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第二章

第33話 ルシファー絵画コンクール・1 ~美少女絵師VS貧乳美術部員~

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 伊藤琢己は萌え絵師である。幼い頃より絵を描くのが好きで、成長するにつれてその興味は美少女を描くことへと傾倒していった。
 中学で入部した美術部は漫研を兼ねているような雰囲気であり、部員の殆どが萌え絵や漫画絵を描いていた。この時期にSNSを始め、栗飴ぽよんのハンドルネームでネットに絵を公開するようになった。多くの人から絵を見て貰えるようになったことで、将来はプロのイラストレーターとして活動したいという明確な目標も定まった。
 自分と同じ中学生絵師だという「このみん」とSNSで交流を持つようになったのは、中三の時だ。

 高校生になった琢己は、当然また美術部に入った。だが綿環高校の美術部は部の雰囲気も部員達の作品も美術の授業でやるようなものに近く、二次元オタクの集まりだった中学の美術部とは全くの別物であった。
 初めはそのギャップに苦しんでいた琢己であったが、高校美術部での活動を通して画力はめきめきと上がったため、やがて入部して良かったと思えるようになった。
 二年生に進級し、美術部にも新入部員がやってきた。その中の一人が、葉山好美であった。金髪ボブカットで幼げな顔立ちの、睫毛の長い美少女。スタイルはなかなか良い方であり、若干むっちりめの太腿が良いアクセントになっている。
 実は琢己は意外にギャル好き。所謂「オタクに優しいギャル」を幻想だと知りつつ憧れてしまうタイプのオタクである。見た目はギャルな好美に琢己が惚れるのはそれだけでも十分であったが、何より彼の心を惹き付けたのは彼女が萌え絵を描いていたことだった。オタクに優しいどころか中身はがっつりオタクで、しかも自分と同じ趣味。そのギャップで完全に落ちてしまったのだ。
 そして彼女の画風は、琢己にとってどこかで見覚えのあるものだった。
 そう、SNSで交流していたあの「このみん」が、部活の後輩として自分の前に現れたのだ。これにはもう、運命を感じざるを得なかった。
 一年生の頃はいかにもオタクという垢抜けないルックスをしていた琢己であるが、好美が入部して以降急に見た目に気を遣うようになった。これが案外と悪くないルックスであり普通にモテそうな感じにはなったのだが、傍から見ればその動機があまりにも分かり易いので周囲からいじられることとなった。

「え、ぽよんさんって男の人だったんですね。びっくりしました」

 絵を描くところを見せながら自分の正体を明かすと、開口一番好美はそう言った。

「うん、まあ、うん」

 栗飴ぽよんというのは、女子中学生が萌え絵を描いてると思われた方が見てくれる人が多そうだからという打算で決めた女性っぽいハンドルネームである。だがそれをリアルで改めて指摘されると、それはそれで恥ずかしいものであった。

「でもお会いできて嬉しいです。ぽよんさんは私と歳が近くて凄く上手い絵師さんで、尊敬してますから」

 金髪美少女から尊敬してると言われ、琢己は胸にじーんと来るものがあった。

「このみんさんこそ、こんなに綺麗で可愛い人があの色っぽい巨乳美少女を描いてるだなんてびっくりしたよ。ねえ、絵だけじゃなくこのみんさんの写真もSNSに上げたらもっと人気出るんじゃないかな!」

 そのテンションのまま興奮気味に言う琢己であったが、それを聞いた途端好美は引き気味に。

「そういうのは、ちょっと……私の絵を色っぽいと褒めてくれるのは嬉しいんですが、私自身がそういう風に見られるのは苦手なので……」
(あ、何か地雷踏んだっぽい)

 琢己は即座に察した。そして彼女がそう感じる理由も、心当たりはあった。琢己自身、心無い人からSNSにセクハラじみたコメントを付けられた経験がある。琢己からしてみれば「こいつ僕のこと女の子だと思ってるよ」なんて笑い飛ばせる程度のものであるが、本当の女子中学生絵師からしてみれば怖いし気持ち悪いと思うのも当然だ。

