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五日目
登場人物(ネタバレあり注意)
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<主要人物>
・越村陽向
本作の主人公その1。ポニーテールが似合う快活な女の子。
二卵性双生児で、月琉の姉に当たる。怖いものが大の苦手。アナログ派。直感力に優れじゃんけんに強い(霊感があるため)。
本人は自覚していないものの霊感があり、幽霊を呼び寄せたりその意思を汲み取ったりできる。
ただそれほど強い力は持っていないので、ミスリードしたりもしてしまう。
陽向と幽霊との出会いが事件を解く鍵となっていく。
・越村月琉
本作の主人公その2。スポーツ万能成績優秀のイケメンだが、重度のオタク男子。
二卵性双生児で、陽向の弟に当たる。薀蓄好きでオカルトを馬鹿にしている。毎日日記をつける趣味がある。
霊感はまったくない。陽向とは違い、現実的な推理で事件に迫っていく。
<越村家一族>
・ばっちゃ
陽向たちの母方の祖母。
人の良いお婆さん。テレビとお風呂好き。畑仕事が生き甲斐。
ばっちゃの作るしょうが焼きは絶品。
・じっちゃ
名前は木助。陽向たちの祖父。故人。
生前は風変わりな言動をする人物として知られていたものの、その人柄から大杉集落の皆から慕われていた。
・月奈(ルナ)
陽向たちの母親。ばっちゃ、じっちゃの娘に当たる。
・太
陽向たちの父親。
婿養子として越村家に来たものの、転勤族のために家を出ている。定年になったら大杉集落に移り住もうかなとか思ってる。
ばっちゃは家に拘ってないので大して気にしていない。
・大地
陽向たちの弟。受験生。
・大ばっちゃ
本家のお婆さん。
ばっちゃとは従姉妹の関係に当たる。
彼女の家が大杉集落怪事件の内の一つ、鶏の首もげ事件の舞台である。
また、数多くある白い幽霊目撃事件の舞台でもある。
月琉の推理では、彼女の見た白い幽霊は白狐の見間違え、ということになっているが、実は杉葉の霊である。
霊となった杉葉が大ばっちゃにも助けを求めていたのだが、霊感の弱い大ばっちゃでは感じ取れなかった。
・大じっちゃ
畑仕事と動物が好きなお爺さん。婿養子として越村本家に来た。
霊感は皆無。杉葉の霊を見た大ばっちゃのことを、認知症を患っていると思っている。
<竹下さん一家>
・海人
活発な男児だったが、三年前から一変。心に闇を抱えることになった。
お堀の事件を誤魔化すためについた彼の嘘が、大杉の呪いにまつわる噂の原因の一つとなった。
・若奥さん
海人の母親。一人暮らしのばっちゃを車に乗せて買い物に連れていってくれたりする気の良い女性。
だが最近愛猫が死んだり、舅姑との関係、元気のない海人が心配だったりして、若干ノイローゼ気味。竹上の倅に強く当たったのもそのせい。
・若旦那
海人の父親。BBQ好き。焼き奉行。
リーダーシップをとったり兄貴肌なわりに、意外と周囲に流されやすい性格。竹上の倅を疑ったのもそのせい。
・お爺さん
じっちゃとは茶飲み友達で囲碁仲間、猟仲間だった。
鉄砲の怖さを知るだけに、竹上の倅を過度に警戒してしまった。
・お婆さん
最近足腰が衰え、健康面の不安からノイローゼ気味。竹上の倅をやたら警戒したのもそのせい。
・ウミ
竹下さんの家で飼われていた猫。
狐の害によってバラバラになってお亡くなりになった可哀想な猫ちゃん。
一家にトラウマを残す。
<竹上さん一家>
・竹上の倅
カブトムシが好きな青年。アニメにも詳しい。
精神に病を抱え、一時期問題を起こして精神病院に入院していた。
