まった。
声を出せと言われても、無理やり出せるものではない。
そして、そんなことまでちゃんとやらなければならないのかと、いまさらながらに悲しくなる。
相変わらず声を出さない和香の胸に、桜庭の手が伸びて来た。
今度はキツくではなく、やけにじっくりと刺激される。
桜庭は手馴れた様子で和香が感じる場所を探ってきた。
声自体は我慢できても、呼吸はしている。
尻に激しく腰が打ち付けられるたび、和香の口からは吐息がもれる。
その声が、徐々に甘さを帯びてくる。
それは、やはり桜庭が確実に和香の感じる部分をつきとめたせいだ。
頭でいくら嫌だと思っても、身体が気持ちいいと感じてしまえば、出したくなくてもそんな声が出てしまう。
「出せるじゃないか、エロい声」
「・・・こ、これは・・・、ちがっ・・・、あっ・・・」
いやだ・・・、こんなの・・・。
気持ちは拒絶してるのに、身体が勝手に反応するなんて・・・。
もう死んでしまいたい・・・。
「セックスに女の喘ぎ声は必須なんだよ」
桜庭は和香の気持ちになどまるでかまうことなく、自分の快楽を追求した。
桜庭は、和香が声をあげる場所を集中的に強く突いた。
「ああっ・・・、いや・・・、あああっ」
「いいねえ、犯されてる感じ?興奮するな~」
桜庭は和香をいじめるのにすっかり味を占めたようだ。
「・・・やっ、やめっ・・・、あああっ!」
「いい、いいよ。もっと叫べよ」
桜庭は声を上ずらせた。
和香の中で桜庭のものが大きくなるのが分かる。
「はぁっ、いいっ・・・、もうイク・・・」
桜庭は再び和香の中に精を放った。
「なかなかいい・・・」
桜庭は満足げに自身についた精液を拭っている。
「これ使えよ」
桜庭は和香にタオルを投げてよこした。
和香は渡されたタオルでこそこそと処理を済ますと、今度こそ服を着た。
「じゃあな、ご苦労さん」
桜庭はスッキリした表情で、和香のことを送り出した。
時刻は午後十時。
なんでこんなことに・・・。
自分がされたことは理解できるけれど、なぜなのかは全く理解できない。
そんなことをグルグル考えているうちに、いつの間にか自宅のアパートに着いていた。
外では泣くわけにはいかなくて我慢していた。
だけど、本当は怖くて、悲しくて、悔しくて・・・。
そんな感情の全てが家というプライベートな場所についたことで、爆発した。
と言っても大声を出して泣くわけにはいかない。
和香の住んでいる安アパートの壁は薄いのだ。
思いきり泣きたいのに、そんなことに気を使わなければならない自分の状況が悲しい。
和香はベッドに潜り込むと頭から布団をかぶって、やっと心の底から泣くことが出来た。
もうジェルを塗る必要がなくなったその部分に、桜庭は遠慮なく侵入してきた。
腰を掴まれ、最初から激しい挿入が始まった。
声を出せと言われても、無理やり出せるものではない。
そして、そんなことまでちゃんとやらなければならないのかと、いまさらながらに悲しくなる。
相変わらず声を出さない和香の胸に、桜庭の手が伸びて来た。
今度はキツくではなく、やけにじっくりと刺激される。
桜庭は手馴れた様子で和香が感じる場所を探ってきた。
声自体は我慢できても、呼吸はしている。
尻に激しく腰が打ち付けられるたび、和香の口からは吐息がもれる。
その声が、徐々に甘さを帯びてくる。
それは、やはり桜庭が確実に和香の感じる部分をつきとめたせいだ。
頭でいくら嫌だと思っても、身体が気持ちいいと感じてしまえば、出したくなくてもそんな声が出てしまう。
「出せるじゃないか、エロい声」
「・・・こ、これは・・・、ちがっ・・・、あっ・・・」
いやだ・・・、こんなの・・・。
気持ちは拒絶してるのに、身体が勝手に反応するなんて・・・。
もう死んでしまいたい・・・。
「セックスに女の喘ぎ声は必須なんだよ」
桜庭は和香の気持ちになどまるでかまうことなく、自分の快楽を追求した。
桜庭は、和香が声をあげる場所を集中的に強く突いた。
「ああっ・・・、いや・・・、あああっ」
「いいねえ、犯されてる感じ?興奮するな~」
桜庭は和香をいじめるのにすっかり味を占めたようだ。
「・・・やっ、やめっ・・・、あああっ!」
「いい、いいよ。もっと叫べよ」
桜庭は声を上ずらせた。
和香の中で桜庭のものが大きくなるのが分かる。
「はぁっ、いいっ・・・、もうイク・・・」
桜庭は再び和香の中に精を放った。
「なかなかいい・・・」
桜庭は満足げに自身についた精液を拭っている。
「これ使えよ」
桜庭は和香にタオルを投げてよこした。
和香は渡されたタオルでこそこそと処理を済ますと、今度こそ服を着た。
「じゃあな、ご苦労さん」
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時刻は午後十時。
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自分がされたことは理解できるけれど、なぜなのかは全く理解できない。
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外では泣くわけにはいかなくて我慢していた。
だけど、本当は怖くて、悲しくて、悔しくて・・・。
そんな感情の全てが家というプライベートな場所についたことで、爆発した。
と言っても大声を出して泣くわけにはいかない。
和香の住んでいる安アパートの壁は薄いのだ。
思いきり泣きたいのに、そんなことに気を使わなければならない自分の状況が悲しい。
和香はベッドに潜り込むと頭から布団をかぶって、やっと心の底から泣くことが出来た。
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