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君に溺れてしまうのは僕だから.91
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武彦に後ろから抱きしめられた格好で入る湯船は、心臓が必要以上に早く鼓動を打つので湯あたりしてしまいそうだ。
「伊織、伊織…」
武彦は後ろから耳朶にキスをすると甘噛みをした。
「あ、あっ…」
伊織の喘ぎ声がバスルームに響く。
武彦の手が伊織の乳房と割れ目ををいじりはじめれば、その声はもっと艶っぽく大きくなる。
「お、おじさま…、ダメです…」
先端はあっという間に硬くなり、割れ目からはヌルヌルとした液体が湯船の中に溢れ出した。
伊織は止めて欲しくはないけれど、もう頭も体も限界だった。
「少し調子に乗ってしまったな」
武彦はそう言うと、伊織を抱き上げて湯船から出た。
伊織はもう色んな意味でフラフラで、脱衣所でもよろよろと情けない姿で立っていることしかできない。
「大丈夫か」
武彦は優しくタオルで伊織の身体を拭いてくれた。
「す、すみません…」
伊織は武彦にそんなことまでさせてしまったことに恐縮する。
「いや、私がやりすぎた」
武彦はまたしても伊織をひょいっと抱き上げると部屋までつれていってくれた。
「服をきせてやろうか?」
冗談めいた口調で言われ、「いいえ、大丈夫です」と答えたことは言うまでもない。
だけど、伊織は幸せで幸せで怖いくらいだった。
なぜ、どうして?
おじさまが変わった理由は?
嬉しいけれどそれを聞く勇気はなかった。
聞いてしまったせいで、全てが壊れてしまうのが怖かった。
「おやすみ」
武彦は伊織の額にキスをすると部屋から出ていった。
全部夢じゃないかと思った。
むしろその方が自然なくらいだ。
伊織は自分の身体を抱きしめた。
「おじさま…、愛してくださった」
ベッドに入るとふわりと眠気がやってきた。
伊織は武彦の香りを感じながら深い眠りに落ちていった。
次の日武彦は約束通り水族館に連れて行ってくれた。
「なんだか旦那様は最近変わられましたね」
「田所さんもそう思う?」
出かける前、台所で食器の片づけを手伝っていると田所さんが話しかけてきた。
「やっぱりお見合いをなさったからでしょうかね。美紀さんがお相手の女性は普通の家庭の方だっておっしゃってたから」
「そうね、それぐらいしか考えられないけど」
やっぱりそれが理由なのだろうか。
そうだとしたなら、やはり手放しで喜ぶ気にはなれない。
「まあ、いいじゃありませんか。今からでも親子の思い出作りなさったら」
「うん、ありがとう」
今日も昼食と夕食は食べてくる予定だ。
「では、ゆっくり楽しんできてくださいね」
田所さんは単純に武彦の変化を歓迎しているようだ。
「伊織、伊織…」
武彦は後ろから耳朶にキスをすると甘噛みをした。
「あ、あっ…」
伊織の喘ぎ声がバスルームに響く。
武彦の手が伊織の乳房と割れ目ををいじりはじめれば、その声はもっと艶っぽく大きくなる。
「お、おじさま…、ダメです…」
先端はあっという間に硬くなり、割れ目からはヌルヌルとした液体が湯船の中に溢れ出した。
伊織は止めて欲しくはないけれど、もう頭も体も限界だった。
「少し調子に乗ってしまったな」
武彦はそう言うと、伊織を抱き上げて湯船から出た。
伊織はもう色んな意味でフラフラで、脱衣所でもよろよろと情けない姿で立っていることしかできない。
「大丈夫か」
武彦は優しくタオルで伊織の身体を拭いてくれた。
「す、すみません…」
伊織は武彦にそんなことまでさせてしまったことに恐縮する。
「いや、私がやりすぎた」
武彦はまたしても伊織をひょいっと抱き上げると部屋までつれていってくれた。
「服をきせてやろうか?」
冗談めいた口調で言われ、「いいえ、大丈夫です」と答えたことは言うまでもない。
だけど、伊織は幸せで幸せで怖いくらいだった。
なぜ、どうして?
おじさまが変わった理由は?
嬉しいけれどそれを聞く勇気はなかった。
聞いてしまったせいで、全てが壊れてしまうのが怖かった。
「おやすみ」
武彦は伊織の額にキスをすると部屋から出ていった。
全部夢じゃないかと思った。
むしろその方が自然なくらいだ。
伊織は自分の身体を抱きしめた。
「おじさま…、愛してくださった」
ベッドに入るとふわりと眠気がやってきた。
伊織は武彦の香りを感じながら深い眠りに落ちていった。
次の日武彦は約束通り水族館に連れて行ってくれた。
「なんだか旦那様は最近変わられましたね」
「田所さんもそう思う?」
出かける前、台所で食器の片づけを手伝っていると田所さんが話しかけてきた。
「やっぱりお見合いをなさったからでしょうかね。美紀さんがお相手の女性は普通の家庭の方だっておっしゃってたから」
「そうね、それぐらいしか考えられないけど」
やっぱりそれが理由なのだろうか。
そうだとしたなら、やはり手放しで喜ぶ気にはなれない。
「まあ、いいじゃありませんか。今からでも親子の思い出作りなさったら」
「うん、ありがとう」
今日も昼食と夕食は食べてくる予定だ。
「では、ゆっくり楽しんできてくださいね」
田所さんは単純に武彦の変化を歓迎しているようだ。
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