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ドSな彼のイジワルな愛し方.21
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「い、いじわるっ…。」
「俺はいじわるはしないよ。」
「うう…。」
琴乃はもうこれ以上焦らされてはおかしくなってしまいそうだった。
「佐野君のが欲しいです…。」
真っ赤になりながらも、その恥かしい言葉を口にする。
「俺も欲しいよ。」
佐野君はそう言うと素早く琴乃の両手を壁につけ、お尻を突き出させると一気にショーツを剥ぎ取り、滾った自身で貫いた。
「は、ああっ!!」
「君はすっかりいやらしい子になっちゃったね。」
「そ、そんなこと…。」
「いや、いいよ。こんな君が見られるなんて思ってもみなかったから。」
佐野君はそう言うと、こぼれ出た乳房をもてあそびながら、後ろから琴乃を攻め立てる。
激しい挿入が蜜を滴らせ、再び教室にいやらしい水音を響かせる。
「あぁっ、だっ、だめっ、はげしいっ、あぁんっ、あんっ…。」
「そんな可愛い声出して、全部録画してってこと忘れてない?」
「だ、だって、がまん、で、きな、い…。」
「そんなに、いいんだ。」
佐野君は満足そうに琴乃を後ろから抱きしめると、更に密着を強くして更に激しく最奥を貫いた。
「あぁん、あぁっ、もうっ、いっ、いっちゃぅっ…。」
ヒクつく琴乃の体を支えながら、佐野君は更に挿入を繰り返す。
「も、っもう、おかしく、な、ちゃう…。」
「おかしくなって見せて。」
またしても耳元でささやかれ、琴乃はビクビクと体を痙攣させる。
メイドのコスプレがいたく気に入った佐野君の欲望はは琴乃の意識が朦朧とするまで果てることはなかった。
意識が無くなるほど体を交わし、ようやく開放された琴乃はしばらく自分で立ち上がることが出来なかった。
「君がかわいすぎるから、加減が出来なかった。ごめんね。」
そう言うと、佐野君は慣れた手つきでメイド服を脱がせ、制服を着せてくれた。
一息つくと佐野君は、携帯で録画した映像を確認する。その表情は満足気だ。
「ほら、見て。」
琴乃はそこに映し出された映像を見ると、その余りの淫らさに、思わず目を背けてしまった。
「どうしたの?」
「は、はずかしいよ…。」
「何も恥かしくなんてないよ。すごく素敵だよ。」
「…。」
「君にこんな才能があるなんて気付かなかった。」
心から嬉しそうにそうつぶやく佐野君の言うことが、琴乃には全く理解出来なかった。
いよいよ学園祭当日を迎えた。
琴乃は昨日佐野君にかなり激しくされたため、正直今日は休みたい位だった。
しかし、放送部は各クラスの出し物紹介や当日のスケジュール、様々な連絡事項を放送しなければならず、その役割分担がすでに決っているため、ただでさえ少ない部員で何とかやりくりしている状況で琴乃が休む訳にはいかなかった。
だるい体に鞭打ってようやく教室にたどり着くと、何かトラブルがあったのか皆が困った様子で集まっていた。
どうしたのかと聞いてみると、メイド役の女の子が一人風邪をひいて休んでしまったというのだ。
メイド役の子は、それぞれ自分のメイド服が決っており、その子は例のフリフリのかわいいメイド服を着る予定だった。
メイド役になる女の子はそれなりにスタイルに自信がある子が立候補して決めているため、もともとスタイルに自信が無い子は裏方のお菓子作りをやっている。
そういう理由があるため、代役を引き受けてくれる子を決める作業が難航していたのだ。
しかし、もう学園祭が始まる時間まであと20分程しかない。
しびれを切らしたクラス委員長が裏方の女の子全員でじゃんけんをして決めてはどうかと提案すると、皆もしぶしぶ了承した。
裏方メンバーが集まりじゃんけんをする。何度か繰り返すうち二人が残った。
何とそのうちの一人は琴乃だった。
「最初はグー、ジャンケンポン!」