現在は小康状態であるものの、過去の事件による偏見や風評に悩まされている。
犯人ミスリード用のいかにも怪しい奴。
・竹上の親爺
病を抱える息子を支える健気な父親。苦労人。
・竹上のかかあ
故人。竹上の倅の母親。花火好きだった。
<その他、大杉集落の人々>
・杉葉
難病を苦に大杉の近くで自殺した女の子。
生前は動植物が大好きで、特に大杉が一番のお気に入りだった。
虫食いの被害にあっている大杉の栄養になるために大杉の近くで死んだ。
自分の遺言のせいで集落が大変なことになってて成仏できなかった。
彼女のエキセントリックな自殺動機がある意味一番のホラー。
・杉葉の父親
杉葉が生前残した謎メッセージに囚われて病み気味。
その不安を周囲に打ち明ける過程で、大杉の呪いの噂を広めることになってしまった。
・和美
杉葉の母親。娘を失ったショックから立ち直れずにいる。
最後まで闘病を頑張ると言った娘との約束に囚われ、娘が自殺したとは思えずにいる。
それで他殺説に固執し、竹上の倅を疑っていた。
・神主さん
大杉神社の神主。人が良くて集落の人々に慕われている。
集落の人々が不安に苛まれていることを知り、本社から祈祷師を呼んだり色々解決しようとしたものの、進展がなくて困っていた。
今回の陽向と月琉の活躍に、実は一番感謝している人。
・神前の娘
大杉神社前の家の孫娘。
竹上の倅が扮した死神の目撃者となった。
神主さんとは親戚筋に当たる。
・年配の警官
じっちゃと友達だった。
亡きじっちゃのように集落の問題解決に奔走する陽向と月琉を見て、一番感慨に耽っていた人。
・安岡
山東交通のバスの運転手。今は集落を出ているが、元大杉集落の住人。
若い子を怖がらせるのが趣味な悪い人。
物語冒頭、陽向たちに大杉集落の怪事件について教えてくれた。
・アルビノの狐
好奇心旺盛で獰猛な狐。
大じっちゃの鶏や竹下さん宅の飼い猫を仕留めたり、杉葉の死体を甚振ったり、悪さばかりしている。
・越村陽向
本作の主人公その1。ポニーテールが似合う快活な女の子。
二卵性双生児で、月琉の姉に当たる。怖いものが大の苦手。アナログ派。直感力に優れじゃんけんに強い(霊感があるため)。
本人は自覚していないものの霊感があり、幽霊を呼び寄せたりその意思を汲み取ったりできる。
ただそれほど強い力は持っていないので、ミスリードしたりもしてしまう。
陽向と幽霊との出会いが事件を解く鍵となっていく。
・越村月琉
本作の主人公その2。スポーツ万能成績優秀のイケメンだが、重度のオタク男子。
二卵性双生児で、陽向の弟に当たる。薀蓄好きでオカルトを馬鹿にしている。毎日日記をつける趣味がある。
霊感はまったくない。陽向とは違い、現実的な推理で事件に迫っていく。
<越村家一族>
・ばっちゃ
陽向たちの母方の祖母。
人の良いお婆さん。テレビとお風呂好き。畑仕事が生き甲斐。
ばっちゃの作るしょうが焼きは絶品。
・じっちゃ
名前は木助。陽向たちの祖父。故人。
生前は風変わりな言動をする人物として知られていたものの、その人柄から大杉集落の皆から慕われていた。
・月奈(ルナ)
陽向たちの母親。ばっちゃ、じっちゃの娘に当たる。
・太
陽向たちの父親。
婿養子として越村家に来たものの、転勤族のために家を出ている。定年になったら大杉集落に移り住もうかなとか思ってる。
ばっちゃは家に拘ってないので大して気にしていない。
・大地
陽向たちの弟。受験生。
・大ばっちゃ
本家のお婆さん。
ばっちゃとは従姉妹の関係に当たる。
彼女の家が大杉集落怪事件の内の一つ、鶏の首もげ事件の舞台である。
また、数多くある白い幽霊目撃事件の舞台でもある。
月琉の推理では、彼女の見た白い幽霊は白狐の見間違え、ということになっているが、実は杉葉の霊である。