「えーと、何かその、ごめん」
「いえ、気にしないで下さい」

 慌てて謝る琢己を、好美は快く許す。

「それと学校でこのみんさんは流石に恥ずかしいのでやめてくださいね。私も伊藤先輩って呼びますから」
「あ、うん」

 縮まったかに見えた距離が、かえって遠ざかったような感覚。それまで二次元一筋で生きてきた恋愛初心者が、そうそう簡単に三次元の女の子と仲良くなれるわけではないことを痛感させられたのである。



 その後も琢己と好美は互いにイラストを見せ合いつつ良き先輩後輩としての関係を築いていったが、それ以上の関係性の進展は無し。現実はラノベやギャルゲーのようにはいかずこのまま良き先輩後輩として終えるのではないか……そう思い始めた矢先のことだった。
 部活を終え帰宅しようとした琢己は、画家のアトリエのような場所に立っていた。

「え?」

 先程まで学校の廊下にいたはずなのに、わけのわからない事態にそんな声が出る。

「伊藤先輩!」

 声がしたので振り向くと、そこには好美が不安そうな顔で立っていた。更にその後ろには、壮一と奈々も。

「葉山さん、それに藤木君と宮原さんも。ここは一体……?」
「わかりませんよ。気付いたら突然ここにいて……」

 キョロキョロと部屋を見渡すと、部屋の中央にはモデルの立つ小さな台が置かれ、そこに向くように四つの椅子が弧を描くような形で並べられている。丁度今日部活でやった人物デッサンを、ここでもやるかのようだ。台の横には箱状のデジタル時計のようなものが置かれているが、画面に映る数字は全てゼロである。そしてこの部屋には、窓も出入口も無かった。

「もしかしてあたし達、監禁されてる!?」

 不安に駆られた奈々が顔を青くして言う。

「お、落ち着くんだ。きっとどこかに出口が……」

 落ち着けと言いつつ自分も慌てふためいている琢己。他の三人が一年生であるため二年生の自分がまとめ役にならねばと思うと、それが尚更に焦燥感を生んだ。
 だがそこに、突如舞い落ちる一枚の黒い羽根。四人の視線がそちらに向いた途端――その男は姿を現した。

「ようこそ愛天使領域キューピッドゾーンへ。私は愛の天使、キューピッドのルシファー」

 漆黒の翼を広げ、黒のスーツに身を包んだ銀髪美形の男。そしてその隣には、四人がつい先程部活で会ったツインテールの少女。

「ボクはアシスタントのリリムちゃんでーす!」

 今日のリリムは白いバスローブ姿。絵画モデルのイメージである。

「何なんだここは!? 恋咲さん、何か知ってるのか!?」

 琢己は同級生であるリリムに尋ねるが、リリムは可愛く微笑むばかりで返事が無い。

「まずは本日の参加者をご紹介しましょう。赤コーナー男子、二年B組美術部、伊藤琢己! 同じく女子、一年D組美術部、葉山好美Dカップ! 青コーナー男子、一年B組美術部、藤木壮一! 同じく女子、一年B組美術部、宮原奈々AAカップ!」

 琢己の質問は無視して、ルシファーは進行。

「何で胸のサイズ言うの!?」

 あまりに悲惨なカップサイズを暴露された奈々が、憤慨して怒鳴った。

「これより両ペアには、脱衣ゲームで対決して頂きます。勝ったペアは好きな人と結ばれることができますが、負けたペアの女子は全裸にされてしまいます」
「んなっ!?」

 全裸と聞いて奈々が声を上げる。

(好きな人と……)

 琢己は一度好美の方を見て、すぐルシファーの方を向き直した。

「今回のゲームは、ルシファー絵画コンクール。皆様にはそちらの椅子に腰掛けて頂き、そこの台に立ったモデルを画用紙に描いて頂きます。どのように描くかは皆さん次第。実物に忠実に描いても、自分の得意な画風でも、何なら全くの別物でも、全て皆さんの裁量次第です。さあ、まずは席に着いて下さい」
「いやそんなこと言われても……」
「ゲームが終われば全員元の世界に帰れますが、終わらない限りは永遠にここに居ることになりますよ」

