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第二章

第35話 ルシファー絵画コンクール・3

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 葉山好美にとって、姉の千鶴は幼い頃から憧れの存在だった。明るく快活でどこにいても目立つ、自慢の姉であった。
 そのためファッションやメイクも姉のものを自然と真似するようになり、姉が髪を染めたら自分も同じ色に染めた。
 とはいえ人前で目立つのが好きな姉と違って好美は一人で絵を描くのが好きな内向的な子である。お陰で見た目と中身にギャップがあるとはよく言われた。

 姉がコスプレイヤーとして活動するようになると、好美は姉の衣装デザインを手がけるようになった。姉妹で一緒にオタク活動をするのはとても楽しかった。
 だがある時、非常にモテてはいても彼氏が出来たという話を聞かなかった姉が、素行の悪い男を家に連れてきた。一目見て好美は、あまり係わり合いになりたくないタイプだと思った。
 その日好美がおやつを取りに一度台所に向かい自室に戻ったところ、その男――桑田達之は平然と好美の部屋に上がり込んでいた。
 ぞわっと鳥肌が立つ好美の見ている前で、達之は好美のお絵かきノートをペラペラと捲る。

「へぇー、君エロい絵描くじゃん。てことは君もエロいの?」

 丁度夏休みだったこともあり薄着をしていた好美の胸や腰や脚を、達之は品定めするようにじろじろと見ていた。
 獲物を狩る野獣のような視線を向けられて身の危険を感じた好美は、すぐさま扉を閉めて逃げ出した。放っておけば更に部屋を荒らされかねないが、それでも自分の身には代えられなかった。
 達之の帰宅後どこか疲れた様子の姉に尋ねると、今日から達之と付き合うことになったとのことだった。千鶴は完全に達之に惚れ込んでいる様子であった。好美の部屋に勝手に上がっていたことについては、どうも知らなさそうな様子である。
 あんなに幸せそうな姉に、貴方の彼氏から狙われているだなんて言えるわけがなかった。親や友達にも、相談なんかできない。誰かに言っても自意識過剰だと思われるだけだと、胸の内に秘めておくことにしたのだ。
 その後も達之は、度々葉山家にやってきた。好美はあれ以来短時間部屋を開ける時にもしっかりと鍵を閉めるようになったし、達之が来た時は特に警戒心を強め顔を合わせないよう自室に籠るようになった。だけど壁越しに聞こえる生々しい音と声が、好美の精神を疲弊させたのだ。

 好美は漫画やゲームに出てくるキュートでセクシーな女の子が大好きで、自分もそういった可愛くかつ色気のある絵を好んで描いていた。そしてどこか現実離れした完璧美少女である姉の千鶴のこともまた、そういった二次元の女の子と同列に見ていたのだ。
 その大好きな姉があんなチャラ男に汚される様を間近で聞かされ、ましてやいつか自分もあのチャラ男の毒牙に掛けられるかもしれない。桑田達之という男は、最早恐怖の象徴のようであったのだ。
 だが好美の辛い思いに反して、千鶴と達之の関係は好美が思っているよりもずっと長く続いた。翌年の五月にようやく別れた時には、落ち込んでいる姉に申し訳ないとは思いつつも心底ほっとした。



 そしてそれからおよそ二ヶ月。好美は自らの下着姿を男子達の視線に晒されていた。
 下着姿のまま棒立ちする分身体を見ていてもたってもいられずそれを隠そうと飛び出すも、それは本物の自分の下着姿までも見せびらかす火に油を注ぐが如き行為だったのである。