霊となった杉葉が大ばっちゃにも助けを求めていたのだが、霊感の弱い大ばっちゃでは感じ取れなかった。
・大じっちゃ
畑仕事と動物が好きなお爺さん。婿養子として越村本家に来た。
霊感は皆無。杉葉の霊を見た大ばっちゃのことを、認知症を患っていると思っている。
<竹下さん一家>
・海人
活発な男児だったが、三年前から一変。心に闇を抱えることになった。
お堀の事件を誤魔化すためについた彼の嘘が、大杉の呪いにまつわる噂の原因の一つとなった。
・若奥さん
海人の母親。一人暮らしのばっちゃを車に乗せて買い物に連れていってくれたりする気の良い女性。
だが最近愛猫が死んだり、舅姑との関係、元気のない海人が心配だったりして、若干ノイローゼ気味。竹上の倅に強く当たったのもそのせい。
・若旦那
海人の父親。BBQ好き。焼き奉行。
リーダーシップをとったり兄貴肌なわりに、意外と周囲に流されやすい性格。竹上の倅を疑ったのもそのせい。
・お爺さん
じっちゃとは茶飲み友達で囲碁仲間、猟仲間だった。
鉄砲の怖さを知るだけに、竹上の倅を過度に警戒してしまった。
・お婆さん
最近足腰が衰え、健康面の不安からノイローゼ気味。竹上の倅をやたら警戒したのもそのせい。
・ウミ
竹下さんの家で飼われていた猫。
狐の害によってバラバラになってお亡くなりになった可哀想な猫ちゃん。
一家にトラウマを残す。
<竹上さん一家>
・竹上の倅
カブトムシが好きな青年。アニメにも詳しい。
精神に病を抱え、一時期問題を起こして精神病院に入院していた。
現在は小康状態であるものの、過去の事件による偏見や風評に悩まされている。
犯人ミスリード用のいかにも怪しい奴。
・竹上の親爺
病を抱える息子を支える健気な父親。苦労人。
・竹上のかかあ
故人。竹上の倅の母親。花火好きだった。
<その他、大杉集落の人々>
・杉葉
難病を苦に大杉の近くで自殺した女の子。
生前は動植物が大好きで、特に大杉が一番のお気に入りだった。
虫食いの被害にあっている大杉の栄養になるために大杉の近くで死んだ。
自分の遺言のせいで集落が大変なことになってて成仏できなかった。
彼女のエキセントリックな自殺動機がある意味一番のホラー。
・杉葉の父親
杉葉が生前残した謎メッセージに囚われて病み気味。
その不安を周囲に打ち明ける過程で、大杉の呪いの噂を広めることになってしまった。
・和美
杉葉の母親。娘を失ったショックから立ち直れずにいる。
最後まで闘病を頑張ると言った娘との約束に囚われ、娘が自殺したとは思えずにいる。
それで他殺説に固執し、竹上の倅を疑っていた。
・神主さん
大杉神社の神主。人が良くて集落の人々に慕われている。
集落の人々が不安に苛まれていることを知り、本社から祈祷師を呼んだり色々解決しようとしたものの、進展がなくて困っていた。
今回の陽向と月琉の活躍に、実は一番感謝している人。
・神前の娘
大杉神社前の家の孫娘。
竹上の倅が扮した死神の目撃者となった。
神主さんとは親戚筋に当たる。
・年配の警官
じっちゃと友達だった。
亡きじっちゃのように集落の問題解決に奔走する陽向と月琉を見て、一番感慨に耽っていた人。
・安岡
山東交通のバスの運転手。今は集落を出ているが、元大杉集落の住人。
若い子を怖がらせるのが趣味な悪い人。
物語冒頭、陽向たちに大杉集落の怪事件について教えてくれた。
・アルビノの狐
好奇心旺盛で獰猛な狐。
大じっちゃの鶏や竹下さん宅の飼い猫を仕留めたり、杉葉の死体を甚振ったり、悪さばかりしている。
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