琴乃はパーを出し、相手はチョキを出した。
「やったー、よかったー。助かったー。」
勝った女の子はホッと胸を撫で下ろしている。
(うそでしょ、なんで?運悪すぎ…。)
琴乃は悪夢のようなこの状況を受け入れることができず、ただただ呆然としていた。
しかし、時間は待ってくれない。
メイド役のリーダーの美樹ちゃんが早速衣装を持って琴乃のもとへやって来る。
「村井さんの衣装これだから。あっちで着替えてきて。」
そう言ってフリフリの衣装を手渡される。
「は、はあ…。」
覇気の無い琴乃の返事に、
「急に決って大変だけど、衣装着て飲み物とお菓子を運ぶだけだから。気楽にやっちゃって!」
と励まされる。
決ってしまったものは仕方ない。
(ただでさえだるいのに、今日は最悪だ…。)
頭の中で愚痴を言いながらも、着替えを済ましメイド役の子達と一緒にお客さんの呼び込みを始める。
「ヒューッ、孫にも衣装とはこういう事を言うのかな?」
琴乃が振り向くと、そこには安藤君が立っていた。
「も~う、最悪だよ~。」
「そう?よく似合ってるよ。」
「もう、他人事だと思って適当なこと言ってるー。」
「何言ってんの。なんだか別人みたいで見違えちゃったよ。」
「褒めても何にも出ませんよーだ。」
「まあまあ、そんなに照れないで。ねえ、せっかくだから記念写真撮らせてよ。」
「え~、安藤君までそんなこと言うの。」
「ん?他に誰かそんな事言ったやついるの。」
「い、いやいや、そういう訳じゃないけど…。」
琴乃は昨日の事を思い出して、ひとり顔を赤らめる。
「じゃ、いくよ、はい、ポーズ。」
結局うまく乗せられて一緒にフレームに納まってしまった。
「じゃ、僕今から放送部の当番だから、行くね。琴乃は1時からだっけ?」
「う、うん。そう。」
「じゃあ、それまでメイドさん頑張って!」
そう言うと安藤君は放送室に向かって行ってしまった。
「もう、人の気も知らないで~。」
そんな二人のやり取りを遠くから険しい表情で見つめている佐野君に琴乃は全く気付いていなかった。
「俺はいじわるはしないよ。」
「うう…。」
琴乃はもうこれ以上焦らされてはおかしくなってしまいそうだった。
「佐野君のが欲しいです…。」
真っ赤になりながらも、その恥かしい言葉を口にする。
「俺も欲しいよ。」
佐野君はそう言うと素早く琴乃の両手を壁につけ、お尻を突き出させると一気にショーツを剥ぎ取り、滾った自身で貫いた。
「は、ああっ!!」
「君はすっかりいやらしい子になっちゃったね。」
「そ、そんなこと…。」
「いや、いいよ。こんな君が見られるなんて思ってもみなかったから。」
佐野君はそう言うと、こぼれ出た乳房をもてあそびながら、後ろから琴乃を攻め立てる。
激しい挿入が蜜を滴らせ、再び教室にいやらしい水音を響かせる。
「あぁっ、だっ、だめっ、はげしいっ、あぁんっ、あんっ…。」
「そんな可愛い声出して、全部録画してってこと忘れてない?」
「だ、だって、がまん、で、きな、い…。」
「そんなに、いいんだ。」
佐野君は満足そうに琴乃を後ろから抱きしめると、更に密着を強くして更に激しく最奥を貫いた。
「あぁん、あぁっ、もうっ、いっ、いっちゃぅっ…。」
ヒクつく琴乃の体を支えながら、佐野君は更に挿入を繰り返す。
「も、っもう、おかしく、な、ちゃう…。」
「おかしくなって見せて。」
またしても耳元でささやかれ、琴乃はビクビクと体を痙攣させる。
メイドのコスプレがいたく気に入った佐野君の欲望はは琴乃の意識が朦朧とするまで果てることはなかった。
意識が無くなるほど体を交わし、ようやく開放された琴乃はしばらく自分で立ち上がることが出来なかった。
「君がかわいすぎるから、加減が出来なかった。ごめんね。」
そう言うと、佐野君は慣れた手つきでメイド服を脱がせ、制服を着せてくれた。
一息つくと佐野君は、携帯で録画した映像を確認する。その表情は満足気だ。
「ほら、見て。」