「はっ、葉山さん!?」

 琢己がぎょっとしながらそう呼んだことで、好美は自らの状況を理解した。声にならない声を上げながら、顔から火を噴きその場にしゃがみ込む。

「あんたは見ちゃダメ!」

 奈々は慌てて壮一の眼前に画板を被せ二人の好美が視界に入らないようにした。

「はーい、席に戻ってくださーい」

 ルシファーに促されても、好美はその場を動かない。琢己はそっと立ち上がると、二枚の画板をしゃがんだ好美の前後に置くようにして好美の体を隠した。

「ほら、これなら見られないから、席に戻ろう」
「……ありがとうございます」

 好美はしゃがんだ姿勢のままこそこそと歩き、自分の席に戻った。だけど椅子に腰掛けると下着姿の分身体が目に入り、好美は更に顔を赤くした。

「分身の方も、できるだけ見ないようにするから……」
「モデルをちゃんと見ないと、良い絵は描けませんよ?」

 琢己の発言に、ルシファーがすぐさま指摘。

「ごめん葉山さん、勝つためだから……」
「そう、ですね」

 これ以上脱がされたらもっと悲惨なことになる。だから琢己は好美の分身体をはっきりとその目に収め、好美もそれを受け入れた。
 こうして下着姿を目の当たりにすると、彼女は実に魅力的な身体をしているのだと実感させられる。パステルグリーンの下着も、ギャルな見た目の女の子がこういう清楚な下着を着ているというのが彼女の内面を表しているようで男心をくすぐられる。
 あくまでゲーム勝つために、いやらしい気持ち無く分身体を見るつもりでいたのに、琢己の下半身は力強く臨戦態勢に入っていた。

(ヤバいなぁ……好きな女の子の下着姿なんか見たら、そりゃこうなるよ……)

 そう思いながらも、琢己は目が離せない。
 そんな中でふと、琢己は気が付いたことがあった。

「あれ、あの下着……」

 琢己がついそう口にすると、好美がはっとして顔を赤くした。
 好美の現在着ている下着はつい数日前、好美のSNSに上げられていたイラストの女の子が着ていたものと同じであったのだ。琢己はそれを投稿されたその日に『使用』していたのでよく覚えている。ましてやそれが好美自身の着ている下着だと知った今は、尚更にいけない気持ちにさせられるというものだ。

「……先輩」
「あっ、いや、その……女の子は自分の持ってる服をそのまま絵の資料に使えていいなぁと。男だとそうもいかないし……」
「そうですね。お気に入りの服は、絵の中の子にも着せたくなります」

 慌てて弁明しまた地雷踏んだかと思った琢己であるが、案外と好美の反応は悪くない。
 そしてその言葉を聞いて琢己の脳裏には、これまでに好美が描いた私服姿の女の子のイラストとその服を好美が着た姿が浮かんでいった。そして水着姿や下着姿のイラストと、それを着た好美の姿も。

「先輩何かいやらしいこと考えてませんか」
「い、いや何も!?」

 二人がそうして話していると、ルシファーが手を叩いた。

「はいはーい、それではそろそろ始めましょうか。さて前回の伊藤君は棒立ちでしたが、今回の葉山さんには何かポーズをつけてみようかと思います」
「恥ずかしいポーズはやめて下さいよ!」

 好美がすぐさま反応する。恥ずかしいポーズというのは具体的に言えば、今日の部活でリリムがやったようなポーズのことだ。

「では、こういうのはどうでしょう」

 ルシファーに操作された分身好美がとったポーズは、小首を傾げ軽く握った右手を頬に当て、腰を軽く捻った少しあざとくも可愛らしいポーズ。表情も若干頬を染めて瞳を細め、何か愛しいものでも見ているかのよう。
 下品なポーズをさせられなかっただけでも好美は多少安心したが、それでも自分の姿をしたものが下着姿でこんなポーズをとっているのは相当に恥ずかしい。

「では、ゲームスタートです」

 開始宣言と共に、タイマーが時を刻み始める。

(ぼ、僕が葉山さんの下着姿を描くのか……)
(自分の下着姿を描くなんて絶対無理ー!)

 琢己と好美が動揺して手が止まる一方、一年生ペアは。

「あの、宮原、画板どけて」
「あんたは葉山さんの下着姿絶対見ちゃダメ。まずは下向いてモデルが目に入らないようにして」
「でも見ないと描けな……」
「あんた絵は上手いんだから見なくても描けるでしょ! どうせさっき一瞬見たんだし」
「えー……」

 壮一はやむを得ず奈々の指示に従って下を向く。奈々が画板をどけて自分の絵を描き始めると、壮一もモデルを視界に入れないよう気をつけながらぎこちない様子で作業にかかった。
 そんな壮一に一度視線を向けた奈々は、フンと鼻を鳴らして自分も描き始めた。

(あたしは多分大丈夫。壮一が○を取れるかはちょっと不安だけど、葉山さんのをガン見されるよりはいいよね)


 手探りながらも絵に挑む一同。苦戦中の琢己には、一つの葛藤があった。

(この絵をエロく描いたら、きっと葉山さんは嫌がる。けれど好きな女の子の下着姿をエロくなく描くなんて、僕には無理だ……)

 現に琢己は物凄く興奮しているのだ。どうやったってこのリビドーが絵に乗ってしまう。それが男のさがなのだ。

(そもそも自分を性的に見られるのが嫌だって人の下着姿を描いて気に入られろってのが無理ゲーじゃないのか!?)