 そう言われては仕方が無いので、四人の美術部員は渋々と席に腰を下ろす。それぞれ席は指定されており、左から順に奈々、壮一、琢己、好美。

「制限時間は二十分。時間内に全員が完成を宣言するか、二十分が経った時点で終了。モデルが絵を○×で評価します。ペアの男女両方が×の場合は二回分、男女どちらかが×の場合は一回分そのペアの女子に服を脱いで頂きます。脱ぐ部位はトップス、ボトムス、ブラジャー、ショーツの四つ。四回分服を脱いだ時点で全裸となり敗北です」
「待って、僕が×を付けられても葉山さんが脱がされるってこと!? 僕自身じゃなくて!?」
「ええ、脱ぐのは女子だけです」
(葉山さんが……脱がされる……)

 それは当然男としては見たいものだ。だが自分がそれを見る状況は自分の失敗によってもたらされるものでもあり、責任を感じてしまうのが当然。それにそうなれば、好美の裸体を壮一やルシファーにも見られてしまうのである。それに勝った時に得られるものは、ある意味で言えば負けた時に得られるものを内包しているとも言える。

(絶対に勝たなきゃ……勝てば葉山さんと付き合えるんだ!)

 好きな人を守りたいという勇敢な気持ちと卑しいスケベ心が混ざった複雑な感情を内に秘めながら、琢己は決意する。

「さて第一回のモデルですが……」

 ルシファーは翼を広げると、そのまま飛び上がり中央の台に爪先で着地した。

「このルシファーが担当します。なお私は絵の出来そのものを評価します」

 四人の手元に、画板と画用紙と鉛筆が出現。何も無い場所からそれが現れたことに四人が驚く中、ルシファーはクールでスタイリッシュなポーズをとる。ともすればギャグとも取れるくらいあまりにも格好よすぎるポーズが、この男にはあまりにも似合いすぎている。司会者としてのイメージ作りのために着ている黒スーツとも無性にハマっており、そこに銀の長髪やら漆黒の翼やらが組み合わさっているのだから最早中二病の妄想を具現化したかのようにさえ見える。

「それでは……ゲームスタート!」

 リリムがゲームスタートの合図を出すと、デジタル時計状のタイマーに二十分零秒が表示され時間を刻み始めた。
 四人は慌ててルシファーの姿を紙に写し始めた。

(くそっ、男描くのは苦手なのに!)

 モデルがルシファーとわかった時点で、琢己には焦りが生じていた。小学生の頃は少年漫画の主人公なんかを普通に描いていたのに、いつからか美少女しか描かなくなり男性の絵を描くことに苦手意識を持つようになった。美術部の活動で美少女以外を描く機会が増えた今でも、その認識は変わっていない。

(かっこいい男って……どうやって描いたらいいんだ!? ていうか制限時間短すぎだろ!)

 思うようにいかず、体から変な汗が出る。この責任重大な場面で、失敗は許されないというのに。
 不意に右隣を見ると、好美は一心不乱に手を動かしている。真剣極まるその姿に琢己は一瞬見蕩れてしまうも、はっと我に帰り自分の絵を描く作業に戻った。


「終了ー!!!」

 リリムの声がアトリエに響く。集中し始めると、時間が経つのはあっという間だった。
 ルシファーがポーズを解くと、四人がそれまで描いていた画用紙が自動的に画板を離れルシファーの手元へと飛んでゆく。

「さて、それでは審査を始めましょうか」

 手にした四枚の画用紙を一つ一つ見ながら、ルシファーは不敵な笑みを浮かべる。

(頼む……僕と葉山さんのは○であってくれ……)

 琢己が祈る中、ルシファーは審査を終えたことを告げるように画用紙から目を離し顔を上げた。

「それでは評価を発表します。まず藤木君……○。宮原さん……○」

 まるでプロジェクターに映し出されたかのように拡大された壮一と奈々の絵が空中に浮かび上がった。どちらも教科書通りの写実調スケッチで、短い時間で描かれたものながらよく特徴を捉えている。

「お二人とも実に良く描けています。これなら○を付けられる出来と言っていいでしょう」
「よ、よかった……」

 奈々はほっと胸を撫で下ろす。

「続いて伊藤君……×」
「えっ」

 淡々した調子で残酷な評価を下されたので、琢己は思わず声が出た。
 先程の二枚のように拡大されて空中に浮かび上がった絵は、美少女を描く時の上手さは何処へやら素人同然の拙い絵であった。