琴乃はそこに映し出された映像を見ると、その余りの淫らさに、思わず目を背けてしまった。
「どうしたの?」
「は、はずかしいよ…。」
「何も恥かしくなんてないよ。すごく素敵だよ。」
「…。」
「君にこんな才能があるなんて気付かなかった。」
心から嬉しそうにそうつぶやく佐野君の言うことが、琴乃には全く理解出来なかった。
いよいよ学園祭当日を迎えた。
琴乃は昨日佐野君にかなり激しくされたため、正直今日は休みたい位だった。
しかし、放送部は各クラスの出し物紹介や当日のスケジュール、様々な連絡事項を放送しなければならず、その役割分担がすでに決っているため、ただでさえ少ない部員で何とかやりくりしている状況で琴乃が休む訳にはいかなかった。
だるい体に鞭打ってようやく教室にたどり着くと、何かトラブルがあったのか皆が困った様子で集まっていた。
どうしたのかと聞いてみると、メイド役の女の子が一人風邪をひいて休んでしまったというのだ。
メイド役の子は、それぞれ自分のメイド服が決っており、その子は例のフリフリのかわいいメイド服を着る予定だった。
メイド役になる女の子はそれなりにスタイルに自信がある子が立候補して決めているため、もともとスタイルに自信が無い子は裏方のお菓子作りをやっている。
そういう理由があるため、代役を引き受けてくれる子を決める作業が難航していたのだ。
しかし、もう学園祭が始まる時間まであと20分程しかない。
しびれを切らしたクラス委員長が裏方の女の子全員でじゃんけんをして決めてはどうかと提案すると、皆もしぶしぶ了承した。
裏方メンバーが集まりじゃんけんをする。何度か繰り返すうち二人が残った。
何とそのうちの一人は琴乃だった。
「最初はグー、ジャンケンポン!」
琴乃はパーを出し、相手はチョキを出した。
「やったー、よかったー。助かったー。」
勝った女の子はホッと胸を撫で下ろしている。
(うそでしょ、なんで?運悪すぎ…。)
琴乃は悪夢のようなこの状況を受け入れることができず、ただただ呆然としていた。
しかし、時間は待ってくれない。
メイド役のリーダーの美樹ちゃんが早速衣装を持って琴乃のもとへやって来る。
「村井さんの衣装これだから。あっちで着替えてきて。」
そう言ってフリフリの衣装を手渡される。
「は、はあ…。」
覇気の無い琴乃の返事に、
「急に決って大変だけど、衣装着て飲み物とお菓子を運ぶだけだから。気楽にやっちゃって!」
と励まされる。
決ってしまったものは仕方ない。
(ただでさえだるいのに、今日は最悪だ…。)
頭の中で愚痴を言いながらも、着替えを済ましメイド役の子達と一緒にお客さんの呼び込みを始める。
「ヒューッ、孫にも衣装とはこういう事を言うのかな?」
琴乃が振り向くと、そこには安藤君が立っていた。
「も~う、最悪だよ~。」
「そう?よく似合ってるよ。」
「もう、他人事だと思って適当なこと言ってるー。」
「何言ってんの。なんだか別人みたいで見違えちゃったよ。」
「褒めても何にも出ませんよーだ。」
「まあまあ、そんなに照れないで。ねえ、せっかくだから記念写真撮らせてよ。」
「え~、安藤君までそんなこと言うの。」
「ん?他に誰かそんな事言ったやついるの。」
「い、いやいや、そういう訳じゃないけど…。」
琴乃は昨日の事を思い出して、ひとり顔を赤らめる。
「じゃ、いくよ、はい、ポーズ。」
結局うまく乗せられて一緒にフレームに納まってしまった。
「じゃ、僕今から放送部の当番だから、行くね。琴乃は1時からだっけ?」
「う、うん。そう。」
「じゃあ、それまでメイドさん頑張って!」
そう言うと安藤君は放送室に向かって行ってしまった。
「もう、人の気も知らないで~。」
そんな二人のやり取りを遠くから険しい表情で見つめている佐野君に琴乃は全く気付いていなかった。
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