 どうやったらいいのかさっぱりわからず手を動かせない琢己であったが、タイマーは容赦無く時を刻んでゆく。どんな形であれとにかく何かを描かなければ、評価以前の問題で×を付けられるだけだ。
 琢己の中で、何かが一つ吹っ切れた。

(そうだ、好きな女の子の裸体をエロく描かなくて何が男か! 教科書に載ってる昔の画家が描いた裸婦画だって、奥さんや恋人だっていうなじゃいか! 都築先輩だって家では絶対赤沢先輩のヌード描いてる! どうせ散々地雷踏みまくってまともに好かれることなんかできやしないんだ。僕の描きたいもの描いて盛大に散ってやる!)

 一度心に火が点くと、途端に鉛筆は紙に線を紡ぎ出した。
 集中している間は時間も忘れ、気付いた時には時間切れになっていた。

(よ、よし……何とか物になったぞ……)

 やりきった表情で汗を拭う琢己。好美はそちらに顔を向けた後、瞳を潤ませ俯いた。


「それでは分身葉山さん、評価をお願いします」

 分身好美は手にした四枚の紙を順番に見てゆく。

「まずは宮原さん……○。下着姿でもあまりいやらしい感じがなく、とても綺麗に描けています」
「よしっ!」

 奈々はついそんな声が出て、ガッツポーズをした。彼女の写実調で無難に上手い絵は、やはりこのゲームにおいては有利だ。

「次に藤木君……×」
「はあ!?」

 先程の喜びが一転して叩き落されたように、奈々は怒りの声を上げる。

「あまりに雑な出来で、とても評価できません」

 好美の方をあまり見ないようにしていた壮一の絵は、好美の言葉通りの酷い出来であった。ポーズすらモデルと全く違っており、奈々の指示通り全くモデルを見ずに描いていたことが窺える。

「ちょっと藤木!」
「ご、ごめん! でも宮原がモデル見るなって言ったから!」

 これで奈々はブラかショーツのどちらかを脱がねばならないわけである。怒るのも当然だ。

「次は伊藤先輩ですが……」

 琢己に緊張が走る。拡大されて浮かんだ絵は、例によって琢己の得意な萌え絵。顔はとても可愛らしく描かれており、あざとい表情も相まって一枚のイラストとして非常に出来が良い。柄やフリルまで入念に描き込まれた下着と強調して肉感的に描かれた胸や腰を見れば、力を入れて描写している場所が実に解りやすい。

「うっわ……」

 奈々の漏らした声と引き攣った表情が、女子から見たこういう絵の印象を物語っている。

「○」
「えっ」

 琢己と奈々が、同時に声を発した。

「伊藤先輩の絵、大好き。ほんと先輩はこういうの上手いなぁ……憧れちゃう」

 先程のポーズの時と同じように惚けた表情で、分身好美はうっとりとした声色で言った。
 てっきりドン引かれ罵られるとばかり思っていた琢己は、思いもよらぬ反応に驚いて本物の好美を見た。
 ある意味下着姿よりも恥ずかしい自分の惚け顔を見せられて顔を真っ赤にしていた好美は、琢己の視線に気が付きびくんと体を震わせた。

「あ、えっと、先輩の絵が好きなのは本当ですよ。私をモデルにエッチな絵を描かれて本当に私がこういう反応するかはわかりませんけど!」

 手をわちゃわちゃと動かしながら慌てて弁明する好美の姿があまりに可愛くて、琢己はキュンとしてしまう。

「最後に私……」

 と、そこで分身好美が絵の評価を再開。一同の視線はそちらに向く。
 拡大されて表示された絵は途中まで描かれたものの未完成で「ゴメンやっぱムリ!」と大きく書かれていた。

「×」

 これではまあ当然だ、と皆の評価は一致していた。好美は両掌で顔を覆っている。

(流石に恥ずかしすぎて描けなかったのか……)

 そう琢己が思った矢先、分身好美はこの評価の詳細を話し始める。

「ホントは下着姿の女の子描くの大好きなのに、何が無理なんだか。普段普通に自撮り画像モデルにして描いてる癖に、好きな人の前だからって何清純ぶってんの?」
「そっ、それはポーズの参考にしてるだけだから! それに絵の女の子は私じゃないし! 私の分身の癖に何でそれバラすの!? 無茶苦茶恥ずかしいのに!」

