荒野の復讐剣
「人を殺めました……」血塗れの生首を持って自首した娘が語った復讐の物語
生首を片手に「人を殺した」と自首してきた若い娘がいた。
平穏だった辺境の砂漠の街で、白昼堂々起こった殺人。
投獄された彼女が語った復讐の物語とは……。
人生の半分をただ復讐の為に生き、『後漢書』にその名を刻んだ烈女・趙娥の逸話を元に武侠小説テイストで肉付けした短編です。
生首を片手に「人を殺した」と自首してきた若い娘がいた。
平穏だった辺境の砂漠の街で、白昼堂々起こった殺人。
投獄された彼女が語った復讐の物語とは……。
人生の半分をただ復讐の為に生き、『後漢書』にその名を刻んだ烈女・趙娥の逸話を元に武侠小説テイストで肉付けした短編です。
あなたにおすすめの小説
屍山血河の国
水城洋臣
歴史・時代
恨みを抱いた死体が蘇って人を襲う。恐ろしくも悲しい歴史伝奇ホラー
複数の胡人(北方騎馬民族)が中華に進出し覇を競った五胡十六国時代の事。
漢人至上主義の下に起こった胡人大虐殺により、数十万人が殺され、その遺体は荒野に打ち捨てられた。
そんな虐殺が起きて間もない冀州・曲梁県で起こった恐ろしくも悲しい事件の顛末とは。
西涼女侠伝
水城洋臣
歴史・時代
無敵の剣術を会得した男装の女剣士。立ち塞がるは三国志に名を刻む猛将馬超
舞台は三國志のハイライトとも言える時代、建安年間。曹操に敗れ関中を追われた馬超率いる反乱軍が涼州を襲う。正史に残る涼州動乱を、官位無き在野の侠客たちの視点で描く武侠譚。
役人の娘でありながら剣の道を選んだ男装の麗人・趙英。
家族の仇を追っている騎馬民族の少年・呼狐澹。
ふらりと現れた目的の分からぬ胡散臭い道士・緑風子。
荒野で出会った在野の流れ者たちの視点から描く、錦馬超の実態とは……。
主に正史を参考としていますが、随所で意図的に演義要素も残しており、また武侠小説としてのテイストも強く、一見重そうに見えて雰囲気は割とライトです。
三國志好きな人ならニヤニヤ出来る要素は散らしてますが、世界観説明のノリで注釈も多めなので、知らなくても楽しめるかと思います(多分)
涼州動乱と言えば馬超と王異ですが、ゲームやサブカル系でこの2人が好きな人はご注意。何せ基本正史ベースだもんで、2人とも現代人の感覚としちゃアレでして……。
ただ鴛鴦を羨みて
水城洋臣
歴史・時代
戦火に巻き込まれた令嬢と、騎馬民族の王子。その出会いと別れ
騎馬民族である南匈奴が、部族を率いて後漢王朝に従属した。
そんな南匈奴の左賢王(第一王子)が、時の権力者である曹操に頼みがあるという。
彼にはどうしても、もう一度会いたい女性がいた。
後に三國志の序盤としても知られる建安年間。
後世に名を残した者たちの、その偉業の影に隠れた物悲しい恋の物語。
大奥~牡丹の綻び~
翔子
歴史・時代
*この話は、もしも江戸幕府が永久に続き、幕末の流血の争いが起こらず、平和な時代が続いたら……と想定して書かれたフィクションとなっております。
大正時代・昭和時代を省き、元号が「平成」になる前に候補とされてた元号を使用しています。
映像化された数ある大奥関連作品を敬愛し、踏襲して書いております。
リアルな大奥を再現するため、性的描写を用いております。苦手な方はご注意ください。
時は17代将軍の治世。
公家・鷹司家の姫宮、藤子は大奥に入り御台所となった。
京の都から、慣れない江戸での生活は驚き続きだったが、夫となった徳川家正とは仲睦まじく、百鬼繚乱な大奥において幸せな生活を送る。
ところが、時が経つにつれ、藤子に様々な困難が襲い掛かる。
祖母の死
鷹司家の断絶
実父の突然の死
嫁姑争い
姉妹間の軋轢
壮絶で波乱な人生が藤子に待ち構えていたのであった。
2023.01.13
修正加筆のため一括非公開
2023.04.20
修正加筆 完成
2023.04.23
推敲完成 再公開
2023.08.09
「小説家になろう」にも投稿開始。
「死の力学」の兵法家・呉起
城 作也
歴史・時代
呉起は、呉子とも呼ばれ、孫子と並んで中国古代の兵法家として名高い。
しかし誰も、彼のように生きたいとは思わないであろう。
生まれるのが早すぎた天才と、世は彼を評す。
永遠より長く
横山美香
歴史・時代
戦国時代の安芸国、三入高松城主熊谷信直の娘・沙紀は「天下の醜女」と呼ばれていた。そんな彼女の前にある日、次郎と名乗る謎の若者が現れる。明るく快活で、しかし素性を明かさない次郎に対し沙紀は反発するが、それは彼女の運命を変える出会いだった。
全五話 完結済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
退会済ユーザのコメントです
ありがとうございますー。
後漢書の列女伝(女性の逸話を集めた巻)で、生家や夫、子供に対する孝行や慈愛の逸話が残されてる人が多い中、この人だけ剣と血と生首で強烈なインパクトがあり、これは書きたいと思って物語にいたしました。
この趙娥さんも、父に対する孝行という意味では外れていないんですがw
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。