(じ、時間が短すぎたんだ。もう少し時間があれば……それに僕の本領はデジタルだし、デジタルならもう少しマシな出来に……)
「男性を描くことに慣れていないのが丸分かりです。プロを目指すならばもう少し練習した方がいいでしょう」

 そして心の中で言い訳をしている所に追い討ちをかけるような、痛い所を突いてくる駄目出し。琢己は居た堪れなくなって赤面した。

「先輩……」
「ごめん葉山さん……」

 好美の顔を見ることができず、琢己はただ謝る。そして落ち込んだ琢己は、更に悪い方向へと考えが向かう。

(葉山さんも僕と同じ萌え絵師だ。男の人を描くのは慣れてないんじゃないだろうか。一回目からいきなり×二つ付けられたりしたら……)
「最後に葉山さん……○」

 ルシファーが好美の絵の評価を告げると、琢己は顔を上げた。視界に飛び込んできたのは、今にも甘い声で語りかけてきそうなほど耽美に描かれたルシファー。

「実に良く描けています。葉山さんは主に女性の絵を描いている方だと聞いていましたが、意外な才能もお持ちのようで」
(うわぁ先生かっこいい! この絵お持ち帰りしたい!)

 その絵を見たリリムは、鼻息荒く大興奮していた。

「葉山さん、こういう絵も描けたんだ。凄いな」
「実は男の人の絵も割と描いてまして……私の絵のファンは女の子の絵を見に来てるんでしょうから、ネットには上げてないんですけど」

 そう言う好美は、褒められたのにどこか気まずそう。

「あ、別に私腐女子ってわけじゃないですからね。そもそもBLじゃなくてNL派ですし。大体イケメンの絵を描いてるだけで腐女子認定されるのはどうかと……」

 好美が気まずそうにしている理由を琢己が何となく察したのを感じ取った好美は、慌てた様子でその勘違いを訂正しようとする。

「あっ、いや、僕は別に……」

 何か面倒なスイッチを踏んでしまったと、琢己は思った。ネットでかリアルかはわからないが、きっと何かそれ関係で嫌な目に遭ったことがあるのだろうと改めて察した。

「すみません、何か熱くなってしまって……」
「あ、うん。でも美少女もイケメンも上手いのは凄くいいことだと思う」
「……ありがとうございます」
「えー、ところでお二人さん、×が付いたら脱ぐこと忘れていませんか」

 好美が仄かに頬を染め俯いたところで、ルシファーが二人の世界に水を差すように割り込む。
 実際二人とも、そのことを忘れかけていた。

「ごっ、ごめん葉山さん! 僕が足引っ張ったせいで……」
「い、いえ、それはその……」

 慌てて再び謝る琢己。好美はどう返していいかわからず言葉に詰まった。

「さてそれでは葉山さん、上半身がブラジャー一枚になるまで脱いで頂きましょう。自分で脱がない場合は私が魔法で脱がせますよ」
「え、あ、うう……」

 涙目になる好美を見て、琢己は不覚にも少し興奮してしまった。

「壮一、あんたは見ちゃダメ」

 奈々は壮一の顔の前に画板を被せ目隠しにした。壮一はそのまま黙って従い体を動かさずにいる。
 好美が瞳を潤ませながら見つめてきたので、琢己もまた画板で自分の顔を覆った。

「……これでいいかな」

 好きな人の脱衣を見られないことに男として残念な気持ちもあるが、ただでさえ地雷を踏みまくっているのにこれ以上嫌われるわけにもいかない。涙を呑んで目隠しをすることにした。
 布擦れの音だけが響く中、琢己は想像で悶々とする。画板の向こうで脱ぐ姿は、目には見えずともありありと脳裏に浮かんだ。

「ぬ……脱ぎました」

 好美がそう言うと、琢己は画板を顔からどける。好美は画板を両腕に抱えて胴に押し付けており、肝心の下着は見えない。だけど瞳を潤ませ羞恥心に濡れた顔を見ただけで、十分に興奮できるのであった。

「いやらしい目で見ないでくださいよ先輩!」

 が、勿論それは好美に気付かれており、睨まれ罵られる。琢己は慌てて目を逸らした。
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