 顔から火を噴き目に涙を浮かべながら、好美は弁明した。
 突然明かされた、好美の絵の秘密。確かに本人の言うとおり絵の女の子は好美自身とは似ても似つかないため、いくら自撮り画像をモデルにしているといっても自分の下着姿そのものを描くのとはわけが違うという言い分はわかる。
 だがそれよりもまず、琢己が突っ込むべき所が一つあった。

「あの、葉山さん。好きな人って……」
「どうしてそこまでバラすかなー……」

 真っ赤になった顔を両掌で覆い、好美は涙声で言った。
 だけど恥ずかしい秘密を何もかも暴露した分身好美は既に姿を消しており、問い詰めるすべは無い。

「えーと、その、違ってたら申し訳ないけれど、僕、だったり……?」

 恐る恐る尋ねる琢己に、好美は顔を隠したまま無言で頷く。

「え、あ、そうなんだ。僕はてっきりキモがられて嫌われてるのかと……」

 両想いだと判明したのに、あまりに突然すぎて素直に喜べず琢己はいまいち薄いリアクション。

「私が先輩を嫌うわけないじゃないですか」
「えっと、いつから僕のことを……?」
「いつからというか、いつの間にかというか……最初はただ、絵師として尊敬してただけなんですよ。けれど部活で一緒に過ごすうちに自然と……」
「そ、そうなんだ。僕も葉山さんが好きなんだ。一目惚れに近い感じだったけど……本格的に好きになったのは、葉山さんがこのみんさんだと気付いた時で……」

 琢己は好美の想いに応えるように、己の気持ちを伝えた。
 こんな形で両想いとなった二人は何だか気まずくて目を合わせられず、もじもじしながら互いに相手をチラチラ見ていた。

「はい、カップル成立おめでとうございまーす」

 が、その甘酸っぱい空気に水を差すルシファーの一声。

「さて、カップルが一組成立致しましたが、ゲームはまだ続きます。葉山さん、宮原さん、服を一枚脱がねばならないこと、忘れていませんよね?」
「えっ、えええ……」
「はっ葉山さん、僕見ないようしとくから……」
「絶対にですよ!?」

 琢己は目を瞑った上で、両掌で目を覆った。

「藤木あんたも」
「う、うん」

 奈々に促され、壮一もそれを真似する。
 男子達に見られていないことを確認すると、女子二人は躊躇いつつもブラを外し始めた。
 見られていないことが分かっていても男子の前で裸になることには抵抗があり、ブラを取ったら即座に画板で胸を隠す。

「はい、二人とも脱げましたね。男子二人も目を開けていいですよ」

 ルシファーがそう言ってきたので二人は顔から手をどけ目を開ける。二人とも胸にぴったり画板を当てて隠しており、残念ながら肝心な所は見えない。

「あの、あまり見ないで下さい……」
「う、うん」

 両想いになったとはいえ、やはり当然見られることには恥らいがある。

「さて、これで二人とも残り一枚になりましたので、最後の一回はルールを変更致します。四人全員参加ではなく各ペア代表一名を選出した一対一の勝負です。そして判定は○×ではなく二つの絵を比較した優劣で決めます。男女どちらが出るかは、各自相談して決めて下さい。そして最後のモデルですが……」
(藤木でしょ? 藤木だよね? 絶対に藤木じゃなきゃダメだからね!?)

 先程好美がさせられた羞恥プレイを見ていた奈々は必死に祈る。何せ好美は下着姿で済んでいたが、自分は上半身裸にパンツ一丁なのだ。その恥ずかしさは好美の比ではない。

「宮原奈々さんです!」

 が、その祈りは虚しく、台の上に現れたのは上半身裸にパンツ一丁で一切その身を包み隠さぬ棒立ちの奈々。
 壮一は目玉が飛び出しそうになった。可哀想なくらい平坦な胸に、やや黒めな乳首。奈々にとってはコンプレックスでしかないこの裸体が、惜しげもなく晒されている。
 どんぐりの背比べではあるが、リリムは少しだけ優越感に浸っていた。

(勝った……! ボクはもうちょっと膨らみあるし!)

 出てきたのが奈々であると解った瞬間に好美は立ち上がり、琢己の前に立って両掌で琢己の目を覆った。

「す、すみません先輩!」
「あ、う、うん。いいよ」

 そう言う琢己は、胸の高鳴りが止まなかった。何故なら。

(今一瞬綺麗なピンクが……)

 琢己の目を覆うには、当然一度両手をフリーにしなければならないわけで。たとえ一瞬でもそれは、はっきりと脳裏に刻まれたのである。
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